「広域水道浄水汚泥」中の放射性物質の測定について(第112 報) 広域

山形県企業局水道事業課
プレスリリース
平成28年 5月11日
「広域水道浄水汚泥」中の放射性物質の測定について(第 112 報)
広域水道の浄水汚泥について放射性物質の測定を行いましたので、その結果をお知らせします。
なお、水道水(浄水)の放射性物質については、継続的に検査しており、検出されていないこ
とを申し添えます。
1 測定結果
施設名
所在地
放射性物質濃度(ベクレル/kg)
試料
結果
採取場所
採取日
判明日
(天日乾燥床番号)
セシウム 134
セシウム 137
不検出(<8.9)
9.1
合計 9.1
不検出(<5.8)
20
合計 20
不検出(<4.6)
7.4
合計 7.4
No.11
置賜広域水道
笹野浄水場
村山広域水道
西川浄水場
米沢市
西川町
4 月 27 日
4 月 27 日
5 月2日
5 月 10 日
ストックヤード
(2 回目①)
ストックヤード
(2 回目②)
No.7
No.8
No.9
No.10
No.11
No.12
No.13
不検出(<7.6)
不検出(<7.3)
不検出(<6.3)
不検出(<9.1)
不検出(<7.1)
不検出(<9.6)
不検出(<8.4)
不検出(<8.6)
不検出(<8.0)
不検出(<8.8)
不検出(<9.4)
不検出(<7.5)
不検出(<7.9)
不検出(<7.3)
※1 測定機関は置賜広域水道については日本環境科学株式会社、村山広域水道については一般財団法人山形
県理化学分析センターです。
※2 検査結果の( )内は、検出下限値です。検出下限値とは、検査機器で測定できる最小の値であり、放射
性物質の測定結果がこの数値未満である場合、
「不検出」と表記します。
【浄水汚泥の取扱いに関する国の基準】
セシウム 134 及び 137 の合計
100,000 ベクレル/kg 超
8,000 ベクレル/kg 超~
100,000 ベクレル/kg 以下
100 ベクレル/kg 超~
8,000 ベクレル/kg 以下
100 ベクレル/kg 以下
保管・処理の概要
放射線を遮蔽できる施設で保管
管理型最終処分場に埋立処分
指定廃棄物として国の責任の
もと処理
管理型最終処分場に埋立処分
市場に流通する前に製品が 100 ベクレル/kg 以下になるものは、
地盤改良材等への再利用が可能
2 今後の対応
(1)検出値が 100 ベクレル/kg 以下の汚泥は、従来どおり道路工事等の埋戻材などへ再利用を
行います。
(2)企業局が管理する広域水道及び工業用水道の浄水汚泥については、継続して放射性物質の
検査を実施する予定です。
問い合わせ先
企業局水道事業課
課長補佐 吉田 秀明
TEL 023-630-2344
[報道監]
企業局長 青木 茂美
TEL 023-630-2752