アジア内でみる給与競争力の現状

アジア内でみる給与競争力の現状
2015/16年版グローバル 50報酬レポート – アジア太平洋地域の考察
アジア太平洋地域の給与水準比較
専門職
上級役員
基本給指数 – 米国 = 100%
トップマネジメント
オースト
ラリア
香港
日本
シンガポール
韓国
台湾
中国
先 進 国
出典: ウイリス・タワーズワトソン 2015 / 2016年版グローバル50報酬レポート
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インド
インドネシア マレーシア フィリピン
新
興
国
タイ
新興ASEAN諸国の低い給与が中国の競争力を侵食
東南アジア諸国連合(ASEAN)*の新興国における基本給は
中国本土を大きく下回る
中国の専門職の給与は
フィリピンおよびベトナムを
90%~120%上回る
中国の基本給は
新興ASEAN諸国で
最も労働コストが高い
インドネシアを
5% ~ 44%上回る
*ASEANにはインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイおよびベトナムが含まれる。 シンガポールは先進国と見なされているため、新興 ASEAN諸国からは除かれる。
出典: ウイリス・タワーズワトソン 2015 / 2016年版グローバル50報酬レポート
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シンガポールの基本給は中国をはるかに上回る
シンガポールの給与は依然アジアで最も高く、世界中からトップクラスの人材を
呼び込むために、グローバルにみても魅力的な報酬を提示
シンガポール の
専門職の給与は
中国の
2倍
以上
中間管理職から
トップマネジメント層で
見ると
シンガポールは中国を
28%~52%
上回る
出典: ウイリス・タワーズワトソン 2015 / 2016年版グローバル50報酬レポート
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シンガポールと香港の給与格差は縮小しつつある
基本給の比較 -- シンガポールと香港
シンガポールの平均給与は
香港を
8%上回る
香港の有利な税率によって
シンガポールとの給与格差は
一段と縮小
12%
11%
8%
2013
2014
シンガポールと香港の平均基本給の格差
出典: ウイリス・タワーズワトソン 2015 / 2016年版グローバル50報酬レポート
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2015
台湾の上級役員・トップマネジメント給与は劣後
上級役員とトップマネジメントの給与水準:台湾とその他アジア
62%
63%
中国
香港
47%
51%
65%
インドネシア
81%
101%
97%
タイ
トップマネジメント
上級役員
給与格差は、台湾において上級役員・トップマネジメントの人材供給が安定的である一方、
新興ASEAN諸国では不足していることが原因と考えられる。
出典: ウイリス・タワーズワトソン 2015 / 2016年版グローバル50報酬レポート
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