PRESS RELEASE - GSK グラクソ・スミスクライン株式会社

PRESS
RELEASE
この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2016年4月27日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係
者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については
英語が優先します。詳細はhttp://www.gsk.comをご参照下さい。
<報道参考資料>
2016 年 5 月 12 日
グラクソ・スミスクライン株式会社
2016年4月27日英国ロンドン発
グラクソ・スミスクライン 2016 年第 1 四半期業績発表
業績は堅調で、売上は 62 億ポンド(CER ベースで 8%増)、
コア・ビジネスの一株当たり利益は 19.8 ペンス(CER ベースで 8%増)、
配当は 19 ペンス
2016 年のコア・ビジネスの一株当たり利益の成長率は CER ベースで
10-12%の見込み
グラクソ・スミスクラインplc(GSK)は4月27日(ロンドン現地時間)、2016年の第1四半期業績を発表しま
した。概要は以下の通りです。
コア・ビジネスの業績結果*
売上
コア・ビジネスの営業利益
コア・ビジネスの一株当り利益
Q1 2016
£m
6,229
1,559
19.8p
成長率
CER%
£%
8
11
13
19
8
14
Q1 2016
£m
6,229
723
5.8p
成長率
CER%
£%
8
11
(93)
(92)
(97)
(97)
業績結果
売上
営業利益
一株当り利益
単位:£mは百万英ポンド、pは英ペンスを表す
CERベース:グループの業績は、CERベース(恒常為替レート:業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと仮
定した場合の伸び率を表わす)で表示されます。業績の解説は特別に明示されていない限り、CERベースにより示されて
います。
*コア・ビジネスの業績報告:コア・ビジネスの業績は、以下を除きます-無形資産(コンピューター・ソフトウェアを除く)お
よび営業権の償却・減損、重要な買収に伴うコストを含む主要リストラクチャリング・コスト、訴訟案件および政府調査の
和解に関する訴訟関連費用(保険金の払い戻しを差し引いた額)、ロイヤリティー収入を除くその他の営業利益、関連会
社・製品・事業の売却、および主要な買収に対する税効果会計の適用を含む取引に関する会計の調整。GSK は、コア・
ビジネスの業績報告はグループの事業業績をより忠実に表し、業績をけん引する主なトレンドや要因を株主が把握しや
すくなると考えています。また、コア・ビジネスの上記の定義は、多くの競合他社でも採用しており、GSK グループの業績
もこれに合わせた形になります。
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2016年第1四半期業績概要

グループ全体の売上は、CER ベースで 8%増の 62 億ポンド、プロフォーマベースで 6%増 (CER
ベース)。
医療用医薬品は1%減の36億ポンド(プロフォーマベースで5%増)、ワクチンは23%増の8億
億8200万ポンド(プロフォーマベースで14%増)、コンシューマーヘルスケアは26%増の18億
ポンド(プロフォーマベースで4%増)。

新製品の売上は 8 億 2100 万ポンド(2015 年第 4 四半期は 6 億 8200 万ポンド、2015 年第 1
四半期は 2 億 6900 万ポンド)で、HIV(「テビケイ」、「トリーメク」)、呼吸器(「レルベア」、「アノー
ロ」、「エンクラッセ」、「ヌーカラ」)および髄膜炎ワクチン(Menveo、Bexsero)がけん引。
新製品の売上は、今や医療用医薬品の総売上の 20%を占める。

売上の勢い、コスト管理、再編・統合プログラムによるベネフィットにより、3事業全てにわたり営
業レバレッジと営業利益率が向上。
再編・統合プログラムにより 2016 年第 1 四半期は、4 億ポンドのコスト削減。2017 年の年末
までに年間で 30 億ポンドを削減する計画は順調に前進。
2016年第1四半期の営業利益率は、医療用医薬品で32%、ワクチンで29%、コンシューマー
ヘルスケアで17%。

2016 年第 1 四半期のコア・ビジネスの一株当たり利益は 19.8 ペンス、CER ベースで 8%増。

2016 年第 1 四半期の一株当たり利益は 5.8 ペンスで前年同期比を下回る。これは、2015 年第 1
四半期における 93 億ポンドのノバルティスへのオンコロージ事業の売却益や他の売却益を反
映。
再編関連費用は一株当たり3.3ペンス、取引に伴う非現金費用は一株当たり6.9ペンス(主に
HIVおよびコンシューマーヘルスケア事業関連)。

2016年のコア・ビジネスの一株当たり利益の成長率はCERベースで10-12%の見込み。
為替相場が第1四半期末のレベルを維持した場合、2016年のコア・ビジネスの一株当たり利
益への影響は8%増の見込み。

2016 年第 1 四半期の配当は 19 ペンス。2016 年および 2017 年の年間配当は引き続き 80 ペン
スの見込み。

新たなR&Dパイプラインの開発が引き続き前進。呼吸器、HIV、がん、免疫・炎症性疾患および
稀少疾患の主要疾患領域が進展。
「ヌーカラ」が重症喘息治療薬として日本で承認。
Strimvelisが稀少疾患であるADA-SCIDに対して欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会
(CHMP)より肯定的見解を受領。
HIV治療薬cabotegravirの第II相臨床試験データが、2016年下半期にHIV予防・維持療法の
ための第III相試験に進むことを支持。ブリストル・マイヤーズ スクイブの抗HIV薬のR&D資
産の買収取引が完了。
変形性手関節炎のためのGM-CSF抗体の第II相臨床試験を開始。
NY-ESOが滑膜肉腫に対して米国FDA breakthrough therapy(ブレークスルー・セラピー)
に指定、BET阻害薬の第I/II相臨床試験データがNUT midline carcinomaに対する開発を支
持、現在がんに対する11の開発品の第I/II相臨床試験が進行中。
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生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、
人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使
命としています。
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