平成 28 年５月 11 日各位会社名シスメックス株式会社代表者名代表取締役会長兼社長家次恒（コード番号 6869）問合せ先責任者執行役員経営管理本部長長尾博司（ＴＥＬ 078－ 265－ 0500）シスメックスアイノスティクスに係る関係会社出資金評価損の計上及びのれんの一時償却に関するお知らせ当社は、平成 28 年３月期（平成 27 年４月１日～平成 28 年３月 31 日）において、連結子会社であるシスメックスアイノスティクスゲーエムベーハー（以下、シスメックスアイノスティクス）について、当社保有の関係会社出資金に対する評価損の計上、及び同社に係るのれんの一時償却を行いましたので、下記のとおりお知らせいたします。記１．関係会社出資金評価損及びのれんの一時償却の内容（１）個別決算当社が平成 25 年 10 月に買収いたしましたシスメックスアイノスティクスへの出資金について、同社の事業計画に対する進捗状況や今後の業績見通しを踏まえて検討を行った結果、実質価額が著しく低下していることから、減損処理を行い、関係会社出資金評価損として 4,921 百万円を特別損失に計上いたしました。（２）連結決算個別決算において上記の評価損を計上したことに伴い、連結決算において、同社に係るのれんの一時償却額 37 百万円を販売費及び一般管理費に計上いたしました。なお、個別決算で計上した関係会社出資金評価損は連結決算上消去されるため、連結業績への影響はありません。のれんの一時償却額 37 百万円が連結業績への影響額となります。２．今後の見通し本件については、本日公表した「平成 28 年３月期決算短信〔日本基準〕（連結）」に反映しております。今後もグループ全体でシスメックスアイノスティクスの収益改善と経営体質の強化に取り組み、同社の技術を活用した新たな検査・診断技術の開発と普及を通じ、個別化医療の発展に貢献してまいります。以上