Q艦娘が少ない場合はどうすればいい?Aじゃあ提督が戦

Q艦娘が少ない場合はどうすればいい?Aじゃあ提督が戦おう!
宗也
︻注意事項︼
このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にP
DF化したものです。
小説の作者、
﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作
品を引用の範囲を超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁
じます。
︻あらすじ︼
これはある出来事によって無人島の鎮守府に左遷された提督の物
語である。
注意 この小説は艦隊これくしょんの二次創作です。オリ主の提
督で、この提督は敵と物理で戦います。あと駄文です。これらが苦手
な人はブラウザバッグすることをオススメします。
第
第
第
4
3
2
話 │││││││││││││││││││││││││
1
37
30
23
16
7
1
目 次 第
話 │││││││││││││││││││││││││
第
5
話 │││││││││││││││││││││││││
話 │││││││││││││││││││││││││
話 │││││││││││││││││││││││││
話 │││││││││││││││││││││││││
第
6
第
話
﹁はぁ、あれから3年か。﹂
そう言い俺はみかん箱の上に置いてあるペットボトルの水を飲む。
おっと、初めましてだな。俺は日本のとある地域にある鎮守府に所属
している提督だ。地域と言ってもライフラインも建物もない無人島
だけどな。DA○H島じゃねえかと思った皆様、正解だ。
﹁時が経つのは早いもんだ。﹂
歳は二十歳、もちろん男だ。3年前にある理由によってここの鎮守
府の提督に着任した。階級は小佐、まあそんなことはどうでもいいだ
ろう。
﹁しかしなぁ、ここに着任してから3年経ったが、未だに机がみかん
箱ってどういうことなんだか。﹂
﹂
3年も経てば色々家具とか揃うはずだが、俺のいる鎮守府にはたく
さんの問題があった。
﹁まず1つとしてなぁ、資材が支給されないってどういうことだよ
問題点その1、資材が支給されない。普通なら着任した時に燃料や
!?
鋼材などが支給されるが、俺の所には支給されない。しかもここに着
縛りプレイをしろってことですか
海軍の奴等め。﹂
任してから3年経ったが、1回も海軍から資材が支給されない。
﹁あれですか
!?
たまに他の鎮
?
?
﹁だけどな、ボーキサイトがたまんねえんだよ。﹂
自分で採掘してんだよ文句あっか
?
﹁3年でこの量、泣けるぜ。﹂
な。他の資材はたまにここにくる輸送船の人達から貰った。
この島はボーキサイトが採れるんだよ。何故採れるかは知らんけど
どうやって貯めたかって
こ
守府の奴等から貰うんだよ。有り余っているからくれてやるだと。
ト300、弾薬5000だ。弾薬の数がおかしいって
3年かけて集めた資材は燃料1500、鋼材1500、ボーキサイ
﹁お陰で資材が少ないんだよな。﹂
資材をやるくらいなら他の鎮守府に資材を支給した方がましだと。
何度が資材の支給の申請をしたが、全て却下された。理由はお前に
?
1
1
そう思いながら水を飲む。本当ならコーヒーとか紅茶とか飲みた
いが、ここの島には店が無いからな。雨水を沸騰させた水を飲んでる
よ。
﹁次に、俺以外に人がいない。﹂
これも本来なら建造してくれる妖精や開発をしてくれる人、料理を
してくれる人などがいるはずなのだが、これも海軍の奴等がお前には
もったいないと言って誰一人寄越さなかった。マジで死ねばいいと
思う。
﹁だから建造とか開発とか出来ねえんだよなぁ。﹂
そもそも電気が自家発電の時点でこの島で建造とか無理な話だけ
どな。施設とかもねえし。
﹁だから食べ物とかも自給自足、ハハッ、笑えねえ。﹂
そんな状況でもここの島で3年生きてきた俺を誉めたい。まあ、筋
肉モリモリマッチョマンや、マシンガン等を持って暴れるマッチョマ
かねぇ。
﹁さてと、餌は手作りのルアーを使うか。よっと
﹂
!!
2
ンに色々と生きる術を教えてくれなかったらやばかったな。決して
コマ○ドーやラン○ーに出てくる人達じゃありませんよ
あるのは木材を使って建
﹁さて、今の時間は、朝の6時か。そろそろ飯にすっかな。﹂
?
しかも執務室︵笑︶一室と艦娘用
と言っても食堂とか無いんですけどね
てた一軒家みたいな建物しかない
の部屋が六室しかないけどな。
﹁今日は、魚でも食べるか。﹂
!!
さて、釣竿を持って歩いて3分の海岸に行きますか。今日は釣れる
!!
そう言い俺は釣りを開始する。あぁ、太陽が眩しいぜ。今日は晴れ
だな。
﹁⋮⋮⋮⋮。﹂
﹂
暇だな。ちょっと寝るかな。
﹁ふぁ∼あ、おやす⋮⋮おっ
!!
寝ようと思った時に釣竿が盛大にしなった。これは大物の可能性
があるな
!!
逃がしてたまるかよ
﹂
だがこんなもの、気合いがあればどうって事はない
﹁久々の魚
お、重い
﹂
よし、どんな魚な、ん、だ。
﹂
﹂
とにかく、修理しないといけないな
何で何もないここの島で釣れるんだ
妹だな。大破しているから誰かはわからんが。
﹁何で
ザブーーーン
金剛型姉妹を入渠施設目掛けてぶん投げる。
﹁と言うわけで、キャッチ&入渠
誰かが轟沈させたのか
!?
どな
入渠施設の外に水を沸かす物がある。ほら、戦国時代
それを風呂版に変えたもの。説明下手ですまんな。
醤油をかければ意外といけるぞ
ただ50%の確率で腹を壊すけ
﹁飯は、そこら辺の草でも食べますか。﹂
だろ
などの人が白米を食べるときに一生懸命火の近くでふーふーしてた
沸かすかって
今は只の水風呂だからな。沸かさないと可愛そうだ。どうやって
﹁さて、沸かしますか。﹂
天井はないぞ。でもシャワーは付いてるぞ。
施設と言ってもデカイ浴槽を木の壁で囲ったお粗末な物だけどな。
﹁よし、ちゃんと入渠施設に入ったな。﹂
!!
!
な、なんか、女の子が釣れたぞ しかも、これは戦艦の金剛型の姉
﹁﹁きゅ∼∼⋮⋮。﹂﹂
釣れたぁ
﹁おらぁぁぁ
!! !! !! !!
?
!!
3
!!
!!
?
!!
?
!?
?
!!
﹁ふー、ふー。﹂
ぜぇ、ぜぇ、かれこれ一時間はこの火に息を吹き掛ける作業をして
いる。早く湯沸し器が欲しい
たっぷり取れるな
ここはどこデスか
何でこんな所にいるんデスかネ
そこら辺に生えてた草を食べながら作業をしている。食物繊維は
﹁もう疲れたモシャモシャ、やってられっかモシャモシャ。﹂
!!
金剛だな。
﹁気が付いたかー
﹂
﹁気が付きましたヨ、って誰デスカ
﹂
出来ることなら止めたい
!!
﹁それは後で説明してやるから入渠施設から出てくれないか
お湯を沸かすのもう疲れた
!!
﹁わかりましたヨ、ほら、比叡もくるネ。﹂
﹂
一人気が付いたみたいだな。しかもこの片言のしゃべり方、
﹁うーん、はっ
﹂
!!
ら喜ぶんだけどなぁ。
﹁来たみたいだな。﹂
﹁貴方が私達を救出してくれた人デスカ
ありがとうなのデース
﹂
ソファーは艦娘用にとっておい
今は金剛と比叡を執務室︵笑︶のソファーに座らせている。俺
はみかん箱に座ってますけど何か
?
!!
うん、片言のしゃべり方、慣れないな。つーか人にあったのが二ヶ
?
た物を使ってる。
俺
もう一人は比叡か、ここの島に来て初めての艦娘が戦艦か、普通な
?
おっ
?
!?
?
4
!
?
!
?
月振りだから涙が出そうになる。
﹁取り敢えず、自己紹介頼む。﹂
よろしくデース
もう知ってるけど、念のためな。
﹁私は金剛といいマース
﹂
!!
﹂
﹁金剛に比叡、よろしくな。﹂
提督は貴方なのデスカ
﹂
そう言い俺は二人に握手をする。何でするかって
﹁ここはどこですカ
提督をしている。﹂
?
﹁色々あったんだよ。気にすんな。﹂
?
朝食用の魚を釣ろうと思って海岸で釣りをしていた時に君達
﹁ところで何故私達はここにいるのですカ
﹁んっ
﹂
タンクトップに白のズボンだ。軍服なんて支給されねえよ。
比叡の言う通り、俺は軍服を着ていない。俺が今着ているのは白の
﹁提督なのにどうして軍服を着ていないのですか
﹂
﹁ここは日本のある地域の無人島だよ。一応、ここの地域の鎮守府の
?
昔の癖さ。
﹁私 は 金 剛 お 姉 様 の 妹 分 の 比 叡 と 言 い ま す。よ ろ し く お 願 い し ま す
!!
﹂
何で比叡は驚いているんだ
﹁ぶん投げたって、私達をですか
何だ
!?
だ
﹂
﹁どういうことデスカ
﹂
﹁まあ、その話はいいだろう。さて、金剛と比叡はこれからどうするん
?
訳にもいかないから入渠施設に目掛けて釣竿ごとぶん投げた。﹂
が釣竿に引っ掛かった。その時君達は大破していたからな、ほっとく
?
?
問題点有りすぎてもうどうでも良くなったけどな。
﹂
﹁どのような問題点⋮⋮もしかして提督がみかん箱に座っていること
ですか
だ。﹂
インがほぼない、まともな食事がとれない、人が俺しかいないって事
﹁比叡、それは違う。単純にまとめると資材が支給されない、ライフラ
!?
5
?
?
!!
﹁ここは他の鎮守府と比べて色々と問題点がある。﹂
?
?
ブラック鎮守府の中でもトップになれる自信があるぞ
くねえ。
何も嬉し
﹂
君達はまだ
﹁つまり、出撃はおろか、まともな生活も出来ないってことデスネ
!!
?
﹂
?
﹂
﹁でも、提督は私とお姉様以外の艦娘を持っていないじゃないですか
奴等は喜んで金剛と比叡を回収しに飛んでくるだろう。
金剛も比叡も貴重な戦艦だからな。俺が海軍に連絡すれば海軍の
鎮守府に行くことが出来るぞ
ここの鎮守府に正式に所属されていないから海軍に連絡すれば他の
﹁見も蓋もない事を言えばそういう事だ。で、どうする
!!
﹁まあそうだな。ここ3年は全て俺一人でここの地域を守ってきたか
らな。艦娘が居なくてもあんまり変わらねえよ。﹂
﹁⋮⋮⋮⋮。﹂
﹂
﹂はっ
さて、比叡と金剛はどうするのかねぇ。多分ここから出ていくだろ
﹂
もっと待遇の良い鎮守府の所に行かなくていいのか
!!
う。
比叡もそれでいいデスカ
﹂
﹁さて、海軍のくそったれな奴等にれ﹁連絡しなくていいデス
﹂
﹁私はここに残るデス
?
﹁お姉様がここに残ると言うなら私もここに残ります
﹁いいのか
みかん箱に座っているような提督だぞ
?
!!
!!
﹂
!!
﹂﹂
だし、相当きついからな
﹁﹁ハイ
覚悟しておけよ
?
﹂
﹁⋮⋮そうか、わかったよ。そこまで言うならここに残るといい。た
﹁私もお姉様と同様です
﹂
﹁大破して轟沈した私達を救ってくれた提督に恩返しがしたいのデス
?
?
?
﹂
!!
さて、ここからどうなるのかねぇ。
﹁じゃあ飯の準備だ。行くぞ
やっべ、偉そうな事言ったけど、実際嬉しすぎて泣きそうだ。
!!
6
!!
?
!!
第
話
言ってみろ。﹂
﹂
どうしてこんなに豪華なんですカ
﹂
1つ質問したいことがあるんですけどいいですカ
﹁さて、今日の朝食は豪華にした。たんと食えよ
提督
どした金剛
﹁H e y
﹂
﹁んっ
﹁ここは無人島なんですよネ
﹁何だ
不満なのか
﹂
おひたしが乗った皿が置いてある。
執務室︵笑︶のテーブルには白米、味噌汁、焼き魚、ほうれん草の
!?
!!
?
魚だけとかと考えてました。﹂
﹁食事くらいは良いものを食べたいだろ
?
﹂
流石に紅茶はないと思いますよ
私紅茶が飲みたいネ
は不味いな。後で違う草を食べてこよう。
﹁提督
﹁お姉様
﹁⋮⋮なぜあるのですか
﹂
!!
!!
﹁あるぞ、ダージリンしかないけどな。﹂
!!
﹁流石提督ネ
ら。︶﹂
﹂
﹁︵もしかしたら、ここブラックじゃなくてホワイトなんじゃないかし
?
!!
﹁淹れ方は期待するなよ金剛
﹂
と知っていたからな。だから紅茶の葉も栽培しておいた。
なんだよ比叡、そんな不思議そうな顔をして。金剛は紅茶が好きだ
?
﹂
そう言いながら俺は草にマヨネーズをかけて食べる。うっ、この草
き用に使うと決めたからな。﹂
﹁俺はこれでいいんだ。実際備蓄しておいた食料などは艦娘が来たと
﹁でも提督の机のみかん箱の上には水と草しかありませんけど。﹂
肉や魚、米や酒などをたっぷりと備蓄してある。
蓄しておいたからな。﹂
3年かけて色々なものを備
﹁いえ、ライフラインはほぼないって言っておりましたので、てっきり
?
!!
7
?
?
!!
!!
2
?
?
さて、朝食も済ませた事だし。何するかねぇ。
どんな人が来るのか楽しみネ
﹂
どうやって建造するのですか
確か妖精はいないんで
﹁そうだ、一発景気付けに建造でもしてみるか。﹂
﹁賛成ネ
﹂
﹁ですが提督
したよね
簡単な話さ。
じゃあどうするのかって
﹁比叡の言う通り、ここには妖精なんかいない。﹂
?
!!
﹂﹂
自分で造るって正気ですか
﹂
しばらく建造しなかったから忘れた。
﹁て、提督
﹂
揚するぜ
﹁提督って人間なんですかね
﹂
﹁わからないデース。だけど、提督は凄い筋肉を持っていますネ
活をしてきたら嫌でもこうなるさ。
﹂
後ろで金剛と比叡が何か話しているな。まあ、3年もサバイバル生
!!
?
!!
そう言い俺はハンマーを掴む。さて、3年振りの建造だ。気分が高
よ
﹁それしかねえだろ比叡。大丈夫だ、妖精よりも速く造ってやるから
!?
たかな
レシピは燃料400、鋼材600、弾薬30、ボーキサイト30だっ
﹁いっそのこと戦艦をもう一人増やすか、敵の脅しにもなるだろう。﹂
が甦る。
さて、どの艦娘にするか。駆逐艦は⋮⋮止めておこう。嫌な思い出
﹁﹁ハイッ
﹁自分で造る。金剛と比叡は危ないから離れておきな。﹂
﹂
﹁じゃあどうするんですか
?
!?
!!
?
8
?
!!
?
?
!!
﹂
よろしくしますね
筋肉モリモリマッチョマン建造中⋮⋮
﹁出来たぞ
私愛宕よ
さて、建造で出来たのは。
﹁パンパカパーン
﹂
!!
﹂
﹂
﹂
と言っても二十歳ですけどね
﹁長年の経験
出来るのですか
﹁重巡を造るのに普通は一時間半かかるのにどうして提督は30分で
﹁何だ比叡
﹁提督、1つ聞きたいです。﹂
重巡だったか、まあいいか。にしてもスタイルいいな。
!!
!?
してみるか。﹂
?
きたい。
﹁あらあら、ではどうするのかしらぁ
﹂
﹁じゃあまずは金剛、俺に砲撃を撃て。﹂
それは提督が死んじゃいますヨ
!?
?
﹁そんなくらいで死んでたらここの鎮守府に着任した次の日に死んで
﹁て、提督
﹂
燃料は残り1000くらいだからな。いざって時の為に取ってお
﹁弾薬や燃料が勿体無いから却下。﹂
﹁演習をするんですカ
﹂
﹁さて、ここら辺で金剛達がどれくらいの火力を持っているかテスト
!!
?
9
!!
!!
?
!!
る。﹂
﹂
本当に行きますヨ
﹂
みっちりと鍛え上げたからな。死にはしない。
﹁い、行きますヨ
﹂
love
﹁つべこべ言わずに来い
﹁banking
﹂
って10メートルしか離れていないのに全弾発射かよ
けどさ。
ズドォォォォーーーン
つい全力でやってしまったのネ
提督は木端微塵になってますよ絶対
!!
あー煙が目に染みる。意外ときついな。
﹁あらあら、ほぼ無傷ね。提督は人間なのかしら∼
現にいるぞ
ここにな
﹂
﹂
まあいい
﹂
﹂
﹁戦艦の砲撃を受けてほぼ無傷な一般Peopleが居ますか
﹁ひどいな愛宕、俺は紛れもない一般Peopleだぞ
!!
!?
﹁ふぅ、火力は想定以上だな。流石は金剛型の1番艦だ。﹂
﹁これはやり過ぎかしらねぇ∼。﹂
﹁お姉様やり過ぎです
﹁はっ
!!!
!!
撃ちたくないですよ
﹁わかりましたよ撃ちますよ
﹂
提督が死んでしまいます
?
ここは無人島なのよねぇ
﹂
撃を喰らった後は倒れそうになったけどな。
﹂
その後、比叡と愛宕の砲撃を身を持って体験した。流石に愛宕の砲
!!
!!
叡、お前だ。﹂
﹁ひえぇぇぇ
!!
﹁じゃあ撃たなかったら食事は俺と同じメニューな。﹂
!!
時間は進み、夕食。
﹁ねぇ金剛
?
10
?
?
!!
!!
!!
?
!!
﹁これくらい耐えれないとここの鎮守府の提督は務まらんさ、次は比
?
!?
!!
!!
﹁そうネ
ヨ。﹂
﹂
昼間この辺りを散策したけど、森とか川とかしかなかった
﹁なのにどうして今日はすき焼きなのかしらぁ
えよ。﹂
﹂
艦娘に不自由な思いはさせたくないからな。特に食事。
﹁それじゃあ、お言葉に甘えますね♪﹂
丁度いいか
?
自家発電って提督が自転車を漕いで発電してるんですカ
﹁ふぅ、ふぅ、温度はどうだ
﹁提督
鍋の水を沸か
!!
?
﹂
?
﹂
行くぜ
﹂
オラオラオラオラオラ
比叡はいい子だな。涙が出てきそうだ。
﹁よし、もう一頑張りだな
!!
﹁ねぇ金剛、本当に提督って人間なのかしら
﹁それは、私もわからないネ愛宕。﹂
﹂
﹁わかってますよお姉様。提督、あまり無理をしないでくださいね。﹂
にネ
﹁それは⋮⋮食べたくないデスネ。比叡、提督の分も残しておくよう
な状態ですき焼きを食べたいか
﹁それに、今付いてる電灯も俺が漕いでないと消えるからな。真っ暗
これも一種のトレーニングさ。日々鍛練あるのみさ。
してんの。﹂
すのに電気が必要。だから俺が自転車を漕いで発電してお湯を沸か
﹁そうだぞ金剛、すき焼きを食べるにも鍋がいるだろ
﹂
﹁いいじゃねえか愛宕、愛宕の歓迎会として用意したんだ。たんと食
?
!!
いる。
すき焼き
はやっぱり牛肉だな。そして、今は深夜、金剛達は自分の部屋で寝て
あの後、俺は久し振りに肉を食べた。マジ美味しいです
!!
!!
?
!!
11
?
!!
!!
﹁さて、書類も書き終わったし、見回りでもしてくるかな。﹂
誰だ
﹂
書類仕事は慣れんな。羽ペンだから書きづらい。ボールペンがい
い
﹁懐中電灯、懐中電灯っと。んっ
?
まだ起きてますか∼
﹂
執務室のドアの前に誰か立っているな。
﹁提督∼
?
﹂
まあ構わないが。
﹁と言っても20分程だぞ
何でだよ
﹁じゃあ私も付いていきますねぇ。﹂
﹁何だ愛宕か、起きてるよ。これから見回りに行くところだ。﹂
?
た。
﹁どうした
﹂
﹂
﹂
﹁提督は、何故そこまで艦娘に良くしてくれるのですか
あったんですか
﹁何故そう言い切れる
﹁何となくです。﹂
何か過去に
?
俺が前、愛宕が後ろで歩いていると急に愛宕から質問が飛んでき
﹁提督、1つ聞きたい事があります。﹂
愛宕に引っ張られるように俺は外に出る。星が綺麗だな。
﹁大丈夫よぉ、さぁ、行きましょう。﹂
?
?
?
んだ。﹂
?
どうやら敵が来たようだな
﹂
!!
﹁取り敢えず愛宕は金剛と比叡を起こしてくれ
あいつ一体とは限ら
海岸の向こうに一体だけ敵がいるな。あれは駆逐ロ級か。
﹁そこか⋮⋮むっ
あれは忘れられない。いや、忘れてはいけないんだ。
だ。﹂
﹁言 葉 を 選 ば す に 言 う と、俺 が 率 い て い た 艦 娘 を 全 員 轟 沈 さ せ た ん
﹁全滅って、どういう意味ですか
﹂
﹁詳しくは言えないがな、俺はある任務で艦娘を全滅させた事がある
と甘かったか。
やれやれ、愛宕には気付かれないと思ってたんだが、考えがちょっ
?
?
!
!!
12
?
!!
﹂
ないからな
﹁提督は
﹂
﹁いいから行け
﹂
﹂
﹁さて、最近出てこなかったな。ちょっとストレス発散に付き合えや
愛宕は心配そうな目で俺を見た後に鎮守府の方に走っていった。
!!
!?
!!
﹂
そう言い俺は艦装を着けて出撃する。
﹁
俺が出撃すると同時に敵は魚雷を撃ってくる。
﹁はぁ、別に避けるのは簡単なんだがほっといたら色々と面倒だから
なぁ。﹂
真実はいつも1つ
﹂
﹂
砂 浜 に 当 た っ て 爆 発 で も し た ら 鎮 守 府 の 建 物 が 危 な い。火 で も
移ったら大変だ。
﹁ならどうするかって
﹁
!!
せる。その衝撃で駆逐ロ級は海に沈んでいった。
﹁他愛もない。もう少し骨のある奴⋮⋮っておいおい。﹂
駆逐ロ級を倒したと思ったら近くに重巡リ級がいた。
!!
﹂
!!
俺は駆逐と同様にリ級に拳骨を喰らわせる。だが重巡、沈んではく
﹁お前も一発拳骨喰らえ
砲撃してくるが、それを加速、減速で避ける。
そう言い俺は重巡リ級に突っ込む。リ級も俺を近付けさせないと
﹁︵愛宕達はまだ来ないな、だったら俺が沈めるしかねぇって事だ
︶﹂
俺は駆逐ロ級の砲撃を避けながら近付き、思いっきり拳骨を喰らわ
﹁今度は俺の番だな。喰らいやがれ
﹂
こんな魚雷、どうってことねえ。まだ金剛の砲撃の方が痛かったぞ
!!
!!
ウラーーー
!!
?
俺が魚雷にぶつかればいいのさ
﹂
ドゴーーーーン
﹁ヤッタゾ
!!
﹁残念、それはフラグというもんだ。﹂
!!
13
!!
!!!
!!!
!!
﹂
れなかった。寧ろ至近距離で砲撃をしてきた。
﹁マジかよ
その砲撃を直撃してしまい轟沈、するわけねえじゃん
んざ甘過ぎるな
﹂
小破もいってないな。俺の生命力は600だからな
!!
!!
じゃないか
﹁ちょっと距離を取ってと。﹂
﹂
確か砂浜に⋮⋮あったあった
﹁これがあれば負けねぇ
﹁喰らえ
止まれの標識アタックーー
﹂
!!
鉄で作られてる物がある
?
っと、執務室に戻るかな。﹂
来たらやべえな。何か対策でも考えるか。
?
﹁ただいまっと。﹂
ちょっとお話があるんですけれど∼
?
あっ、ヤバッ
﹂
﹁逃げるが勝ち﹁逃がさないわよぉ。﹂愛宕
たっけ
!?
もしたのか
お前そんなに速く動け
提督一人無茶し過ぎデス
逃げようと思ったら愛宕が扉の前に立ち塞がってた。瞬間移動で
!?
!!
執務室に帰ったら金剛、比叡、愛宕が黒い笑顔で待ち構えていた。
﹁﹁﹁て∼い∼と∼く∼
﹂﹂﹂
久々に戦った。今回は重巡だったからなんとかなったが、戦艦とか
﹁勝利
いたらしく、沈んでいった。
俺は止まれの標識で重巡リ級を殴り飛ばした。どうやらかなり効
!!
そう言い俺は再度重巡に突っ込む。砲撃してくるが、遅い遅い。
!!
!!
るんだがなぁ。せめて鉄があれば、んっ
機銃とか艦娘が装備している物があれば簡単に沈ませる事が出来
﹁しかし、拳骨でも沈ませる事は出来るけど時間がかかるしなぁ。﹂
まねえ
簡単には沈
﹁生憎と、タフさは艦娘以上だからな。そんな砲撃で轟沈させような
!!
!!
!!
!?
14
!!
!!
!?
﹁何 故 私 達 を 出 撃 さ せ な か っ た ん デ ス カ
﹂
!!
﹁お姉様の言う通りです
﹂
そんなにボロボロになって
ら私達どうすればいいんですか
提督が死んだ
!!
﹂
﹂﹂﹂
﹁必要ない
﹁反省の色無しね∼、ちょっとお話が必要ねぇ。﹂
てないから大丈夫だ。
ただ服がボロボロになっただけじゃねえか。血とかも多少しか出
﹁俺は死なねえよ。こんなもの小破でもねえよ。﹂
!!
!!
その後二時間程説教されました。途中うたた寝したら愛宕に頬を
﹁⋮⋮ハイ。﹂
﹁﹁﹁正座
!!
引っ張られました。意外と痛かった。
15
!!
第
話
﹁ったく、説教するだけして、その後は寝るのかい。﹂
金剛、比叡、愛宕は俺に説教した後は執務室のソファーの上で寝や
﹂
がった。まあ当然か。深夜に襲撃があった後、俺に二時間も説教した
からな。
﹁全く、布団掛けないと風邪引くぞ
こいつらの寝顔は女神ですか
﹁うーん、提督∼、大好きネ∼。﹂
﹁お姉様ぁぁぁぁ⋮⋮。﹂
﹁すぅ、すぅ。﹂
何だ、この可愛い生物は
?
?
﹁というわけでおやす。﹂
寝よう、こんな朝日が照っている中で寝るのも悪くない。
﹁釣りは止めよう。そうしよう。﹂
まさか、まさかな。
﹁はぁ、朝日が眩しい。ってか、このシーン前にもあったな。﹂
とか釣れたりして。
嫌いじゃないんだけどな。今日は何が釣れるのかねぇ。また戦艦
﹁しかし、釣りしかしてねえな。まあ、ここの島に娯楽なんてないし。﹂
さて、何するかな。何もする事がないし釣りでもしますか。
﹁取り敢えず、起こさないように静かに執務室から出るか。﹂
?
筋肉モリモリマッチョマン睡眠中⋮⋮
16
3
﹂
﹁Zzz・・・﹂
﹁うわぁぁぁぁ
何だ何だ敵襲か
ゴチーーーン
﹁痛ってぇ
方か。
﹁おーい、大丈夫か
﹂
﹁わ、私達を、助け、て。﹂
﹂
﹂
対して戦艦ル級はほぼ無傷、あれ
﹁駆逐艦⋮⋮ッ
やばくね
くそっ、あの時の嫌な思い出が出てくる。
?
だ
﹂
﹁もう2度と起こさない。そのために俺は3年間死物狂いで鍛えたん
特に駆逐艦、轟沈したあいつらの表情は忘れられねぇ。
ることしか出来なかった。﹂
﹁あの時、俺は何も出来なかった。ただ艦娘が轟沈していく様子を見
?
﹁駆逐艦は響、正規空母は加賀か。そしてどちらも大破している。﹂
と言った方がいいな。
ば駆逐艦と正規空母が戦艦ル級三体と戦っていた。いや、逃げている
?
?
そう言い榛名は気絶した。助けて
嫌な予感がして沖の方を見れ
⋮⋮ ま た 艦 娘 か。し か も 金 剛 型。眼 鏡 を か け て い な い か ら 榛 名 の
﹁きゅ∼⋮⋮。﹂
気持ちよく寝てたら頭に何か激突したぞ
!?
!! !!!
!!
はしない
﹁榛名、お前は先に入渠してろ
﹂
!!
やり方が荒いって
気にすんな
!!
気絶している榛名をぶん投げて入渠施設に入れる。よし、これであ
と二人
?
はボコボコにしてやるだけだ
﹂
がった、響は諦めて身を屈めた、それを加賀は身を挺して守ろうとし
!
!!
そう言い俺は艦装を装着して沖に出る。むっ
響に砲弾が行きや
﹁戦艦だろうがなぁ、俺の管理している地域で好き勝手やっている奴
!!
17
!!
!!
!!
もう見捨てない、俺の目の前や管理している地域で轟沈なんかさせ
!!
ている。
﹁それは、俺の役目だぁぁぁ
ドゴーーーーン
﹂
スピードを最大にして響と加賀の前に立ち塞がる。
!!
﹂
﹂﹂
﹁何故イキテイル
艦娘デモナイオマエガ
﹂
!?
﹂
だったらありったけの砲撃をぶちこんでみるといい。﹂
﹁ツヨキノシセイモソコマデダ
﹁不思議か
!?
そう加賀と響に言い、戦艦ル級三体の前に立つ。
﹁そんなのは後で説明してやる。そこにいろ。﹂
﹁﹁あ、貴方は
﹁ちゃんと俺を狙ってくれなきゃ困るだろ。﹂
俺は響に当たる砲弾を自分が当たりに行った。意外と痛てえな
﹁ナニッ
﹁おいおい、何処を撃ってるんだよ。﹂
﹁オワッタナ、大破シテイル時点デワレラニイドムカラダ。﹂
!!
温いな
﹂
﹁その程度の火力か
でみな
そんなんじゃ俺は沈まねえぞ
もっとぶちこん
!!
ニングをしている時点でドMなんだろうけど。
﹂
?
﹁ハァ、ハァ。﹂
まだ抗うか
﹁どうやら全弾使いきったようだな。さてどうする
ても俺は小破だぞ
?
﹂
!?
見てもこの状況は変わらねえぞ
オマエノステータスヲミレバ
弾薬を使い切らせればいいんだよ。
﹁ツヨガルナ
﹁ス テ ー タ ス を 見 れ ば な ん だ っ て
﹂
?
!!
うするか
流石に物理で戦艦三体に勝てるほど鍛え上げてない。だったらど
?
全弾俺にぶつけ
これだけ聞くとドM発言に捉えられるな。まあ、こんな島でトレー
?
そう言い戦艦ル級は一斉に俺に砲弾を当ててくる。ふっ、まだまだ
!!
?
?
か。
18
?
!!
!?
!!
!!
俺のステータス、生命力400/600だぞ。何を驚いているんだ
?
﹁オボエテロヨ
イツカカリヲカエスカラナ
﹂
!!
﹂
!!
﹂
!!
﹂
!!
﹂
﹂
!!!
じゃねえな
﹁ふーふー
﹂
﹂
愛宕に見付かった
﹁て∼い∼と∼く∼
やべっ
どうする、どう切り抜ける
!!
あっ、詰んだ。
﹂
﹁さぁて、こっちに来なさい♪﹂
﹁俺の傍に近寄るなぁぁぁぁ
!!!
俺のタンクトップが伸びる
﹁ダァメ♪さぁ金剛や比叡も待ってるわよぉ。﹂
﹂
襟を引っ張るなぁ
﹁離してくれー
!!
﹁あら、私はそのふーふーマンに用があってきたのよぉ。﹂
ふーマンです。﹂
﹁私は提督ではありません。ただの筋肉モリモリマッチョメンのふー
!?
あれだ、体中火傷していて出血もしている状態で水の中に入るべき
﹁ふーふー⋮⋮傷口が染みるぅぅぅ
し、着地と同時に火を付けてふーふーする。
着地地点に入渠施設のお湯を沸かす所にし、空中で竹筒を取り出
﹁アーンドふーふー
入れてと。よし、浴槽からジャンプしてと。
あっ、予想より大きな音が鳴ったな。まあいい、加賀と響を浴槽に
ザブーーーーン
﹁名付けて、ダイナミック入渠
て入渠施設の浴槽にダイブする。
そう言い俺は砂浜まで全力疾走し、砂浜に上がる直前にジャンプし
﹁さて、もう一踏ん張りだ
越えてまで逃げていたんだな。
加賀と響が沈みそうになっていたから慌てて引き上げる。限界を
﹁おいお前ら、大丈夫、じゃねえな
そう言い戦艦ル級は去っていった。なんとかなったか。
!!
!!
!!
19
!!
!!
?
!! !!
!!
﹂
筋肉モリモリマッチョマン連行中⋮⋮
﹁で、これはどういう状況ネ
﹁色々あったんだよ、色々とな。﹂
愛宕に執務室に連行されて、リンゴ箱の上に座ってるよ。
﹂
﹁1つ1つ整理しましょう。まず入渠施設で爆音が鳴りましたけど、
その原因は提督ですか
﹁ああそうだ、ちなみに何をしたかと言うと砂浜で寝ていた俺の頭に
ぶつかってきた艦娘を入渠施設目掛けてぶん投げた。﹂
少し頭にきてたからやった。反省も後悔もしていない
があったんですカ
﹂
﹁ぶん投げたって、ぶん投げられた人を確認したら榛名だったネ。何
!!
飛ばされたんじゃない。﹂
﹂
寝てたから詳しいことは知らんけどな。
﹁その後の状況は
無茶し過ぎです
﹂
﹁榛名だけでなく、正規空母の加賀、駆逐艦の響が戦艦ル級に狙われて
たから助けた。﹂
﹁戦艦三体と戦ったんですか
!!
比叡。
おいおい、真正面から戦艦三体とやり合う程、俺はバカじゃねえよ
!?
20
?
比叡から睨まれるような目で質問される。そんなに睨むなよ。
?
﹁戦艦ル級三体から逃げていた。その内の一体の砲撃に当たって吹き
?
?
﹁戦ってねえよ。その時大破していた響を戦艦三体が砲撃を喰らわせ
ようとしたから俺が代わりに受けた。﹂
﹁だからボロボロなのねぇ。﹂
﹁その後、戦艦三体に挑発して向こうの弾薬が無くなるまで俺が砲撃
を浴び続けた。そして弾切れになったから向こうは帰っていった。﹂
戦艦だけで良かった。空母とかいたら終わってた。
っと、い
﹁そして、響と加賀が轟沈しそうだったから引き上げて入渠施設に連
﹂
れていったってこと。まあ、皆無事で良かっ﹁良くないネ
きなり何すんだよ
どな。
﹁提督は人間デス
﹁お姉様の言う通りです
﹂
そんなことしてたら命が危ないデスヨ
﹂
俺が言葉を言い終わる前に金剛がビンタしてきた。まあ、避けたけ
!!
!!
﹁じゃあ提督が死んだら誰が指揮を取るんですか
﹁次の後任に任せるさ。﹂
三人が立っていた。
﹁提督、助けてくれてありがとうございます
!!
がいた。
﹁提督、話してくれるかしら
﹂
提督が何故身を挺してまで私達を守ろ
しながら頭を下げた響、頭は下げなかったがお礼の言葉を言った加賀
顔を真っ赤にしながら頭を下げた榛名、榛名程ではないが顔を赤く
す。﹂
﹁助 け て く れ た の は あ り が た い の で す が、助 け 方 が ど う か と 思 い ま
﹁助けてくれてありがとう、スパスィーバ。﹂
﹂
そう言い金剛は執務室の扉を開ける。開けた先には俺が救出した
!!
!?
﹁⋮⋮提督の覚悟は伝わったネ。でも1つだけ聞きたいネ
﹂
﹁艦娘の為ならこの命、捨てる覚悟は3年前に出来てるんだよ。﹂
そう俺が言うと金剛と比叡と愛宕が睨んできた。
は。﹂
﹁命が危ないねぇ、はっ、そんなことは承知の上でやってんだよこちら
!!
うとするのかを。そして、自分の身を犠牲にしてまでも私達に尽くし
?
21
?
!!
てくれるのかを。﹂
﹁特に私を見た時に悲しそうな顔をしていた。﹂
はぁ、愛宕は俺が昨日話そびれた話を聞きたいのか。周りを見れば
全員聞きたそうにしてるし。そして響は見ている所は見ているのな。
﹂
22
﹁わかった、話してやるよ。3年前の出来事を。ただ、生半可な気持ち
では聞くんじゃねえぞ
?
第
話
﹂
﹁3年前、当時は17歳だった俺はその時から提督をしていたんだ。﹂
﹁階級はどれくらいだったのかしら
金剛達ほどではないが驚いていた。
﹁どんなことをしていたの
﹂
あれは思い出したくない。今思えばかなり酷かったな。
ばれてたから天狗になってたのさ。﹂
﹁それも教えてやるから待て金剛。小将と言っても17歳、天才と呼
﹁どうして現在の方が階級が低いネ
﹂
俺のこの発言に金剛や比叡、愛宕が驚いていた。榛名も響も加賀も
﹁階級は少将だ。今より階級が3つ上だな。﹂
?
?
﹂
?
﹁﹁﹁﹁﹁﹁
﹂﹂﹂﹂﹂﹂
﹁戦艦五隻、重巡十隻、空母五隻、駆逐二十隻だ。﹂
﹁どれくらいの数だったのかしらぁ
となった時、いきなり深海の奴等が出てきたんだ。﹂
﹁で、17歳の時にある作戦があった。その作戦は成功して、帰投する
なったわけじゃねえよ。
響、何気に毒舌だな。好きでこんな筋肉モリモリマッチョマンに
﹁3年前からその体型だと思っていた。﹂
で偉そうに指揮をとっていた。﹂
とはほぼ無かったな。でも今みたいに俺自身が最前線に出ずに後衛
﹁でも作戦の時には的確な指示をして戦闘に勝利していた。負けたこ
のか
金剛が苦笑いしながら言ってくる。今の俺は真面目人間に見える
﹁oh⋮⋮今の提督の姿からは想像出来ないですネー。﹂
いたのさ。﹂
﹁遠征のルート、雑務、その他諸々の仕事を艦娘に押し付けてサボって
?
﹁その作戦の時、俺は駆逐艦の艦隊の指揮をとっていた。それで上の
が全くなかったからな。
何であんな数が出てきたのかは未だにわからねぇ。レーダー反応
!!!
23
4
?
奴等にどうするのかと尋ねたら、上の海軍の奴等は戦おうとはせず、
撤退を選んだ。﹂
﹁それが普通ですね。﹂
加賀の言う通り、それが普通。でも、普通の撤退じゃなかったんだ
よ。
﹁だけど四十隻の艦隊から逃げられなかった。そこで、上の奴等はと
んでもない事を言い出したんだ。﹂
﹂
じゃあ教えてやる。駆逐艦を囮にして撤退という
﹁とんでもないことって、なんですか
﹁⋮⋮⋮⋮。﹂
﹁響には辛い話だな。外に出ても構わないぞ
響も駆逐艦、酷な話だろう。
﹁いや、最後まで聞く。﹂
だった。﹂
﹂
?
﹁あいつらの表情は忘れられねぇ、あの絶望しきった顔。最後まで助
をとれれば救い出せたかもしれない。
金剛の言う通り、俺は駆逐艦を助けれなかった。あと少し早く指揮
たな。﹂
﹁その作戦は複数の鎮守府から艦娘を出していて、駆逐艦は十八隻居
﹁助け出せなかったんですネ。ちなみに何隻いたんですカ
﹂
うと指揮をとろうとしたが、時既に遅くもう駆逐艦全艦轟沈する直前
﹁そうか、で、俺は上の奴等の指示を無視して駆逐艦の人達を助け出そ
?
て駒にするのが丁度いいと言って考えを改めようとはしなかった。﹂
だ。捨て駒に使うなと。だが上の奴等は、駆逐艦は役立たずだから捨
﹁俺 は 最 後 ま で 上 の 奴 等 の 考 え を 否 定 し た。駆 逐 艦 で も 立 派 な 戦 力
他艦隊は撤退するということだ。
要するに捨て駒だ。駆逐艦で敵艦隊に突っ込み注意を引いてその
ことを言い出したんだ。﹂
﹁聞きたいか比叡
?
けを求める顔、そんな顔を見ながら駆逐艦以外は撤退したんだ。﹂
﹂
もちろん、俺が乗っていた船もな。
﹁その後はどうなったの
?
24
?
﹁それも今言う榛名、本部に戻った後、俺は上の奴等に逆らった罰に、
提督は何も悪くナイネ
﹂
駆逐艦が轟沈したのはお前だと罪を擦り付けられたんだ。﹂
﹁ひどいネ
﹁そ、んな
酷すぎます
﹂
全員異動させられたんだ。﹂
﹁それで俺は階級を3つ下げられ、俺が管理していた鎮守府の艦娘は
全部の軍がそうではないけどな。だがそれは少数だ。
の奴等に擦り付けられるのさ。﹂
﹁軍に就くとはそういう事なんだよ金剛、上の奴等がミスした事は下
!!
らぁ
﹂
﹁それは提督が戦艦等の砲撃を受けても倒れない事と関係あるのかし
﹁それと並行して、俺の体を使ってある実験をしようとしたんだ。﹂
れたな。
死刑も考えたそうだが、お前なんかに使う道具すら勿体無いと言わ
られて無人島に流刑となったんだ。﹂
﹁優しいな榛名は。だけどな、それで俺の罪は消えず、軍法会議にかけ
!!
体 全 体 に 張 っ た ん だ。装 甲 と 言 っ て も 薄 い 膜 み た い な も ん だ け ど
な。﹂
﹂
透明な超強力マッスルスーツを着ていると思ってくれればいいか
な。
﹁どうしてですか
﹁それって、つまり
﹂
わけじゃねえからな。﹂
かったんだろう。艦娘の数は明らかに足りないし資源も無限にある
﹁俺の憶測だが、艦娘以外の奴等でも深海の奴等に勝てるようにした
どうしてと言われてもわかんねえよ比叡。
!?
﹂
?
おいおい、俺は別に人間を止めた訳じゃねえよ愛宕。いや、戦艦の
﹁提督は人間じゃないってことかしら
うな。ここの島は深海の奴等がよく出る場所でもあったからな。﹂
﹁無人島に流刑とは言ったが、単なる実験の為に送り出されたんだろ
!!
25
!!
!!
﹁鋭いな愛宕は。そう、俺の体に戦艦以上の耐久性を持つ装甲を俺の
?
砲撃を受けて立ってる時点で人間やめてんのか俺。
﹁いや、人間だ。艦娘よりも耐久性に優れている人間とでも言ってお
こうか。けどこの実験は危険だった。まず被験者は薄い膜を張られ
﹂
てから1年経つと、必ず死ぬという結果が出ていた。﹂
﹁どうしてですか
﹁いくら薄い膜とは言っても戦艦以上の耐久性を持っているというこ
とになるんだ。重さは相当なもんだ。それで、1年経ってしまうと体
が重さに耐えきれずスクラップになってしまうのさ。﹂
1回スクラップになる人を見たけど、えげつなかったな。
﹁ですが、提督は生きています。﹂
﹁かろうじて生き残ったと言った方が正しいな。重さが関係している
ということは、それに耐えられるような肉体を作ればいいってこと
だ。﹂
﹂
﹁だから筋肉がモリモリなんですね。﹂
そういう事だ比叡。
﹁どうやって鍛えたの司令官
なくなった。﹂
そして、今に至るというわけさ。
!?
ているだけってのが嫌なんだよ
﹂
せで戦っているのに俺ら提督や海軍の奴等が安全地帯で指示を出し
﹁もう二度と艦娘を轟沈させないと決めたんだ。艦娘が死と隣り合わ
言いたそうな顔をしながら俺の方を向いてた。
榛名が涙目になりながらそう叫んでくる。他の艦娘もどうしてと
﹁どうして、提督は実験を断らなかったんですか
﹂
﹁それで、1年経っても俺は生き残った。そこから海軍との連絡はし
最初は駆逐艦、軽巡、重巡とランクアップしていきながらな。
り、筋トレしたりしたんだよ響。﹂
﹁駆逐艦、軽巡、重巡、戦艦の装備を盗み、俺の体に巻き付けて走った
?
﹁後 ろ で 指 示 を 出 し、そ の 指 示 で 作 戦 が 成 功 し た ら 自 分 の 指 示 が 良
くない。
まるで艦娘を道具としてしか見ていない。そんな奴に俺はなりた
!!
26
?
かったと言い、作戦に失敗したら艦娘のせいだと責任から逃れる奴。
そんな奴を俺は嫌と言うほど見てきた。﹂
﹁提督⋮⋮。﹂
﹁だから自分の命を張って艦娘を守る。艦娘に砲撃が飛んできたら俺
が代わりに受けてやる。﹂
封筒が届いているな。﹂
一緒に戦ってこそ、艦娘との信頼が築けると考えているからな。
﹁これが俺のむか⋮⋮んっ
﹁さっき拾った。﹂
響が拾ってくれたのか。封筒の中身は何かねぇ。まあ、予想は付く
けどさ。
﹁何々、゛お前の所に艦娘がいるらしいな。それを本部に渡してもら
う、何、酷いようにはしないさ。拒否権はないぞ。安心しな、ちゃん
﹂
変
と 他 の 鎮・守・府 に 送 っ て や る か ら な。中 将 ゛ は は っ、く そ っ た れ
がぁぁぁ
﹂
俺は封筒をビリビリに破き、踏みつける。
﹁ど、どうしたんデスカ
﹂
何が酷いようにはしないさだ
なことをするのが目に見えているんだよ
!!
﹂
﹁しかも他の鎮守府に送ってやるからなだって
﹂
落ち着いてください
る気ねえんだろ
﹁て、提督
どうせいい所に入れ
?
にぶつければいいんだよ
﹁それより、封筒には何と書かれていたのですか
﹂
俺に艦娘を渡さないつもりらしい。﹂
﹁ど、どうしてですか
﹂
﹁それは本部の奴等が俺を気に入っていないからさ。だから⋮⋮。﹂
!?
と俺がそこまで言った時に急に視界が真っ白になった。くそっ
!!
﹁⋮⋮多分すぐに本部の奴等がここに来て君達を連れていくそうだ。
?
!?
だけど、叫ばすにはいられなかった。このやり場のない怒りを何処
﹁はぁ、はぁ、くそったれが。すまない皆、急に叫んだりして。﹂
!!
!!
27
?
﹁ふざけやがってふざけやがって
!?
艦娘を脅して色々な事をする提督もある。暴力や性的暴力などな。
!!
!!
!!!
!!
フラッシュバンか
﹁金剛
﹂
﹁テ、テイトク
どこできゃあ
﹂
﹁お喋りはそこまでだ少佐、艦娘は連れていくぞ。﹂
!!
!!
金剛達に何しやがった
﹂
鳴も聞こえてきた。何しやがったんだ
﹁中将
少佐には関係のないことだ。では封筒の中身の文章
提督ーーーー
﹂
!!!
﹁⋮⋮ッ
痛ってぇ
﹂
!!
その声が聞こえたと同時に俺は意識を失った。
﹁ではな少佐、さっさと死ぬことを勧めるぞ。﹂
﹁提督
通りに艦娘を連れていくからな。﹂
いてどうする
﹁ほぅ、フラッシュバンをもろに喰らっても耳は平気なのか。だが聞
!?
!?
金剛の悲鳴が聞こえたと思ったら比叡、榛名、愛宕、加賀、響の悲
!!
?
金剛達は
﹂
!?
もう二度と失わないと誓って
!!
﹁⋮⋮もしもし、俺だ。﹂
電話をかける。ちなみにここは電波が二つあるから問題ないはずだ。
そう言い俺はポケットの中から携帯電話を取り出してある人物に
﹁⋮⋮仕方ねえ、あの人に相談するか。﹂
いたのに
何で俺は守ることが出来ないんだ
﹁はぁ、またこの状況か。すまない、皆。﹂
なっていた。
俺は周囲を見渡したが、誰も居なかった。ついでに外は真っ暗に
﹁そうだ
頭がズキンと痛む、あの中将の野郎。
!!
!!
!!
28
!?
!!
!!
﹁おお
お前か
!!
2年ぶりだな
元気か
!!
精神も元気か
?
﹂
?
お前の艦娘を。﹂
?
したいんだろ
てるか
﹂
何で知ってんだよ
恐えな
﹁ああ、あってるよ。﹂
?
?
﹂
﹁そ の 響 と 加 賀 が 連 れ て い か れ た 鎮 守 府 っ て ど う い う 鎮 守 府 な ん だ
くの鎮守府だ。﹂
﹁全員はわからないが、加賀、響の場所ならわかる。お前の鎮守府の近
!!
﹁お前の所には確か金剛、比叡、榛名、加賀、愛宕、響がいたな。あっ
﹁そうだ、だが場所がわかんねえ。何か知ってるか
﹂
﹁まあそうだな。お前が電話をかけてきた理由は知っている。取り戻
り、戦闘の技術を教えてくれた人だ。
今電話をかけている相手は俺にサバイバルの知識を与えてくれた
﹁精神も元気だったら電話をかけねえよ師匠。﹂
!!
?
ホワイトな鎮守府だったら別に連れ返さなくてもいいんだがな。
﹁⋮⋮ブラック鎮守府だ。艦娘の性的暴行が多いな。しかもクール系
の艦娘を集めている。何でもそこの提督はクールな奴が崩壊する瞬
間を見るのが大好きなんだとさ。﹂
そこの鎮守府は艦娘だけでなく、兵器も充分にある
﹁腐ってるな。わかった、情報ありがとう。﹂
﹁気を付けろよ
﹁あいつらは俺を怒らせた。覚悟して待ってやがれ。﹂
仕入れてるのかは知らんけど。
その後、通話が切れた。やっぱり頼りになるな。どうやって情報を
﹁そうだったな、じゃあ他の人の場所がわかり次第連絡する。﹂
えよ。﹂
ちとらは超苛酷な所で訓練とかしてたんだ。そんな兵器には負けね
﹁アドバイスありがとう。だけど、それがどうしたっていうんだ。こ
ところだからな。﹂
?
29
?
第
話
﹁とは言ったものの、何も情報無しで乗り込むのは流石にまずいな。﹂
仕方無い、ある部屋に行きますか。
﹁よっと、うーん、狭いなここは。﹂
あ る 部 屋 っ て の は 執 務 室 で 俺 が い つ も 机 の 代 わ り に し て い る 段
ボール箱の下に隠し階段を設置している。要するに地下室だ。
﹁まあ、俺一人しか入らないから別にいいんだけどな。﹂
その地下室には、発電機やパソコンなど、電子機器が置いてある。
これは師匠が置いていってくれたものだ。本当にあの師匠何者だよ。
﹁さて、ハッキングでもしますか。﹂
近くにあったパソコンからハッキングする。響と加賀が連れてい
かれた鎮守府の情報が知りたいからな。ハッキングのやり方も師匠
が教えてくれた。
﹁⋮⋮よし、浸入成功っと。しかしセキュリティが全然だな。﹂
ハッキングして3分で内部に浸入出来るなんてな。
﹁えっと、何々。艦娘の数は30人、そこそこだな。主に使っている艦
娘は長門、大和、陸奥、武蔵、霧島、扶桑か。ってか戦艦多すぎだろ。﹂
火力で押すタイプだな。
﹁それと、やっぱりな。性的暴行が多いな。そいつの艦娘はその暴行
に耐えているのか。しかも中破しても入渠させて貰えず、そこの提督
に奉公してくれたら入渠させているのか。﹂
くそったれだな。これじゃ艦娘の精神が崩壊するのも時間の問題
だ。身体的な傷は高速修復材を使えば回復するが、精神は回復しねえ
からな。
﹁けど、海域はそこそこ開放している。演習に至っては勝率ほぼ10
﹂
0%か。ってよく見たら主に使っている艦娘の練度がほぼ99じゃ
ねえか
習で勝負したが、詳しい事は書かれていないな。﹂
﹁もっと調べるか。ほぅ、前にも俺と似たような事をされた提督が演
主に火力で押し切っているんだろうけど。
!!
30
5
恐らく、何かしたんだろう。
﹁そして、加賀と響を手に入れたい理由が⋮⋮、表向きは正規空母と駆
﹂
こいつは痛い目を見てもら
逐艦が足りないから分けてくれか。でも本当の目的は、クールな人の
泣き面を見てみたいからだと
私欲の為に艦娘を使うんじゃねえよ
うか。
師匠に電話してと。﹂
今は、午前0時。電話に出るかな
任しておきな
それと、何時に行動するんだ
﹂
電話をかけてきたということは作戦が決まったって事だな
?
﹁ここは、誰にも文句を言われない方法で行きますか。っと、その前に
嫌われてるし。
やにされるケースが多いからな。しかも俺は海軍のほとんどの人に
成績を残しているからな。有能な提督は悪事をしていてもうやむ
れそうだな。﹂
﹁とは言ってもなぁ、性的暴行の事を憲兵に報告してもうやむやにさ
!!
?
な。
﹁OK、お前の所に午前の10時くらいに行くからな。準備しとけよ
﹂
﹁わかってるさ、じゃあ切るぜ。﹂
ふ ぅ、師 匠 が 来 て く れ る な ら な ん と か な る な。さ て、装 備 の 確 認
⋮⋮って何も無かったな。
﹁念のため用意して起きたかったんだがなぁ。鋼材使うのは勿体無い
し、原始的な物ならなんとかなるか。﹂
早速準備するか。何を作るかは後々教えるぞ。
31
﹁お っ
﹂
﹁OKOK
!!
﹁明日の午後0時に向こうの鎮守府に着く予定。﹂
!!
本当なら今すぐに行きたいが、俺が憲兵に通報されたらヤバイから
?
!
﹁まあそんなところだ。師匠の力を借りたい。﹂
!!
?
次の日
﹁やっべ、装備作りに夢中になって睡眠がほとんど取れなかった。﹂
作り終わったのが午前6時だったからな。約束の時間までに用意
を済ませておくとなると三時間が最大だから三時間しか寝れなかっ
た。
﹁まあ、慣れているけどさ。さて、そろそろ師匠が来る時間だ。海岸に
行きますか。﹂
出迎えてやらないとな。
﹁その必要はない。ちゃんと浸入させて貰った。﹂
﹁⋮⋮ノックぐらいしろよ。﹂
﹂
海岸に行こうとしたらソファーに師匠がいた。本当にいつ入って
としているな。
﹂
﹁さて、積もる話はあるだろうが、それはくそな鎮守府に行きながら話
すか。﹂
32
きたんだ
﹁その必要はねえだろ。俺とお前の仲なんだからな
ちゃんと断りを入れてから入るのですよ
るのはマナーだと思うが。
﹁司令官
家剛志らしい。歳は35、階級は大将。
!
そう言い電はペコリとお辞儀をする。見た目は幼いのにしっかり
﹁初めましてなのです。電です。よろしくなのです
﹂
全 く 師 匠 は ⋮⋮。ち な み に 俺 の 名 前 は 霧 生 秋 夜 だ。師 匠 の 名 は 谷
!
!!
﹁おお、悪いな電。秋夜に会うのが久し振りだからな
﹂
!!
ンが上がっちまったよ。﹂
誰の事です
おい師匠、俺の名前をばらすな
﹁秋夜
?
ついテンショ
そう言い師匠は軍帽を頭から外してくるくると回す。ノックをす
!
?
!!
﹁ぶどう箱に座っている人だ。ほら挨拶しな。﹂
?
﹁そうだな、出発しないとな。﹂
そう言い俺と師匠と電は外に出てすぐ近くの海岸に行く。そこに
は艦娘が3人いた。
﹁おーいお前ら。俺の弟子に挨拶しな。﹂
﹂
﹂
何で師匠殴られてんの
そう師匠が言うと3人中2人の艦娘が師匠が殴ったり蹴ったりし
た後に俺の所に来た。いや
何かしたのか
﹁いい攻撃だ。準備は万端みたいだな
﹁し、師匠
!!
!
?
状態がわかる上に艦娘の仲も深まる
﹂
!!
﹂
﹂
いや、もっと違う方法があっただろ。バカなのか師匠は
よくわかったな
﹁もしかして、師匠はドMなのか
﹁ビンゴ
?
自分の欲求を満たしたいからだったのか。
﹁それより、俺の艦娘に挨拶しろよ。﹂
あたしは摩耶って言うんだ。よろしくな
﹁わかってる。順番に挨拶してくれ。﹂
﹁最初はあたしからだ
!!
なんとかならなかったのかねぇ。
﹁よろしくな摩耶。﹂
﹁と こ ろ で よ、お 前 は 何 て 呼 べ ば い い ん だ
?
﹂
︵ドヤァ
﹂
︶﹂
堅苦しいのは苦手なんだ。提督の弟子と聞いてるから
強いんだろうな
﹁それは保証するぞ摩耶。俺と同じくらいの強さだ
!!
﹁サンキュー
﹁秋夜でいい。あと敬語とかはいらねぇからな。﹂
ではあるけど⋮⋮。
むっ、そう言えばそうだな。摩耶の提督は師匠だしなぁ。俺も提督
どっちかわからなくなるんだ。﹂
提督だと二人いるから
摩耶か、確か重巡だったな。にしても、スカートの丈が短すぎだろ。
!!
艦娘に殴られてる時に笑顔だったそう予測するだろ普通。つまり、
!!
?
﹁秋夜、これは俺なりの挨拶の方法だ。こうすることによって艦娘の
?
!?
!!
!?
!!
ど、何処触ってんだ提督
この変態が
!!
﹂
!!
33
!!
⋮⋮師匠、どや顔しながら褒めてくれるのは嬉しいんだがな。
﹁なっ
!!
俺は嬉しいぞ
﹂
変なことしたら直ぐ
摩耶の太股触りながら言うなよ。摩耶が顔を真っ赤にして師匠の
顔面を蹴飛ばしたな。
﹁今日もいい蹴りだ摩耶
﹂
あたしに変なことをするなよ
に砲撃を放つからな
﹁ったく、秋夜
!!
ますからな。﹂
いやしないから
しかも木曾も改二だから火力ヤバイ
俺に警告してくるって事は師匠はどんだけ木曾
﹁俺の名は木曾だ。俺も摩耶と同じく変なことをしたら砲撃をぶちか
﹁はいはい。次の人いいぞ。﹂
﹁まっ、よろしくな秋夜。﹂
喰らいたくない。
師匠の摩耶は改二にしているからな。対空番長の対空砲撃なんて
撃。﹂
﹁しないから。摩耶の砲撃なんて喰らいたくないからな。特に対空砲
?
!!
や摩耶に変なことしてんだ
じゃん
!?
!!
ているな。﹂
﹁そ、それは⋮⋮、気にすんなよ
る母性は。
﹁えっと、どちらさん
﹂
﹂
着物を来た人が木曾に注意したな。何だあれ、着物の人がら溢れ出
﹁す、すまない鳳翔。つい熱くなりすぎたぜ。﹂
﹁木曾ちゃん、ちょっと言葉が荒いですよ。﹂
あまりにも似ていたからな。わからない人はggれば出てくるぞ。
!!
﹁全員に挨拶したみたいだな
﹂
もう変なことはしちゃ駄目なのです
!!
!!
師匠、戻って来たんだ。そして戻ってきて早々電に怒られてるし。
﹁司令官
﹂
鳳翔か、まるでお母さんみたいだな。料理とか作れそうだな。
ます。﹂
﹁申し遅れました。私、軽空母の鳳翔と申します。よろしくお願いし
?
34
!!
!!
﹁俺を師匠と同じにすんなよ。ところで木曾ってどっかの舟幽霊に似
!!
!!
﹂
﹂
まるで子供に怒られてるお父さんみたいだな。見ていて微笑ましい。
﹁ついやっちゃうんだ
﹁やめろ師匠、ところでいつここを出発するんだ
﹁もうすぐだ。鳳翔、秋夜にあれを渡して。﹂
鳳翔が袋を取り出したんだが。
あれってなんだ
?
!!
﹁どうもです。むっ
﹂
絶妙な塩加減、香ばしい海苔の香り。おにぎ
旨い
あ∼懐かしい味だ∼
!!
﹂﹂
﹂
米を食ったのは3年ぶりだ
お前涙出てるぞ
りの中に入ってるゴマ昆布の味。もう最高だ
﹁し、秋夜
﹁旨ぇ、旨すぎる
!!
この味を堪能せねば
れたので作った甲斐がありました。﹂
鳳翔、もうおかんと呼んでいいかな
﹁さあ、くそな鎮守府をぶっ潰しに行くぞ
﹂
﹂
﹁し、司令官。秋夜さんはどうやって海の上を渡るのですか
﹁気にするな
さっさと出発だ
﹂
!!
待ちやがれよ
﹂
そう言い師匠は海の上を走り始める。って置いてくなよ
﹁師匠
!!
﹂
!!
師匠、海の上を走ってきたのかよ。相変わらず滅茶苦茶な人だな。
しはいないと思うな。﹂
﹁そうだな、提督は海を走っていたけど、提督以外海を走れる人はあた
?
!!
?
﹁いえいえ、あそこまで涙を流しながら嬉しそうに食べている姿を見
﹁わかってる。鳳翔、おにぎりありがとうございます。﹂
﹁秋夜、そろそろ出発するぞ。さっさと食えよ。﹂
!!
摩耶と木曾が驚いているようだが、そんなものは気にしない。今は
﹁﹁ええええぇぇぇ
!!? !!
!!
!!
!!
!!
!!
力を付けて頂く為に作ってきました。﹂
﹁秋夜さんはまともな物を食べていないと提督から聞きましたので、
鳳翔から渡されたのは、おにぎりだった。やべっ、涙出そう
﹁これです。秋夜さん、遠慮なく召し上がってください。﹂
﹂
﹁あれって何だ師匠
?
!!
35
!!
?
!!
﹂
﹂
俺も海の上を走り始める。何で走れるかって
﹂
修行が足らんぞ
今に追い越してやんよ
﹁まだまだ遅いな秋夜は
﹁うっせ
?
﹁⋮⋮なあ摩耶。俺らいらないんじゃないか
!!
!!
秘密だ
?
!!
﹂
!!
しょう。﹂
﹁はわわっ
﹂
!!
いな。
!!
﹂
!! !!
ってかそれ最終回の台詞
!!
﹁さあ、俺達の旅はこれからだ
﹁まだ始まってもねえから師匠
﹂
まだ終わ
付いてきた摩耶達がそれぞれ何か言ってるな。あと摩耶、お前口悪
秋夜さんも凄いのです
私 達 が 必 要 だ と 提 督 は 言 っ て ま し た か ら。文 句 を 言 う の は や め ま
﹁まあまあお二人とも、そんなことは言わずに。何かあった時の為に
がって、クソが
﹁あの二人で充分落とせるとあたしは思うな。ったく、こき使わせや
?
!!
らないから
36
!!
第
話
三人称視点
﹁ふっ、へへへへ⋮⋮。﹂
ここは秋夜の隣の鎮守府。加賀と響が連れていかれた所だ。
﹂
﹁遂に手に入れた、建造やドロップで出なかった二人が遂に手に入れ
た
熱い熱い
﹂
執務室にいる提督が気持ちの悪い笑い方をしながらコーヒーを飲
コーヒーが鼻にかかった
まぁいい、入れ。﹂
!!
!!
む。
﹁ふへへ⋮⋮、アッチ
﹁タイミング悪いな
﹁提督、例の艦娘を連れてきました。﹂
!!
﹂
!
ていた。
﹂
歓迎するよ、ふへへ
この手錠を外しなさいよ
﹁ようこそこの鎮守府へ
﹁くっ
!!
!!
督の部下らしき人物と、加賀と響がいた。加賀と響手には手錠が付い
提督がそう言い執務室の扉が開かれる。執務室の前にいたのは、提
!!
ら見ていた。
﹂
﹁たまんねぇ、たまんねぇなあその姿
﹁何で外れないのよ
﹂
!!
!!
にしても最っ高だねぇ
? !?
﹁離せ
提督がこんなことをして許されると思っているのか
﹂
!!
今すぐに襲いたいくらいだ
﹁あぁ許されるさ。お子様の響にはまだわからない話だろうがなぁ
﹂
でも、必死に抵抗している響もいいねぇ
﹂
﹁汚らわしい手を離しなさい
!!
の手に頭突きをしようとしたが、提督の部下に服の襟元を掴まれる。
そう言い提督は加賀に近付き髪の毛を掴む。それを見た響は提督
﹁何ででしょうね∼
﹂
加賀が必死に手錠を外そうとしている姿を提督は涎を垂らしなが
!!
!!
!!
の髪の毛ではなく首を掴んで壁に激突させる。
37
6
!!
加賀は提督に蹴りを放つが、加賀が提督に蹴りを放った瞬間に加賀
!!
!!
﹁ぐっ
は、はなしな、さい
﹂
﹁言っておくがお前らに付けている手錠はなぁ、練度を強制的に1に
!
お前も離せ
﹂
する手錠なんだ。練度1のお前ら何かに負けねえよ。﹂
﹁加賀さん
!!
る。
﹁うっ
な、何するの
﹂
﹂
﹁はぁ、はぁ、こんな幼女を待ってたんだ
俺の物にしてやりてぇ
﹂
﹂
!!
俺はこの幼女の教育をしていいですか
﹂
!!
﹂
!!
﹂
!!
うとする。
早速泣き始めたな
﹁嫌、助けて。﹂
﹁おっ
助けてよーーー
﹂
!
!!
泣く姿を見ると気分が高揚するねぇ
﹁誰か、助けて
!!!
﹂
いいねぇ、普段感情を表に出さない女が
そう言い提督と提督の部下は顔を歪ませながら響と加賀に触れよ
俺は加賀を貰う。どんな声で泣くのか楽しみだぜぇ
﹁お前にはいつも助けられてるからな。いいぞぉ、響はお前に任せる。
﹁提督
無しじゃ生きられない体にしてやる。ふへへへへ
﹁抵抗していられるのも今のうちだ。今ここでじっくりと教育して俺
た。
加賀は提督の手を振りほどこうと首を動かすが、微動だにしなかっ
﹁い、嫌よ
して貰えればいいのさ
ら即解体だ。なぁに、そんな難しい事は言わない。俺達の欲求を晴ら
﹁さて、お前らにはここでのルールを教えてやる。もし、従わなかった
提督の部下も息を荒くしながら響を見ていた。
!!
!?
!!
その今にも泣きそうな目、
響は脱出しようとじたばたするが、提督の部下が響を床に押し当て
!!
!!
﹁もも申し上げます
提督
!!
﹂
!!
﹂
そう言い提督と提督の部下が高らかに笑う。だがその数秒後。
けになんか来ねぇんだからな
﹁無駄だぜ響ちゃん、今ここにいる艦娘は提督が教育済みだ。誰も助
!!
!!
38
!!
!!
!!
!
﹁何だぁ
﹂
艦娘が四人、提督が二
折角いい気分だったのに。用件はなんだ
﹁と、隣の鎮守府の奴等が攻めこんで来ました
﹂
?
艦 娘 は 使 う な。う ち に あ る 兵 器 だ け で 沈 め て し ま え
人、訳のわからない野郎が一人です
﹁迎 撃 し ろ ぉ
﹂
!!
!!
?
﹂
艦娘ではなく提督に圧倒されているだぁ
倒されております
﹁馬鹿な
﹂
﹂
本当に提督だけで我が隊を圧倒しているだと
提督はそう言い窓を開けて海の方を見る。
﹁なっ
﹂
﹁どうしますか提督
﹂
!!
?
﹁ふん、いい考えがある。俺に付いてこい
?
!!
時間は少し遡り。
秋夜side
舐めやがって
﹁そ、それが、提督二人と、訳のわからない野郎の計三人に我が隊が圧
人は困った表情をしていた。
提督はそう言い伝令を伝えに来た人を追い出そうとするが、伝令の
!!
居なかったさ。﹂
﹁よせやい、照れるじゃねえか
﹂
﹁師匠の教えのお陰だ。師匠に会ってなかったら俺はもうこの世には
﹁ふんふん、お前もあの無人島に暮らして3年か、よく生きていたな。﹂
!?
!!
!
る。久しぶりに師匠と話すとなったから話が弾むな
!!
俺と師匠は水面を走りながら俺が過ごしてきた3年の内容を伝え
!!
39
!!
!!
﹂
﹁摩耶さん、司令官と秋夜さん、もう一時間以上走っているのにスピー
ドが落ちないのです。どうやったらあんな風になれるのです
どんな人が来るんだろう。俺以上に筋肉モリ
﹂
モリマッチョマンだったりして。
師匠の知り合いか
たんだった。そろそろ合流するはずなんだが。﹂
﹁それは鍛練が足らん証拠だ。そう言えばもう一人助っ人を呼んでい
﹁出来ないのが当たり前だぞ普通。﹂
﹁提督になるもの、これくらいの事は出来ないとな。﹂
だろう。
後ろで摩耶達が話しているな。恐らく水面を走ってる事について
﹁努力で水面を走れるなら誰でも走れるようになってるだろ⋮⋮。﹂
﹁そこは血の滲むような努力をしたんですよきっと。﹂
ありえねえのに、あの二人は簡単に水面を走ってるからな。﹂
﹁あたしに聞くなよ⋮⋮。大体艦装を付けないで水面を走れる事自体
?
﹂
大量のRPGを持っているし
﹁遅くなってすまない。﹂
もしそうだとしたらかなりまずくね
この人ってまさか⋮⋮。﹂
﹁いや、いいってもんよ。急に呼び出してすまないな大佐。﹂
﹁師匠
そんなはずはないよな
似ているからメイトという名前が付いた。﹂
﹁あぁ、この人は俺の部下のメイト大佐だ。コマン○ーのあの大佐に
?
!!
﹁お前が大将の弟子か、いい筋肉してやがる。﹂
﹂
!!!
マシンガンの持ち方とかあの大佐にそっくりだぞ
﹁おいおいおいおい
絶対本物だろ
!?
﹁なんだろう、この負ける気がしない感じは。﹂
40
?
えっ、マジか
!!
ブロロロロロ
!!!
﹁この音は、来たみたいだな
﹁来たって
?
横から水上バイクに乗った人物がこっちに向かってくる。しかも
!!
!!
?
﹁砲雷撃戦なら任せな、俺がドンパチ華やかにしてやる。﹂
!!
﹁念のためにメイトを呼んだんだけどな。むっ、俺達が話している内
に敵が砲撃してきたぞ。﹂
師匠がそう言ったので、くそ野郎のいる鎮守府の方を見ると、駆逐
私達の攻撃が通るのでしょうか
艦、戦艦、重巡がこっちに向けて砲撃してきた。しかも艦娘ではなく
本物の戦艦なのです
本当の戦艦とかだな。
﹁は わ わ っ
﹂
!!
てくれ
﹂
﹁わかりました
﹂
ろに付いてくれ。後ろから攻撃して構わない。鳳翔、艦載機を飛ばし
﹁多分通るだろう。よし、俺と秋夜とメイトで突っ込むから電達は後
!!
い。﹂
!?
ねぇ。寧ろ俺に当てろ
﹂
﹂
!!
き。
そう言い師匠は戦闘に近付き、砲撃を喰らいながら戦艦の近くに行
﹁さて、砲雷撃戦開始だ
いやまぁ、メイトの言う通りなんだけどさ。
い屁でもねえだろ。﹂
﹁大将の言う通りだ。俺らは激戦をくぐり抜けてきたんだ。これくら
?
!!
﹁師匠、格好いいこと言ってるのに、最後の言葉で台無しだぞ
﹂
﹁心配要らねぇ、ガンガン撃ちまくれ。当たってもダメージにはなら
をする。
電は鳳翔の言葉を聞いておろおろするが、師匠が電にガッツポーズ
﹁だ、大丈夫なのです
﹂
ちゃん、電ちゃん、提督や秋夜さんに構わずに攻撃していってくださ
﹁まだまだです。どんどん飛ばしていきますから、摩耶ちゃん、木曾
﹁鳳翔、流石だな。﹂
り、駆逐艦に向けて砲撃し、撃沈していく。
そう言い鳳翔は空に向けて矢を放つ。すると、矢が艦載機に変わ
!!
!!
消え失せろ
﹂
﹁これを解体して資材にしたいが、くそ提督の兵器なんか見たくねぇ
んだ
!!
!!
41
!?
﹂
そう言い師匠は飛び蹴りをする。飛び蹴りを喰らった戦艦は横に
倒され、沈んでいった。
﹁薄い装甲だ、もっと厚いのにしやがれ
﹁流石は大将、俺も負けていられねえな。﹂
!!
そう言いメイトは水上バイクを巧みに操り、重巡や駆逐艦の砲撃を
オラァ
オラァ
﹂
掻い潜りながらRPGを構える。
﹁オラァ
!!
Gを当てる。
﹂
﹁まだまだこんなもんじゃ足りねぇ
﹁そうだメイト、やっちまえ
﹂
!!
る。
﹂
危ねぇ
﹁やったな
﹁摩耶
﹂
そこから逃げてください
間に合わねぇ
!!
したが、遅かった。
﹁くそっ
﹂
﹂
る。それに気付いた木曾と電が慌てて警告し、摩耶を移動させようと
摩耶が砲撃し終わった後に遠くにいた戦艦が摩耶に向けて砲撃す
!!
メイトが次の標的に攻撃しようとした時に摩耶が砲撃し、撃沈させ
﹁あたしの出番を無くす気か
!! !!
﹂
両手にRPGを持ち、重巡に当て、直ぐにリロードし駆逐艦にRP
!!
あたしに攻撃が当たってない
ドガァーーーーン
﹁⋮⋮あれ
﹂
?
!!
摩耶は回避は不可能と考え、攻撃に備えるように身を屈めた。
!!
わ、わかっていたんだからな
俺は摩耶に砲撃してきた戦場に近付き戦場を殴る。すると、戦場に
!!
砲撃に比べたら全然だな。
﹁お、お礼は言わねえぞ
!!
﹁素直になれよ、まあいいや、次気を付けろ。﹂
﹂
俺が摩耶の前に立ち、砲撃を変わりに受けた。ふん、金剛や比叡の
に敵がいたとしてもな。﹂
﹁ったく、油断大敵だ摩耶。戦場では常に周囲に気を配れ。例え遠く
?
42
!!
﹁摩耶さん
!!
!!
!!
!!
大きな穴が空き、そこから浸水していき、戦場は撃沈した。
何だそのグローブは
﹂
﹁うん、やっぱりこの装備は用意しておいて良かった。﹂
﹁秋夜
﹁いっ、一万回
﹂
を一万回グローブに塗って耐久度を極限に高めたグローブだ。﹂
﹁これは革のグローブだ。でもただのグローブじゃなくて植物の樹脂
なるな、見えるから。
摩耶は俺が付けているグローブに興味津々だった。おい、前屈みに
?
俺も電を助けていて、最前線に
格好いいじゃねえかよ。﹂
﹁気にすんな、摩耶を助けたんだろ
﹁遅れてすまない師匠、メイト。﹂
﹁くそがっ
は取らせねえよ
そう摩耶に言い、師匠やメイトの元に急ぐ。二人だけに良いところ
も頑張れよ。﹂
﹁そうでもしねえと意味ないからな。じゃ、俺は先に進んでる。摩耶
!?
!!
﹁メイト
﹂
﹂
オラオラオラオラオラオラオラオラ
﹂
その某ゲームに出てくるデス○シーンみたいな物を持って
何する気だ
﹁行くぜ野郎ども
!!
﹂
﹁オラオラオラオラオラオラァ
すっとしたぜ。﹂
﹁しねえよ、助太刀したら俺が蜂の巣になりそうだ。﹂
秋夜
﹁あの状態のメイトは無敵だ。間違っても助太刀しようとはするなよ
の銃
メイトが持っている銃の弾に当たった所は穴が空いてるし、何なのそ
メイトが前方にいる敵艦に向けて発砲しやがった。しかも敵艦は
!!
?
ろに居な
﹁さて、ここからは俺のターンだ。巻き込まれたくなかったら俺の後
メイト、お前も人間を超越してるな。
を掴んで相手に送り返してやった。﹂
﹁俺は木曾って奴を助けた。魚雷に当たりそうになっていたから魚雷
戻ってきたのはさっきだったからな。﹂
?
!!
? !!
!!
43
?
!?
?
﹂
メイトの無差別射撃により、敵艦は全滅していた。メイトが味方で
鳳翔は
助かった。
﹁あれ
だな。
﹁来たかね諸君、よくも私の戦艦達を沈めてくれたな
﹁お出ましか、くそ提督、観念しやがれ。﹂
だろうか
﹂
くそ提督は加賀の首元にナイフを突き付けた。脅しのつもりなん
?
!!
﹁そうはいかない。ほら、これを見て正気でいられるかなぁ
﹂
俺らは島に着いた後、各々の状態を確かめる。うん、俺は異常無し
﹁さて、そろそろ島に着くぞ。﹂
わーお、鳳翔強ぇ。敵艦5体に一人で渡り合ってるし。
んだろう。﹂
﹁鳳翔は向こうで暴れている。久しぶりに出したから体が疼いていた
?
さぁ、私に膝間付くといい
﹂
!!
私にはひと﹁黙れくそ提督。﹂そげぶっ
﹂
俺もう怒りが収まらねえからさっさと済ま
が、首をナイフで切れるのさ
﹂
﹁だとさ師匠、どうする
せていいか
?
﹁ちゃっちゃと済ませてくれ。俺も怒りが収まらねえ。﹂
﹁何を言ってる
?
折り、くそ提督を投げ飛ばす。
!!
私の計画が
もう少しで達成出来るところだったのに
﹂
!!
と言ってるが、大丈夫だろう。
﹁くそっ
﹁せ、せめて一矢報いてやる
﹁てめえら二人とも憲兵の所に送ってやる。観念しやがれ。﹂
!!
﹁そんなおもちゃは効かん。﹂
さし指と中指の間で銃の弾丸を受け止めた。
そう言いくそ提督の部下は師匠に向けて銃を発砲したが、師匠は人
!!
﹂
くそ提督の部下の方はメイトが頭を掴み、拘束していた。メキメキ
﹁貴様、よくもて﹁お前は最後に倒してやる。﹂は、はなせぇ
﹂
あまりにも目障りだったからくそ提督に一瞬で近付き、ナイフへし
!!
?
!!
﹁こ の ナ イ フ は ど ん な も の で も 突 き 刺 せ る 優 れ も の だ。艦 娘 だ ろ う
?
!!
44
?
﹁そ、んな。﹂
﹁俺が連行してやる。後処理は任せる。﹂
﹂
メイトはそう言いくそ提督とその部下を水上バイクに縛り、何処か
に行った。
﹁加賀、響、怪我はないか
﹁⋮⋮︵秋夜の体目掛けてダイブして抱き付く。﹂
﹂
うおっ、響強烈だな。加賀は抱き付きたそうにしているが我慢して
いるな。
﹁提督、助けにきてくれてありがとうございます。﹂
﹁ありがとう司令官。﹂
﹁いいってもんよ、さて、ちょっと休憩していいか
?
少し仮眠しよっと。ふわ∼あ、砂浜にブルーシートを引いてと、お
休み。
﹁これで一つ目は解決か。まだまだ先は長そうだ。﹂
45
?