平成28年度 香美市立新改保育園改修工事 設計監理委託業務特記仕様書 香美市 平成28年4月 Ⅰ.業務概要 1.業務名称 平成28年度 香美市立新改保育園改修工事設計監理委託業務 2.業務完了期限 平成29年3月31日(金) ただし、設計期間は平成28年7月29日(金)とし、設計に関する業務成果品を納入のこと。 3.設計・監理内容 (1)内装改修工事(全面的) ①既存床の張替え及び既存木製建具の改修を行う。 ②床及び木製建具の木材保護塗料仕上げを行う。 ③既存クロスの張替えを行う。 (主に0歳児室) (2)倉庫設置工事 ①園庭へ倉庫(プレハブ)を新設する。 (3)0歳児室改修工事 ①沐浴槽を新設する。 ②床暖房(電気式)を新設する。 (4)1・2歳児室改修工事 ①幼児用便器(2組程度) 、汚物流し、幼児用シャワーパンを新設する。 ②床暖房(電気式)を新設する。 ③給湯設備(エコキュート等)を新設する。 (5)その他予算内で必要な改修 ※ すべての工事において、園児等の安全面に配慮したものとすること。 4.工事条件 (1)概 算 工 事 費 約27,000,000円(消費税込み) (2)工事入札時期 平成28年8月(予定) 5.施設概要(参考) 香美市土佐山田町須江27番地1 香美市立新改保育園 (1)構 造 RC造平屋建 (2)敷 地 面 積 2662.07 ㎡ (3)建 築 面 積 660.50 ㎡ (4)延 床 面 積 561.14 ㎡ (5)主 要 用 途 保育所 Ⅱ.業務仕様 1.設計に関する業務 (1)提出物(契約後2週間以内) ①管理技術者・照査技術者届 ②工程表 ③業務体制届 (2)業務工程 ①情報収集・準備(現地調査による現状把握) ②工法等の検討・提案 ③材料・工法の設定(使用材料の決定、施工方法の決定) ④施工性の検討(工事期間、期間中の工事方法の検討) ⑤関係機関との調整 ⑥工事費の設定(工事費の決定) ⑦施工図面の設定(図面確定) ⑧各種打合せ ⑨図面等の設計図書の作成 ⑩積算書の作成 (3)適用基準等(図書は最新版のものとする) 特記なき場合は、国土交通省大臣官房官庁営繕部(建設大臣官房官庁営繕部)が制定又は監修 したものとする。 ①公共建築工事積算基準 ②公共建築工事積算基準の解説(建築工事編) ③公共建築工事積算基準の解説(設備工事編) ④建築工事設計図書作成基準 ⑤建築設計基準及び同解説 ⑥公共建築工事標準仕様書(建築工事編) ⑦公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編) ⑧公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編) ⑨公共建設改修工事標準仕様書(電気設備工事編) ⑩公共建設工事標準仕様書(機械設備工事編) ⑪公共建設改修工事標準仕様書(建設設備工事編) (4)成果品 ①成果品内容 成 果 物 縮 尺 摘 要 ・仕様書 建 一 築 ・ 設 般 備 務 業 ・仕様概要書 ・仕上表 ・平面図 ・立面図 ・平面詳細図 ・部分詳細図 ・建築工事積算数量算出書 追 加 業 務 追 加 業 務 ・単価作成資料 ・見積収集 ・各種技術資料 (注)その他必要と思われる設計図書については調査職員と協議のうえ決定する。 ②提出部数等 成果品 部数 摘要 a.設計図書 ・設計図 CAD データ ・施工(行)伺用 ・A3 判(2 つ折り製本) ・A4 判(2 つ折り縮小製本) 1 1 1 CD-R 等 図面を A4 版に申請折り裏表紙、背表紙をつけ 製本したもの。 A2 判図面の場合(A1 図面の場合は A2 判とす る。) 1 ・平綴じ図面 10 ・各技術資料 1式 建設工事入札用、電子データ共 b.資料 ・工事積算数量算出書 1 ・工事積算数量調書 1 (内訳明細書)電子データ共 ・金入設計書 1 建設工事入札用、電子データ共 ・金抜設計書 10 建設工事入札用、電子データ共 ・変更設計書(金入、金抜) 各1 必要な場合、電子データ共 ・見積書 各1 (3 社以上、比較表など) c.その他 (注)その他、必要と思われる成果品については調査職員と協議のうえ決定する。 2.監理に関する業務 (1)特記仕様書の適用 特記仕様書に記載された事項を適用する。 (2)現場代理人等の資格要件等 業務の実施にあたっては、下記の資格要件を有する現場代理人等を適切に配置した体制とする。 なお「現場代理人等」とは、現場代理人・担当技術者を総称していう。 ①現場代理人 現場代理人は下記の資格を有し、設計図書の設計内容を的確に掌握するとともに、工事監理等 についての高度な技術能力及び経験を有する者とする。 現場代理人の資格要件は次による。 ・建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)による一級建築士、二級建築士 ②担当技術者 担当技術者は、設計図書の設計内容を的確に判断するとともに、工事監理等についての技術能 力及び経験を有する者とする。 担当技術者の資格要件は次による。 ・建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)による一級建築士、二級建築士 (3)工事監理業務の内容 業務内容に疑義が生じた場合は、速やかに調査職員と協議するものとする。 ① 工事監理に関する業務 a.設計内容を把握し請負者等に正確に伝えるための業務 ・設計図書の検討 ・請負者等との打合せ 設計図書について請負者等より質疑があった場合、請負者等と十分に調整の上、調査職員と 協議する。 ・図面等の作成 図面等の作成とは、設計図書の内容を請負者等に技術的な観点から補足し、 伝達するための詳細図等の作成に限る。 b.施工図等を設計図書に照らして検討する業務 ・施工図の検討 検討にあたっては、設計図書との食い違いの有無、納まりの確認等について、十分留意する。 ・材料及び仕上見本の検討 各種材料の色、柄等は調査職員の指示による。 c.工事の確認及び報告 ・工事が設計図書の内容に合致するかどうかの確認 確認については、試験、目視、計測の各行為を現場立会い、又は請負者等が行った試験、目 視、計測の結果を記した書面の確認のいずれかの方法で行うこととする。 ・工事検査の立会い d.工事監理業務の実施状況報告及び完了手続き ・対象工事における目的物の引渡しの立会い ・完了報告書等の提出 ②工事の契約及び指導監督に関する業務 a.施工計画を確認又は検討する業務 ・実施工程表を検討する業務 ・施工計画書を確認する業務 ・品質計画を検討する業務 b.関連工事の調整に関する業務 c.施工計画等の特別の検討・助言に関する業務 d.対象工事の変更請負契約に協力する業務 e.完成図の確認に関する業務 (4)業務の実施 ①一般事項 a.工事監理業務は、提示された与条件、対象工事の設計図書及び適用基準等によって行う。 b.受注者は工事監理業務を実施するため、関係官公庁等に対する諸手続きが必要な場合は、 速やかに行い関係官公庁の検査に立会う。 ②打合せ及び記録 a.業務着手時及び各種仕上げ材等の選定時、監督職員又は監理技術者(現場代理人)が必要 と認めた時に打合せを行う。 b.受注者は工事監理業務が適切に行われるよう、工事請負者と定期的かつ密接に連絡をとり、 施工状況について把握しなければならない。 ③適用基準等(図書は最新版のものとする) 特記なき場合は、国土交通省大臣官房官庁営繕部(建設大臣官房官庁営繕部)が制定又は監修 したものとする。 a.建築工事監理指針(上・下) b.建築改修工事監理指針(上・下) c.電気設備工事監理指針 d.機械設備工事監理指針 ④成果品の提出場所(教育振興課) (5)成果品及び提出部数等 現場代理人等届 ・・ 1部 完了報告書 ・・・・ 1部 その他書類 ・・・・ 1部 提出期限(成果品) 現 場 代 理 人 等 届 契約締結の日から 7 日以内 完 了 報 告 書 業務完了時 そ の 他 書 類 等 同上 現場代理人等、協力技術者の名簿(履歴)及び工 事監理経歴書、資格証明資料、監理業務体制
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