5億円 - Jトラスト

2016年3月期
決算説明資料
2016年5月
Copyright(C)2016 JTRUST Co.,Ltd. All Rights Reserved.
1
目次
1.決算のポイント
2.セグメント別業績
3.2017年3月期 計画
4.現状の取組みと今後のビジョン
5.APPENDIX
2
免責事項
・本資料に記載された将来情報などは資料作成時点での当社の認識、意見、判断又は予測
であり、その実現を保証するものではありません。
様々な要因の変化により実際の業績や結果とは大きく異なる可能性があることをご承知おき
下さい。
・本資料に記載したIFRSの数値は、当社が参考値として策定した未監査の数値であることを
ご承知おき下さい。
・また、説明会および本資料は、当社をご理解いただくための情報提供を目的としたものであり、
当社または子会社が発行する有価証券への投資を勧誘するものではありません。
・本資料において「親会社株主に帰属する当期純利益」は「当期純利益」と表示しております。
・東南アジア金融事業のJ-GAAPは現地の決算期をそのまま取り込んでおります。
3ヶ月期ずれ(第1四半期:1月~3月 第2四半期:4月~6月 第3四半期:7月~9月 第4四半期:10月~12月)
3
4
決算のポイント
5
ポイント:監査法人の異動/IFRS適用延期について
2018年3月期中のIFRS適用に向け、
新監査法人を選任
新監査法人:
優成監査法人
※
 クライアント上場企業:51社 監査法人ランキング:トップ10
異動の理由:
 同監査法人の海外ネットワークが、今後の更なるグローバル展開に不可欠
 IFRS適用・運営に関して、同監査法人の豊富な国際経験が有効
決算開示方針:
 J-GAAPの開示を基本に2016年3月期同様、IFRSを参考値として開示予定
※ 2016年6月開催予定の定時株主総会の決議をもって異動予定
6
ポイント:連結営業収益
 IFRS:747億円、J-GAAP:754億円と共に過去最高益を更新
連結営業収益
IFRS
単位:億円
J-GAAP
※未監査
計画:819
800
700
174
747
600
700
176
754
4Q
TOTAL
600
500
500
203
400
201
400
300
300
183
200
100
計画:805
800
182
200
100
187
0
195
0
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
1Q
2Q
3Q
7
ポイント:連結営業利益
 IFRS:通期黒字化を実現
 J-GAAP:①のれん ②期ずれ ③貸倒引当金の差異 等により計画を下回る
連結営業利益
IFRS
単位:億円
J-GAAP
※未監査
計画:32
計画:75
30
0
20
-5
10
28
22
-20
-18
33
-41
2
-30
-21
-40
-50
-45
2Q
-21
-35
-40
1Q
-3
-25
-20
-30
-19
-15
0
-10
-10
3Q
4Q
TOTAL
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
8
ポイント:連結営業利益
 J-GAAPにおける4Qの営業損失は、韓国金融事業数値をJ-GAAPで表示する際において
IFRS適用に向け債権の評価を定額法から実効金利法へ変更し、負ののれんの影響を前
倒しに消化したことによるもの
 この要因-24億円を考慮すると通期は推計IFRS46億円 J-GAAP-17億円となる
連結営業利益
IFRS
単位:億円
J-GAAP
※未監査
計画:32
計画:75
46
50
24
30
10
-10
28
24
22
-18
-10
-17
-19
-20
-3
2
-30
-21
-30
0
33
3
-21
-40
2Q
3Q
4Q
TOTAL
前
倒
し
費
用
-41
-50
-50
1Q
-24
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
9
ポイント:IFRSセグメント利益(四半期毎)
 連結営業利益は下期より経常的な黒字化を実現
 東南アジア金融事業において、貸倒引当金の戻し入れにより4Qに利益が改善
IFRS
セグメント利益 四半期毎
※未監査
2016年3月期
通期
1Q
2Q
国内金融事業
43億円
11億円
韓国金融事業
5億円
東南アジア金融事業
3Q-4Q
対比
3Q
4Q
8億円
13億円
11億円
-2億円
-8億円
0.7億円
5億円
7億円
+2億円
-17億円
-5億円
-30億円
-5億円
23億円
+28億円
投資事業
27億円
-
8億円
18億円
1億円
-17億円
非金融事業
-3億円
1億円
4億円
-0.3億円
-8億円
-8億円
連結合計
22億円
-18億円
-21億円
33億円
28億円
-5億円
10
ポイント:IFRSとJ-GAAPの差異
 IFRSとJ-GAAPの連結営業利益の差異は、
①のれん ②期ずれ ③引当金 ④その他 の4つによるもの
IFRSとJ-GAAPの差異要因(連結営業利益)
単位:億円
40
30
-13
20
34
22
10
0
-20
アドアーズ減損
日本介護売却等
12
-10
-41
-30
30
-40
-50
J-GAAP
のれん
期ずれ
貸倒引当金
戻入
その他
IFRS
(推計)
11
ポイント:事業の実力値
 2016年3月期IFRSの連結営業利益は22億円だが、事業における利益水準は
64億円相当
連結営業利益
単位:億円
18
24
-13
34
アドアーズ減損
日本介護売却等
12
-41
J-GAAP
22
韓国事業における
J-GAAPの負の
のれんの影響等
64
韓国事業における
J-GAAP実効
金利法の適用
30
のれん
期ずれ
貸倒引当金
戻入
その他
IFRS
IFRS
実績
※未監査
(推計)
12
セグメント別業績
13
セグメント利益/J-GAAP(計画対実績)
 国内金融事業および投資事業が大きく貢献
セグメント利益
J-GAAP
2016年3月期
通期計画
実績
差異
達成率
国内金融事業
31億円
38億円
+7億円
123%
韓国金融事業
21億円
2億円
-19億円
10%
東南アジア金融事業
-18億円
-79億円
-61億円
-
投資事業
-2億円
25億円
+27億円
-
非金融事業
10億円
2億円
-8億円
20%
連結合計
32億円
-41億円
-73億円
-
14
セグメント利益/IFRS(計画対実績)
 連結営業利益は22億円 達成率は29%
IFRS
セグメント利益
※未監査
2016年3月期
通期計画
実績
差異
達成率
国内金融事業
32億円
43億円
+11億円
134%
韓国金融事業
25億円
5億円
-20億円
20%
東南アジア金融事業
15億円
-17億円
-32億円
-
投資事業
-2億円
27億円
+29億円
-
非金融事業
13億円
-3億円
-16億円
-
連結合計
75億円
22億円
-53億円
29%
15
国内金融事業
16
国内金融事業/営業利益
 営業利益はIFRS/J-GAAPともに計画を上回り着地
国内金融事業 営業利益
IFRS
J-GAAP
※未監査
45
45
40
40
11
35
35
30
10
30
13
25
25
43
20
15
13
20
38
15
8
10
5
単位:億円
6
10
11
5
0
9
0
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
17
国内金融事業/保証事業概況
 保証残高は計画を上回る進捗
 アパートローンも順調に積み上がり、計画487億円に対し109%の533億円に
日本保証における保証残高の推移
アパートローン本承認累計金額
単位:億円
債務保証残高
アパートローン
合計
533
268
238
250
453 466
121
424 435
92
407
398
77
384 391
48 64
368 374
38
28
6
285
300
502
計画:487
7
単位:億円
14 20 21
208
200
179
154
150
134
107
412
387 389 389 410
362 367 370 371 377 379 386
100
72
36
50
7
11
0
15/04 05
15/04 05
06
07
08
09
10
11
12 16/01 02
06
07
08
09
10
11
12 16/01 02
03
03
18
国内金融事業/債権回収事業
 4Qも引き続きNPL債権の買取が奏功し、請求債権残高は増加
 請求債権残高目標3,841億円に対し達成率122%
(2017年3月期の目標4,409億円もクリア)
請求債権残高の推移
単位:億円
5,000
4,500
4,000
2017年3月期目標 4,409億円
2016年3月期目標 3,841億円
3,500
3,000
2,500
4,612
2,000
3,492
1,500
2,572
1,000
500
1,196
1,251
2,833
4,651
4,679
3,421
1,471
0
2010/03 2011/03 2012/03 2013/03 2014/03 2015/03 2015/06 2015/09 2015/12 2016/03
19
韓国金融事業
20
韓国金融事業/ハイライト
 現地営業利益は順調に増加も、IFRS/J-GAAPともに2015年3月期に計上した
負ののれんが影響し、計画を下回る
 4QにJ-GAAPにおける債権の評価を定額法から実効金利法へ変更したことも営業利
益に影響
韓国金融事業 営業利益
IFRS
J-GAAP
※未監査
6
3
4
7
2
5
2
2.1
0
1
-2
0
-4
単位:億円
-8
1
1Q
2Q
1.8
-1
-6
-8
0.1
-1.4
5
2.6
-2
3Q
4Q
TOTAL
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
21
韓国金融事業/新規貸付金額の推移
 月間新規貸付金額は、4Qは営業日数が少ないにもかかわらず
過去最高額を更新中 (3ヶ月平均=1,389億ウォン)
単位:億ウォン
月間新規貸付金額
1,600
1,400
JTキャピタル
JT貯蓄銀行
JT親愛貯蓄銀行
1,200
1,000
92
1,178
790
298
165
767
906
143
156
266
avg 1,352
261
270
167
1,493
247
322
1,409
1,166
238
avg 979
243
avg 1,389
315
326
184
213
854
727
516
464
200
1,008
1,364
1,508
223
225
768
160
1,022
130
avg 981
102
600
400
1,284
113
975
115
800
1KR₩=0.0986円
947
945
905
739
652
845
0
15/04
05
06
07
08
09
10
11
12
16/01
02
03
22
韓国金融事業/貸付金残高の推移
 貸付金残高は順調に伸長を続ける
単位:億ウォン
貸付金残高推移
1KR₩=0.0986円
20,000
19,500
合計
132
売却
19,000
206
18,500
0
18,000
17,500
112
63
17,000
16,500
16,000
17,327
17,341
17,175
17,212
17,267
17,295
15/04
05
06
07
08
09
19,404
18,292
18,481
11
12
19,663
18,807
17,801
15,500
15,000
10
16/01
02
03
23
韓国金融事業/営業資産残高推移
 収益基盤は着実に強固になる
単位:億ウォン
貯蓄銀行/キャピタルの残高および不良債権推移
自社与信合計
20,000
買取債権合計
1KR₩=0.0986円
延滞率
19,663 40.00%
17,327
34.50%
3,145 35.00%
15,000
30.00%
25.00%
10,000
20.00%
16,517
6,156
8.74%
5,000
15.00%
6.20% 10.00%
5.00%
0
0.00%
14/ 05
06
07
08
04
※不良債権=30日以上の延滞債権
09
10
11
12 15/ 02
01
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12 16/ 02
03
01
24
韓国金融事業/韓国内連結営業利益(K-GAAP)
 韓国内4社の連結営業利益合計は707億ウォンと最高益
 SC2社 買収時から予定していた債権売却益(380億ウォン)を差し引いた
327億ウォンが実力値
 本格的に持続的な成長フェーズへ
※
K-GAAP
単位:億ウォン
韓国4社合計の営業利益推移
1KR₩=0.0986円
800
707
700
600
262
500
400
-35
327
実
力
値
83
300
200
397
SC買収時より
予定の利益
380
4Q
TOTAL
100
0
1Q
2Q
※SC:スタンダートチャータード貯蓄銀行およびスタンダードチャータードキャピタル
3Q
25
韓国金融事業/営業利益の減少要因:負ののれん
 2015年3月期末に計上した負ののれんが連結営業利益に影響
J-GAAP
負ののれんが営業利益に与えた影響
単位:億円
-56
85
実効金利法適用にともなう
前倒し消化
-24
-3
2
J-GAAP
負ののれん
負ののれん
J-GAAP
韓国内連結
による減少額
による減少額
営業利益
営業利益
SCキャピタル
SC貯蓄銀行
JT親愛貯蓄銀行
TA資産管理貸付
26
韓国金融事業/営業利益の減少要因:負ののれん
 2015年3月期における負ののれんが2016年3月期に与えた影響額は80億円
 4Qに前倒しで24億円を処理したことで、今後の影響を減少へ
J-GAAP
負ののれんが営業利益に与える影響(3月末現在)
1年で56億円
の消化を計画
95
39
JTCK,JTSB買収時
2015/03現在の
負ののれん残高
2016/03
3Q時点の計画
実
効
金
利
法
の
適
用
J
|
G
A
A
P
に
お
け
る
56
24
15
単位:億円
1年で
80億円を消化済
前倒し
消化済
1~2年で全て消化予定
2016/03
実績
27
東南アジア金融事業
28
東南アジア金融事業/会計期間の違い
 J-GAAPにおける東南アジア金融事業の連結取り込みは3ヶ月の期ずれ
■ 東南アジア金融事業 業績の取込みイメージ(営業利益)
2016年3月期
1Q
2Q
3Q
4Q
J-GAAP
2015/1~3
2015/4~6
2015/7~9
2015/10~12
営業利益
-25億円
-9億円
-23億円
-22億円
-23
-22
TOTAL
-79億円
-9
-25
29
東南アジア金融事業/IFRSにおける営業利益
 IFRSは四半期毎に改善基調
■ 東南アジア金融事業 IFRSにおける営業利益
2016年3月期
1Q
2Q
3Q
4Q
IFRS
2015/4~6
2015/7~9
2015/10~12
2016/1~3
営業利益
-5億円
-30億円
-5億円
23億円
TOTAL
-17億円
23
-5
-5
-30
30
東南アジア金融事業/ハイライト
 IFRSは四半期毎に改善基調
 J-GAAPはのれんの償却を差し引けば-60億円
 IFRSの4Q営業利益のうち26億円は、貸倒引当金の戻し入れ
東南アジア金融事業 営業利益
IFRS
0
-5
J-GAAP
※未監査
0
-5
-10
-17
-10
-15
-20
-20
-5
-30
-20
単位:億円
-4
-5
-40
-30
-25
-5
-50
23
-30
-35
-18
-60
-4
-19
-70
-5
-40
-60
-18
-80
-45
79
-90
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
31
東南アジア金融事業/ Jトラストインドネシア銀行:その他主要数値
 営業資産および平均貸出金利の引き上げにより金利収入増大
 預金費用低減も寄与し、純金利収入(金利収入-利息費用)は着実に増加
平均貸出金利
純金利収入
平均預金金利
単位:億ルピア
11.22%
1IDR=0.0085円
896
11.37%
10.55%
8.43%
9.99%
8.04%
7.69%
683
7.84%
412
200
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
32
東南アジア金融事業/ Jトラストインドネシア銀行:営業資産と不良債権比率
 営業部隊の強化により、順調に営業資産の積み上げが実現
 日本/韓国で培ったノウハウで、延滞債権の抑制に成功し、不良債権が低下
 審査プロセスを整備し、今後も新規融資案件の実行を加速
単位:億ルピア
営業資産残高と不良債権比率の推移
120,000
7.50% 7.50%
1IDR=0.0085円
2017年3月期の
利息収入に反映
6.90%
100,567
6.40%
100,000
98,122
80,000
4.50%
4.90%
84,374
93,870
87,173
7.00%
6.00%
93,870
5.00%
60,000
4.00%
3.00%
40,000
8.00%
86,344 88,656
80,735 83,157 83,806 84,081
2.80% 2.60% 2.60% 2.50%
3.00%
1.90%
20,000
SAMチームにより
延滞の抑制に奏功
2.00%
1.00%
0
0.00%
04
05
06
07
08
09
10
11
12
16/01
02
03
33
東南アジア金融事業/ Jトラストインドネシア銀行:預金およびCOFの推移
 COF(資金調達コスト/Cost of Funds)は順調に低下
 貸付残高に併せた預金量のコントロールによって預貸率が上昇(ベースラインコストを
削減)
単位:億ルピア
COF(Cost of Funds)および預貸率の推移
9.50%
100.00%
Cost of Funds
1IDR=0.0085円
預貸率
92.01%
9.00%
8.97%
8.87%
90.00%
85.35%
85.15%
81.99%
8.42%
8.30%
8.15%
8.50%
8.00%
80.00%
8.18%
8.15%
8.04%
8.01%
7.84%
76.29%
75.51%
70.00%
82.35%
77.09%
85.10%
88.34%
85.30%
76.83%
7.69%
7.56%
7.50%
60.00%
7.00%
50.00%
6.50%
0%
0%
40.00%
04
06
08
10
12
2
04
06
08
10
12
2
34
東南アジア金融事業/ Jトラスト インベストメンツ インドネシア:サービサー事業
 11月より開始したJトラスト インベストメンツ インドネシア(JTII)の本格的な稼働
により、債権回収は順調に進む
 日本/韓国の債権回収ノウハウを駆使し、第1期から黒字化に成功
JTII 損益計算書
J-GAAP
※
通期
営業収益
2016/3Q
2016/4Q
(2015/07-09)
(2015/10-12)
291百万円
-
291百万円
営業利益
136百万円
-11百万円
148百万円
経常利益
144百万円
-31百万円
176百万円
97百万円
-31百万円
129百万円
1IDR=0.0089円
1IDR=0.0087円
(回収額)
純利益
※日本基準に基づく単体数値(連結調整前)で作成しています。
なお、決算期の差異が3ヶ月以内であることから、2016/4Qの決算基礎は、2015/12の財務諸表
をもとに作成しています。
損益計算書の詳細は2016年3月期決算補足説明資料をご参照ください。
35
非金融事業・投資事業
36
非金融事業・投資事業/ハイライト
 投資事業では、グループリース社の転換社債引き受け、および転換による投資収
益が、連結業績に大きく貢献
非金融/投資事業 営業利益
IFRS
J-GAAP
※未監査
35
35
30
30
-7
25
-3
25
18
20
20
15
17
15
24
10
12
5
0
単位:億円
0
2Q
9
5
1
1Q
24
10
3Q
4Q
TOTAL
1
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
37
2017年3月期 計画
38
2017年3月期通期計画/連結ハイライト
 連結営業利益は、IFRS:151億円 J-GAAP:113億円
 J-GAAPは、正のれんによる影響:-30億円 期ずれによる影響:-8億円
第41期(2017年3月期:中計第2期)計画
IFRS
(中期経営計画)
J-GAAP
差額
要因
営業収益
1,068億円
982億円
-86億円 期ずれによる影響:-86億円
営業利益
151億円
113億円
-38億円 期ずれによる影響:-8億円
当期利益
131億円
95億円
-35億円 期ずれによる影響:-5億円
正のれんによる影響:-30億円
正のれんによる影響:-30億円
39
2017年3月期通期計画/セグメント利益
 東南アジア金融事業は下期偏重で推移 銀行とサービサーで目標達成を目指す
 マヤパダ銀行の株式売却で、1Qに14億円の営業収益を計上予定
 投資事業で30億円以上の利益を確保し、本社費用の増加分をカバー
第41期(2017年3月期:中計第2期)セグメント利益計画
2017年3月期
IFRS
IFRS
(中期経営計画)
(調整後)
J-GAAP
国内金融事業
40億円
40億円
39億円
韓国金融事業
55億円
55億円
51億円
東南アジア金融事業
32億円
32億円
3億円
非金融事業
18億円
18億円
15億円
投資事業
15億円
30億円
30億円
連結合計
151億円
151億円
113億円
40
現状の取組みと今後のビジョン
国内金融事業
 信用保証事業、債権回収事業ともに中期経営計画以上の利益を目指す
アパート施工風景
※写真はイメージです。
信用保証事業オペレーション
42
国内金融事業/新たな取り組み
 ビットコイン取引所「J-Bits」を6月中にスタート予定
 「金融サービスとしてのビットコイン事業」を目指し、銀行、FX取引事業経験者を
主軸に組織を構築
 他社にはない安心・安全なビットコインサービスの提供を目指す
取引画面 ※
※ 画面は開発中のものであり、変更する可能性があります。
スマホサイト
※
コインポータルサイト
43
韓国金融事業
 負ののれんによる影響の大半を2016年3月期末に消化し、2017年3月期は
J-GAAPでもおおむね実力値の計上が可能に
 M&Aおよび債権買取により、更なる営業資産の拡大を目指す
 今後のJトラストグループの成長ドライバーとなる
JT親愛貯蓄銀行外観
店内
44
東南アジア金融事業
 グループインから約1年半が経過し、月次での黒字化を実現、経常的な黒字化が
射程圏内に
 経常的な黒字化実現後は、営業資産の積み上げに比例して利益水準が改善する見込み
 JTIIのNPL債権の回収も順調、2016年のスタート時より利益貢献
Jトラストインドネシア銀行 支店外観
店内
45
東南アジア金融事業/Jトラストインドネシア銀行:事業基盤の強化策①
 グループリース社との協業を6月中の開始に向け、最終調整中
※
 合弁会社となるGLFI 設立日:2016年4月14日
 ライセンス申請手続きも完了
グループリース社とのビジネスモデル(イメージ)
Deploy
With
Lighter POS
for Rural Area
Motorcycle,
Agricultural Equipment,
Solar panel, housing,
white goods, etc.
Finance money from Bank JTrust
Indonesia with Channeling scheme
※ GLFI:グループリースファイナンスインドネシアの略
PT Group Lease
Finance
Indonesia
46
東南アジア金融事業/Jトラストインドネシア銀行:事業基盤の強化策②
 採用した人財による部署力(クオリティ)強化
 本店で専属チームを立ち上げ、中規模企業向け融資を強化
 支店に中小企業向け貸し出し部隊を配置
 日本企業との豊富な人脈を持つ人財を採用し、ジャパンデスクを3月に設置
 日本の地銀と提携したルピア建て預金の取り扱い開始に向け、手続きを進める
 高いIT技術を有する韓国金融の電算チームと連携し、グループシナジーを活用
Jトラストインドネシア銀行 本店風景
47
投資事業・その他の事業
 マヤパダ銀行の株式を売却 2017年3月期第1四半期に14億円の営業収益を
計上予定
 総合エンターテインメント事業はオリーブスパとの提携など、新たな取り組みで、
収益確保を目指す
 新規投資案件からの利益計上も積極的に狙う
Jトラストアジア
オリーブスパ
オリーブスパ
48
M&A戦略等について
 投資対象は、金融事業あるいは金融事業とシナジーが見込める事業
 目標IRR=15%以上
 成長市場をターゲットとし、地域を限定しない
※イラストはイメージです。
49
その他
 東京証券取引所 市場第一部指定の申請に向けた検討を開始
 2017年3月期、第1四半期決算から黒字を目指す
 下期偏重型で2017年3月期の計画値の達成を目指す
※写真・イラストはイメージです。
50
APPENDIX
2016年3月期データ
ポイント:事業別ハイライト
I.
国内金融事業
⇒信用保証事業は計画通り進捗 債権買取回収事業はNPL債権の買取が奏功し、
営業収益・営業利益共に計画通りに推移
II.
韓国金融事業
⇒K-GAAP(韓国連結会計基準)における連結営業利益は、約700億ウォンを創出。
J-GAAPでは、前期末の負ののれんの影響により計画未達となったが、黒字を確保。
IFRS適用作業の一環として4Qに債権の評価を定額法から実効金利法へ変更したこと
により、2017年3月期以降の負ののれん償却額のうち、約240億ウォンを前倒しで消化。
今後の償却インパクトは圧縮
III. 東南アジア金融事業
⇒IFRSでは、期ずれの影響およびのれんの償却がなく、J-GAAPと比較し大幅に損失が圧縮。
破たん銀行の再生も1年7か月でほぼ完了、期末には東南アジア金融事業として、単月黒字化を
実現。
中期経営計画に対し遅れているが、新たなマネジメント体制の下、事業基盤強化を進めることで
2017年3月期は計画達成を目指す
IV. 非金融事業・投資事業
⇒Jトラストアジアの投資事業が大きく貢献
52
2016年3月期 国内金融事業/ハイライト
国内金融事業 ハイライト
J-GAAP
単位:億円
営業収益
営業利益
120
40
100
10
28
30
80
29
60
110
40
13
20
38
27
6
10
20
9
26
0
0
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
53
2016年3月期 韓国金融事業/ハイライト
韓国金融事業 ハイライト
J-GAAP
単位:億円
営業収益
300
実効金利法適用にともなう
24億円の減少は、営業収益
より差し引かれる
250
営業利益
3
24
24
2
56
2.1
200
2.6
1
65
150
254
0
0.1
59
100
1.8
-1.4
50
-1
74
0
-2
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
54
2016年3月期 東南アジア金融事業/ハイライト
東南アジア金融事業 ハイライト
J-GAAP
営業収益
営業利益
140
0
120
-10
32
100
-25
-20
-9
-30
80
29
-75
-40
122
60
-23
-50
29
40
20
単位:億円
-60
-18
-70
32
0
-80
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
55
2016年3月期 非金融事業・投資事業/ハイライト
非金融事業 ハイライト
J-GAAP
単位:億円
営業収益
営業利益
300
30
250
25
-3
80
200
20
17
74
150
274
15
24
100
10
69
50
9
5
51
0
0
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
1
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
56
2016年3月期 非金融事業・投資事業/事業別内訳
非金融/投資事業 事業別内訳
J-GAAP
単位:億円
営業利益
営業収益
19
-2
28
165
62
不動産事業
25
274
5
エンター
テインメント事業
投資事業
企業結合・その他
営業収益
不動産事業
23
-5
エンター
投資事業
企業結合・その他
営業利益
テインメント事業
57
月次データ推移 2016.03~2017.03 ≪ 速報値 ≫
単位未満切り捨て
■ 国内金融事業
日本保証
単位:億円
2016.03
2016.04
債務保証残高
533
548
うち、アパートローン
121
145
2016.05
2016.06
2016.07
2016.08
2016.09
2016.10
2016.11
2016.12
2017.01
■ 韓国金融事業
韓国金融事業
合
計
銀行業における JT親愛貯蓄銀行
貸出金残高
JT貯蓄銀行
合
計
JTキャピタル
2016.3
2016.04
19,662
20,148
2016.3
2016.04
12,143
12,265
3,399
3,681
15,542
15,946
4,119
2016.04
2016.05
2016.06
2016.07
2016.08
2016.09
2016.10
2016.11
2016.12
2017.01
2017.02
2017.03
2016.05
2016.06
2016.07
2016.08
2016.09
2016.10
2016.11
2016.12
2017.01
2017.02
2017.03
2016.05
2016.06
2016.07
2016.08
2016.09
2016.10
2016.11
2016.12
2017.01
2017.02
2017.03
4,202
■ 東南アジア金融事業
Jトラストインドネシア銀行
銀行業における貸出金残高
2017.03
単位:億ウォン
2016.3
営業貸付金残高
2017.02
単位:億ルピア
2016.3
2016.04
2016.05
2016.06
2016.07
2016.08
2016.09
2016.10
2016.11
2016.12
2017.01
2017.02
2017.03
99,924 101,798
※決算月のずれを修正しているため、決算補足説明資料とは整合しません。
例)決算補足説明資料 2016.3のデータ ⇒ 2015.12のBSから集計
58