こくみん共済U-12 サッカーリーグの制約等について

こくみん共済 U-12 サッカーリーグ参加チーム各位
平成 28 年 5 月 8 日
(一社)十勝地区サッカー協会
4種委員長 草野康一
こくみん共済U-12 サッカーリーグの制約等について
新緑の候、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は十勝地区少年サッ
カーのためにご尽力いただきありがとうございます。
さて、長期リーグである標記大会が始まったところですが、本大会の概要について、以
前、監督会議等でご説明したことがあります。しかし、時間も経過しており、参加各チー
ムにご周知いただくため再度のご説明となりました。
本大会は(公財)日本サッカー協会より種々の制約を受けております。
北海道の場合、降雪地域であるため 4 月~10 月の期間内に終了すること。
実際は、全日本少年サッカー大会の予選を兼ねるため 9 月中旬には終了しなければなり
ません。十勝の場合は 5 月からの会場使用となるため 5 月初旬~9 月中旬の期間内に日程
消化を余儀なくされます。
全日本少年大会の予選は別日程で行ってもよい規定になっておりますが、リーグ戦の結
果を反映することになっており、道内の各地区協会では、大半が全日本の予選と兼ねてい
ることから、どの地区も日程消化に四苦八苦しているところです。
さて、ヨーロッパのジュニア年代は 7~9 人制で行われており週末に 1 試合のリーグ戦
を行っております。これに沿ったものと思われますが、本大会は、原則、土日で 2 試合以
下の試合数で行うように規定されております。つまり、土曜日 1 試合、日曜日 1 試合かど
ちらか一方で 2 試合となります。オーバーワーク防止のためということですが、このこと
はダイレクターより厳守するよう申し付けられております。
また、降雪地域では、基本的に8チーム以上1ブロックで1チームの合計試合数が年間
を通して 14 試合以上であること。地区リーグ総試合数も 100 試合以上であること。指導
者研修会を実施すること等が規定されております。
毎年、リーグ戦開催にあたり企画提案書を地区のユースダイレクター経由で日本協会に
提出しております。地域のサッカー環境改善のため本大会及びトレセンなどの日程もダイ
レクターの管理下にあります。したがって、変更等があった場合は速やかにダイレクター
と相談しなければなりません。
以前は、1日当たりの試合数に制限がなく、上がない大会であったこともあり、各地区
ですべての子どもたちに出場機会を設ける取り組みが行われておりましたが、全国大会の
予選を兼ねることになったため「すべての子」ということができなくなりました。
このことも昨年の道4種委員長会議で議論されており、その付帯案として、リーグ戦終
了後に出場機会が少ない子のために試合を設けることをユースダイレクターに認めてい
ただきました。したがって、本大会が開催される土日の空き日、空き時間等は、本大会の
管轄下にあり、他の場所で試合等を行うことができないことになります。公に認められる
ものは当協会主催下にあるものだけになりますので対外試合を行うさいはご注意くださ
い。 上記のことから、本協会主催であるこくみん共済サッカーリーグ付随のチャレンジ
マッチはチーム作りのための試合ではなく出場機会の少ない選手のために設けているこ
ともご理解願います。このように本リーグ戦は(公財)日本サッカー協会の肝いりの大会
であり、これらの趣旨を十分に理解したうえでご参加いただきますようお願いいたします。