P2-3 平成28 年

14
4月 日午後9時 分頃、
熊本県で最大震度7、マグニ
の地震が発
㌔。日本で震度7が観測
史上初。気象庁は「平成
年
4回目で、九州地方では観測
されたのは東日本大震災以来
約
した。震源は熊本地方の地下
生。本市でも震度5強を観測
チュード(M)
26
続いて 日の午前1時 分
頃。最初の地震による動揺が
名した。
(2016年)熊本地震」と命
28
の地震が再
7.3
30
カ所に増
21
ていた。水道から流れる薄茶
はいつもと違う光景が広がっ
日の朝、見慣れたはずの
家・まちを見渡すと、そこに
また、二次災害防止などの
ため、 日から本市を含む県
山のように積み上げられた。
仮置き場には、がれきなどが
き、緊急に設けた家屋廃材の
色に濁った水、破損して散乱
合志市では震度6強を観測
内約
平成 28 年(2016 年)熊本地震
した食器や家具、割れた多数
を過ごした。
ふれ、多くの住民が不安な夜
ビーや廊下、屋外にも人があ
った避難者。合志庁舎ではロ
着の身着のままの状態で集ま
え、6629人が避難した。
難所はピーク時で
で避難者数はさらに増加。避
の本震やその後の余震の影響
所を開設した。しかし、
日
日午後 時 分頃、市災
害対策本部は自主避難所9カ
害と恐怖をもたらした。
となく余震が続き、大きな被
度6強を観測。その後も幾度
び熊本を襲った。本市では震
れる震度7、M
おさまらぬまま、本震とみら
25
16
10
万5千戸で都市ガスの
業し、学校は休校。ガソリン
壊した鳥居。多くの店舗は休
た壁、亀裂が入った道路、崩
の屋根瓦やガラス、崩れ落ち
た。
して使用できない状況となっ
に濁り水が発生し、飲用水と
内のほとんどの地域で断続的
供給が停止した。水道は、市
年熊本地震の主な経緯
スタンドには長い行列がで
平成
熊本地方を震源とする
最大震度7の地震発生
最大震度6弱(5弱)
市災害対策本部設置
避難所開設
最大震度5弱(5弱)
(6強)
最大震度6強(5強)
最大震度7
最大震度5弱(5弱)
最大震度6弱(6弱)
避難所増設
最大震度6弱(5弱)
2
広報こうし 2016.05 臨時号
2016.05 臨時号 広報こうし
3
6.5
14
16
16
9
10
20
11
14
10
0:03 22:38 22:30 22:15 22:07 21:26
1:25
1:44
1:45
3:06
9:48
4月
28
14日
16日 15日
11
12
18
21
22
16
−写真−
13 本が床一面に散乱した西合志図書館 ■
14 ■
15 合志庁舎に避難した住民 ■
16 配水管の損
■
17 食料品が品薄になったスーパー 傷で水が漏れ、天井が一部崩落したヴィーブル ■
18 多くの商品が棚から落ちたホームセンター ■
19 避難所では多くの人が肩を寄せ合っ
■
20 危険な屋内を離れ屋外で朝を迎える避難者 ■
21 度重なる余震を計測する合志庁
た ■
22 水道水は濁り飲めなくなった ■
23 がれきであふれかえった仮置き場
舎の震度計 ■
−写真−
19石灯籠が崩れ落ち鳥居が崩壊した竹迫日吉神社
246崩れ落ちた屋根瓦や外壁 3キャビネットが
倒れた須屋市民センター事務所 58高速沿いの道
路やマンホール周辺に入った亀裂 7鳥居が割れた
10 ■
11 ■
12 備品や書類が散乱した合志庁舎内
大池神社 ■
23
6
1
7
8
4
17
5
19
2
3
13
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16
※( )内は合志庁舎の震度計の計測値