Windows7,8,10

KUINS OpenVPN 接続 設定⽅法
2016 年 5 月 12 日改訂
京都大学情報環境機構が提供する VPN 接続サービス「OpenVPN 接続」を利用すると、以下のような場所から、
学内ネットワークの KUINS に接続することができます。ネットワーク環境によって PPTP 接続が利用できない場合
の代替手段等にご利用ください。
・ 自宅・職場などの学外のネットワーク
自宅など学外のインターネットに接続したパソコンから、KUINS に接続することができます。例えば、グループウェア
の利用、電子ジャーナルの閲覧、学内限定で公開している Web ページの閲覧等が、学内の KUINS-III
情報コンセントに接続した端末と同様に利用できます。
・ みあこネット、eduroam の無線 LAN アクセスポイント
学内のみあこネット、eduroam アクセスポイントを経由して、KUINS に接続することができます。接続設定方法に
ついては、情報環境機構サイト(http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/)の[無線 LAN 設定]を参照ください。
※Open スペース設定情報コンセントからは利用できません。
このマニュアルでは Windows7 を例に設定手順を説明します。
【設定手順】
1.証明書ファイルをダウンロード、インポートする
(1)OpenVPN サーバを利用するためのサーバ証明書・クライアント証明書をダウンロードします。
https://certs.kuins.kyoto-u.ac.jp/secure/client/
上記 URL の証明書発行システムにアクセスし、PC の任意の場所にサーバ証明書ファイルを保存してください。
発行には SPS-ID もしくは ECS-ID が必要です。
発行完了の画面で表示されるパスワード、シリアル番号、失効日は記録してください。
※失効日を過ぎた証明書ファイルは接続に利用できなくなります。ご注意ください。
※発行がうまくいかない、ボタンをクリックしても反応がない場合はブラウザを変えて試してください。
(左)発行システムのログイン画面
(右)発行完了の画面
(2)保存したファイル(PKCS#12 形式秘密鍵付きクライアント証明書ファイル)をダブルクリックします。
証明書のインポートウィザードが起動しますので、以下のように進めます。
[次へ]をクリック
⇒ファイル名を確認し、[次へ]をクリック
⇒発行完了の画面で表示されたパスワードを入力し、[次へ]をクリック
⇒「証明書の種類に基づいて自動的に証明書ストアを選択する」を選択して[次へ]をクリック
⇒設定内容を確認し、[完了]をクリック
証明書ファイルのダウンロード、インポートについては以上です。次に VPN 接続ソフトの設定を行います。
2.VPN 接続ソフトのインストール、設定
(1) 下記 URL のサイトより、最新の OpenVPN 用 Windows インストーラをダウンロードしてください。
(お使いの OS により、32 ビット版か 64 ビット版を選択して下さい。)
http://www.openvpn.jp/document/openvpn-gui-for-windows/
ダウンロードしたインストーラを実行し、ソフトをインストールします。
(2) [スタートメニュー]-[コントロールパネル]-[ネットワークとインターネット]-[ネットワークと共有センター]を開き、
「アダプターの設定の変更」を開きます。
(3) アダプターが「TAP-Win32 Adapter V9」となっている接続が新たに表示されますので選択して、
[この接続の名前を変更する]をクリックし、名前を「vpntap」に変更します。
(4) テキストエディタを起動し、下記内容を記入します。
「********.p12」の箇所には 1.で保存した証明書ファイル名を入力します。
このファイルを「kuins.ovpn」と名前を付けて保存します。
client
dev tap
dev-node vpntap
proto tcp
remote openvpn0.kuins.kyoto-u.ac.jp 1194
resolv-retry infinite
nobind
persist-key
persist-tun
pkcs12 ********.p12
remote-cert-tls server
comp-lzo
verb 3
(5) [スタートメニュー]-[すべてのプログラム]-[OpenVPN]-[Shortcuts]
- [OpenVPN configuration file directory] を開きます。開いたフォルダに(4)で作成した「kuins.ovpn」と
1.で作成した証明書ファイルを入れます。 ※管理者権限が必要です。
3.VPN 接続を行う
(1) [スタートメニュー]-[すべてのプログラム]-[OpenVPN]- [OpenVPN GUI] を
右クリックして、「管理者として実行」を選択します。(管理者権限がない場合、正常に接続ができません。)
2) タスクバーに表示されるアイコン
を右クリックし、 [接続]を選択します。
(3) 1.で記録したパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
(4) 正常に接続するとダイアログが自動的に閉じられます。タスクバーのアイコンが青色
完了です。切断する場合はアイコンを右クリックして「切断」を選択します。
に変化すれば接続
OpenVPN 接続の設定は以上です。接続後、学内ネットワークの利用が可能になります。
注※電子ジャーナルを閲覧する際には、学内の KUINS-III 情報コンセントを利用する場合と同様の
プロキシ設定が必要になります。設定方法は情報環境機構のサイトを参照ください。
http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/kuins/external/use/proxy.html
[トップページ]⇒[提供サービス]⇒[学術情報ネットワーク(KUINS)]⇒[学外サービスへの接続]
⇒[利用方法]⇒[プロキシ(代理接続)]