第 20 回アジア競技大会開催構想策定業務委託（その2）基本仕様書 1

第 20 回アジア競技大会開催構想策定業務委託（その２）
基本仕様書
１
業務名
第 20 回アジア競技大会開催構想策定業務委託（その２）
２
目的
本県では、全国・世界に打ち出せるスポーツ大会を招致・育成し、地域の活性化につなげる
取組を推進している。
とりわけ、国際的スポーツ大会は、強い情報発信力を持ち、開催地である愛知県の知名度を
大きく向上させるとともに、多くの観戦客を国内外から集め、地域経済にも大きな効果をもた
らすものである。
本県は、名古屋市と共同で、第 20 回アジア競技大会の招致に向け、JOC（日本オリンピック
委員会）及び OCA（アジア・オリンピック評議会）に対し、立候補の意思表明を行うこととし
ており、意思表明にあたっては、開催構想を策定し、提出する必要が想定される。
そこで、本業務では、OCA に提出する開催構想の策定及びプレゼンテーション資料を作成す
る。
３委託業務内容
（１）開催構想の策定
・OCA に提出する、第 20 回アジア競技大会開催構想を策定する。
・県が別に実施する「第 20 回アジア競技大会開催構想策定業務委託（その１）
」の内容とあ
わせ、必要な項目が全て盛り込まれた開催構想としてとりまとめること。
・開催構想の内容は、必要に応じて、県が別に実施する「国際スポーツ大会開催構想概要策
定業務委託」の内容を踏まえ、整合性を図ること。
＜本業務で策定する項目及び内容＞
①コンセプト
・コンセプトを検討するにあたり参考となる資料や情報を収集の上、県と調整を図りなが
ら、コンセプトを作成する。
②競技プログラム
・実施が想定される競技種目及び日程を作成する。
③気象データ
・過去 10 年間の大会想定期間の、本県における気温（平均気温、平均最高気温、平均最
低気温）
、平均風速、雨天率、好天日出現率を調査する。
④メディカルサービス
・選手村候補地や主要競技会場周辺における医療機関を調査の上、図示する。
・競技会場や宿泊施設、大会関係施設における医療体制及び、ドーピングコントロールに
関する取組について記載する。
⑤安全対策
・大会関係者や観客に対する警備、テロ対策等に関する取組について記載する。
⑥選手村以外の宿泊関係
・選手村以外の、本県における宿泊施設環境について記載する。
・大会期間中に開催が想定される OCA 総会会場について検討の上、記載する。
・愛知県周辺の観光情報について整理し、記載する。
⑦自然環境保護
・自然環境保護に関する、本県の施策及び大会開催にあたっての取組を記載する。
⑧財政計画
・大会開催に係る概算額や基本的な考え方について記載する。
⑨国際大会、会議の実績
・本県における、過去 10 年程度の国際大会、会議の開催実績を記載する。
⑩選手強化の協力
・選手強化に関する考え方や基本方針を記載する。
※策定する項目及び内容については、県と調整するものとし、業務を進めるにあたって変
更する場合がある。
（２）プレゼンテーション資料の作成
・OCA 総会で使用するためのプレゼンテーション資料を作成する。
・プレゼンテーション資料は英語とし、5 分から 10 分程度で、写真やイラスト図などを
多く使用したスライド、動画など、アピール力の高いものとすること。
（３）開催構想の英訳、製本
・英語への翻訳は、専門家が行い、ネイティブチェックを行うこと。
・製本は、Ａ4 サイズ、4 色刷り、フルカラーとすること。
・部数は、日本語版 600 部、英語版 200 部とすること。
４
その他
（１）事業全体の進捗管理等
・統括責任者及び愛知県との連絡担当者をあらかじめ定めたうえ、県担当者と連絡を密
にし、事業全体の進捗管理を行うこと。
・トラブル等が発生した場合は、速やかに本県担当者と連絡を取れる体制を整えること。
（２）成果品の提出
・事業終了後、成果品の内容を記録した電子媒体を 1 部提出すること。
・提出期限は、平成 28 年 9 月 30 日（金）
、提出場所は、愛知県振興部スポーツ振興課と
する。
５
留意事項
・本事業の実施にあたり、委託者である愛知県と十分な打合せを行うこと。
・県が別に実施する「第 20 回アジア競技大会開催構想策定業務委託（その１）
」及び「国際
スポーツ大会開催構想概要策定業務委託」の業務内容と整合性を図るとともに、受託者と
連携を図ること。
＜受託者＞
第 20 回アジア競技大会開催構想策定業務委託（その１）
未定
国際スポーツ大会開催構想概要策定業務委託
㈱電通中部支社
・本事業で発生する著作物の著作権は、委託者である愛知県に帰属するものとする。
・愛知県個人情報保護条例、愛知県財務規則等の関係条例・規則等を熟知の上、業務遂
行に当たること。
・この仕様書に定めのない事項については、必要に応じて委託者と受託者が協議して決
めるものとする。

Download Report