保育料に関して(PDFファイル 213KB)

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保育料は
保育料は、原則、クラス年齢と児童の保護者(父母両方)等の市町村民税額によって「廿日
市市保育料徴収基準額表」をもとに算定されます。ただし、父母以外の扶養義務者(祖父母等)
が家計の主宰者である場合には、その方の税額も合算します。(父母が安定した収入(3 か月
の平均が月 8 万6千円以上)を確保できるようになったときは、再計算しますので市役所児
童課保育係にご相談ください。)
公立保育園と私立保育園がありますが、保育料は同じです。ただし、延長保育の保育料は別
途負担していただきます。
保育料算定の基礎となる税額には、住宅借入金等特別控除・住宅耐震改修特別控除・外国税
額控除・配当控除・電子証明書等特別控除は適用しません。
平成26年度までの保育料は、平成22年度以前の「年少扶養控除廃止前の所得税額」を仮
計算し、保育料基準額表に当てはめて保育料を決定していました。平成27年度からは、こう
した仮計算をせず、実際に賦課されている「市民税額」をそのまま保育料基準額表に当てはめ
ることとなっています。
しかし、実際に賦課されている「市民税額」をそのまま保育料基準額表に当てはめた場合に
は、国の保育料の基準額が児童2人の世帯をモデルとしていることから、子どもが多い世帯ほ
ど保育料が増額となるため、16歳未満の児童を3人以上扶養されている世帯については、次
のとおり軽減措置を行います。
◆16歳未満の扶養児童が2人を超える場合、超えた児童1人につき 19,800 円を市民
税所得割額から差し引いて保育料を決定します。
【事例】
家族構成:父、母、子ども5人で市民税所得割額 97,800 円の場合、そのまま保
育料徴収基準表(別紙)にあてはめると、市の階層区分では第 5-1 となりますが、
軽減措置を行うため、市の階層区分は第 3-3 となります。
97,800 円-(3 人×19,800 円)=38,400 円⇒保育料算定基準表の
↑
「38,900 円未満」の階層を適用
↑※2 人を超えた児童が 3 人
保育料の納付について、納期限までに納付されない方に対しては、督促状等による通知を行
うほか、滞納の状況が続く場合には、児童福祉法 56 条第 10 項の規定に基づき財産(給与、
預金等)の差し押さえを実施する場合があります。
保育料については、随時見直しを行っていますので変更する場合があります。
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保育料の決定方法は
平成27年度から保育料の決定方法が変わります。これまでは前年の所得税額を用いて保
育料を決定していましたが、新制度では市町村民税額を基に保育料の決定を行います。また、
新制度では、毎年9月が保育料の切り替え時期となります。そのほか、保育の必要量(保育
短時間と保育標準時間)で別々の保育料となります。
切り替え
4月
5月
6月
7月
8月
前年度の市民税額に基づく保育料
9月
10 月 11 月 12 月 1月
2月
3月
6 月に決定する当年度の市民税額に基づく保育料
【保育料の変更】
正確な保育料算定をするためにも、市民税等に修正があった方は、必要な書類を児童課保
育係まで提出してください。
なお、転居、婚姻、離婚等の事情により、世帯構成員に変更があり、それに伴い保育料の
階層区分が変更になる場合は、変更のあった月の翌月分から変更になります(変更があった
場合は、届出が必要です。)。
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第2子以降の保育料について
同一世帯の2人以上の就学前児童が同時に「保育園」「幼稚園」「認定こども園」「特別支援
学校幼稚部」「情緒障害児短期治療施設通所部」に入所、又は「児童発達支援」及び「医療型
児童発達支援」を利用している場合の保育料は、最年長児が全額負担、次の年長児が半額負担、
その他の児童が無料となります。
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平成 27 年度廿日市市保育料徴収基準額表
徴収月額
階層区分
3歳未満児
通常保育
長時間保育
3歳以上児
通常保育
長時間保育
(8:30~17:00)
(7:30~18:30)
(8:30~17:00)
(7:30~18:30)
0円
4,500円
(2,250円)
7,600円
(3,800円)
0円
4,500円
(2,250円)
7,700円
(3,850円)
0円
3,500円
(1,750円)
5,900円
(2,950円)
0円
3,500円
(1,750円)
6,000円
(3,000円)
第1
生活保護世帯
第2
住民税非課税世帯
第3-1
住民税均等割のみ課税
第3-2
住民税所得割が34,600円未満
10,800円
(5,400円)
11,000円
(5,500円)
8,300円
(4,150円)
8,500円
(4,250円)
第3-3
38,900円未満
13,600円
(6,800円)
13,800円
(6,900円)
10,300円
(5,150円)
10,500円
(5,250円)
第3-4
43,600円未満
16,400円
(8,200円)
16,600円
(8,300円)
12,300円
(6,150円)
12,500円
(6,250円)
第3-5
48,600円未満
19,300円
(9,650円)
19,500円
(9,750円)
14,300円
(7,150円)
14,500円
(7,250円)
第4-1
59,100円未満
21,800円
(10,900円)
22,100円
(11,050円)
16,800円
(8,400円)
17,100円
(8,550円)
第4-2
71,500円未満
24,300円
(12,150円)
24,700円
(12,350円)
19,400円
(9,700円)
19,700円
(9,850円)
第4-3
84,100円未満
26,900円
(13,450円)
27,300円
(13,650円)
21,900円
(10,950円)
22,300円
(11,150円)
第4-4
97,000円未満
29,600円
(14,800円)
30,000円
(15,000円)
24,600円
(12,300円)
25,000円
(12,500円)
第5-1
123,400円未満
34,300円
(17,150円)
34,800円
(17,400円)
25,900円
(12,950円)
26,300円
(13,150円)
第5-2
145,600円未満
39,000円
(19,500円)
39,600円
(19,800円)
27,200円
(13,600円)
27,600円
(13,800円)
第5-3
169,000円未満
43,900円
(21,950円)
44,500円
(22,250円)
28,400円
(14,200円)
28,900円
(14,450円)
第6-1
235,000円未満
51,900円
(25,950円)
52,700円
(26,350円)
29,700円
(14,850円)
30,200円
(15,100円)
第6-2
301,000円未満
55,100円
(27,550円)
56,000円
(28,000円)
31,100円
(15,550円)
31,600円
(15,800円)
第7
397,000円未満
60,000円
(30,000円)
61,000円
(30,500円)
32,400円
(16,200円)
33,000円
(16,500円)
第8
397,000円以上
62,000円
(31,000円)
63,000円
(31,500円)
33,900円
(16,950円)
34,500円
(17,250円)
※「3 歳未満児」とは、0 歳~2 歳児クラスの児童のことをいい、児童が年度途中に 3 歳に達した場合
でも、平成 27 年度中は引き続き 3 歳未満児の保育料となります。
※徴収月額下段の( )内は、最年長児の次の年長児となる場合の額です。
(通常保育料の 1/2)
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