じ う と う じ ゅ ん 慈雨等潤 城東小学校 校長だより 第7号 平成 28 年 5 月 11 日 【学校再開】 「おはようございます」「おはよう」「おっはよう!」 挨拶を交わす子どもたちの元気な声と明るい笑顔。昨日5月10日、学校再開です。 再開にあたり、テレビでの講話朝会で、子どもたちにこんな話をしました。 おはようございます。今日、みなさんの元気な顔を見ることができて、とてもうれしく 思います。今日から、新しい学校生活が始まります。しっかり勉強しましょう。楽しく生 活しましょう。そして、もっともっといい子になっていきましょう。 大きな地震で怖い思いをしたことでしょう。また地震が来るかもしれないな、大丈夫か な、と怖くなったり心配したりしている人もいるかもしれません。 怖がること、これは大切なことです。わたしたちは、怖いからこそ気をつける。怖がる からこそ危ないことを避けようとする。だから、怖がるという気持ちは大切なことなので す。と同時に、怖がりすぎないということも大切です。学校は丈夫にできています。簡単 には壊れません。危ないことが起こっても、先生が守ってくれます。安心してください。 大切なのは、正しく怖がることです。今日からまた、しっかり勉強し、楽しく生活し、 いい子になっていけるように、充実した学校生活を送っていきましょう。 学校は再開したものの、保護者のみなさまからは、通学路や校舎の安全は確保されてい るのか、避難所における食中毒発生の影響はないのか、休校による学習の遅れはないか、 などの心配の声もお聞きしています。 通学路の安全については、職員による複数回の点検を行うとともに、職員やPTAによる登 下校時の見守りを実施しています。校舎についても、教育委員会からは構造的危険はない との確認をもらっています。衛生面については、水質検査の結果から水道水の飲用も問題 はないということです。避難所における食中毒は伝染性のものではありませんし、9日に はPTAのご協力もいただきながら、校舎内の掃除とともに専門業者による消毒も実施してい ます。学習については、休校によって実施できなかった授業時数をどのように回復し確保 していくか、教育委員会とも協議しながら検討しているところです。 学校では、子どもたちが心を安定させながら日々の生活を送れるよう努めていきたいと 思います。焦らず、慌てず、着実に、一歩ずつ前に進んでいきます。
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