自然エネルギー施設見学会チラシ(PDF形式, 565.01KB)

主催:麻生区クールアース推進委員会
川崎臨海部は、日本を代表する工業地帯です。地球温暖化防止や省エネルギ
ーに向けて、先進的な取り組みが実施されています。水素を用いた自立型エ
ネルギー供給システム(東芝 H2One)、川崎市建築物環境配慮制度で S ラン
クの川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)、汚水処理水の落差を利用し
た小水力発電装置の入江崎水処理センターなどを見学します。
日時:2016 年
6 月 6 日(月)
8:00~18:00(予定)
雨天決行
7:50 新百合 21 ビル前広場集合
行程:麻生区役所
→川崎マリエン・H2One
→川崎生命科学・環境研究センターLiSE
→入江崎水処理センター
→入江崎総合スラッジセンター
→麻生区役所
参加費:500 円(保険料・資料代等)
持ち物:飲み物・弁当※・帽子
※希望者には弁当(実費 600 円)を
事前申込でご用意します。
★歩きやすい靴・服装でご参加ください。
募集人員:40 名(定員を超えた場合は抽選)
申し込み方法:はがきで 5 月 25 日必着
LiSE
★1 通で 2 名まで申込可。
★「施設見学会参加申し込み」と明記のうえ、全員の住所、氏名、年齢、連絡先電話、FAX 番号、
弁当希望の有無、あればメールアドレス
を記入してお申し込みください。
★抽選の結果は FAX・メールまたは郵便でお知らせいたします。
申し込み・問合せ:TEL044-965-5370
〒215-8570 川崎市麻生区万福寺 1-5-1
麻生区役所地域振興課「クールアース推進委員会」
※保険加入のため、年齢も必ずご記入くだ
さい。
※個人情報は施設見学会関連以外に使用
しません。
H2One (エイチツーワン) 川崎マリエン・東扇島中公園
川崎市と東芝がスマートコミュニティの実現に向
けた連携・協力に関する協定を締結して進めている事
業の一つ。再生可能エネルギーと水素を用いた自立型
エネルギー供給システムで、2015 年 4 月に実証実験
が始まりました。太陽光発電設備で発電した電気を使
い、水を電気分解、発生した水素を貯蔵し、水素は電
気と温水を供給する燃料として活用します。
災害時には 300 名に約 1 週間分の電気と温水を供
給でき、トレーラーでの輸送も可能です。
H2One に電力を供給する太陽光発電
H2One
川崎生命科学・環境研究センター(Life Science & Environment research center:LiSE)
殿町国際戦略拠点(キングスカイフロント)に平成 25 年 3 月に開業。環境に配慮したエコ
ロジカル・ラボとして、①太陽熱と空気熱を利用した給湯、②構造杭を用いた地中熱利用空
調、③太陽光発電パネル(70kW)、④ダブルウォール(二重壁)、⑤環境装置としてのセント
ラルヴォイド(吹き抜け空間)、⑥T-zone-saver(人感知によるゾーン環境制御)を採用、さら
にエネルギー管理システム(BEMS)で建物の
省エネ度を監視・制御しています。
川崎市建築物環境配慮制度(CASBEE 川崎)
【環境への配慮や負荷の低減を図ることを目的
に取り組みを 5 段階で評価する制度】で、最も
高い S ランクの評価を得ています。
入江崎水処理センター
①環境改善、②エネルギー活用、③資源循
環の 3 つの環境対策を柱に、環境に配慮した
水処理施設です。水路の落差を活用した小水
力発電、屋上は太陽光発電を設置し有効活用、
高効率機器を導入して省エネに努め、LED 照
明外灯・再生水
の利用、また保
水性舗装やせせ
らぎ水路・緑化
の推進によるヒ
ートアイランド
対策など、様々
な工夫が見られ
ます。
小水力発電の学習用展示
入江崎総合スラッジセンター
市内 4 か所(麻生・等々力・加瀬・入
江崎)の水処理センターから運ばれた汚
泥の最終処理を行っています。処理工
程から発生する余熱エネルギーは市民
温水プールに活用しているほか、施設
の冷暖房、給湯などの熱源に有効活用
されています。
窒素分の多く含まれる下水汚泥の焼
却により放出される温室効果の高い
N2O の発生を抑えるため、高温(850℃)
焼却運転に取り組んでいます。