DNA型鑑定技術職員候補

平成28年度 一般職試験(大卒程度)
【区分:化学・農学】
警察庁の
DNA型鑑定技術職員
警察庁 刑事局 犯罪鑑識官
組織概要
警察庁のDNA型鑑定技術職員は警察庁 刑事局 犯罪鑑識官に所属しています。
警
察
庁
警察庁長官
次
長官官房
刑事企画課
生活安全局
捜査第一課
刑
事
局
捜査第二課
交
通
局
捜査支援分析管理官
警
備
局
犯罪鑑識官
長
情報通信局
法医学、化学、心理学等の知識及び技術を応用し、
指掌紋、足痕跡、現場遺留物、写真、DNA型等
から捜査を科学的、合理的に進めるなど、犯罪鑑
識全般に関する業務を担当しています。
警察におけるDNA型鑑定(STR鑑定)
細
胞
核
染色体(2本で一対)
DNA
塩基
(A)アデニン- (T)チミン
(G)グアニン-(C)シトシン
4塩基配列の繰り返し回数は
個人によって異なる
4塩基配列の繰り返しが出現する部位(座位)
その繰り返し回数を解析
・・CCCCATAATGAATGAATGAATGCCATCCC・・
lllllllllllllllllllllllllllll
・・GGGGTATTACTTACTTACTTACGGTAGGG・・
4回
4,5型
・・CCCCATAATGAATGAATGAATGAATGCCC・・
lllllllllllllllllllllllllllll
・・GGGGTATTACTTACTTACTTACTTACGGG・・
5回
STR型
23対(46本)の染色体の中で、15の部位(座位)の4塩基配列の繰り返し回数と
性別に関するアメロゲニン座位を解析
犯罪鑑識官のDNA型鑑定業務

警察庁刑事局犯罪鑑識官では、都道府県警察から嘱託を受けて、被疑者から採
取された口腔内細胞のDNA型鑑定を行っています。
警察庁犯罪鑑識官
DNAセンター
都道府県警察
DNA型鑑定・鑑定書作成
被疑者から
口腔内細胞を採取
鑑定嘱託書
氏名
罪名
鑑定嘱託
○○○
・・・・・
鑑定書の送付
NPA123457
Q&A

Q 専門の知識が必要ですか。
A 入庁時は国家公務員採用一般試験で求められる化学・農学についての教養があれば問題あ
りません。入庁後は、業務を通じてDNA型鑑定の技術を習得するほか、専門の機関での研
修等の機会を設けています。

Q 採用実績は?
A 平成26年度から採用をしており、これまで、平成26年度1名、平成27年度5名、
平成28年度1名を採用しています。

Q 採用後の勤務地は?
A 現在、警察庁のDNA型鑑定は主にDNAセンター(千葉県柏市)で行っています。
この他に都道府県警察の科学捜査研究所に出向する場合もあります。

Q 福利厚生は?
A 勤務場所に応じて公務員宿舎があります。
入庁後は全員が警察共済組合に加入することとなり、全国各地にある宿泊所、レジャー施
設等各種契約施設を割引料金で利用することができます。
先輩からのメッセージ

DNA型鑑定は、客観的証拠が重視される近年の刑事手続きにおいて、今や
事件捜査に欠かせないものとなっています。したがって、一つ一つの作業に正
確性が求められ、また、第一線で活躍する都道府県警察の警察官が被疑者から
採取した証拠資料を扱うことから常に緊張感を持って業務と向き合う必要があ
りますが、私たちの鑑定の結果で多くの事件が解決しており、業務で得られる
充実感や達成感も大きい仕事です。さらに、業務を通じてDNAに関する専門
知識を得ることができ、日々新しい発見と自分自身の成長を実感することがで
きる仕事でもあります。

警察庁の一員として働くことは、国民の安全と安心を守る担い手になること
であり、私は日々誇りと使命感を感じながら仕事をしています。皆さんも警察
庁職員の一員として、国民の期待に応えるとともに、自分自身の成長につなが
る仕事をしてみませんか。
おわりに
警察庁は、全国29万人のマンパワーを擁する警察組織の中枢機関であり、警
視庁や道府県警察の指揮監督等を行うことにより、個人の権利と自由を保護し、
公共の安全と秩序を維持することを任務としています。
DNA鑑定技術職員による鑑定は、犯人を特定する重要な証拠として活用され
ており、現在の犯罪捜査に無くてはならない責任とやりがいのある仕事です。
みなさんのやる気と能力をDNA型鑑定技術職員として生かしてみませんか。
○
採用の情報は警察庁ホームページを確認してください。
○
採用に関する問合せ
警察庁刑事局犯罪鑑識官
採用担当
電話:03-3581-0141(内線4634)