事業概要 - JETプログラム

2016-2017 JLPT 受験料助成事業
事業概要
CLAIR では、平成 28 年度より、選考により決定された JET プログラム参加者に対し、
日本語能力を向上させるための日本語能力試験(JLPT)の受験料を助成金として提供す
ることとしました。詳細については、以下の情報を参考にして下さい。
事業目的:任用団体が求める JET 参加者の日本語能力の向上につなげるとともに、JET
参加者が日常的な日本語が理解できる程度の言語能力を身に付けることを推進し、JET
参加者と同僚・上司とのコミュニケーションの円滑化や地域レベルの国際課につなげる
ことを目的とします。
対象条件:以下の条件を満たす JET 参加者が対象となります
① 日本語能力試験3級(N3)受験時点で、1年目、2年目、または3年目の現役
JET 参加者
② 日本語能力試験3級(N3)に合格した者
③ 今まで日本語能力試験2級(N2)または日本語能力試験1級(N1)に合格し
ていない者
④ 日本国内の試験会場で受験した者
⑤ 今まで CLAIR より日本語能力試験受験料の助成金を受領したことがない者
⑥ 以下の書類を提出期限までに CLAIR に直接提出した者(日本語能力試験(JLPT)
助成申請書(日本語能力-様式1)、日本語能力試験合否結果通知書のコピー、
預金通帳の見開き部分のコピー、払込証明書の原本)
⑦ 銀行振込時(7月の試験の場合は 11 月~12 月、12 月の試験の場合は翌年の3月
末)には、日本国内にある振込受領可能な銀行口座を持っている者。
※ 対象条件に関するよくある質問と回答について、以下の「よくある質問」を参考
にして下さい。
助成金額:1 人当たり 5,500 円
助成対象者数:360 人 (予定)
重要
・
この助成事業は日本語能力試験(JLPT)3級(N3)の合格者のみを対象にしています。現在、上記3級
以外は全て助成対象外です。この助成事業は、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)及び独立行政法
人国際交流基金主催の日本語能力試験(JLPT)を対象にしており、他の日本語能力試験は全て対象外です。
・
日本語能力向上に向けた取組みは勤務評定をするにあたっての参考となることがありますので、任用団体
の担当者に受験の予定や合格を知らせると良いかもしれません。
・
日本語能力試験(JLPT)3級(N3)の結果が不合格の場合、助成金の申請ができません。
・
対象条件や申請方法に関するお問い合わせは、任用団体の担当者にして下さい。
2016-2017 JLPT 受験料助成事業
申請方法とスケジュール
・ 助成申請書は、JET プログラムのホームページからダウンロードできます。
・ 日本語能力試験(JLPT)3級(N3)の助成金を希望する方は、助成申請書(様式
1)に必要事項を記入の上、他の必要書類と併せて提出期限までに直接に CLAIR に
郵送して下さい。メールで送られた書類を受け付けませんので、ご注意下さい。
・ JLPT は年に2回あります。助成金受領のスケジュールは以下のとおりです。
スケジュール(平成 28 年度7月の試験)
平成 28 年3月 29 日(火)~
平成 28 年4月 28 日(木)
日本語能力試験(JLPT)の申込受付期間
平成 28 年7月3日(日)
試験日
平成 28 年9月上旬
日本語能力試験合否結果通知書が受験者に送られる
平成 28 年 10 月 31 日(月)
必要書類の CLAIR への提出期限
平成 28 年 11 月~12 月
各助成申請者の口座への助成金支払期間
スケジュール(平成 28 年度 12 月の試験)
平成 28 年9月1日(木)~
平成 28 年9月 30 日(木)
日本語能力試験(JLPT)の申込受付期間
平成 28 年 12 月4日(日)
試験日
平成 29 年2月上旬
日本語能力試験合否結果通知書が受験者に送られる
平成 29 年3月 10 日(金)
必要書類の CLAIR への提出期限
平成 29 年3月下旬
各助成申請者の口座への助成金支払期間
重要
・ 必要書類は全て郵送で CLAIR まで送って下さい。各任用団体に助成金の実施を通知
していますが、任用団体の担当者に書類を提出してもらう必要はありません。
・ 助成金がもらえるように、必要書類を CLAIR に提出する前に、記入事項全てには間
違いかないか再確認して下さい。
・ 日本語能力試験合否結果通知書を受け取り次第、助成金申請者は速やかに郵送で対
象条件に書いてある必要書類を全部 CLAIR に送って下さい。
2016-2017 JLPT 受験料助成事業
よくある質問
1. 対象条件について
1.1
受験時点で1年目~3年目の JET 参加者ですが、4年目に日本語能力試験合否結
果通知書を受け取った場合でも、対象になりますか。
はい、対象になります。日本語能力試験合否結果通知書が4年目に受け取ったとしても、
受験時点で1年目~3年目の JET 参加者(他の対象条件を満たす場合のみ)であれば、
助成対象になります。
1.2
受験時点で再任用を希望していない3年目の JET 参加者であって、日本語能力試
験合否結果通知書は任期満了後に出ます。それでも対象になりますか。
はい、対象になります。合格結果通知が任用満了後に来たとしても、受験時点で1年目
~3年目の JET 参加者(他の対象条件を満たす場合のみ)であれば、対象になります。
しかし、助成金を受け取るには、振込時(7月の試験の場合は 11 月~12 月、12 月の試
験の場合は翌年の3月末)には日本国内の銀行口座を持っていなければなりません。外
国の銀行口座への振込は不可能ですので、ご注意下さい。
1.3
以前日本語能力試験(JLPT)の助成金を受け取ったことがあるが、再挑戦してよ
り高い点数を取りたいです。助成金は2回も申請することができますか。
いいえ、以前日本語能力試験(JLPT)の助成金を受け取ったことがある JET 参加者は
再び申請することができません。
1.4 海外にある試験会場で受験する予定ですが、助成金を申請することができますか。
いいえ、他の対象条件を満たしたとしても、海外で受験した場合は対象外になります。
2. 申請方法について
2.1
助成金を申請するには、任用団体の担当者の許可が必要ですか。
助成金を申請するには、任用団体の担当者の許可は不要です。しかし、日本語能力向上
2016-2017 JLPT 受験料助成事業
に向けた取組みは勤務評定をするにあたっての参考となることがありますので、任用団
体の担当者に受験の予定や合格を知らせると良いかもしれません。
2.2
日本語能力試験(JLPT)を受験する前に、何か事前に CLAIR に提出するものは
ありますか。
いいえ、受験する前に CLAIR に提出するものはありません。受験した数か月後、合否
結果通知書が届きます。合格の上、助成金を申請する場合、全ての必要書類を速やかに
CLAIR に提出する必要があります。
2.3 クレジットカードで受験料を支払った際、払込証明書として何を提出すれば良い
ですか。
クレジットカードで支払った際、プリントアウトした領収書、または明細書を送付して
下さい。領収書、または明細書には、支払った金額、支払日、支払者の氏名が表示され
ていないといけません。他の個人情報が記載されている場合、事前に黒いマーカーなど
で消しておいて下さい。
3. 助成金の受け取りについて
3.1 助成金を受け取るには、何を提出すれば良いですか。
対象条件に書いてあるように、助成金を受け取るには、日本語能力試験(JLPT)助成申
請書、日本語能力試験合否結果通知書のコピー、預金通帳の見開き部分のコピー、払込
証明書の原本を提出期限までに直接に CLAIR に郵送しなければなりません。
3.2 合格結果通知が出る時はもう任用期間が終わっており、帰国していますが、合格
すれば助成金を受け取ることができますか。
振込時(7月の試験の場合は 11 月~12 月、12 月の試験の場合は翌年の3月末)には日
本国内の銀行口座を持っていれば、助成金を受け取ることができます。外国の銀行口座
への振込は不可能ですので、ご注意下さい。
4. その他
4.1
CLAIR は日本語能力試験(JLPT)3級(N3)以外の級の合格者にも助成金を
2016-2017 JLPT 受験料助成事業
提供していますか。
現在、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)及び独立行政法人国際交流基金主催の日本
語能力試験(JLPT)の3級以外は全て対象外ですので、他の級に関係する書類は CLAIR
に送らないで下さい。
4.2
CLAIR の日本語能力試験(JLPT)助成金はなぜ3級(N3)だけが対象なので
しょうか。
CLAIR では、日常的に使われる日本語を理解できる日本語能力レベルは日本語能力試験
(JLPT)3級(N3)にあたるということを認識しています。CLAIR 及び任用団体は
全ての JET 参加者の日本語学習を推進していますが、この助成金事業は、JET 参加者が
なるべく早い段階で自然に近いスピードの日常会話を聞き取れ、理解できるレベルに到
達できることを目的としています。早い段階でこのようなスキルを身に付けることは、
同僚や上司とのコミュニケーションの円滑化や現地のコミュニケーションにおける国
際化の推進につながるでしょう。
4.3 なぜ受験時点で4、5年目の JET 参加者は対象外ですか。
CLAIR では、継続的に日本語を学習する重要性を理解していますが、この助成金事業の
目的は、早い段階で職場や地域の人間関係をより良くするための日本語能力を身に付け
てもらうことです。4、5年目の JET 参加者は CLAIR が提供している日本語講座を受
講していない場合、受講すると良いでしょう。