事 務 連 絡 平成 28 年5月 2 日 各 位 公益社団法人 全日本病院協会 医療保険・診療報酬委員会 委員長 猪口 雄二 平成 28 年度診療報酬改定 疑義照会について 平素は、本会事業活動につきまして、ご支援とご協力をいただき厚く御礼申し上げ ます。 さて、平成 28 年度診療報酬改定に関して、皆様より頂戴いたしましたご質問を追 加で厚生労働省保険局医療課に確認した結果を取りまとめました。 詳細については、「平成 28 年度診療報酬改定 疑義照会」をご参照ください。 本質疑応答集に関するご質問については、下記までお問い合わせください。 【問い合わせ先】 公益社団法人 全日本病院協会 事務局 久下・向井 〒101-8378 東京都千代田区猿楽町 2-8-8 住友不動産猿楽町ビル 7F TEL : 03-5283-7441 FAX : 03-5283-7444 Email : [email protected] 公益社団法人 全日本病院協会 平成28年5月2日現在 平成28年度診療報酬改定 疑義照会 No 区分 質問内容 回答 1 地域連携診療計画加算 地域連携診療計画に係る情報交換のために、年3回以上の頻 度で面会し、情報の共有、評価の見直しが適切に行われて 良い。 いるとあるが、退院支援加算1の施設基準で求められている 年3回以上の面会と合同で良いか 2 地域連携診療計画加算 届出は個別で行うのか、以前のように計画管理病院が取り まとめて行うのか 地域連携診療計画加算 診療報酬改定で削除された「B005-2 地域診療計画管理 料」「B005-3 地域連携診療計画退院指導料(Ⅰ)」 全く同様ではないため、詳細は通知等でご確認頂きたい。 「B005-3-2 地域連携診療計画退院指導料(Ⅱ)」等と対象 病名を含め同じ内容と考えて良いか 3 算定する保険医療機関において届け出を行う必要がある。 4 年間緊急入院患者数は救急車で受入れた患者数だけでな 医師事務作業補助体制加算 く、地域の医院からの入院受入要請があり受入れた患者も 含むか 5 回復期リハ病棟 骨折で入院中の患者が、脳梗塞を発症した場合、アウトカ ム評価の対象となるか なる。なお、在棟中にFIM運動項目の得点が1週間で10 点以上低下したものについては、実績指数の算出において は、当該低下の直前の時点をもって退棟したものとみなすこ とができることにも留意されたい。 6 廃用症候群リハ料 廃用症候群に係る評価表は今後も必要なのか。 必要。なお、様式が一部変更となっているので留意された い。 7 訪問看護指示料 衛生材料等提供加算 8 湿布薬 緊急の入院については含む 訪問看護指示書の期間が6ヶ月の場合、衛生材料等加算を毎 不可 月算定することは可能か 処方せん及び診療報酬明細書へ投薬全量の他に1日分の容量 又は何日分に相当するかを記載することとなっているが、 院外処方の場合は、医療機関は処方せんに記載すればよい。 院外処方の場合でも、診療報酬明細書への記載は必要か ※本質疑応答集の回答は、厚生労働省保険局医療課に確認済です。 1 公益社団法人 全日本病院協会 平成28年5月2日現在 平成28年度診療報酬改定 疑義照会 No 区分 9 退院支援加算1 療養病床の回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア 病棟でも算定可能か 可能 特殊疾患病棟入院料 注4について、病因が脳卒中の後遺症ではない重度の意識 障害者や、脳卒中の後遺症ではあるが、重度の意識障害者 ではない場合は、従来通り、特殊疾患病棟入院料に規定す る所定点数を算定してよいか 脳卒中の後遺症でない場合はそのとおり。脳卒中の後遺症で あって、医療区分の基準に相当する患者の場合は該当の医療 区分相当の点数で算定する。 11 難病外来指導管理料 対象疾患に「難病の患者に対する医療等に関する法律第5条 特定医療費の支給認定に係る基準を満たすものとして診断を に規定する指定難病(医療受給者証を交付されている患 受けたものであれば対象となる。(告示に記載しているの 者)その他これに準ずる疾患」とあるが、医療受給者証を で、ご参照頂きたい。) 持っていない場合は対象外となるのか。 12 認知症ケア加算2 非常勤の看護師が必要な研修を履修し病棟に配置している 場合でも算定は可能か 良い 13 認知症ケア加算2 准看護師が研修を受け病棟に配置されている場合でも算定 は可能か 不可 14 目標設定等支援・管理料 10 質問内容 回答 他院から転院してきた患者で、既に標準算定日数の3分の1 そのとおり。ただし、開始日に目標設定等支援・管理料を算 を超えている患者に自院のリハが開始された場合、開始直 定すべき支援・管理を実施していれば減算とならない。 後から減算対象となるのか ※本質疑応答集の回答は、厚生労働省保険局医療課に確認済です。 2 公益社団法人 全日本病院協会 平成28年5月2日現在 平成28年度診療報酬改定 疑義照会 No 区分 質問内容 回答 「17.酸素療法を実施している状態(密度の高い治療を要する 状態に限る)」の留意点に「なお、肺炎等急性増悪により点 滴治療を実施した場合については、点滴を実施した日から30 日間まで、本項目に該当するものとする」とあるが、肺炎等 の急性増悪により4/1~4/10まで点滴治療を実施した場合、 医療区分3に該当する日の解釈は以下のどれになるのか。 15 療養病棟入院基本料 ①となる。「疑義解釈資料の送付について(その2)(4月 ①点滴治療を開始した4月1日から30日間は「医療区分3」と 25日保険局医療課事務連絡)」も参照ください。 する。 ※4/1~4/30までが「医療区分3 ②点滴治療を実施した日から30日間ということなので、4月1 日から4月10日のそれぞれの「実施した日」より30日間は 「医療区分3」とする。※4/1~5/9までが「医療区分3」 ③点滴治療を実施した日のみ「医療区分3」とする。 16 診療報酬点数表の表現 診療報酬点数表で看護師・保健師・助産師・准看護師・看 護補助者などを「看護職員」「看護師等」で表現するが、 どういった区分けなのか。 ※本質疑応答集の回答は、厚生労働省保険局医療課に確認済です。 3 「看護職員」については、看護師及び准看護師のことをい う。 「看護師等」については、看護師(保健師、助産師を含む) 及び准看護師のことをいうことが多いが、特に職種の限定な く当該診療に関連する全ての医療従事者を「保険医、看護師 等」などとして表記する場合や、診療報酬項目ごとに、従事 者として直前に記載された複数の職種をまとめて「看護師 等」として表記する場合のように、看護職以外の職種を含む こともある。
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