５月２日２０時現在平成２８年５月２日南阿蘇村災害対策本部平成２８年熊本地震による対応について１地震の概要４月１４日（木）２１時２６分熊本県阿蘇震度５弱４月１６日（土）熊本県南阿蘇村震度６強１時２５分その後、余震が現在も続いている。２被害状況 (1)人的被害死亡者１６名（震災後における災害による負傷の悪化又は身体的負担による疾病により死亡したと思われる死者１名含む）行方不明者１名負傷者重傷者約４０名、軽傷者約５０名 (2)被害家屋・全体把握はこれからだが、１，０００棟を超えると予想。・全壊・半壊も５００棟以上を予想している。り災証明書累計申請数９３５件［対前日比１６４増］（５月２日１７時現在）被災証明書累計発行数６９３件［対前日比１４３増］（５月２日１７時現在）家屋の被害認定調査数６５０棟［対前日比１３３増］（５月１日１７時現在）応急危険度判定累計数１，９２６件（うち赤９３２件、黄４９９件、緑４９５件） ※４月３０日を持って一次判定終了 (3)インフラの状況 ① 電気・電源車と通常送電により、おおむね復旧。・落石や崩壊の危険性がなく立入り可能な場所においては、４月２７日までに架線工事が完了。・４月２８日に発電機車を取り外し、通常送電を再開した。 ② 水道一部断水１，３６３世帯［対前日比変化なし］（５月２日８時現在） ③ 通信携帯電話は全地域で復旧 ④ 道路村の大動脈国道５７号線阿蘇大橋の崩落、土砂災害で通行止め県道熊本～高森線俵山トンネル崩落、土砂災害のため通行止め県道河陰～阿蘇線土砂災害、道路面崩壊のため通行止めそのほか、村内の生活道路が至るところで損壊村道３沢津野～下野線復旧予定（５月上旬）避難者の状況避難所１２箇所［対前日比変化なし］避難者数７９９名［対前日比２９名減］（５月２日１８時現在）４村の態勢＜災害対策本部＞・４月１４日２２時災害対策本部設置本部要員８０名（総務、支援物資・食材、医療、配送、道路・水道、住宅）避難所運営要員を１１か所に７０名配置・４月２３日災害対策本部体制強化本部要員１２２名（他県からの派遣等）５活動状況 (1)村・４月１６日５時５５分避難指示その後、地区を追加。４月２１日１１時２３分避難指示大字単位：河陽地区、長野地区、立野地区集落単位：中松２区、中松３区対象：２，０００世帯４，６９４名２２日避難勧告に変更１２時１８分・４月２１日消防団による避難指示対象地域への広報活動・４月２２日～消防団による避難勧告対象地域を中心に巡回 (2)応援・警察、消防、自衛隊による捜索活動、巡回、警備、避難誘導、支援物資、輸送など・国土交通省（TEC－FORCE）による現地調査・各都県市町からの応援職員による災害対策本部及び避難所の運営支援＜救助活動＞・黒川地区高野台における人命救助については、４月２５日をもって活動終了。・阿蘇大橋の人命救助については、５月１日をもって作業中断。 (3)ボランティア・４月２０日久木野総合福祉センター内に南阿蘇村災害ボランティアセンターを設置し、避難所運営及び救助物資の運搬に関するボランティアの募集を開始。５月２日は１２３名（これまでの累計１，６２４名）が活動（５月２日１６時現在）。・４月２９日から家屋片づけに関するボランティアを開始。問い合わせ先：０９６７－６７－２５１１、２５１２ (4)医療等・医師等の医療スタッフ、保健師らで、村内２か所に開設している臨時仮設診療所での医療救護活動や、各避難所巡回を実施。・４月２３日１８時白水総合センターにてノロウィルス感染に関する説明会実施。・感染症予防のために開設予定である、南阿蘇村総合福祉温泉センター「ウィナス」は、設営準備は完了しているが、受け入れについては一時見合わせ中。今後、避難者の要望等も踏まえて、引き続き対応を調整。・南阿蘇中学校体育館アリーナについて、感染症対策のため消毒実施済。・白水保健センターについて、感染症対策のため消毒実施済。・５月１日に白水臨時診療所を１７時に閉鎖。６その他 (1) ノロウィルスについて・４月２７日１１時から４月２８日１１時までにおいて、新たな感染は確認されていない。ノロウィルス感染者数は２名。 (2)被災者に対する一元的な相談窓口の開設について・４月２９日から被災者の身近な場所で、ワンストップで相談に乗り、担当部署・専門機関への照会・確認を行ったうえで、解決に向けた情報提供を行い、被災後の生活の悩み・不安を解消する相談窓口を開設した。設置場所：南阿蘇村役場長陽庁舎受付時間：９時から１６時相談項目：住宅、生活、福祉、健康・環境、商工・労働、農林・土木、教育利用件数：１５件〔延べ５９件〕（５月２日１７時現在）＜災害義援金のお願い＞ ◆肥後銀行高森支店 ◆ゆうちょ銀行普通預金１４０６８４３００９８０－１－２０９７３７「南阿蘇村災害義援金」「南阿蘇村災害義援金」