資料２ 青森県地域防災計画の修正について １ 現行の青森県地域防災計画 青森県地域防災計画は、防災に関し必要な体制を確立するとともに、とるべき 措置を定め、総合的かつ計画的な防災事務又は業務の遂行により、県の地域並び に県民の生命、身体及び財産を災害から保護することを目的とするもの 災害対策基本法の規定により、都道府県地域防災計画は、国の防災基本計画に 基づき、都道府県防災会議が作成し、毎年検討を加え、必要があれば修正しなけ ればならないこととされている。 青森県地域防災計画は、風水害等災害対策編及び地震・津波災害対策編につい ては平成２５年１月に東日本大震災を踏まえた地震・津波対策の抜本的強化等の 修正を行ったが、その後、国の防災基本計画は、数次にわたる修正を実施 また、原子力編については、平成２６年２月に原子力災害対策指針の改定を踏 まえた修正を実施 青森県地域防災計画の区分 風水害等災害対策編 最終改正 平成２５年１月 地震・津波災害対策編 原子力編 〃 平成２６年２月 - 1 - ２ 青森県地域防災計画の今年度予定している修正のポイント ～ 風水害等災害対策編、地震・津波災害対策編 ～ 国の防災基本計画の修正を踏まえた修正 前回の修正（平成２５年１月）後に行われた国の防災基本計画の修正を踏ま え、必要な修正を行う。 東日本大震災を踏まえた修正（第２弾） ・ 大規模広域災害に対する即応力の強化 ・ 住民等の円滑かつ安全な避難の確保 ・ 被災者保護対策の改善 ・ 平素からの防災への取組みの強化 ・ 大規模な災害からの円滑かつ迅速な復興 等 平成２６年２月の大雪を踏まえた修正 災害時における放置車両等の撤去に関する事項 広島土砂災害（平成２６年８月）、御嶽山噴火災害（平成２６年９月）等 を踏まえた修正 「土砂災害への対策の強化」、「火山災害への対策の強化」等 活動火山対策特別措置法等の一部改正を踏まえた修正 ・ 火山現象に関する情報の収集・伝達、予警報の発令・伝達に関する事項 ・ 避難・救助に関し、市町村の区域を超えた広域的な見地から行う調整に 関する事項 等 - 2 - 県の調査・検討結果の反映 前回の修正（平成２５年１月）後に行った、県の調査・検討の結果を踏まえ、 必要な修正を行う。 地震・津波被害想定に係る修正 最新の調査結果の反映 火山防災対策に係る修正 八甲田火山防災協議会及び岩木山火山防災協議会の検討結果の反映 業務継続計画（ＢＣＰ）に係る修正 青森県業務継続計画（ＢＣＰ）の反映 ～ 原子力編 ～ 国の原子力災害対策指針の改正を踏まえた修正 平成２７年４月及び同年８月の原子力災害対策指針の改正を反映させて、必 要な修正を行う。 ＵＰＺ外の防護措置の実施方策に係る修正 原子力施設から著しく異常な水準で放射性物質が放出された場合等の屋内退 避に関する事項 - 3 - 原子力災害時の医療体制の整備に係る修正 ・ 原子力災害拠点病院、原子力災害医療協力機関、国指定の原子力災害医 療・総合支援センター等に関する事項 ・ 原子力災害医療調整官の配置 避難退域時における検査及び簡易除染等の具体化に係る修正 避難退域時検査及び簡易除染の実施 県の調査・検討結果の反映 東通原子力発電所の原子力災害における広域避難の基本的な考え方を踏まえ た関係機関等の検討に応じた所要の修正を行う。 ～ 各編共通 ～ 現行の県の組織体制を踏まえた修正 平成２８年度の県の組織改正により、危機管理局が創設されたことに伴う修 正を行う。 ３ 青森県地域防災計画の修正のスケジュール（案） 別紙のとおり - 4 -
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