卯之町 重伝建 国庫・県費補助事業 H28 4 月号 だより 3件 36 平成 28 年 3 月 18 日発行 発行・編集/宇和先哲記念館 (西予市役所産業建設部 経済振興課 町並み推進係) 〒797-0015 愛媛県西予市宇和町 卯之町四丁目 327 番地 電話:(0894)62-6700 FAX:(0894)62-6701 E-mail:[email protected] 平成 27 年度第2回西予市伝統的建造物群保存地区 保存審議会を開催いたしました 保存地区内では条例の規定により、町並み 階 で 実 施 。 保存地区保存審議会(以下「伝建審」 )を開催いたしました。 伝建審は、保存事業について審議し、市長及び教育委員会 に対して意見を述べることのできる市の附属機関です。保存 制度の要である保存計画を実行するために、地区内における 建造物等の現状変更行為、修理・修景のあり方などを審議し ております。会長に大阪市立大学名誉教授谷直樹氏、副会長 今 回 は 末 光 家 住 宅 二 学完 。成 し た 旧 武 蔵 も 見 に愛媛大学名誉教授曲田清維氏、委員に京都大学大学院教授 中嶋節子氏をお迎えしております。 今年度の第1回は昨年8月におこなっており、今回の審議 会では、第1回目以降に申請や図面の提出があった現状変更 行為や補助希望案件について、卯之町の歴史的風致に見合っ た設計ができているか、既に完了した事業については反省点 や改善点を話し合いました。 内 部 も 。 主な内容としては、色彩がふさわしいか、通りに面した外 部の意匠(デザイン)が伝統的な形をとれているかなど、町 並みの景観を左右するものから、補助金交付案件へのチェッ ク体制について、もっと多様な方に補助を利用していただけ るよう所有者へ積極的な呼びかけするように等町並み保存 事業の進め方についても意見が出されました。 『日本の町並み遺産』西岡正興原画展 IN 卯之町開催中! 修 理 中 の 光 教 寺 庫 裏 の 0894-62-6700 届け出が必要な場合の一例 景観を変化させる行為を行う場合、許可を受 ・家や門、塀の新改築、増築、取り壊し けなければなりません。内部のリフォームで ・宅地の造成 室外機の設置などがある場合も例外ではあり ・塗装の塗り替え、外壁の変更 ません。また、修理修景の基準に沿う工事は ・サッシや窓の取り付け 補助を受けることができます。 ・エアコン室外機、給湯設備の設置 お手数をおかけしますが、先哲記念館の町 並み推進係までお気軽にご相談ください。お 3 月 13(日)に今年度第2回目の西予市伝統的建造物群 まずはご一報を! 保存地区内で外観を変更する時には必ず届け出を 補助対象となる場合もあります ・大規模な瓦の葺き替え ・樹木の伐採、植樹 電話していただければ、現地に伺います! ご協力お願いいたします。 平成 29 年度の国庫補助対象事業の取りまとめをおこないます。 補助金交付にはしっかりとした調査・設計が必要になり時間がかかります。外観や構造に関 わる大規模な修理・修景を計画されている方はお早目にお知らせください。 ※締め切りは平成28年7月ごろを予定しております。 先哲記念館 月曜日休館 入館無料 ・2 階企画展示室 「宇和の雛めぐり」 2/5(金)~4/5(火) ※民具館と合同開催 ・1 階市民ギャラリー 西岡正興「日本の町並み遺産」原画展 3/5(土)~4/3(日) 民具館 月曜日休館 開明学校とセットで 500 円 ・第 17 回宇和民具館企画展 「ハトがでますよ!昭和のなつかし写真館」 ・1階町家「宇和の雛めぐり」 2/5(金)~4/5(火) ・4/3(日)14:00~15:00 ごろ「うたいま唱歌」 末光家一般公開毎月第一日曜 12:30~15:00 ・4/3(日) 尺八と琴の音色を楽しむ会 12:30 から 1 時間程度 文化の里休憩所軒先市 毎月第一日曜 ・4/3(日)10:00~14:00 ごろまで 米博物館 活用見直しに伴い下記のとおりの開館になります。 4/3(日)まで 先哲記念館市民ギャラリーでは、全国を旅し、町並みの風景をスケ ッチされている西岡さん(神戸在住)の原画展(卯之町町並み保存会と 共催)を開催中です。卯之町はもちろん、今年度の先進地視察研修で 訪れた八女福島など8地区 40 作品を展示しております。町並みの建 物を細かく観察することから始められたスケッチは、特徴をよくとら え、写真にはない温かみとともに日本の町並みのよさを伝えてくれま す。入館無料です。お近くの皆さまはぜひお越しください。 ★アンケートにお答えいただいた方に絵葉書プレゼント! (数に限りがあります。お早目に。 ) 3/5 展示にお越しいただいた 西岡さんご本人 編集後記:民具館と開明学校で開催中の「宇和のひなめぐり」 では江戸時代からのおひなさまから、大正時代の御殿飾り、そ して稲垣紀子さんの創作雛「野菜の国のおひなさま」までたく さんのおひなさま さんのおひなさまを見ることができます。時代ごとの室内での 飾りつけの仕方なども研究すれば、昔の日本家屋とのつながり が分かりそうですね。(木下)
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