奈良県食育作文コンテスト事業 業務委託仕様書 1 適用範囲 本仕様書は、奈良県が受託事業者に委託して実施する「奈良県食育作文コンテスト事業」業務につい て、必要な仕様を定めるものとする。 2 事業の目的 食育により健康な心身をつくり、健康長寿をめざすことを目的に、第 2 期奈良県食育推進計画におい ては、 「家庭の場を重視した食育の取り組みの推進」 「将来の健康長寿に向けた子どもへの食の働きかけ に徹底」 「誰もが楽しく容易に実践できるライフステージに応じた健康食生活の提案」の 3 つの基本的 な考えに基づき施策を推進しているところである。 しかし、若い世代における朝食の欠食や栄養の偏り、壮年期以降の生活習慣病の増加など「食」に関 する課題が顕在している。 このことから、県民が「食」と「健康」に関心をもち、健全な食生活を実践できるよう支援すること が重要であり、特に、子どものころからの食育を推進することで、健康的な食習慣を獲得し、将来にわ たって生活習慣病を予防するための基礎を形成することができる。 今回、次世代を担う小学生をはじめとする多くの世代が「食」に関心を持ち、それぞれの食生活につ いて考える機会とするとともに、県民すべてが健全な食生活を実践するという機運の醸成を目的に奈良 県食育作文コンテストを実施する。 3 委託期間 契約締結日から平成29年2月28日(火) 4 委託業務の内容 1)奈良県食育作文コンテスト募集にかかるチラシ、ポスターのデザインの企画及び作成 (1)仕様・印刷枚数 ①チラシ ・A4両面カラー(裏面下部 1/4 は応募用紙) ・色数4°/4° ・再生コート紙 50.5kg(菊判) ・17,000 枚 ・校正3回 ②ポスター ・A2片面カラー ・色数4°/0° ・再生コート紙 93.5kg(菊判) ・100 枚 ・校正3回 (2)チラシ・ポスターの掲載内容 ①タイトル 奈良県食育作文コンテスト ②主催者名 主催:奈良県(健康づくり推進課・食育推進会議) ③奈良県の食育のねらい ◆食を楽しむ。 ◆食に対する感謝の気持ちを持ち、食を大切にする習慣を身につける。 ◆食を通して、規則正しい生活習慣を身につける。 ◆健康な身体のために、自分に適した食を選ぶ力を身につける。 ◆農業や地域の食文化、食の歴史を理解する。 ④作文のテーマ テーマ:食に関すること(題名は自由) ≪テーマ例≫ ◆一緒に食事をすることの楽しさ ◆普段の食事で心がけていること ◆給食や食事に対する感謝の気持ち ◆地産地消 ◆早寝・早起き・朝ごはん ◆良い食習慣を継続するためのコツ ◆好き嫌いを克服した話 ◆減塩の工夫 ◆食文化の継承 ⑤応募資格 応募資格:小学生以上(県内在住・県内在学・在勤者) ⑥応募部門 応募部門(①~③は特別支援学校を含む) ①小学校の部 ②中学校の部 ③高等学校の部 ④一般の部 ⑦応募企画等 ◆400 字詰原稿用紙 2 枚以上から 4 枚以内(4 枚を超えた場合は審査の対象外とする。) ◆1 枚目の原稿用紙の題名、氏名、学年(一般の部の方は年齢)を明記。 2 枚目以降の原稿用紙には氏名と何枚目かを明記。 ⑧応募方法 応募用紙に必要事項を記入し、原稿用紙とともに郵送。 必要事項:題名・氏名(ふりがな) ・住所・電話番号・学校名および学年(応募部門①~ ③のみ) ・年齢・性別・応募部門(該当に○) 県外在住者は県内勤務先又は県内学校名を記載(応募部門④のみ) 学校でまとめて申し込む場合も応募用紙を必ず同封してください。 ⑨応募締切 応募締切:平成28年9月16日(金)※当日消印有効 ⑩入賞 ◆最優秀賞 4 点(各部門1点) 表彰状及び副賞 ◆優秀賞 8 点(各部門2点) 表彰状及び副賞 応募状況により部門を統合する場合あり。 ⑪発表及び表彰 入賞者及び入賞作品は、奈良県健康づくり推進課ホームページで発表する。 入賞者は表彰予定。 入賞者にのみ、11月初旬までに結果通知。 ⑫応募作品の取扱い ◆ 作品は、自作・未発表のものに限る。 ◆ 応募に係る費用は応募者の負担とする。 ◆ 応募作品の返却は行わない。 ◆ 応募により収集した個人情報については、応募の確認、入賞者への通知、入賞作 品の公表以外に使用しない。 ◆ 入賞作品の著作権(著作権法第27条及び第28条に規定する権利を含む)は、 すべて奈良県に帰属するものとする。 ◆ 入賞作品は、題名・氏名・学校名及び学年(応募部門①~③のみ)を公表する。(報 道機関、奈良県健康づくり推進課ホームページ、広報誌等への掲載等) ◆ ⑪発表及び表彰、⑫応募作品の取扱いについて不都合の生じる場合は、申し出ること。 ⑬応募先・問合せ先 〒630-8501 奈良市登大路町30番地 奈良県健康づくり推進課 「食育作文コンテスト」係 TEL:0742-27-8662 ⑭応募用紙 チラシ裏面の下1/4に「応募用紙」を作成する。 項目は、⑧の「応募方法」参照。 <参考> ⑮食育ロゴマーク チラシ・ポスターのデザインに食育ロゴマークを盛り込むこと。企画提案の際は、食育ロ ゴマークのスペースのみ確保する。 食育ロゴマーク (3)チラシ・ポスターの納品 ① チラシ、ポスター(2 つ折り)を 2 点セットにし、下表のとおり作成。 No チラシ ポスター 作成組数 (枚) (枚) (組) チラシ ポスター 合計枚数 合計枚数 作成方法 1 30 0 400 12000 0 角2封筒(県が準備) 2 5 1 12 60 0 角2封筒(県が準備) 3 100 1 12 1100 12 手提げ袋 4 50 1 30 1500 30 手提げ袋 454 14760 42 合計 ② 上記以外の、チラシ 2240 枚、ポスター46 枚はそのまま納品。 ③ No2~No4の納期及び納品場所 納 期:平成28年6月29日(水)正午 納品場所:奈良県健康福祉部健康づくり推進課 (4)チラシ・ポスターの発送 ①(3)①でセットしたNo1のみ発送を行う。 県が準備した角2封筒に、タックシール・切手をはり、県が作成した公文書、チラシ 30 枚 を封入し、封緘後、委託事業者が郵送。 (郵送料は、委託費に含む) ②発送期日:平成28年7月1日(金) 2)作成したチラシ、ポスター等を活用した奈良県食育作文コンテスト実施についての効果的な広報 (1)県民が集まる場でのチラシの設置・配布。 (2)新聞、テレビ、情報誌、WEB掲載等、小学生から成人まで幅広い対象に周知できるよう効果 的な広報、PR企画の実施。 3)応募作品のリスト作成等 (1)応募作品の開封・整理・応募者リストの作成 ※応募作品の応募先は奈良県健康づくり推進課とし、県は封筒に管理番号を付け、受付管理を する。 ①委託事業者は概ね下記の日程で奈良県健康づくり推進課に応募作品を受け取りに来る。 第 1 回:平成28年9月9日(金) 第 2 回:平成28年9月16日(金) 第 3 回:平成28年9月21日(水) ②委託事業者は応募作品を開封・整理し、応募部門ごとに応募者リスト(様式1)を作成する。 (様式1) 応募部門【 NO 1 2 題名 】 氏名 学校名 学年 年齢 性別 住所 電話番号 管理番号 ③様式1の応募部門覧の【 】内には、「小学校の部Ⅰ」、 「中学校の部Ⅱ」、「高等学校の部Ⅲ」、 「一般の部Ⅳ」と記入し、部門別に作成する。 ④応募作品の原稿用紙 1 枚目の右上の余白に、応募者リストの整理順に部門と NO を記載する。 例:中学校の部の NO1に記載した作品 → Ⅱ-1 (2)1 次審査用応募作品の複写(2 部)。(片面複写) ①応募作品が 2 枚以上(原稿用紙)の場合は、右上 1 か所をホチキスで留め、以下のようにそろ える。 Ⅱ-1 応募作品複写1 Ⅱ-2 応募作品複写1 ※2 部作成 Ⅱ-3 応募作品複写1 ②応募者リストは、紙及び電子データ(エクセルデータ、CD)で提出する。 ③応募者リスト、応募作品の複写の納期 平成28年9月29日(水) ※9月21日以降に届いた応募作品については別途指示する (3)2 次審査用応募作品の複写(5 部)。(片面複写) ※県は、1 次審査通過作品(各部門 7 作品)の結果を28年10月21日(金)に委託事業者へ 通知。 ①応募作品の氏名及び学年覧を伏せて複写する。 応募作品が 2 枚以上(原稿用紙)の場合は、右上 1 か所をホチキスで留め、以下のようにそろ える。 Ⅱ-〇 応募作品複写1 Ⅱ-△ Ⅱ-□ 応募作品複写1 ※5 部作成 応募作品複写1 ② 応募作品の複写(5 部)の納期:平成28年10月28日(金) (4)応募者リスト、応募作品複写の提出場所 奈良県健康福祉部健康づくり推進課 4)表彰状と副賞の準備等 (1)入賞作品のデータ入力(Word 形式) (2)表彰状の作成 ※県が準備した表彰状の用紙に、県が示した文書を印刷し、入賞者の入賞部門・賞名・学校名・ 学年・氏名を筆耕する。 (3)副賞 12 名分 8 万円相当・表彰状の筒・紙袋の購入。詳細は別途通知。 ①最優秀賞 4 名分 ②優秀賞 8 名分 (4)その他 ①県は入賞者の結果を平成28年10月21日(金)頃に委託事業者へ通知。 ②上記(1)~(3)の納期:28年10月28日(金) ③納品場所:奈良県健康福祉部健康づくり推進課 5)入賞作品の広報 新聞、テレビ、情報誌、WEB掲載等により、小学生から成人まで幅広い対象に周知できるよう 効果的な広報を実施すること。 5 その他留意事項 (1)本事業を遂行するにあたり、奈良県と受託事業者は必要に応じて協議を実施する。 (2)その他、本仕様書に記載されていないもの又は不測の事態への対応については、奈良県と綿密 な協議の上決定すること。 (3)業務の遂行にあたっては、関係法令及び適用基準等を遵守しなければならない。なお、「公契 約条例に関する遵守事項」に関しては別紙のとおり定めるので遵守すること。 (4)本業務の遂行によって生じる権利は、県に帰属するものとする。 (5)受託者は、業務により知り得た事項について、秘密を守り、他に漏らしてはならない。また、 契約終了後においても同様とする。 6 成果品 本業務の成果品は、下記のとおりとする。印刷物の書式、成果品の提出方法等につい ては、本県と協議の上、決定する。 (1)食育作文コンテスト事業業務報告書 1 冊および電子データ一式 (2)食育作文コンテスト応募作品 (3)チラシ・ポスター一式 (4)チラシ・ポスター印刷用データ一式 <別紙> 公契約条例に関する遵守事項(特定公契約以外用) 本業務を受注しようとする者は、この遵守事項を理解した上で受注すること。 1 奈良県公契約条例の趣旨にのっとり、公契約の当事者としての社会的責任を自覚し、本業務を適 正に履行すること。 2 本業務の履行に当たり、次に掲げる事項その他の法令を遵守すること。 ア 最低賃金法第4条第1項に規定する最低賃金の適用を受ける労働者に対し、同法第3条に規定 する最低賃金額(同法第 7 条の規定の適用を受ける労働者については、同条の規定により減額 して適用される額をいう。 )以上の賃金(労働基準法第 11 条に規定する賃金をいう。以下同じ。 ) の支払いを行うこと。 イ 健康保険法第 48 条の規定による被保険者(同法第 3 条第4項に規定する任意継続被保険者を 除く。 )の資格の取得に係る届出をおこなうこと。 ウ 厚生年金保険法第 27 条の規定による被保険者(同条に規定する 70 歳以上の使用される者を 含む。 )の資格の取得に係る届出を行うこと。 エ 雇用保険法第4条第1項に規定する被保険者について、同法第7条の規定による届出を行うこ と。 オ 労働保険の保険料の徴収等に関する法律第4条の2第1項の規定による届出を行うこと。 3 本業務の一部を、他の者に請け負わせ、若しくは委託し、又は本業務の履行に他の者が雇用する 労働者の派遣を受けようとするときは、当該他の者に対し、この遵守事項を周知し、遵守するよう 指導すること。
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