記 者 担当課(室) (班 名) 月/日 (曜日) 5/6 (金) 10:00 地域安全課 (地域安全対策班) 発 表 ( 電 資 料 配 布 ) 発 表 者 名 (担当班長名) 話 内線 2812 078-362-3173(直通) その他の 配布先 課長 小藤智代美 (由田 克彦) ひょうご地域安全SOSキャッチ電話相談事業の平成27年度実施状況 平成27年度の標記電話相談の件数は257件で、前年度(305件)に比べ48 件の減となっている。このうち引継不要等の13件を除く244件を適切に関係機関 につないでいる。 また、引継ぎを行った244件のうち、生命・身体に危険が及ぶ可能性があるなど、 状況が悪化するおそれのある案件(43件)については、経過確認を行っている。 1 相談概況 (1) 相談件数 ( )は平成26年度実績 〔つなぎ先・紹介先は重複計上〕 対応244件(249件) 引継不要等 関係機関へのつなぎ(注 1) 相談件数 257 (305) 紹 介 (不能を含む) 県 県警 市町 公社・民間等 (注 2) (注 3) 117 72 76 9 68 13 (89) (64) (96) (8) (68) (56) (注 1) つなぎ:相談内容に応じて、適切な関係機関につなぎ、処理・対応を求めたもの (注 2) 紹介:相談内容に応じて、適切な相談先(法テラス等)を教示したもの (注 3) 引継不要等:SOS 相談の事業内容・対応方法等の確認や、相談内容不明のため引継ぎようが ない相談等 (2) 相談分野別件数(計257件) 交通問題、住環境、近隣トラブルの順に多くなっている。 分野 近隣 トラブル 人間 関係 親族 問題 児童 虐待 高齢者 問題 行方 不明 消費 生活 住環境 交通 問題 その他 (注1) 件数 30 18 21 3 5 3 13 45 60 59 (注 1) 非行、ネットトラブルなど (3) 経過確認(フォロー)件数 状況が悪化するおそれがある案件については、関係機関等に経過確認(フォロー) を実施した。 経 過 確 認 案 件 の 内 訳 経過確認 件 数 近隣 トラブル 人間 関係 親族 問題 高齢者 問題 行方 不明 消費 生活 住環境 交通 問題 その他 43 8 4 2 1 1 2 13 4 8 【参考1】相談分野別内訳(計257件) 分 野 近隣トラブル 人間関係・ハラスメント 親 族 問 題 児 童 虐 待 高齢者問題 行 方 不 明 消 費 生 活 住 環 件 数 (割合%) 30 (11.7) 18 (7.0) 21 (8.2) 3 (1.2) 5 (1.9) 3 (1.2) 13 (5.0) 45 (17.5) 境 60 (23.3) 59 (23.0) 交 通 問 題 そ の 他 内 容 隣人からの嫌がらせや苦情、隣人が「殺したる」と叫ぶ 等 不当解雇、友人とのつきあい、バスの乗客の割り込み、婚約破 棄 等 母親からの金銭詐取、親権問題、弟の女性問題、息子との向き 合い方 等 子どもの泣き声が聞こえる、子どものあざ 高齢者である母親に会いたい、民生委員担当区域の高齢者の家 庭問題、自宅への不法侵入 等 近隣高齢者の行方不明、知人の行方不明 受信契約の押しつけ、未納金請求はがき、健康食品の送りつけ、 リフォーム勧誘 等 騒音・異臭、道路管理者への苦情、建物内の異音、空き家の安 全管理、立木伐採、水漏れ、鳥獣の出没、犬猫の糞尿、不法投 棄 等 放置自転車・バイク、自転車運転マナー、自転車保険、通行ト ラブルでの金銭要求 等 非行、ネットトラブル 等 【参考2】相談者(257人)の属性 性別 年齢 住所地 2 男性 女性 143(56%) 114(44%) 匿名・実名 匿名 実名 37(14%) 220(86%) 20 未満 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 不明 1 9 28 54 19 48 77 20 1 神戸 阪南 阪北 東播 北播 中播 西播 但馬 丹波 淡路 不明等 78 65 32 30 8 23 5 6 2 2 6 主な事例・成果等 分 野 人間関係 概 要 対応(つなぎ先) うつ病を患っていたが 先月末まで勤務していた 職場でパワハラを受け、 心因性の椎間板ヘルニア と診断された。本社にも ①県健康福祉事 訴えたがパワハラは認め 務所 られず、労働基準監督署 にも相談をしたが気が済 まない。 経過・成果 健康福祉事務所へ2 回の相談があり、保健師 が対応。パワハラに対する 悔しい気 持ちが あっ た が、前向きに考えられる ようになり、その後、相 談者から同事務所に「新 しく就職先が決まった。 今後は過 去のこ とを 考 えずに前 向きに 頑張 り たい」と報告があった。 分 野 行方不明 概 要 隣家の高齢者を見かけ ないので心配だ。 消費生活 対応(つなぎ先) ①市地域包括支 援センター ②管轄警察署 自宅ポストに、住所は 合致するものの、宛名の 違う郵便物が届いた。差 出人は弁護士事務所で、 受任兼請求書が封入され ①管轄警察署 ていた。未納金の督促で あったが、請求内容に身 に覚えがない。どうすれ ばよいか。 住環境 隣の駐車場の車のエン ジン音を止めてほしい。 住環境 ①市環境担当課 ②市地域包括支 援センター ③管轄警察署 県道の側溝の蓋が2セ ンチ程浮いており、散歩 中に転倒し怪我をした。 ①県土木事務所 道路管理者を知りたい。 住環境 15年前から空き家にな っている近所の家は、時 々親族が管理に来ている が、数カ月前から見知ら ぬ人が頻繁に来て敷地の 測量をしたりしている。 袋小路になっていること もあり、不安である。 経過・成果 警察が直ちに高齢者 宅を訪問、同居する息子 に接触し無事を確認。 包括センターは高齢 者の介護 認定申 請を 息 子に勧めた。 弁護士事務所の実在 が確認できたため、郵便 物を持参して警察に相 談するように指示。警察 から弁護士事務所への 照会により誤送付が判 明。相談者から「安心し た」との謝意の連絡があ った。 今後、身に覚えのない 請求書が届いた場合は、 生活情報センター・警察 に相談する旨を助言し た。 市の現地確認の結果 騒音の事実はなかった。 追加聴取するも、話が二 転三転すること、独居高 齢者であることから、包 括センターに継続的な 見守りを依頼。 土木事務所が相談者 から詳細を聴取し即日 側溝の蓋を補修。さらに 雑草が生えて側溝が見 えにくくなっていたた め、除草も実施。 相談者から「警察の調 べにより、所有者の依頼 ①管轄警察署 で業者が来ていたと分 かり安心した」との謝意 の連絡があった。 分 野 交通問題 交通問題 概 要 対応(つなぎ先) 幅1.4m程の道路で、地 下道と案内板がある場所 に、数カ月前から自転車 が置きっ放しになってい ①市土木事務所 る。通行の妨害になって いるので移動させてほし い。 市道の歩道上に数年前 経過・成果 相談者から「相談翌日 には自転車が撤去され ており、私のような高齢 者は安心して歩けます」 との謝意の連絡があっ た。 から他府県ナンバーのバ ①市道路維持担 イクが放置されているの 当・自転車担当 で撤去してほしい。 ②管轄警察署 「盗品ではなく、既に バイクとしての機能も ないため、廃棄物として 撤去した」との市の報告 を相談者に伝えたとこ ろ、謝意を受けた。 その他 約半年前から足の付け ( 体 の し 根から膝にかけてしびれ びれ) があり、整形外科で受診。 検査と薬を処方してもら ①県健康福祉事 ったが、病状が良くなら 務所 ない。病院を代えると費 用がかさむ、どうしたも のか。 「紹介 してもら っ た 健康福祉 事務所 に相 談 した。話をよく聞いても らい、丁寧な説明も受け た。お陰で体のしびれが 和らぎ、日常生活では気 にならなくなった」との 謝意の連絡があった。 【参考】ひょうご地域安全SOSキャッチ電話相談 〔開設時期〕 平成25年7月1日(月) 〔開設日時〕 月~金曜日 9:00~16:00(祝日、12/29~1/3 を除く) 〔電話番号〕 078-341-1324(いざツーホー)
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