01EJ615 高次脳機能障害リハビリテーション Rehabilitation for Individuals with Neuropsychological Disorders 授業形態:講義 標準履修年次:1・2 年次 授業時間:春学期 AB 木曜日 7・8 時限(2 単位) 担当教員:吉野眞理子 目的・ねらい 高次脳機能障害とそのリハビリテーションについて理解する. 授業概要 主として成人の後天性高次脳機能障害について,まず総論として概念・方法論について, 次に各論として個々の高次脳機能障害についてできるだけ具体的事例を提示しながら概説 し,研究動向とリハビリテーションについても触れる。 キーワード:高次脳機能障害,神経心理学,リハビリテーション 履修条件:特になし 成績評価方法 授業への参加態度とレポートにより評価する. 教材・参考文献・配布資料等 参考書は授業の中で紹介するが,主なものは下記の通り. 1. 山鳥重.神経心理学入門.東京,医学書院,1985. 2. 山鳥重,早川裕子,博野信次,三村將,先崎章.(編).高次脳機能障害マエストロシ リーズ① 基礎知識のエッセンス.東京,医歯薬出版,2007. 3. 鹿島晴雄,大東祥孝,種村純.(編).よくわかる失語症セラピーと認知リハビリテー ション.大阪,永井書店,2008. 4. 河村満.編.高次脳機能障害 Q&A 基礎編.東京,新興医学出版社,2011. 5. 河村満.編.高次脳機能障害 Q&A 症候編.東京,新興医学出版社,2011. 6. 石合純夫.高次脳機能障害学.第 2 版.東京,医歯薬出版,2012. 7. 藤田郁代・阿部晶子.編.高次脳機能障害学(第 2 版).東京,医学書院,2015. 授業計画 1 4 月 14 日 2 4 月 21 日 3 4 月 28 日 4 5 月 12 日 5 5 月 19 日 6 5 月 26 日 7 6月2日 8 6月9日 9 6 月 16 日 10 イントロダクション,高次脳機能障害総論,中枢神経系の機能構造 高次脳機能障害総論つづき/運動の高次脳機能障害とそのリハビリテーション 感覚の高次脳機能障害とそのリハビリテーション 注意の高次脳機能障害とそのリハビリテーション 記憶の高次脳機能障害とそのリハビリテーション 言語の高次脳機能障害とそのリハビリテーション 情動の高次脳機能障害およびいわゆる前頭葉機能障害 進行性高次脳機能障害 後天性脳損傷の子どもたちへの支援 高次脳機能障害の回復とリハビリテーションの理論/認知リハビリテーション/ 6 月 23 日 高次脳機能障害者への支援アプローチ 授業外における学習方法:特に事前の予習は要りません. その他:受講者の希望により内容の若干の変更もありうる. 36
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