設計監理業務仕様書(PDF:220.7KB)

大木町立大莞小学校屋内運動場大規模改修工事監理業務委託仕様書
I
業務概要
起工第 2 号 大木町立大莞小学校屋内運動場大規模改修工事監理業務委託
1
業務名
2
計画施設概要
本業務の対象となる施設の概要は、次のとおりとする。
(1)施設名称 : 大木町立大莞小学校屋内運動場
(2)敷地の場所: 三潴郡大木町大字奥牟田 250 番地
3
履行期間
4
設計与条件
実施設計業務:平成29年2月15日まで
(1)施設の条件
別紙 特記仕様書のとおり
(2)建設の条件
建設予定工期:平成28年8月から平成29年1月31日まで
Ⅱ
業務仕様
本仕様書に記載されていない事項は、「公共建築設計業務委託共通仕様書」(平成22年版)によ
る。
1
施工監理業務の内容及び範囲
(1)業務の内容及び範囲
a 積算業務
・建築積算(積算数量算出書の作成、単価作成資料の作成、見積もりの徴収、見積もり検
討資料の作成、工事費内訳書の作成)
・電気設備積算(積算数量算出書の作成、単価作成資料の作成、見積もりの徴収、見積も
り検討資料の作成、工事費内訳書の作成)
・機械設備積算(積算数量算出書の作成、単価作成資料の作成、見積もりの徴収、見積も
り検討資料の作成、工事費内訳書の作成)
b 手続き業務
・概略工事工程表の作成
・建築確認申請書作成及び手続き事務
(2)建築工事監理項目
a 工事監理に関する業務
ア 工事監理方針の説明等
イ 設計図書の内容の把握等の業務
ウ 施工図等を設計図書に照らして検討及び報告する業務
エ 工事と設計図書との照合及び確認
オ 工事と設計図書との照合及び確認の結果報告等
カ 業務報告書等(工事監理報告書等)の提出
b 工事監理に関するその他の業務
ア 工程表の検討及び報告
イ 設計図書と定めのある施工計画の検討及び報告
ウ 工事と工事請負契約との照合、確認、報告等
エ 関係機関の検査立会い等
オ 関連工事の調整に関する業務
カ 施工計画等の特別の検討・助言に関する業務
キ 完成図の確認
2
業務の実施
(1)一般事項
a 実施計画業務は、提示された設計与条件、基本設計図書及び適用基準に基づき行う。
b 積算業務は調査職員の承諾を受けた実施設計図書及び適用基準に基づき行う。
(2)適用基準等
本業務に国土交通省が制定する以下に掲げる技術基準等を適用する。
受注者は、業務の対象である施設の設計内容及び業務の実施内容が技術基準等に適用する
よう業務を実施しなければならない。
なお「年度版」に「○○版」とあるのは、国土交通省大臣官房官庁営繕部が監修した出版
物等をしめす。
年版については、最新版を運用する。
a 共 通
・ 官庁施設の基本的性能基準
(平成18年版)
・ 官庁施設の環境保全性に関する基準
(平成17年版)
・ 省エネルギー建築設計指針
(昭和55年版)
・ 公共建築工事積算基準
(平成19年版)
・ 公共建築工事共通費積算基準
(平成15年版)
・ 公共建築工事標準単価積算基準
(平成21年版)
・ 建築物における建設物副産物管理マニュアル(平成18年版)
b 建 築
・ 建築工事設計図書作成基準
(平成21年版)
・ 敷地調査共通仕様書
(平成11年版)
・ 公共建築工事標準仕様書(建築工事編) (平成22年版)
・ 建築設計基準
(平成18年版)
・ 建築構造設計基準
(平成22年版)
・ 建築工事標準詳細図
(平成22年版)
c 建築積算
・ 公共建築数量積算基準
(平成23年版)
・ 公共建築工事内訳書標準書式(建築工事編)
(平成16年版)
d 設備、電気
・ 建築設備計画基準
(平成21年版)
・ 建築設備設計基準
(平成21年版)
・ 公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)
(平成22年版)
・ 公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)
(平成22年版)
・ 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)
(平成22年版)
・ 公共建築設備工事標準図(機械設備工事編)
(平成22年版)
・ 建築設備耐震設計・施工指針
(平成17年版)
e 設備積算
・ 公共住宅機械設備工事積算基準
(平成23年版)
・ 公共住宅電気設備工事積算基準
(平成23年版)
(3)管理技術者の資格要件
管理技術者の資格要件は次による。なお、受注者が個人である場合にあっては、その者、
会社その他の法人である場合にあっては当該法人に所属する者を配置しなければならない。
・ 建築士法(昭和25年法律第202号。以下同じ。)第2条第2項に規定する一級建築士
・
建築士法第20条第5項に規定する建築設備に関する知識及び技能につき国土交通大臣
が定める資格を有する者
(4)貸与資料等
a 既存設計図書等
・ 既存建築物設計図書一式
(5)打ち合わせ及び記録
打ち合わせは、次の時期に行い、速やかに記録を作成し、調査職員に提出する。
a 業務着手時
b 調査職員又は管理技術者が必要と認めた時
c 写真の著作権の権利等について
受注者は、写真の撮影を再委託する場合は、次の事項を条件とすること。
①写真は、町が行う事務並びに町が認めた公的機関の広報に無償で使用することができる。
この場合において、著作権名を表示しないことができる。
②次に掲げる行為をしてはならない。但し、あらかじめ発注者の承諾を受けた場合は、この
限りではない。
1)写真を公表すること。
2)写真を他人に閲覧、複写及び譲渡すること。
(6)工事監理業務の内容(1-(3)の監理項目より)
一般業務は、次の掲げるところによる。
また、協議内容に質疑が生じる場合には、速やかに監督員と協議するものとする。
a 工事監理に関する業務
ア 工事監理方針の説明等
・ 工事監理方針の説明等
・ 工事監理方法変更の場合の協議
イ 設計図書の内容の把握等の業務
・ 設計図書の内容の把握
・ 質疑書の検討
ウ 施工図等を設計図書に照らして検討及び報告する業務
・ 施工図等の検討及び報告
・ 留意事項
・
検討にあたっては、設計図書との整合性の確認、収まりの確認、建築工事と設備工事
との整合性の確認等について、十分留意する。
・
「重点工事監理項目」に係る部分に関する施工図について、特に留意して検討を行う
こととする。
・ 工事材料、設備機器等の検討及び報告
・
「重点工事監理項目」について、特に留意して行うこととする。
エ 工事と設計図書との照合及び確認
・
設計図書に定めのある方法による確認のほか、目視による確認、抽出による確認、請
負者等から提出される品質管理記録の確認のいずれかの方法で行うこととする。
「重点工
事監理項目」について、特に留意して行うこととする。
オ 工事と設計図書との照合及び確認の結果報告
カ 業務報告書等(工事監理報告書等)の提出
b 工事監理に関するその他の業務
ア 工程表の検討及び報告
イ 設計図書に定めのある施工計画の検討及び報告
ウ 工事と工事請負契約との照合、確認、報告等
・ 工事と工事請負契約との照合、確認、報告等
・ 工事請負契約に定められた指示、検査等
・ 工事が設計図書の内容に適合しない疑いがある場合の破壊検査
エ 関係機関の検査立会い等
c 追加業務
追加業務は、次に掲げる業務とする。各項に定めた確認及び検討の詳細な方法については、
監督員の指示によるものとする。また、業務内容に質疑が生じた場合には、速やかに監督員
と協議するものとする。
ア 関連工事の調整に関する業務
・
工事が複数の請負業者等に分割されて行われ、それらの工事が他の工事と綿密に関連
する場合、必要に応じて請負者等の協力を受けて調整を行うべき事項を検討し、その結
果を監督員に報告する。
イ 施工計画等の特別な検討・助言に関する業務
・ 現場、製作工場などにおける次に掲げる特殊な作業方法及び工事用機械器具について、
その妥当性を技術的に検討し、請負者等に対して助言すべき事項を監督員に報告する。
ウ 完成図の確認
・
設計図書の定めにより請負者等が提出する完成図について、その内容が適切であるか
否かを確認し、結果を監督員に報告する。
・
前項の確認の結果、適切でないと認められる場合には、請負者等に対して修正を求め
るべき事項を検討し、その結果を監督員に報告する。
3 特記事項
(1)成果品提出に伴う事項
a 工事監理業務に係る成果品は、平成29年2月15日までに提出する。
b 報告書(A4 判)2部
・設計書(国土交通省告示第 15 号に準ずる標準業務に下記を含む。)
・工事費内訳明細書(数量調書、代価表、見積比較表等)
・図面(配置図、平面図、各詳細図、その他図面)
上記データをCD又はDVDで提出
※提出された成果品の内容については、発注者が自由に公表することが出来るものと
し、当該設備に係る工事の請負業者に貸与し該当工事における施工図の作成、当該
施設の完成図の作成及び完成後の維持管理、改築、増築に使用することができるも
とする。
・協議打合せ簿
・工事区分別監理報告書
・製本図面(A2~3及び縮小版) 各2部