社会福祉法人麦の子会 事務決裁規程

社会福祉法人麦の子会 事務決裁規程
(趣旨)
第 1 条 この規程は、社会福祉法人麦の子会(以下「本会」という。)の理事長の職務権限に属する事務の決裁に関し、必
要な事項を定めるものとする。
(用語の意義)
第 2 条 この規程における用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 決裁 理事長の権限に属する事務処理について意思決定することをいう。
(2) 専決 理事長の権限に属する事務を理事長に代わって決裁することをいう。
(3) 代決 理事長又は専決権限を有する者(以下「決裁責任者」という。)が不在のとき、又は事故あるとき、若
しくは欠けたときに一時決裁責任者に代って決裁することをいう。
(事務の代決)
第 3 条 代決は、次の各号の区分により行うものとする。
(1) 理事長が不在のときは、あらかじめ理事長が指名した他の理事(以下、「理事長代理」という。)がその事
務を代決することができる。
(2) 理事長、理事長代理が不在のときは、総合施設長がその事務を代決する。
(3) 総合施設長が不在若しくは欠員のときは、事務長が代決する。
(代決の制限)
第 4 条 前条の代決は、急施を要するもの(特に重要又は異例と認められるものを除く。又はあらかじめ決裁責任者の指
示を受けたものに限る。
(後閲)
第5条
代決した事項については、速やかに当該事務の決裁責任者へ報告し、又は後閲を受けなければならない。ただし、
軽易なものについては、この限りでない。
(理事長の決裁事項)
第 6 条 理事長は次に掲げる事項を決裁する。
(1) 役員会に付議する事項の決裁又は協議を要する事項の決定
(2) 重要な資産の管理方法の決定
(3) 規程等の施行細則の制定及び改廃
(4) 借入金の決定
(5) 職員の任免、服務、賞罰、懲戒及び給与の決定
(6) 職員の療養休暇、特別休暇(夏季休暇を除く。)、介護休暇の承認
(7) 特に重要な通知、公告、申請、届出、報告、照会及び回答
(8) 役員及び評議員の道外旅行命令(理事長及び理事長代理以外の役員及び評議員の日帰りの道外旅行命令を除
く。)
(9) 1 件の金額 160 万円以上の収入調定
(10) 1 件の金額が、工事又は製造の請負は 50 万円以上 250 万円未満、食糧品・物品等の買入れは 30 万円以上
160 万円未満、そのほかについては 50 万円以上 100 万円未満の支出命令
(11) 契約価格 100 万円未満の契約
(12) 基本財産以外の固定資産のうち、1 件の金額が、工事又は製造の請負は 50 万円以上 250 万円未満、物品等
の買入れは 30 万円以上 160 万円未満、そのほかについては 50 万円以上 100 万円未満の財産取得、及び 50
万円以上の財産処分
(13) 予算流用及び予備費充用
(14) 訴訟その他争訟に関する決定
(総合施設長の専決事項)
第 7 条 総合施設長は次に掲げる事項を専決する。
(1) 比較的重要な事業計画の執行
(2) 重要な通知、公告、申請、届出、報告、照会及び回答
(3) 役員(理事長、理事長代行は除く。)、評議員の道内旅行命令及び日帰りの道外旅行命令並びに事務長の旅行
命令
(4) 職員(事務局長を除く。)の道外旅行命令
(5) 事務局長の年次休暇、特別休暇の承認
(6) 1 件の金額 100 万円未満の収入調定
(7) 1 件の金額が食糧費は 30 万円未満、そのほかについては 50 万円未満の支出命令
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事務決裁規程 1008
(8) 契約価格 100 万円未満の契約
(9) 基本財産以外の固定資産のうち、1 件の金額 50 万円未満の財産取得、及び財産処分
(事務局長の専決事項)
第 8 条 事務局長は次に掲げる事項を専決する。
(1) 事業計画の執行
(2) 通知、公告、申請、届出、報告、照会及び回答
(3) 職員の事務分担の決定
(4) 職員の管内旅行命令、時間外勤務命令、休日勤務命令、夜間勤務命令
(5) 職員の週休日の振替え、半日勤務時間の割振り変更、休日の代休日の指定、年次休暇に係る時季変更及び夏
季休暇の承認
(6) 職員の扶養親族の認定
(7) 職員の通勤届の受理及び認定
(8) 職員の扶養手当、通勤手当及び住居手当の認定
(9) その他就業規程に定める諸届の受理
(10) 1 件の金額 10 万円未満の収入調定
(11) 1 件の金額が食糧費は 1 万円未満、そのほかについては 5 万円未満の支出命令
(12) 契約価格 5 万円未満の契約
(13) 建物及び物品の維持管理
(14) 現金、有価証券及び担保物件の出納保管
(15) 各種委員会等の庶務及び決定事項の執行
(16) 前各号に準ずる事項の決定
(専決の制限)
第9条
前 2 条の規定にかかわらず、特命のあった事項、重要若しくは異例と認められる事項、新規な事項又は疑義の
ある事項については、上司の決裁を受けなければならない。
(委任)
第 10 条
附
この規程の施行に関し必要な事項は、理事長が定める。
則
この規程は、2004 年 11 月 26 日から施行する。
この規程は、2008 年 10 月 2 日から施行する。
この規程は、2010 年 8 月 1 日から施行する。
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