埴生小・中学校整備事業に係る基本設計業務 埴生小

埴生小・中学校整備事業に係る基本設計業務
プロポーザル実施要領
平成28年4月
山 陽 小 野 田 市
埴生小・中学校整備事業に係る基本設計業務
プロポーザル実施要領
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業務の目的
埴生小学校は市内で唯一、耐震化未了の校舎が残っている学校で、その耐震
化未了の校舎4棟と老朽化の著しい木造の旧校舎1棟の計5棟は、平成26年
度に実施した耐力度調査により、全て危険建物であることが判明している。こ
れを受けて、埴生中学校の敷地を拡げ、そこに埴生小学校を移転し、小中一体
型の学校施設を造ることにした。
この事業は、地震から児童等の生命を守り、子どもが少ない地域で一定の学
習集団を確保し、学校における学びと生活を活気あるものにするとともに、人
口減少社会における今後のまちづくりの方向性として指摘されている公共施設
の集約化に合致した取り組みである。
以上のことから、本業務においては、技術力や経験、業務体制などを含めた
総合的な能力を評価して受託者を選定するプロポーザル方式を採用することと
し、この要領にその手続きに関し必要な事項を定めるものである。
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対象業務
(1) 業 務 名
埴生小・中学校整備事業に係る基本設計業務
(2) 業務内容
小・中学校の建築物の基本設計、中学校校舎改修の基本設
計、渡り廊下の基本設計、グラウンド整備の基本設計、擁
壁等造成工事の基本設計及び外構基本設計
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(3) 選定方式
公募型プロポーザル方式
(4) 履行期間
契約の日から平成 29 年 1 月 31 日まで
(5) 上 限 額
15,052 千円(消費税及び地方消費税を含む。)
事業内容
(1) 建設予定地
山陽小野田市大字埴生1996番地他
(2) 敷地面積
約 30,000 ㎡
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地内
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建設スケジュール(予定)
(1) 平成28年度
基本設計業務、拡張用地内農業振興地域農用地区域除外、拡張用地農
地転用、拡張用地鑑定評価、拡張用地地質調査、拡張用地購入、敷地
測量調査、赤地・青地付け替え協議、用地の形質変更に係る土地の履
歴調査
(2) 平成29年度
実施設計業務、地質調査、開発行為、建築確認申請、土木工事実施設
計業務、同地質調査
(3) 平成30年度
小学校校舎建設工事、拡張用地造成工事
(4) 平成31年度
小学校校舎建設工事、グラウンド・外構整備工事、中学校校舎改修(1
期工事)、中学校プール改修工事
(5) 平成32年度
小学校開校、中学校校舎改修(2期工事)、旧小学校校舎解体・電気・
外構整備工事
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建設予定地の法規制等
(1) 都市計画法
都市計画区域内
用途地域
第 1 種住居地域
(建ぺい率 60%、容積率 200%)
(2) 建築基準法
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第22条区域外
発注者及び事務局
(1) 発注者
山陽小野田市長
(2) 事務局
山陽小野田市教育委員会事務局
〒756-8601
白井
博文
教育総務課
山陽小野田市日の出一丁目 1 番 1 号
2
電話
0836-82-1208
Email
7
FAX 0836-84-8691
[email protected]
参加資格
(1)単独の事業者による参加とする。
(2) 参加資格を有する者は、次に掲げる全ての要件を満たす者であること。
ア
平成 18 年 4 月 1 日以降に竣工した同種、類似の基本設計、実施設
計又は基本・実施設計業務を受注した実績を有すること(単独・元
請としての実績があるものに限る。)。
・同種業務:鉄筋コンクリート造で延床面積 2,000 ㎡以上の小中連携
校、小学校、中学校の設計業務とする。
・類似業務:鉄筋コンクリート造、鉄骨造又は鉄骨鉄筋コンクリート
造で、延床面積 2,000 ㎡以上の教育施設の設計業務とす
る。
イ
地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 第 1 項各
号のいずれにも該当しない者であること。
ウ
平成 27・28 年度山陽小野田市建設工事等競争入札参加資格者名簿
(測量・建設コンサルタント等)に登録されている建築士事務所であ
ること。
エ
建築士法(昭和 25 年法律第 202 号)第 23 条の規定に基づく一級建
築士事務所の登録を受けていること。また、一級建築士免許の登録が
されている者を 5 名以上有していること。
オ
山陽小野田市建設工事等参加資格者に係る指名停止等措置要領に基
づく、指名停止期間中でないこと。
カ
会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条の規定に基づく更生
手続開始の申立て又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条
の規定に基づく再生手続開始の申立てがなされていないこと。
キ
山陽小野田市暴力団排除条例(平成 23 年山陽小野田市条例第 18 号)
第2条第1号から第3号までのいずれにも該当しない者。
3
ク
管理技術者及び建築(意匠)担当主任技術者として、一級建築士の
免許を有する者をそれぞれ 1 名配置すること。双方の兼務は不可とす
る。また、管理技術者及び建築(意匠)担当主任技術者は、参加申込
み時において、それぞれが参加予定設計事務所に所属しており、その
事務所に3か月以上連続して常勤社員として直接雇用されている者で
あること。
ケ
上記技術者以外の構造、積算、電気設備、機械設備、土木担当主任
技術者を配置すること。やむを得ない場合は、協力事務所の技術者を
配置してもよい。なお、協力事務所は本プロポーザルに参加すること
ができない。
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参加申込方法
参加希望者は、次の要領により参加表明書及び必要書類を提出すること。
(1) 提出書類
ア
参加表明書【様式1】
イ
設計事務所の概要【様式2】
ウ
設計事務所の業務実績【様式3】
エ
管理技術者の業務実績等【様式4】
オ
受託した場合に充てる各担当主任技術者の業務実績【様式5】
カ
協力事務所の内容等【様式6】
(2) 作成要領
当該様式により、注意事項に基づき作成すること
(3) 提出期限
平成 28 年 5 月 19 日(木)の午後 5 時まで
(4) 提出場所
事務局
(5) 提出部数
正本 1 部、副本(正本の写し)10部
(6) 提出方法
持参又は郵送(郵送する場合は配達証明郵便とし、提出期
限までに必着させること。)
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参加申込に関する質問・回答
(1) 提出期間
平成 28 年 5 月 2 日(月)の午前 8 時 30 分から平成 28 年 5
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月 12 日(木)の午後 5 時まで
(2) 提出場所
事務局
(3) 提出方法
質問書【様式7】により、FAX又は電子メールで提出す
ること。
(4) 回答方法
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平成 28 年 5 月 16 日(月)に、市ホームページに掲載する。
技術提案書の提出
本実施要領14(1)の1次審査を経て、2次審査の対象に選ばれた参加表
明者は、次の要領により技術提案書を提出すること。
(1) 提出書類
ア
技術提案書(表題部)【様式8】
イ
埴生小・中学校整備事業に係る技術提案【様式9】
テーマA
埴生中学校区にふさわしい、その特色を生かした学校
施設のあり方
テーマB
小中連携教育を強力に進めることができる小中一体
型学校施設のあり方
テーマC
地域力・学校力・家庭力を向上させられる学校施設の
あり方
テーマD
児童生徒が意欲的に学び、安全安心な快適に過ごせる
学校施設のあり方
テーマE
学校施設としての機能性と利便性に優れた敷地活用
のあり方
ウ
見積書【任意様式】
本設計業務に係る見積書(消費税及び地方消費税を含めた額で上
限額を超えないこと。)
(2) 作成要領
当該様式により、注意事項に基づき作成すること。
別添「埴生小・中学校整備事業の概要」の内容を考慮すること。
(3) 提出期限
平成 28 年 6 月 30 日(木)の午後 5 時まで
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(4) 提出場所
事務局
(5) 提出部数
正本 1 部、副本(正本の写し)10部
(6) 提出方法
持参又は郵送(郵送の場合は配達証明郵便とし、提出期限
までに必着させること。)
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技術提案書に関する質問・回答
(1) 提出期間
平成 28 年 6 月 6 日(月)の午前 8 時 30 分から平成 28 年 6
月 13 日(月)の午後 5 時まで
(2) 提出場所
事務局
(3) 提出方法
質問書【様式7】により、FAX又は電子メールで提出す
ること。
(4) 回答方法
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平成 28 年 6 月 20 日(月)に、市ホームページに掲載する。
資料等の入手
実施要領等の関係書類は、山陽小野田市ホームページのトップページの「新
着情報」又は「組織で探す:教育総務課」内に掲載されている「埴生小・中
学校整備事業に係る基本設計プロポーザルの実施について」からダウンロー
ドすること。窓口での閲覧・配布は行わない。
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審査委員会
プロポーザルの審査は、山陽小野田市埴生小・中学校整備事業に係る基本
設計業務プロポーザル審査委員会(以下「審査委員会」という。)により行
う。審査委員会は、1次審査と2次審査の2段階審査を行い、最優秀者及び
優秀者(次点)を選定する。
審査委員会の会議は非公開とし、委員名の公表は審査結果の公表と同時に
行う。
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選定方法
(1) 1 次審査
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参加表明者から、プレゼンテーション・ヒアリングによる技術提案(2
次審査)を行う者を選定するため、参加表明書及び必要書類を「審査基
準」に基づき1次審査(書類審査)する。これにより、概ね上位5者を
2次審査に進むことができる提案者として選定する。
選定結果は、参加表明書を提出した全ての者に、平成 28 年 5 月 31 日
(火)に電子メールで通知する。
(2) 2次審査(プレゼンテーション・ヒアリング)
提案者の本業務に対する意欲や理解力、技術提案に関する内容等につ
いて、プレゼンテーション・ヒアリングを行い、「審査基準」に基づき
2次審査を行う。
最優秀者は、1次審査と2次審査の得点を合わせた得点が最も高い事
業者とする。なお、この合計得点の算定に用いる1次審査の得点の値は、
1次審査の得点の 30%値とする。小数点以下は切捨て整数とする。
ア
実施時期
平成 28 年 7 月上旬を予定
イ
出席者
配置予定の管理技術者及び担当主任技術者を含む3人以内とする。
ウ
プレゼンテーション・ヒアリング
プレゼンテーションは、提出した技術提案書を使用し、様式順に
説明すること。各提案者の説明時間は 20 分とし、その後、質疑
応答を行う。追加資料の持込みは禁止する。
説明の順番は、技術提案書の受付順とする。
エ
審査結果
審査結果は、2次審査に参加した全ての者に、平成 28 年 7 月 20
日(水)(予定)に書面で通知するとともに、市ホームページに掲載
する。
オ
その他
プロジェクター、スクリーンは、事務局で用意する。プレゼンテ
ーションに使用するパソコンは、提案者が用意すること。
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審査基準
(1) 1次審査基準
区分
審査項目
配点
・従業員数
事務所の規模
・技術者数
50
・同種・類似業務の実績
管理技術者及び担当主任技術者
・資格
担当チームの能力
・経験年数
50
・業務実績
・繁忙度
(2) 2次審査基準
区分
審査項目
配点
埴生中学校区にふさわしい、その特色を生か
テーマA
10
した学校施設のあり方
小中連携教育を強力に進めることができる
テーマB
10
小中一体型学校施設のあり方
地域力・学校力・家庭力を向上させられる学
テーマC
10
校施設のあり方
児童生徒が意欲的に学び、安全安心な快適に
テーマD
10
過ごせる学校施設のあり方
学校施設としての機能性と利便性に優れた
テーマE
10
敷地活用のあり方
プレゼンテー
シ ョ ン ・ ヒ ア 態度、業務に対する姿勢等
10
リング
見積書(額)
設計業務料
10
8
※1次審査の得点の 30%値と2次審査の得点を合算した 100 点満点で
最終判定する。
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日程
プロポーザル全体の日程は、次のとおりとする。
公告
平成 28 年 4 月 28 日
参 加 申 込 に 関 す る 質 問 提 出 期 平成 28 年 5 月 2 日~平成 28 年 5 月 12
間
日
参加申込に関する質問回答日
平成 28 年 5 月 16 日
参加表明書等提出期限
平成 28 年 5 月 19 日
1次審査(書類審査)
平成 28 年 5 月下旬
1次審査結果通知
平成 28 年 5 月 31 日
技 術 提 案 書 に 関 す る 質 問 提 出 平成 28 年 6 月 6 日~平成 28 年 6 月 13
期間
日
技術提案書に関する質問回答
平成 28 年 6 月 20 日
日
17
技術提案書提出期限
平成 28 年 6 月 30 日
2次審査
平成 28 年 7 月上旬
2次審査結果通知
平成 28 年 7 月 20 日
契約の締結
審査の結果により、最優秀者となった者と委託契約交渉を行う。なお、最
優秀者との契約が成立しなかった場合は、優秀者(次点)と契約交渉を行う。
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失格基準
次のいずれかに該当したときは、本プロポーザルの参加資格を満たさなか
ったものとみなし、失格とする。
(1) 見積書記載金額が上限額を超えていたとき。
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(2) 本実施要領に定められた参加資格、配置予定技術者等の要件を満たし
ていないとき。
(3) 提出書類の提出日、提出場所、提出方法等が本実施要領に適合してい
ないとき。
(4) 提出書類に記載すべき事項が記載されていないとき。
(5) 提出書類に虚偽の内容が記載されていることが判明したとき。
(6) 本実施要領に違反する等、本業務の実施にふさわしくない不正行為が
あったとき。
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その他
(1) 現地案内は行わない。建設予定地の見学を希望する場合、事前に事務
局に連絡して了承を得ること。
(2) 2次審査に欠席し、又は遅刻した場合、失格とする。ただし、交通機
関の事故等、真にやむを得ない理由がある場合、速やかに事務局に連絡
し、指示を仰ぐこと。
(3) 提出期限を過ぎた技術提案書類の差換えは認めない。
(4) 本プロポーザルの参加に係る一切の経費は、参加者の負担とする。
(5) 提出書類は返却しない。
(6) 提出書類は、審査に必要な範囲で、複製を作成することができる。
(7) 技術提案書の著作権は提出者に帰属するが、公平性、透明性、客観性
を期するため公表することがある。
(8) 技術提案書に記載した配置予定技術者は、特別の理由があると認めた
場合を除き、変更できない。
(9) 業務委託契約における設計の内容については、プロポーザルの内容に
拘束されず、両者が協議して変更することができるものとする。
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