上川管内どさん子元気アップチャレンジ指導参考資料 1 管内の状況 平成27年12月に実施しました上川管内どさん子元気アップチャレンジにおいて、 体育または保健体育の授業開始5~10分程度の準備運動の工夫等について、管内の状 況を把握した結果、小学校では97%、中学校では94%の学校において、「 METs Kamikawa」を活用した取組を推進していることが分かりました。 中学校 小学校 ①実施した 97% ②実施しない 3% ①全学年 87% ②一部の学年 13% 〔実施状況〕 ①実施した ②実施しない ②一部の学年 13% 〔実施学年〕 ①全学年 2 ②一部の学年 〔実施状況〕 ①実施した 単元の特性に応じた準備運動の工夫 体育・保健体育の授業開始10分間を有効に活用 することは、体力向上に有効であることはもとより、 授業の内容に応じて変化を加えることで、運動のコ ツが分かり、意欲を高めることができます。 「METs Kamikawa」の実践事例を活用した取組 としては、小学校では、体ほぐしの運動や器械運動、 ゲームにおいて、中学校では、ゲームにおけるチー ム練習やチーム内ミニゲームにおいて、多く実践さ れています。 3 ①全学年 87% ①実施した 94% ②実施しない 6% ②実施しない 〔実施状況〕 ①全学年 ②一部の学年 小学校で実践の多い領域 体ほぐしの運動 約35% 器械運動(マット運動) 約23% ゲーム(ゴール、ネット型) 約23% 中学校で実践の多い領域 ゲーム(ゴール、ネット型) 約41% 器械運動(マット運動) 約28% 体ほぐしの運動 約25% 管内A小学校における実践事例 ○ 自校の課題の把握(全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果から) 本校の児童は、多くの種目において、全国平均を上回ったが、特に上体起こしや立ち幅跳びなど、 筋パワーに関連する種目に課題が見られた。 ○ 課題解決に向けた具体的な取組(「METs Kamikawa」の活用) 筋パワーを高めるため、器械運動(跳び箱運動)の準備運動に、 「METs Kamikawa」を参考に した、「かえる倒立」や「かえるの足打ち」、 「アザラシ」での移動を取り入れ、全校で実践した。 【成果】 ・課題となった体力要素を重点的に取り組んだことで、付けたい力が明確になり、効果的に取り組む ことができた。 ・本時の運動と関連した準備運動をしたことで、準備運動から本時の運動へ、自然な流れで取り組む ことができた。 ・児童から、「運動が楽しくなった」との声が聞かれた。
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