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水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
改
正
前
改
日 本 水 道 協 会
対比表
正
後
備
日 本 水 道 協 会
水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
考
(施行要項改正の要点)
水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
①ポリエチレン粉体ライ
ニング及び外面塗装の色
項 目
検
査
基
昭和61 年10 月 1 日制定
昭和61 年10 月 1 日制定
調表示について、実態に
平成 7 年 8 月31 日改正
平成 7 年 8 月31 日改正
合わせて、より正確な色
平成13 年 9 月 5 日改正
平成13 年 9 月 5 日改正
調表示に改めた。
平成15 年10 月01 日改正
平成15 年10 月01 日改正
②浸出性について、給水
平成28 年4月25 日改正
装置は、
“給水装置の構造
検 査 方 法
準
摘 要
水 道 用 ポ リ エ チ レ ン 粉 体 ラ イ ニ ン グ 鋼 管
項 目
検 査 方 法
検 査 基 準
水 道 用 ポ リ エ チ レ ン 粉 体 ラ イ ニ ン グ 鋼 管
(JWWAK 132)による。
(JWWAK 132)による。
判定基準 検査の判定は、当該規格、要項の検査方法及び別表[不良
判定基準 検査の判定基準は、当該規格、要項の検査方法及び別表
の階級別欠点及び判定基準]による。
摘 要
省令”に、また、水道施設
は、
“水道施設の技術的基
準に定める省令”にそれ
ぞれ項目及び基準値を整
[不良の階級別欠点及び判定基準]による。
なお、検査は、原則として PA、PB 及び PD とに分けてロ
合させた。
なお、検査ロットは、原則として PA、PB 及び PD とに分
ットを構成する。
及び材質の基準に関する
③浸出試験の供試管は、
けてロットを構成する。
製造する最小呼び径のも
浸出性検査
浸出性検査試験 規格 11 ライニング管の浸出性の検査は、
規格
品質変更の都度
のとした。
10.8 の浸出試験によって行い、規格下記 1.2 に適合している
ことを調べる。
1. 給水装置に用い使用するライニング管の浸出性の検査
表 1 の基準に適合していることを調べる。この場合、
更 が あ った 場合
試験は、当該工場で給水装置用として製造される最小
は、その都度行う) ・規格改正に伴う箇条番
号等を変更した。
2. 水道施設に用い使用するライニング管の浸出性の検査
(ただし、品質変
て浸出試験を行い、表 4 別紙表 2 の基準に適合してい
更 が あ った 場合
ることを調べる。この場合、試験は、当該工場で水道施
は、その都度行う)
う。
ただしまた、次回から初回確認以降の浸出性検査は、
年 1 回及び品質変更の都度行う。
なお、本協会の認証塗料ポリエチレン粉体を使用し
ている場合は、年 1 回の浸出性検査を省略することが
できる。
1
年 1 回行う。
は、製造する最小呼び以上とし、規格付属書 1B によっ
設用として製造される最小呼び径のライニング管で行
対比表
・他の施行要項に合わせ
て浸出性検査の項目を冒
頭に移動した。
(ただし、品質変
呼び径のライニング管で行う。
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
最初に 1 回行う
は、規格附属書 2A によって浸出試験を行い、表 3 別紙
改
正
前
改
項 目
検 査 方 法
製 品 検 査
製品検査 製品検査は、規格 11.の検査及び規格 8.の材料につい
摘 要
正
後
備
項 目
検 査 方 法
製 品 検 査
製品検査 製品検査は、規格箇条 811.の検査材料及び規格箇条
て行う。
摘 要
118.の材料検査について行う。
・受検に伴い、浸出性検
なお、製品検査は、浸出性検査に合格したライニング管に
査が終了していること
ついて行う。
〔材料検査〕
原管 規格 8.a)の原管の検査は、JIS G 3452(配管用炭素鋼管)の
〔材料検査〕
を明記した。
原管 規格 8.a)の原管の材料検査は、JIS G 3452(配管用炭素鋼
黒管を用い、水配管用亜鉛めっき鋼管検査施行要項の黒管検
鋼管)の黒管を用い、水配管用亜鉛めっき鋼管検査施行要項の
査によって行う。
黒管検査によって行う。
ただし、JIS マーク表示品の場合は、「JIS マーク表示水道用
検査の都度
ただしなお、JIS マーク表示品の場合は、「JIS マーク表示水
品の検査等に関する規則」によることができる。
道用品の検査等に関する規則第 13 条 1 の原管検査」によるこ
・規則の記載場所をよ
とができる。
り明確にした
ポリエチレンの性能 規格 8.b)のライニング管の内面に用いる
ポリエチレン粉体の検査は、規格附属書 3 の 2.a)によって行
製造ロット
い、表 1 の性能に適していることを、製造業者の試験成績書
ごと
ポリエチレンの性能 規格 8.b)のライニング管の内面に用いる
ポリエチレン粉体の材料検査は、規格附属書 3C の 2.a)C.3a)
によって確認する。
能
項
目
ごと
者の試験成績書によって確認する。
表 1 ポリエチレンの性能
性 能
密度
kg/m
920
以上
性
引張強さ
MPa
10
以上
密度
3
引張破壊ひずみ
製造ロット
~e)によって行い、表 1 の性能に適していることを、製造業
表 1 ポリエチレンの性能
性
考
%
能
項
目
kg/m3
・規格との整合を図っ
性 能
920
以上
た。
300
以上
引張強さ破壊応力 MPa
10
以上
・規格では「硬さ」であ
デュロメータ硬さ HDD
40
以上
引張破壊呼びひずみ %
300
以上
るが、検査員がわかりや
ビカット軟化温度
℃
85
以上
デュロメータ硬さ HDD
40
以上
すいように現行通りと
吸水率
%
0.04
以下
ビカット軟化温度
℃
85
以上
した。
吸水率
%
0.04
以下
ポリエチレン粉体の性能 規格 8.b)のポリエチレン粉体の性能
は規格附属書 3 の 2.b)によって行い、表 2 に適合しているこ
ポリエチレン粉体の性能 規格 8.b)のライニング管の内面に用
とを、製造業者の試験成績書によって確認する。
いるポリエチレン粉体の材料検査性能は規格附属書 3C の
表 2 ポリエチレン粉体の性能
性
能
項
耐塩素水性
目
2.b)C.3f)によって行い、表 2 に適合していることを、製造業
者の試験成績書によって確認する。
性 能
表 2 ポリエチレン粉体の性能
水泡発生がないこと
性
能
項
耐塩素水性
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
2
目
性 能
水泡発生がないこと
初回及び品質変更
の都度
・規格改正に伴う箇条
番号等を変更した。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
被覆材料 規格 8.c)のライニング管 D の外面に用いる被覆材料
の検査は、JIS G 3469(ポリエチレン被覆鋼管)の 9.2 の被覆材
項 目
正
後
備
検 査 方 法
品質変更の
外面被覆材料 規格 8.c)のライニング管 D の外面に用いる被覆
都度
材料の検査は、JIS G 3469(ポリエチレン被覆鋼管)の 9.24.2
料に規定するポリエチレン、接着剤の品質に適合しているこ
の(被覆材料)に規定するポリエチレン、接着剤及び粘着剤の
とを製造業者の試験成績書によって確認する。
品質に適合していることを製造業者の試験成績書によって確
摘 要
品質変更の
都度
・JIS G3469 の現行の内
認する。
容に整合させた。
亜鉛めっき ライニング管 B の外面に用いる亜鉛めっきは、
JIS H 2107(亜鉛地金)に規定する蒸留亜鉛地金 1 種又は同等
購入の都度
亜鉛めっき ライニング管 B の外面に用いる亜鉛めっきは、
以上の品質をもつ亜鉛地金とし、製造業者の試験成績書によ
JIS H 2107(亜鉛地金)に規定する蒸留亜鉛地金 1 種又は同等
って確認する。
以上の品質をもつ亜鉛地金とし、製造業者の試験成績書によ
考
購入の都度
って確認する。
亜鉛めっき検査 亜鉛めっきは、ポリエチレン粉体ライニング
(亜鉛めっき検
を行う前に施し、規格 10.9 の亜鉛めっきの均一性試験及び
(亜鉛めっき検
査)
外観について行う。
査)
亜鉛めっき検査 亜鉛めっきは、ポリエチレン粉体ライニング
を行う前に施し、規格 10.9 の亜鉛めっきの均一性試験及び
亜鉛めっきの外観検査について行う。
均一性検査 亜鉛めっきの均一性検査は、検査通則第3条~第
7 条による。
購入の都度
均一性検査 亜鉛めっきの均一性検査は、検査通則第3条~第
1) 供試材の採り方及び試験片の数 JIS G 3452(配管用炭素
7 条による。
鋼管)の 11.1c)により、同一寸法(同一外径、同一厚さをい
1) 供試材の採り方及び試験片の数 JIS G 3452(配管用炭素
う。)の管 500 本又はその端数ごとに 1 本採取し、両管端か
鋼鋼管)の 11.1c)11.3a)により、同一寸法(外径及び厚さが同一
ら長さ約 60mm の管状試験片を各 1 個とる。
のもの同一外径、同一厚さをいう。)の管 500 本又はその端
なお、試験片が大きすぎるものは、測定できる大きさに
・JIS G 3452 の現行の内
容に整合させた。
数ごとに 1 本採取し、両管端から長さ約 60mm の管状試験
切断しても良い。
片を各 1 個とる。
2) 試験方法 JIS H 0401(溶融亜鉛めっき試験方法)の 5.硫酸
なお、試験片の外径が大きすぎるものは、測定できる大
銅試験方法によって行う。
きさに切断しても良いよい。
3) 試験片の処理 規格 10.9 の均一性試験を行う場合、めっ
2) 試験方法 JIS H 0401(溶融亜鉛めっき試験方法)の 5.硫酸
きを施していない表面は、パラフィン、ラッカー又はゴム
銅試験方法箇条 6[均一性試験方法(硫酸銅試験)]によって行
栓などで被覆又はふたをする。
う。
4) 判定 浸せき回数(毎回 1 分)は、5 回以上とする。この場
3) 試験片の処理 規格 10.9 の均一性試験を行う場合、めっ
合、5 回に及んでも終止点に達してはならない。
きを施していない表面は、パラフィン、ラッカー又はゴム
なお、めっき素地上に光輝のある密着性金属銅が析出し
栓などで被覆又はふた蓋をする。
た場合、その面積が 0.05cm2 に満たないとき及び試験片の角
4) 判定 浸せき回数(毎回 1 分)は、5 回以上とする。この場
又は端から 10mm 以内の析出は、終止点としない。
合、5 回に及んでも終止点に達してはならない。
なお、めっき素地上に光輝のある密着性金属銅が析出し
た場合、その面積が 0.05cm2 に満たないとき、密着性金属銅
をナイフの背のような鈍い器具で削ぎ取ることができ、その下
にめっき皮膜が現れた場合、めっき後、生じた切りきず、
かすりきず部分、これに隣接する部分に光輝のある銅が折
出した場合及び試験片の角又は端から 10mm 以内の析出
は、終止点としない。
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
購入の都度
対比表
3
・JIS H 0401 の現行の内
容に整合させた。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
亜鉛めっきの外観検査 規格 6.a)の亜鉛めっきを施した表面の
項 目
付表 2-3(軽)
正
後
備
検 査 方 法
考
摘 要
亜鉛めっきの外観検査 規格 6.a)の亜鉛めっきを施した表面外
検査は、不めっき、はがれ、ふくれ及びたれ等の使用上有害
観の検査は、目視によって、不めっき、はがれ剝がれ、ふくれ
な欠点の有無を目視によって調べる。
膨れ及びたれ垂れ等の使用上有害な欠点の有無を目視によっ
付表 21-3(軽)
て調べる。
〔ライニン
検査証印の確認 原管は、ライニング加工前に検査証印又は JIS
グ 検 査 〕
(浸出検査)
〔 ラ イ ニ ン
マーク表示を確認する。
グ 検 査 〕
浸出試験 規格 11.の浸出検査は、規格 10.8 の浸出試験によって
( 浸出検査)
行い、規格に適合していることを調べる。
1.
品質変更の
書 2 によって行い、表3に適合していることを調べる。
都度
質
浸出試験 規格 11.の浸出検査は、規格 10.8 の浸出試験によって
1. 給水装置に使用するライニング管の浸出検査は、規格附属書
・他の施行要項に合
2 によって行い、表3に適合していることを調べる。
表 3 ライニング管の浸出性(給水装置用)
品
マーク表示を確認する。
行い、規格に適合していることを調べる。
給水装置に使用するライニング管の浸出検査は、規格附属
項 目
検査証印の確認 原管は、ライニング加工前に検査証印又は JIS
わせ、浸出性検査の
表 3 ライニング管の浸出性(給水装置用)
規
定
項 目
品
質
規
定
規定は検査の冒頭に
味
異常でないこと
味
異常でないこと
移動し、浸出性の表
臭気
異常でないこと
臭気
異常でないこと
は巻末の別紙に移動
色度
5 度以下
色度
5 度以下
濁度
2 度以下
濁度
2 度以下
有機物等(過マンガン酸カリ
ウム消費量)(1)
10mg/L 以下
有機物等(過マンガン酸カリ
ウム消費量)(1)
10mg/L 以下
有機物(全有機炭素(TOC)の
量)(2)
5mg/L 以下
有機物(全有機炭素(TOC)の
量)(2)
5mg/L 以下
残留塩素の減量
0.7mg/L 以下
残留塩素の減量
0.7mg/L 以下
鉄及びその化合物
0.3mg/L 以下
鉄及びその化合物
0.3mg/L 以下
注(1) 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)は、平成 17 年 3
注(1) 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)は、平成 17 年 3
月 31 日まで適用する。
月 31 日まで適用する。
(2) 有機物(全有機炭素(TOC)の量)は平成 17 年 4 月 1 日以降
(2) 有機物(全有機炭素(TOC)の量)は平成 17 年 4 月 1 日以降
適用する。ただし、平成 16 年 4 月 1 日から有機物等(過マン
適用する。ただし、平成 16 年 4 月 1 日から有機物等(過マン
ガン酸カリウム消費量)に代えて適用してもよい。
ガン酸カリウム消費量)に代えて適用してもよい。
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
4
した。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
2.
摘 要
水道施設に使用するライニング管は、製造する最小呼び
項 目
年 1 回行う
後
備
検 査 方 法
2.
年 1 回行う
(ただし、品質変
径以上とし、規格附属書 1 によって行い、表 4 に適合して
(ただし、品質変更
いることを調べる。
更があった場合
いることを調べる。
があった場合は、
都度行う。
は、その都度行
ただし、次回からの浸出検査は、年 1 回及び品質変更の
う)
都度行う。
なお、本会の認証ポリエチレン粉体を使用している場合
なお、本会の認証ポリエチレン粉体を使用している場合
は、年1回の浸出検査を省略することができる。
は、年1回の浸出検査を省略することができる。
表4 ライニング管の浸出性(水道施設用)
項 目
品
質
規
考
摘 要
水道施設に使用するライニング管は、製造する最小呼び
径以上とし、規格附属書 1 によって行い、表 4 に適合して
ただし、次回からの浸出検査は、年 1 回及び品質変更の
その都度行う)
・他の施行要項に合
わせ、浸出性検査の
規定は検査の冒頭に
移動し、浸出性の表
は巻末の別紙に移動
した。
表4 ライニング管の浸出性(水道施設用)
定
項 目
品
質
規
味
異常でないこと
味
異常でないこと
臭気
異常でないこと
臭気
異常でないこと
色度
0.5 度以下
色度
0.5 度以下
濁度
0.2 度以下
濁度
0.2 度以下
有機物等(過マンガン酸カリ
ウム消費量)(1)
1.0mg/L 以下
有機物等(過マンガン酸カリ
ウム消費量)(1)
1.0mg/L 以下
有機物(全有機炭素(TOC)の
量)(2)
0.5mg/L 以下
有機物(全有機炭素(TOC)の
量)(2)
0.5mg/L 以下
残留塩素の減量
0.7mg/L 以下
残留塩素の減量
0.7mg/L 以下
鉄及びその化合物
0.03mg/L 以下
鉄及びその化合物
0.03mg/L 以下
注(1) 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)は、平成 17 年 3
定
注(1) 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)は、平成 17 年 3 月
月 31 日まで適用する。
(性能検査)
正
31 日まで適用する。
(2) 有機物(全有機炭素(TOC)の量)は平成 17 年 4 月 1 日以降
(2) 有機物(全有機炭素(TOC)の量)は平成 17 年 4 月 1 日以降適
適用する。ただし、平成 16 年 4 月 1 日から有機物等(過マ
用する。ただし、平成 16 年 4 月 1 日から有機物等(過マンガ
ンガン酸カリウム消費量)に代えて適用してもよい。
ン酸カリウム消費量)に代えて適用してもよい。
性能検査 規格 11.に規定する次の検査は、検査通則第3条~第
(性能検査)
7 条によって行い、規格に適合していることを調べる。
性能検査 規格箇条 11 に規定する次の検査は、検査通則第3条~
第 76 条によって行い、規格に適合していることを調べる。
・検査通則第 7 条と
同一内容(再試験)が
JIS 規格の引用とし
て規定されたため、
本施行要項でも再試
験を独立した項目と
して規定することか
ら削除した。
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
5
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
曲げ検査
(呼び径
50A 以下)
試料数
火花が発生しない
こと
呼び径ごとに 250
本又はその端数を
一組として 1 本抜
取る。
30N/10mm 幅以上
皮膜にはがれ、き
ず及び割れがない
こと
へん平検査
(呼び径
65A 以上)
落錘衝撃検査
表 53 性能及び試料採取方法
性能
皮膜にはがれ、割
れがないこと
呼 び 径 15 ~ 50A
は、呼び径ごとに
2000 本又はその端
数を一組として 1
本抜取る。
呼び径 65~100A
は、呼び径ごとに
1000 本又はその端
数を一組として 1
本抜取る。
検査項目
性能
ピンホール検査
火花が発生し
ないこと
内面ピール強度検査
N/10mm 幅
30N/10mm 幅以
上 a)
曲げ検査
(呼び径
50A 以下)
皮膜にはがれ
剝がれ、きず及
び割れがない
こと
皮膜にはがれ、
割れがないこ
と
へん平検査
(呼び径
65A 以上)
落錘すい衝撃検査
亜鉛めっきの均一性
外面ピール強度検査
N/10mm 幅
性能検査の判定 表5の性能に適合すれば、その試料によって代
表された組は合格とする。
浸せき回数 5 回
で終止点 a)に達
しない
35 以上
試料数
呼び径ごとに 250
本又はその端数を
一組として 1 本抜
取る。
呼び径 15A~50A
は、呼び径ごとに
2000 本又はその端
数を一組として 1
本抜取る。
呼び径 65A~100A
は、呼び径ごとに
1000 本又はその端
数を一組として 1
本抜取る。
同一寸法の管 500
本又はその端数ご
とに 1 本抜き取る。
同一寸法、同一製造
ロットの管から2
本抜き取る。
注 終止点とは、めっき素地の上に光輝のある密着性金属銅が
a)
ピンホール検査 規格 11.のピンホール検査は、規格 10.3 のピン
ホール試験による。供試管内面全面にわたって、ホリデーデテ
折出した場合をいう
クタを用いてピンホールの有無を調べる。この場合の電圧は、
なお、終止点の判断は、JIS H 0401 の 6.7(終止点の判断)に
2000Vとする。
よる
性能検査の判定 表 53 の性能に適合すれば、その試料によって代
表された組は合格とする。
ピンホール検査 規格 11.のピンホール検査は、規格 10.3 のピンホ
ール試験による。供試管内面全面にわたって、ホリデーデテクタを
用いてピンホールの有無を調べる。この場合の電圧は、2000Vとす
る。
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
考
摘 要
ら表 53 により採取する。
表5 性能及び試料採取方法
ピール強度検査
備
試料採取方法 性能検査の試料採取方法は、同一製造ロットの管か
から表 5 により採取する。
ピンホール検査
後
検 査 方 法
試料採取方法 性能検査の試料採取方法は、同一製造ロットの管
検査項目
正
6
・規格との整合を図
った。
・ピンホール検査に
ついて従来は規格に
基づいた性能項目と
しての試料数を適用
していたが、本協会
における検査におい
ては他の防食関係施
行要項に整合させ付
表を適用することと
した。
(ピンホール検
査の項を参照のこ
と。
)
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
ピール強度検査 規格 11.の内面ピール強度検査は、規格 10.4
正
後
検 査 方 法
備
考
摘 要
ピール強度検査
のピール強度試験による。試験片は、供試管の両管端及び中央
内面 規格 11a).の内面ピール強度検査は、規格 10.4 のピール強
部から約 100mm を切り取って半割りにする。
その試験片を常温
度試験による。試験片は、供試管の両管端及び中央部から約
において、規格図 1 に示すように鋭利な刃物で、内面素地に達
100mm を切り取って半割りにする。その試験片を常温において、
する切れ目を 10mm 幅で管軸方向に入れる。
規格図 1 に示すように鋭利な刃物で、内面素地に達する切れ目
次に、皮膜にきずを付けないように片側を起こし、ばねばか
を 10mm 幅で管軸方向に入れる。次に、皮膜にきずを付けないよ
りなどを用いて 180°方向に徐々に引きはがし、そのときの力
うに片側を起こし、ばねばかりなどを用いて 180°方向に徐々
を測定する。
に引き剥がし、そのときの力を測定する。最大荷重を読み取り、
なお、切れ目幅は 10mm を超えてはならない。
・ピール強度検査の方
法を内面と外面とで分
けた。
表 3 の性能に適合していることを調べる。
なお、切れ目幅は 10mm を超えてはならない。
曲げ検査 規格 11.の曲げ検査は、規格 10.5 の曲げ試験によ
外面 規格 11a)の外面ピール強度検査は、規格 10.10b)による。被
る。試験片は、供試管の任意の箇所から適当な長さのものを
覆に間隔 10mm、長さ 60mm 以上の2本の切れ目を管軸に平行
切り取る。
又は直角方向に原管に達するまで入れ、その一端をはぎ起こし、
その試験片を常温において、半径が 8×D(D は原管の外径)
20±15℃で 50mm/min 以下の速度で引きはがした時の荷重が表
の治具に沿って 90°曲げる。
3 の性能に適合していることを調べる。
ただし、試験片の長さは、曲げた試験片の内部が目視でき
曲げ検査 規格 11a).の曲げ検査は、規格 10.5 の曲げ試験によ
るような長さに切断する。
る。試験片は、供試管の任意の箇所から適当な長さのものを切
なお、ライニング管 D は、ポリエチレン被覆をする前に行
り取る。その試験片を常温において、半径が 8×DD×8 (D は
う。
原管の外径)の治具ジグに沿って 90°以上曲げた時、る。表 3
・規格との整合を図っ
た。
の性能に適合していることを調べる。
へん平検査 規格 11.のへん平検査は、規格 10.6 のへん平試験
ただし、試験片の長さは、曲げた試験片の内部が目視できる
による。試験片は供試管の任意の箇所から長さ 50mm 以上の
ような長さに切断とする。
ものを切り取る。
なお、ライニング管 D は、ポリエチレン被覆をする前に行
その試験片を常温において、規格図 2 に示すように 2 枚の
う。
平板に挟み、平板間の距離が外径の 2/3 の高さになるまで
へん平検査 規格 11a).のへん平検査は、規格 10.6 のへん平試験
徐々に圧縮する。ただし、この場合、接合部は圧縮方向に直
による。試験片は供試管の任意の箇所から長さ 50mm 以上のも
角に置く。
のを切り取る。
なお、ライニング管 D は、ポリエチレン被覆をする前に行
その試験片を常温において、規格図 2 に示すように 2 枚の
う。
平板に挟み、平板間の距離が原管の外径の 2/3 以下の高さにな
るまで徐々に圧縮する。した時、表 3 の性能に適合している
ことを調べる。
ただし、この場合、原管の接合部は圧縮方向に対して直角
に置く。
なお、ライニング管 D は、ポリエチレン被覆をする前に行
う。
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
7
・規格との整合を図っ
た。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
正
後
検 査 方 法
落錘衝撃検査 規格 11.の落錘衝撃検査は、規格 10.7 の落錘衝撃
備
摘 要
・規格との整合を図っ
落錘すい衝撃検査 規格 11 a).の落錘衝撃検査は、規格 10.7 の
検査による。試験片は、供試管の任意の箇所から約 100mm の
落錘すい衝撃検査による。試験片は、供試管の任意の箇所から
ものを切り取る。
約 100mm の長さのものを切り取る。
その試験片を常温において、規格図 3 に示す試験機を用い
考
た。
その試験片を常温において、規格図 3 に示す試験機を用いて
て質量 6.3kg の鋼製のおもりを、呼び径 40A以下は 500mm、
質量 6.3kg の鋼製のおもりを、呼び径 40A以下は 500mm、呼
呼び径 50A以上は 1000mm の高さから落下させる。ただし、
び径 50A以上は 1000mm の高さから落下させる。た時、表 3
この場合、溶接部は衝撃面の反対側に置く。
の性能に適合していることを調べる。ただし、この場合、溶接
なお、ライニング管Dは、ポリエチレン被覆をする前に行
部は衝撃面の反対側に置く。なお、ライニング管Dは、ポリエ
う。
チレン被覆をする前に行う。
再検査 内面ピール強度、曲げ、へん平、落すい衝撃性、亜鉛め
外観及び形状検査 規格 11.のライニング管の外観及び形状検査
(外観及び
形状検査)
っきの均一性、又は外面被覆ピール強度の検査が表 3 の性能に
は、目視によって行う。
外観 規格 6.a)の外観は、内外面は滑らかで使用上有害なき
ず、割れ等の欠点の有無を調べる。
付表 2-3(軽)
形状 規格 6.b)の形状は、実用的真円で、その両端は管軸に対
して直角であることを調べる。
付表 2-3(軽)
適合しなかった場合は、検査通則第7条によるほか、JIS G 0404
・不合格になった場合
(鋼材の一般受渡し条件)の 9.8.2.2a)(試験単位が製品1個の
の再試験を規格に基づ
とき)によって、再検査を行うことが出来る。
き記載した。
(外観及び
外観及び形状検査 規格 11 a).のライニング管の外観及び形状検
形状検査)
査は、規格 10.1 の目視によって下記規定に適合していること
なお、管の管端はプレンエンドとする。
を調べる。行う。
管の色 規格 6.c)のポリエチレン粉体ライニングの内面は青色と
し、ライニング管Aの外面は茶色、ライニング管 D の外面は
外観 規格 6.a)のライニング管の外観は、内外面は滑らかで使用
付表 2-3(軽)
青色とする。
・規格改正に伴う箇条
番号等を変更した。
調べる。
形状 規格 6.b)及び d)のライニング管の形状は、実用的に真っす
寸法検査 規格 11.の寸法検査は、規格 7.の寸法及びその許容差に
(寸法検査)
付表 21-3(軽)
上有害なきず、割れ等などの欠点がないこととする。の有無を
より、外径、厚さ及び長さについて、表 6 に適合していること
付表 21-35(軽)
ぐで、その両端は管軸に対して直角であることとする。を調べ
付表 2-4(重)
る。
を調べる。
なお、管の管端はプレンエンドとする。
管の色 規格 6.c)のライニング管のポリエチレン粉体ライニング
皮膜の厚さ ライニング管の皮膜厚さは、供試管の両端について
電磁微厚計などを用いて、円周上の直交する任意の 4 点を測定
する。
付表 21-3(軽)
の内面は青色水色とし、ライニング管Aの外面はうすい茶色、
ライニング管 D の外面は青色とする。
(寸法検査)
寸法検査 規格 11 a).の寸法検査は、規格 10.2 寸法によって行い、 付表 21-4(重)
なお、試料数は、同一製造ロットの管から呼び径ごとに 250
本又はその端数を一組として1本抜き取る。
7.の寸法及びその許容差により、外径、厚さ及び長さについて、
・皮膜の厚さ検査につ
表 64 に適合していることを調べる。
いて従来は規格に基づ
皮膜の厚さ検査 ライニング管の皮膜厚さ検査は、規格 10.2b)内
いた性能項目としての
面皮膜厚さによって行い、供試管の両管端について電磁微厚計な
試料数を適用していた
どを用いて、円周上の直交する任意の 4 点を測定する。し、表 4
が、本協会における検
に適合していることを調べる。なお、試料数は、同一製造ロット
査においては他の防食
の管から呼び径ごとに 250 本又はその端数を一組として1本抜き
関係施行要項に整合さ
取る。
せ付表を適用すること
とした。
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
8
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
正
後
備
検 査 方 法
表 6 ライニング管の寸法及びその許容差
摘 要
表 64 ライニング管の寸法及びその許容差
単位 mm
呼
び
径
(A)
鋼
管
外径
15
21.7
20
27.2
25
34.0
32
42.7
40
48.6
50
60.5
65
76.3
80
89.1
100
部
外径の
許容差
114.3
内
面
皮 膜 の
厚さ
外
面
被 覆 の
厚
さ
0.30 以上
1.7
以上
単位 mm
呼
び
径(A)
長さ
±0.5
0.35 以上
4000
以上
1.5
以上
±0.7
±0.8
考
0.40 以上
1.6 以上
鋼
管
外 径
15A
21.7
20A
27.2
25A
34.0
32A
42.7
40A
48.6
50A
60.5
65A
76.3
80A
89.1
100A
114.3
部
外径の許
容差
内
面
皮 膜 の
厚さ
外
面
被覆の
厚さ a)
0.30 以上
1.7
以上
長さ
・規格との整合を図
b)
った。
±0.5
0.35 以上
4000
以上
1.5
以上
±0.7
0.40 以上
±0.8
1.6 以上
注 a)ライニング管Dだけに適用する。
長さは、特に指定のない限り 4000mm とする。
b)
外面未被覆長さ検査 ライニング管Dの外面未被覆長さは、
表7に適
付表 2-4(重)
外面管端未被覆長さ検査 規格7b)のライニング管Dの外面管端未
合していることを調べる。
付表 21-4(重)
被覆長さ検査は、規格7b)によって行い、表75の数値以下であるこ
表7 ライニング管Dの外面未被覆長さ
とに適合していることを調べる。
単位 mm
呼び径(A)
15・20
25~100
外面未被覆長さ
15 以下
20 以下
表75 ライニング管Dの外面管端未被覆長さ
単位 mm
呼び径(A)
15A・20A
25A~100A
外面管端未被覆長
さ
15 以下
20 以下
測定器具 寸法検査は、JIS B 7502 に規定するマイクロメーター、
JIS B 7507 に規定するノギス、JIS B 7512 に規定する鋼製巻尺又は
これらと同等以上の精度を有するもののほか、限界ゲージなどを
測定器具 寸法検査は、測定器具は、外径及び内面用ビニル管厚さ
用いて測定する。
は、JIS B 7502 に規定するのマイクロメータ、JIS B 7507 に規定
するのノギス又はこれらと同等以上の精度をもつもの、
長さは、
JIS
B 7512 に規定するの鋼製巻尺又はこれらと同等以上の精度を有す
るもつものを用いて測定する。
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
9
・規格との整合を図
った。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
正
後
項 目
検 査 方 法
(ピンホール検査)
ピンホール検査 規格 11a).のピンホール検査は、規格 10.3 のピ
備
考
摘 要
付表 1-2(重)
ンホール試験による。供試管内面全面にわたって、ホリデーディ
テクターを用いて火花の発生するような欠点ピンホールの有無
を調べる。この場合の電圧は、2000Vとする。
(被覆検査)
(被覆検査)
被覆の検査 ポリエチレン被覆の検査は、JIS G 3469(ポリエチレ
被覆の検査 ポリエチレン被覆の検査は、JIS G 3469(ポリエチレン
被覆鋼管)の 12.箇条 11 の検査によって行う。
ン被覆鋼管)の 12.の検査によって行う。
外観検査 被覆は、鋼面によく密着し、有害なきず、凹凸、異物の
外観検査 被覆は、鋼面によく密着し、有害なきず、凹凸、異物の
付表 2-3(軽)
付表 21-3(軽)
混入などの有無を目視によって調べる。
混入などの有無を目視によって調べる。
外面被覆厚さ検査 規格 11a)の外面被覆厚さ検査は、規格 10.2c)外
被覆厚さ検査 被覆厚さ検査は、電磁微圧計などを用いて、管の一
付表 1-4(重)
面被覆厚さによって行い、被覆厚さ検査は、電磁微圧計などを用
端において円周上の直交する任意の4点を測定する。
ての試料数を適用し
直交する任意の4点を測定する。し、表 4 に適合していることを
又はその端数を一組として1本抜き取る。
ていたが、本協会に
調べる。
おける検査において
なお、試料数は、同一製造ロットの管から呼び径ごとに 250 本
ピンホール検査 被覆のピンホール検査は、接触形又は非接触形
で行い、その時の電圧は、接触形の場合 10000~12000V、非接触
外面ピンホール検査 規格 11a)の外面被覆のピンホール検査は、
ピール強度検査 被覆のピール強度検査は、被覆に間隔 10mm、長
テクターを用いて接触形又は非接触形で行い、火花の発生するよ
さ 60mm 以上の2本の切れ目を原管に達するまで入れ、その一
うな欠点の有無を調べる。この場合その時の電圧は、接触形の場
端をはぎ起こし、常温で約 90°又は約 180°の方向に約
合は 10 000~12 000V、非接触形の場合は 20 000~40 000V とす
50mm/min の速度ではがした時の荷重が 35N/10mm幅以上であ
る。し、ピンホールの有無を調べる。
ること。
なお、試料数は、同一寸法、同一製造ロットの管から2本抜き
ピール強度検査 被覆のピール強度検査は、被覆に間隔 10mm、長
取り、それぞれの管の一端を測定する。
さ 60mm 以上の2本の切れ目を原管に達するまで入れ、その一
端をはぎ起こし、常温で約 90°又は約 180°の方向に約
50mm/minの速度ではがした時の荷重が35N/10mm幅以上である
こと。
なお、試料数は、同一寸法、同一製造ロットの管から2本抜き
取り、それぞれの管の一端を測定する。
対比表
要項に整合させ付表
付表 2-3(軽)
JIS G 3469 の 10.2(ピンホール試験)によって行い、ホリデーディ
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
は他の防食関係施行
又はその端数を一組として1本抜き取る。
形の場合は 20000~40000V とし、ピンホールの有無を調べる。
10
いて従来は規格に基
づいた性能項目とし
いて、供試管の一端において電磁微厚計などを用いて、円周上の
なお、試料数は、同一製造ロットの管から呼び径ごとに 250 本
・被覆厚さ検査につ
付表 21-3(軽)
を適用することとし
た。
・規格との整合を図
った。
・ピール強度検査の
方法を内面と外面と
で分けたため、削除
した。
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
正
後
項 目
検 査 方 法
(塗装検査)
一次防錆せい塗装の検査 ライニング管Aの一次防錆せい塗装の検
備
考
摘 要
付表 21-3(軽)
査は、塗りもれの有無を目視によって塗り漏れの有無を調べる。
(表示検査)
原管の表示 材料検査に合格した原管の表示配列とその位置は、付
付表 2-3(軽)
図1による。ただし、同一工場及び同系列工場で亜鉛めっき、ライ
ニング及び被覆を施す場合は、一結束ごとに、次の事項を表示し
(塗装検査)
一次防錆塗装の検査 ライニング管Aの一次防錆塗装の検査は、塗
付表 2-3(軽)
た荷札を取り付けてもよい。
りもれの有無を目視によって調べる。
(表示検査)
呼び径、数量、工場製造業者名、検査年月日、その他
原管の表示 材料検査に合格した原管の表示配列とその位置は、付
付表 2-3(軽)
完成品の表示検査 規格箇条12の表示の検査は、目視によって行
図1による。ただし、同一工場及び同系列工場で亜鉛めっき、ライ
い、ライニング管の外側に、次の事項が容易に消えない方法で、
ニング及び被覆を施す場合は、一結束ごとに、次の事項を表示し
次の事項を表示する。してあることを調べる。
た荷札を取り付けてもよい。
付表 1-3(軽)
なお、表示配列とその位置は、付図2による。
呼び径、数量、工場名、検査年月日、その他
(1)a) 水の記号
(2)b) 給水装置用及び水道施設用の共用を示す文字又はその略号
完成品の表示 ライニング管の外側に、容易に消えない方法で、次
(3)c) 製造業者名又はその略号
の事項を表示する。
(4)d) 種類の記号
なお、表示配列とその位置は、付図2による。
(5)e) 呼び径
(1)
水の記号
(6)f) 製造年月
(2)
「給水装置用及び水道施設用の共用」又はその略号
(7)g) ストライプ(色及び寸法等については、製造業者の製作基準
(3)
製造業者名又はその略号
備考注記 (2) b)の給水装置用及び水道施設用の共用を示す文字
(4)
種類の記号
又はその略号については、浸出性検査を規格附属書1B(水道施設
(5)
呼び径
用)の方法で行い、適合した呼び径以上のライニング管場合にお
(6)
製造年月
(7)
ストライプ(色及び寸法等については、製造業者の製作基準
い対して「給水装置用及び水道施設用の共用」の文字表示又はそ
Wマークのいずれかを表示する。
の略号として○
書等によるり管の長手方向に表示する。)
書等による。)
備考 (2)の給水装置用及び水道施設用の共用又はその略号につ
いては、浸出検査を規格附属書1の方法で行い、適合した場合に
おいて「給水装置用及び水道施設用の共用」の文字表示又はその
Wマークのいずれかを表示する。
略号として○
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
11
・規格改正に伴う箇
条番号等を変更し
た。
改
項 目
検 査 証 印
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
検査証印
種類 検査通則第9条による検査証印は、表8による。
正
後
備
検 査 方 法
摘 要
種類 1. 検査通則第9条による定める検査証印は、表86による。
なお、ライニング管の事前証印の場合は、押印は9mm、刷り込
2. なお、ライニング管の事前証印の場合は、押印は9mm、
みは15mmとする。
表86 検査証印
管種
材
料
黒
管
白
管
ライニ
ング管
呼び径
(A)
管種
呼び径
(A)
寸法
(mm)
種 類
備 考
寸法
(mm)
種 類
備 考
15~65
4
刻 印
打 刻
80~100
6
刻 印
打 刻
ゴム印又
は銅板
押印又は刷込
み及び荷札に
表示するとき
9
ゴム印又
は銅板
押印又は刷込
み及び荷札に
表示するとき
15
ゴム印又
は銅板
押印又は刷込
み
ライニ
ング管
30
ゴム印又
は銅板
押印又は刷込
み
備考注記 ライニング管の検査証印について、呼び径150以上は3
15~150
15~100
15~65
80~100
9
材
料
白
管
備考 ライニング管の検査証印について、呼び径150以上は30mmの
対比表
15~65
4
刻 印
打 刻
80~100
6
刻 印
打 刻
15~150
9
ゴム印又
は銅板
押印又は刷込
み及び荷札に
表示するとき
15~100
9
ゴム印又
は銅板
押印又は刷込
み及び荷札に
表示するとき
15~65
15
ゴム印又
は銅板
押印又は刷込
み
80~100
30
ゴム印又
は銅板
押印又は刷込
み
0mmのゴム印又は銅板とする。
ゴム印又は銅板とする。
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
黒
管
12
・他の施行要項に合
わせて表現を変更
した。
刷り込みは15mmとする。
表8 検査証印
考
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
付 則
この要項は、昭和62年 3月 1日から実施する。
付 則
この要項は、平成 7年10月 1日から実施する。
付 則
この要項は、平成13年10月 1 日から実施する。
付 則
この要項は、平成15年10月 20 日から実施する。
付 則
この要項は、平成28年5月2日から実施する。
付 図 1
原管の表示配列とその位置
管端より約200mm
後
検 査 方 法
付 則
この要項は、昭和62年 3月 1日から実施する。
付 則
この要項は、平成 7年10月 1日から実施する。
付 則
この要項は、平成13年10月 1 日から実施する。
付 則
この要項は、平成15年10月 20 日から実施する。
←
正
付 図 1
原管の表示配列とその位置
→
←
凡 例
管端よりから約200mm
→
凡 例
検査証印
検査証印
製造業者名又はその略号
製造業者名又はその略号
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
13
備
摘 要
考
改
項 目
正
前
改
検 査 方 法
摘 要
項 目
付 図 2
完成品の表示配列とその位置
)|(
SGP-PA 25 16-4W
○■
→
←管端よりから約300mm→
凡
例
凡
検査証印
)|(
25
03-6
W
○
━━━━━
水の記号
)|(
水の記号
製造業者名又はその略号
SGP-PA
SGP-PB
SGB-PD
種類の記号
25
呼び径
0316-4
製造年月
W
○
■
「給水装置用及び水
道施設用の共用」の
略号
(「」内の文字を表示
しても可)
━━━━━
ストライプ
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
例
検査証印
製造業者名又はその
略号
SGP-PA
SGP-PB
SGB-PD
後
検 査 方 法
付 図 2
完成品の表示配列とその位置
)|(
SGP-PA 25 03-6W
○
← 管端より約300mm
正
対比表
14
種類の記号
呼び径
製造年月
「給水装置用及び水道施設用の共
用」の文字又はW
○マーク略号
(「」内の文字を表示しても可)
ストライプ
備
摘 要
考
改
正
前
改 正 後
備考
別紙
浸出性評価基準
表 1 ライニング管の浸出性(給水装置用)
項 目
鉄及びその化合物
mg/L
品質規定基 準
・他の施行要項に合わせて
鉄の量に関して
0.3 mg/L 以下
浸出性評価基準の表を移
有機物〔過マンガン酸カリウム消費量〕(1)
10mg/L 以下
有機物〔全有機物(TOC)の量〕(2) mg/L
53 mg/L 以下
味
異常でないこと
臭気
異常でないこと
色度
度
濁度
度
残留塩素の減量 mg/L
5 度以下
2 度以下
0.7mg/L 以下
注(1) 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)は、平成 17 年 3 月
31 日まで適用する。
(2) 有機物(全有機炭素(TOC)の量)は平成 17 年 4 月 1 日以降適
用する。ただし、平成 16 年 4 月 1 日から有機物等(過マンガ
ン酸カリウム消費量)に代えて適用してもよい。
表 2 ライニング管の浸出性(水道施設用)
項 目
品質規定基 準
鉄及びその化合物mg/L
鉄の量に関して
0.03 mg/L 以下
有機物〔過マンガン酸カリウム消費量〕(1)
10mg/L 以下
有機物〔全有機物(TOC)の量〕 mg/L
0.5mg/L 以下
味
異常でないこと
臭気
異常でないこと
色度
度
濁度
度
残留塩素の減量 mg/L
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
15
0.5 度以下
0.2 度以下
0.7mg/L 以下
動した。
・現行の省令と文言を整合
した。
製
造
月
日
数
量
製
造
径
試
験
片
記
(A) (本)
号
び
呼
規
格
均一性試験
亜鉛めっき
2000V
ピンホール
試 験
(皮膜)
30N/10mm幅
以上
ピール強度
試 験
90°
8D
曲げ試験
落錘衝撃
試験
考
備
正
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
製造工場名 以上
2/3D
へん平試
験
年 月 日
立会検査員 
ライニング管の性能試験成績書
日本水道協会
検 査 部 長 様
参 考
改
前
改 正 後
対比表
16
備考
・規格改正に伴い、単位・
用語を修正した。
改
正
前
改 正 後
別 表
備
考
別 表
不良の階級別欠点及び判定基準
不良の
階 級
検査項目
欠点の種類
外
長
重
寸
状
亜鉛めっき
の外観
ライニング
及び被覆の外
観
外面塗装
外面被覆
表
寸
判 定 基 準
径
さ
許容差の範囲を超えるものは不可
許容差の範囲を超えるものは不可
外 面 未 被覆 長 さ
許容差の範囲を超えるものは不可
曲
り
(実用的真っすぐ)
5.5m で 8mm を超えるものは不可
4.0m で 6mm を超えるものは不可
不
は
ふ
た
き
れ
れ
れ
使用上有害なものは不可
使用上有害なものは不可
使用上有害なものは不可
はなはだしいものは不可
れ
れ
入
ず
色
はなはだしいものは不可
はなはだしいものは不可
あるものは不可
はなはだしいものは不可
内面粉体の色は青色、
外面色は PA が茶色、PD は青色とし、
それ以外は不可
不 良の
階 級
検査項目
法
示
ふ
は
異
き
管
ぬ
め
っ
が
く
く
が
物
混
の
り
も
れ
欠点の種類
外
長
法
形
軽
不良の階級別欠点及び判定基準
寸
重
法
亜鉛めっき
の外観
不 め っ き
は が れ 剝 が れ
ふ く れ 膨 れ
たれ垂れ
使用上有害なものは不可
使用上有害なものは不可
使用上有害なものは不可
はなはだしいものは不可
ライニング
及び被覆の外
観
膨
剥
異
割
き
管
はなはだしいものは不可
はなはだしいものは不可
あるものは不可
あるもの
はなはだしいものは不可
内面粉体の色は青色水色、
外面色は PA がうすい茶色、PD は青色
とし、それ以外のものは不可
火花が発生したものは不可
誤
無
間違っているものは不可
表示のないもの、抜けているものは不可
外面塗装
許容差の範囲を超えものは不可
外面被覆
示
示
皮膜・被覆厚さ
表
寸
26 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管検査施行要項
対比表
17
法
示
塗
ふ
は
物
く
が
混
の
り
漏
れ
れ
入
れ
ず
色
れ
表
表
びピンホール検査について
付表を適用したため判断基
準を追加した。
・塗覆装鋼管の施行要項と整
合を図り変更した。
・規格との整合を図り、割れ
を追加した。
・規格に合わせて色調をより
具体的に変更した。
あるものは不可
火花が発生したものは不可
ピンホール
誤
無
・皮膜・外面被覆厚さ検査及
火花が発生したもの
5.5m で 8mm を超えるものは不可
4.0m で 6mm を超えるものは不可
目視により曲がりが認められるもの
状
ピ ン ホ ー ル
表
表
ピンホール
許容差の範囲を超えるものは不可
許容差の範囲を超える規定長さ未満の
ものは不可
規定厚さ未満のもの
許容差の範囲規定長さを超えるものは
不可
曲
り
( 実用的真っすぐ )
形
あるものは不可
径
さ
皮膜・外面被覆厚さ
外面管端未被覆長さ
ピンホール
軽
判 定 基 準
示
示
皮膜・被覆厚さ
間違っているものは不可
表示のないもの、
抜けているものは不可
許容差の範囲を超えものは不可
・皮膜厚さについて付表を適
用したため削除した。