DPC/PDPS包括評価対象外となる薬剤⼀覧 資料No.20160420-428-2 資料作成:(株)⽇医⼯医業経営研究所 寺坂裕美 平成 28 年 4 ⽉ 19 ⽇の告⽰にてエリキュース、タイケルブ、タルグレチン、レミケードが追加されました。また、ベンテイビスについては既存の分岐を選択する ことになりました。適⽤は平成 28 年 4 ⽉ 20 ⽇からです。 現⾏のいわゆる「⾼額薬剤判定」の運⽤⽅法について(平成25年12⽉25⽇中医協総会資料抜粋) ○ 新たに保険収載・効能追加となった⾼額薬剤については、医療の技術⾰新の導⼊が阻害されないよう、⼀定の基準に該当する薬剤を使⽤した患者について は、当該薬剤の⼗分な使⽤実績データが収集されDPC 包括評価が可能となるまでの期間、包括評価の対象外としている(以下、当該対応を「⾼額薬剤判 定」という。)。 ○ 「⾼額薬剤判定」は、包括評価の対象外となる薬剤および当該薬剤が使⽤される診断群分類を告⽰するいわゆる「⾼額薬剤告⽰」への追加および診断群分 類の定義(傷病名・⼿術・処置等)を定める「定義告⽰」への追加の2つの作業からなり、新薬の薬価収載に合わせ、年4回実施している(なお、緊急に薬価 収載された新薬については、必要に応じて追加的な判定作業を実施する)。 ○ ⾼額薬剤判定の具体的な作業は次の通り。 【⾼額薬剤告⽰への追加】 ○ 新たに保険適⽤される以下の医薬品について、その効能・効果から当該医薬品を使⽤する可能性のある診断群分類(14桁コード)を抽出する。 ① 新薬 ② 効能効果・⽤法⽤量の⼀部変更(薬事・⾷品衛⽣審議会で審査・報告されたもの) ③ 事前評価済公知申請 ○ 各診断群分類について、該当医薬品を⼊院初⽇から退院まで添付⽂書に記載された⽤法・⽤量に従って投与した場合の投与回数(仮想投与回数) から、当該医薬品の1⼊院あたり薬剤費を算出する。 ○ 当該1⼊院あたりの薬剤費が、各診断群分類で使⽤されている1⼊院あたり薬剤費の84%tile値を超えている場合、当該医薬品を⾼額薬剤として指 定する。 【定義告⽰への追加】 ○ 類似薬効⽐較⽅式で算定された新薬であり、当該算定の際の⽐較薬が該当する診断群分類の定義テーブルにおいて分岐として定義されている場合は、 当該新薬を定義テーブルに追加する。 [注意事項] 本資料は厚⽣労働省ホームページにより公表されたデータを基に細⼼の注意を払って作成しましたが、漏れ・転記ミスの可能性や追加・削除による更新もありますの で、算定の際には元資料等と照合チェックをお願いいたします。 ※後発医薬品について※ 本資料は先発品名をベースにリストを作成しておりますが、実際の告⽰は成分名(⼀般名)で指定されています。よって、後発医薬品であっても包括評価対象外薬 剤となりますが、表中に記載された効能効果・⽤法⽤量の承認を取得できていない期間は適⽤とはなりませんので、添付⽂書等で効能効果・⽤法⽤量をご確認いた だきますようお願いいたします。 CopyrightⒸ2016 Nichi-Iko Medical Practice Institute Co.,Ltd. (C)⽇医⼯MPI DPC/PDPS包括評価対象外となる薬剤 1/4 平成28年4⽉20⽇作成 製品名[⼀般名] 効能・効果 『⽤法・⽤量』 包括評価対象外となるDPCコード(14桁) 6桁コード疾患名 アコアラン静注⽤600[アンチトロンビン ガンマ(遺伝⼦組換え)] 先天性アンチトロンビン⽋乏に基づく⾎栓形成傾向 『本剤を添付の注射⽤⽔で溶解し、緩徐に静注もしくは点滴静注する。1⽇1回24〜72国際単位/kgを投与する。』 アンチトロンビン低下を伴う播種性⾎管内凝固症候群(DIC) 『本剤を添付の注射⽤⽔で溶解し、緩徐に静注もしくは点滴静注する。通常、成⼈には、1⽇1回36国際単位/kgを投与する。な お、患者の状態に応じて適宜増減するが、1⽇量として72国際単位/kgを超えないこと。』 新規収載 120290xxxxx0xx 120290:産科播種性⾎管内凝固症 130100xxxxx0xx 130100xxxxx2xx 130100xxxxx1xx 130100xxxxx4xx 130100:播種性⾎管内凝固症候群 130130xxxxx0xx 130130xxxxx1xx 130130:凝固異常(その他) イグザレルト錠10mg、15mg[リバーロキサバン] 効能追加 深部静脈⾎栓症及び肺⾎栓塞栓症の治療及び再発抑制 『通常、成⼈には深部静脈⾎栓症⼜は肺⾎栓塞栓症発症後の初期3週間はリバーロキサバンとして15mgを1⽇2回⾷後に経⼝投与し、その後は15mgを1 ⽇1回⾷後に経⼝投与する。』 050180xx97xx0x 050180xx97xxxx 050180:静脈・リンパ管疾患 イーケプラ点滴静注500mg[レベチラセタム] 新規収載(新投与経路) ⼀時的に経⼝投与ができない患者における、右記の治療に対するレベチラセタム経⼝製剤の代替療法⇒てんかん患者の部分発作(⼆次性全般化発作を含む) 『〈レベチラセタムの経⼝投与から本剤に切り替える場合〉 通常、レベチラセタム経⼝投与と同じ1⽇⽤量及び投与回数にて、1回量を15分かけて点滴静脈内投与する。 〈レベチラセタムの経⼝投与に先⽴ち本剤を投与する場合〉 成⼈:通常、成⼈にはレベチラセタムとして1⽇1000mgを1⽇2回に分け、1回量を15分かけて点滴静脈内投与する。症状により適宜増減できるが、1⽇最⾼ 投与量は3000mgを超えないこととし、増量は2週間以上の間隔をあけて1⽇⽤量として1000mg以下ずつ⾏う。 ⼩児:通常、4歳以上の⼩児にはレベチラセタムとして1⽇20mg/kgを1⽇2回に分け、1回量を15分かけて点滴静脈内投与する。ただし、体重50kg以上の ⼩児では、成⼈と同じ⽤法・⽤量を⽤いること。症状により、適宜増減できるが、4歳以上の⼩児では1⽇最⾼投与量は60mg/kgを超えないこととし、増量は2 週間以上の間隔をあけて1⽇⽤量として20mg/kg以下ずつ⾏う。ただし、体重50kg以上の⼩児では、成⼈と同じ投与量を⽤いること。』 010230xx99x00x 010230xx99x01x 010230:てんかん 010230xx97x00x ヴィキラックス配合錠[オムビタスビル⽔和物/パリタプレビル⽔和物/リトナビル] セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎⼜はC型代償性肝硬変におけるウイルス⾎症の改善 『通常、成⼈には1⽇1回2錠(オムビタスビルとして25mg、パリタプレビルとして150mg及びリトナビルとして100mg)を⾷後に経⼝ 投与し、投与期間は12週間とする。』 新規収載 060295xx99x0xx 060295xx97x0xx 060295xx99x1xx 060295xx97x1xx 060295:慢性C型肝炎 エリキュース錠2.5mg、5mg[アピキサバン] 4/20 静脈⾎栓塞栓症(深部静脈⾎栓症及び肺⾎栓塞栓症)の治療及び再発抑制 適⽤ 『通常、成⼈にはアピキサバンとして1回10mgを1⽇2回、7⽇間経⼝投与した後、1回5mgを1⽇2回経⼝投与する。』 効能追加 050180xx97xxxx 050180:静脈・リンパ管疾患 オクトレオスキャン静注⽤セット[インジウムペンテトレオチド(111In)] 神経内分泌腫瘍の診断におけるソマトスタチン受容体シンチグラフィ 『1.インジウムペンテトレオチド(111In)注射液の調製 バイアルAの全量をバイアルBに加えて振り混ぜた後、常温で30分間放置する。 2.ソマトスタチン受容体シンチグラフィ 通常、成⼈には本品111MBqを静脈内投与し、4時間後及び24時間後にガンマカメラを⽤いてシンチグラムを得る。必要に応じて、48時間後にもシンチグラムを 得る。投与量は、患者の状態により適宜増減する。必要に応じて、断層像を追加する。』 新規収載 全包括診断群分類 全包括診断群分類(※) 解説:DPC包括対象コード(14桁)【⽩地】に該当する患者に上記薬剤【⾚地】を表中の効能効果、⽤法⽤量【⻩地】で使⽤した場合、その患者は包括評価対象外となる。 診療報酬改定前後における変更箇所は⾚字で記載。 (※)オクトレオスキャン静注⽤セットの適応症(神経内分泌腫瘍の診断におけるソマトスタチン受容体シンチグラフィ)は、対象DPCが特定できないため、全包括診断群分類の包括範囲薬剤費を⽤いて判定を ⾏った。 (C)⽇医⼯MPI DPC/PDPS包括評価対象外となる薬剤 2/4 平成28年4⽉20⽇作成 製品名[⼀般名] 包括評価対象外となるDPCコード(14桁) 効能・効果 『⽤法・⽤量』 6桁コード疾患名 オフェブカプセル100mg、150mg[ニンテダニブエタンスルホン酸塩] 新規収載 特発性肺線維症 『通常、成⼈にはニンテダニブとして1回150mgを1⽇2回、朝・⼣⾷後に経⼝投与する。なお、患者の状態によりニンテダニブとして1 回100mgの1⽇2回投与へ減量する。』 040110xxxxx0xx 040110xxxxx1xx 040110:間質性肺炎 オプジーボ点滴静注20mg、100mg[ニボルマブ(遺伝⼦組換え)] 切除不能な進⾏・再発の⾮⼩細胞肺癌 『通常、成⼈にはニボルマブ(遺伝⼦組換え)として、1回3mg/kg(体重) を2週間間隔で点滴静注する。』 効能追加 全包括診断群分類 040040xx9913xx 040040xx9903xx 040040xx9914xx 040040xx99040x 040040xx97x3xx 040040xx99041x 040040xx97x4xx 全包括診断群分類(※) 040040:肺の悪性腫瘍 カプレルサ錠100mg[バンデタニブ] 新規収載 根治切除不能な甲状腺髄様癌 『通常、成⼈にはバンデタニブとして1回300mgを1⽇1回、経⼝投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。』 100020xx99x1xx 100020xx01x1xx 100020xx97x1xx 100020:甲状腺の悪性腫瘍 ザイヤフレックス注射⽤[コラゲナーゼ(クロストリジウム ヒストリチクム)]※2016年3⽉31⽇訂正事務連絡により追加 デュピュイトラン拘縮 『通常、成⼈には、コラゲナーゼ(クロストリジウム ヒストリチクム)として0.58mgを中⼿指節関節⼜は近位指節間関節の拘縮索に 注射する。効果が不⼗分な場合、投与した拘縮索に対する追加投与は1ヵ⽉間の間隔をあけ、最⼤3回までとすること。』 新規収載 070390xx99xxxx 070390xx97xxxx 070390:線維芽細胞性障害 ザノサー点滴静注⽤1g[ストレプトゾシン] 新規収載 膵・消化管神経内分泌腫瘍 『下記⽤法及び⽤量のいずれかを選択する。 1.5⽇間連⽇投与法:通常、成⼈にはストレプトゾシンとして1回500mg/m2(体表⾯積)を1⽇1回5⽇間連⽇点滴静脈内投与し、37⽇間休薬する。 これを1サイクルとして投与を繰り返す。 全包括診断群分類 全包括診断群分類(※) 2.1週間間隔投与法:通常、成⼈にはストレプトゾシンとして1回1,000mg/m2(体表⾯積)を1週間ごとに1⽇1回点滴静脈内投与する。』 サンドスタチンLAR筋注⽤10mg、20mg、30mg[オクトレオチド酢酸塩] 消化管神経内分泌腫瘍 『通常、成⼈にはオクトレオチドとして30mgを4週毎に、殿部筋⾁内に注 射する。なお、患者の状態により適宜減量すること。』 060035xx99x2xx 060035xx97x30x 効能追加 060035xx99x30x 060035xx97x31x 060035xx99x31x 060035xx0103xx 060035xx97x2xx 060035xx0113xx 060035:結腸(⾍垂を含む。)の悪性腫瘍 ゼルボラフ錠240mg[ベムラフェニブ] BRAF遺伝⼦変異を有する根治切除不能な悪性⿊⾊腫 『通常、成⼈にはベムラフェニブとして1回960mgを1⽇2回経⼝投与する。』 新規収載 全包括診断群分類 全包括診断群分類(※) ソバルディ錠400mg[ソホスブビル] セログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎⼜はC型代償性肝硬変におけるウイルス⾎症の改善 『リバビリンとの併⽤において、通常、成⼈にはソホスブビルとして400mgを1⽇1回、12週間経⼝投与する。』 新規収載 060295xx99x0xx 060295xx97x0xx 060295xx99x1xx 060295xx97x1xx 060295:慢性C型肝炎 (※)ザノサー点滴静注⽤の適応症(膵・消化管神経内分泌腫瘍)は、対象DPCが特定できないため、全包括診断群分類の包括範囲薬剤費を⽤いて判定を⾏った。 (※)ゼルボラフ錠の適応症(BRAF遺伝⼦変異を有する根治切除不能な悪性⿊⾊腫)は、対象DPCが特定できないため、全包括診断群分類の包括範囲薬剤費を⽤いて判定を⾏った。 (C)⽇医⼯MPI DPC/PDPS包括評価対象外となる薬剤 3/4 平成28年4⽉20⽇作成 製品名[⼀般名] 包括評価対象外となるDPCコード(14桁) 効能・効果 『⽤法・⽤量』 6桁コード疾患名 タイケルブ錠250mg[ラパチニブトシル酸塩⽔和物] HER2過剰発現が確認された⼿術不能⼜は再発乳癌 4/20 『通常、成⼈にはラパチニブとして以下の⽤量を1⽇1回、⾷事の1時間 適⽤ 以上前⼜は⾷後1時間以降に経⼝投与する。なお、患者の状態により 適宜減量する。アロマターゼ阻害剤との併⽤:1500mg』 効能追加 090010xx99x2xx 090910xx99x30x 090010xx99x31x 090010xx97x2xx 090010xx97x30x 090010xx97x31x 090010xx03x2xx 090010xx03x3xx 090010xx02x3xx 090010xx01x3xx 090010:乳房の悪性腫瘍 タルグレチンカプセル75mg[ベキサロテン] ⽪膚T細胞性リンパ腫 4/20 『通常、成⼈にはベキサロテンとして1⽇1回300mg/m2(体表⾯積)を⾷後経⼝投与する。なお、患者の状態により適宜減量す 適⽤ る。』 新規収載 130030xx99x2xx 130030xx97x2xx 130030xx99x30x 130030:⾮ホジキンリンパ腫 トラクリア錠62.5mg[ボセンタン⽔和物] 効能追加 全⾝性強⽪症における⼿指潰瘍の発症抑制(ただし⼿指潰瘍を現在有している、または⼿指潰瘍の既往歴のある場合に限る) 『通常、成⼈には、投与開始から4週間は、ボセンタンとして1回62.5mgを1⽇2回朝⼣⾷後に経⼝投与する。投与5週⽬から、ボセンタンとして1回 125mgを1⽇2回朝⼣⾷後に経⼝投与する。なお、⽤量は患者の症状、忍容性などに応じ適宜増減するが、最⼤1⽇250mgまでとする。』 070560xx99x0xx 070560xx99x1xx 070560xx97x0xx 070560xx97x1xx 070560:全⾝性臓器障害を伴う⾃⼰免疫性疾患 ノボサーティーン静注⽤2500[カトリデカコグ(遺伝⼦組換え)] 新規収載 先天性⾎液凝固第XIII因⼦Aサブユニット⽋乏患者における出⾎傾向の抑制 『本剤を添付の溶解液全量で溶解し、2mL/分を超えない速度で緩徐に静脈内に注射する。体重1kg当たり35国際単位を4週ごとに定期的に投与する。な お、出⾎時に投与する場合、体重1kg当たり35国際単位を投与することができる。』 全包括診断群分類 全包括診断群分類(※) ハーボニー配合錠[レジパスビル アセトン付加物/ソホスブビル] セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎⼜はC型代償性肝硬変におけるウイルス⾎症の改善 『通常、成⼈には1⽇1回1錠(レジパスビルとして90mg及びソホスブビルとして400mg)を12週間経⼝投与する。』 新規収載 060295xx99x0xx 060295xx97x0xx 060295xx99x1xx 060295xx97x1xx 060295:慢性C型肝炎 ピートルチュアブル錠250mg、500mg[スクロオキシ⽔酸化鉄] 新規収載 透析中の慢性腎臓病患者における⾼リン⾎症の改善 『通常、成⼈には、鉄として1回250mgを開始⽤量とし、1⽇3回⾷直前に経⼝投与する。以後、症状、⾎清リン濃度の程度により適宜増減するが、 最⾼ ⽤量は1⽇3,000mgとする。』 110280xx991x0x 110280:慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性 腎不全 ファリーダックカプセル10mg、15mg[パノビノスタット乳酸塩] ※類似薬 ボルテゾミブ 再発⼜は難治性の多発性⾻髄腫 『ボルテゾミブ及びデキサメタゾンとの併⽤において、通常、成⼈にはパノビノスタットとして1⽇1回20mgを週3回、2週間(1、3、5、 8、10及び12⽇⽬)経⼝投与した後、9⽇間休薬(13〜21⽇⽬)する。この3週間を1サイクルとし、投与を繰り返す。なお、患者の 状態により適宜減量する。』 新規収載 130040xx99x50x 130040xx99x51x 130040xx99x5xx 130040xx97x5xx 130040:多発性⾻髄腫、免疫系悪性新⽣物 ペグイントロン⽪下注⽤50μg/0.5mL⽤、100μg/0.5mL⽤、150μg/0.5mL⽤[ペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝⼦組換え)] 悪性⿊⾊腫における術後補助療法 『通常、成⼈には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝⼦組換え)として、8週⽬までは1回6μg/kgを週1回、9週⽬以降は1回3μg/kgを週1回、⽪下投与 する。本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中⽌等の適切な処置を⾏うこと。』 効能追加 全包括診断群分類 全包括診断群分類(※) (※)ノボサーティーン静注⽤の適応症(先天性⾎液凝固第XIII因⼦Aサブユニット⽋乏患者における出⾎傾向の抑制)は、対象DPCが特定できないため、全包括診断群分類の包括範囲薬剤費を⽤いて判 定を⾏った。 (※)ペグイントロン⽪下注⽤の適応症(悪性⿊⾊腫における術後補助療法)は、対象DPCが特定できないため、全包括診断群分類の包括範囲薬剤費を⽤いて判定を⾏った。 (C)⽇医⼯MPI DPC/PDPS包括評価対象外となる薬剤 4/4 平成28年4⽉20⽇作成 製品名[⼀般名] 包括評価対象外となるDPCコード(14桁) 効能・効果 『⽤法・⽤量』 6桁コード疾患名 ベルケイド注射⽤3mg[ボルテゾミブ] 効能追加 マントル細胞リンパ腫 『他の抗悪性腫瘍剤との併⽤において、通常、成⼈に1⽇1回、ボルテゾミブとして1.3mg/m2(体表⾯積)を1、4、8、11⽇⽬に静 脈内投与した後、10⽇間休薬(12〜21⽇⽬)する。この3週間を1サイクルとし、6サイクルまで(6サイクル⽬に初めて奏効が認めら れた場合は8サイクルまで)投与を繰り返す。本剤は最低72時間空けて投与すること。なお、静脈内投与が困難な場合には、⽪下 投与することもできる。』 130030xx99x2xx 130030xx99x31x 130030xx99x41x 130030xx97x3xx 130030xx97x41x 130030xx99x30x 130030xx99x40x 130030xx97x2xx 130030xx97x40x 130030:⾮ホジキンリンパ腫 ムルプレタ錠3mg[ルストロンボパグ] 新規収載 待機的な観⾎的⼿技を予定している慢性肝疾患患者における⾎⼩板減少症の改善 『通常、成⼈にはルストロンボパグとして3mgを1⽇1回、7⽇間経⼝投与する。』 全包括診断群分類 全包括診断群分類(※) ヤーボイ点滴静注液50mg[イピリムマブ(遺伝⼦組換え)] 新規収載 根治切除不能な悪性⿊⾊腫 『通常、成⼈にはイピリムマブ(遺伝⼦組換え)として1⽇1回3mg/kg(体重)を3週間間隔で4回点滴静注する。』 全包括診断群分類 全包括診断群分類(※) ヨンデリス点滴静注⽤0.25mg、1mg[トラベクテジン] 新規収載 悪性軟部腫瘍 『通常、成⼈にはトラベクテジンとして 1回1.2mg/m2(体表⾯積)を24時間かけて点滴静注し、少なくとも20⽇間休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り 返す。なお患者の状態により適宜減量する。』 全包括診断群分類 全包括診断群分類(※) リツキサン注10mg/mL(100mg/10mL)、10mg/mL(500mg/50mL)[リツキシマブ(遺伝⼦組換え)] 免疫抑制状態下のCD20陽性のB細胞性リンパ増殖性疾患 『通常、リツキシマブ(遺伝⼦組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で点滴静注する。最⼤投与回数は8回とする。』 効能追加 130140xxxxxxxx 130140:造⾎器疾患(その他) リュープリンPRO注射⽤キット22.5mg[リュープロレリン酢酸塩] 前⽴腺癌、閉経前乳癌 『通常、成⼈には24週に1回リュープロレリン酢酸塩として22.5mgを⽪下 に投与する。投与に際しては、注射針を上にしてプランジャーロッドを押し て、懸濁⽤液全量を粉末部に移動させて、泡⽴てないように注意しなが ら、⼗分に懸濁して⽤いる。』 新規収載(剤形追加) 090010xx99x2xx 090010xx03x2xx 090010xx99x30x 090010xx03x3xx 090010xx01x3xx 090010xx04xxxx 090010xx02x3xx 090010xx05xxxx 090010:乳房の悪性腫瘍 110080xx9902xx 110080xx9906xx 110080xx9903xx 110080xx991xxx 110080xx01x1xx 110080xx01x3xx 110080xx02x1xx 110080xx02x30x 110080:前⽴腺の悪性腫瘍 レザフィリン(注射⽤レザフィリン100mg)[タラポルフィンナトリウム] 化学放射線療法⼜は放射線療法後の局所遺残再発⾷道癌 『通常、成⼈にはタラポルフィンナトリウムとして40mg/m2を1回静脈内注 射する。静脈内注射4〜6時間後にレーザ光を病巣部位に照射する。』 効能追加 060010xx99x30x 060010xx97x3xx 060010xx01x4xx 060010xx99x31x 060010xx97x40x 060010xx02x3xx 060010xx99x40x 060010xx97x41x 060010xx02x40x 060010xx99x41x 060010xx01x3xx 060010xx02x41x 060010:⾷道の悪性腫瘍(頸部を含む。) レミケード点滴静注⽤100[インフリキシマブ(遺伝⼦組換え)] 4/20 川崎病の急性期 適⽤ 『通常、体重1kg当たり5mgを単回点滴静注する。』 効能追加 150070x0xx00xx 150070x0xx1xxx 150070x1xx00xx 150070x1xx1xxx 150070:川崎病 (※)ムルプレタ錠の適応症(待機的な観⾎的⼿技を予定している慢性肝疾患患者における⾎⼩板減少症の改善)は、対象DPCが特定できないため、全包括診断群分類の包括範囲薬剤費を⽤いて判定を ⾏った。 (※)ヤーボイ点滴静注液の適応症(根治切除不能な悪性⿊⾊腫)は、対象DPCが特定できないため、全包括診断群分類の包括範囲薬剤費を⽤いて判定を⾏った。 (※)ヨンデリス点滴静注⽤の適応症(悪性軟部腫瘍)は、対象DPCが特定できないため、全包括診断群分類の包括範囲薬剤費を⽤いて判定を⾏った。 (C)⽇医⼯MPI 新規収載医薬品で既存の分岐が設定される薬剤 平成28年4⽉20⽇作成 ベンテイビス吸⼊液10μg[イロプロスト] 肺動脈性肺⾼⾎圧症 『通常、成⼈にはイロプロストとして初回は1回2.5μgをネブライザを⽤いて吸⼊し、忍容性を確認した上 類似薬が「トレプロスチニル」であったことから、04026x:肺⾼⾎圧性疾患の⼿術・ で2回⽬以降は1回5.0μgに増量して1⽇6〜9回吸⼊する。1回5.0μgに忍容性がない場合には、1 処置等2の「4:トレプロスチニル」による分岐を選択する。 回2.5μgに減量する。』 04026x:肺⾼⾎圧性疾患 Ⓒ日医工MPI2016 資料の解説 製品名[一般名] 包括評価対象外となる DPCコード(14桁) 効能・効果 『用法・用量』 オフェブカプセル100mg、150mg[ニンテダニブエタンスルホン酸塩] 6桁コード疾患名 新規収載 特発性肺線維症 『通常、成人にはニンテダニブとして1回150mgを1日2回、朝・夕食後に経口投与する。な お、患者の状態によりニンテダニブとして1回100mgの1日2回投与へ減量する。』 040110xxxxx0xx 040110xxxxx1xx 040110:間質性肺炎 ツリー図 実線で囲まれた診断群 分類は包括評価対象 「040110xxxxx1xx(間質性肺炎 手術・処置等2 1あり)」は包括対象コード。 このコードに該当する患者にオフェブカプセルを表中の効能効果、用法用量で投与した 場合、その患者は包括評価の対象外となる。(全て出来高で請求) CopyrightⒸ2016 Nichi-Iko Medical Practice Institute Co.,Ltd.
© Copyright 2025 ExpyDoc