「保護観察対象者等の就労支援」に関する評価の要件について 【保護観察対象者等の雇用】 評価の対象となる「保護観察対象者等の雇用」は、次のいずれかに該当するものとします。 直接雇用 ア 審査基準日(10月1日)から過去2年間(平成28年10月1日が審査基準日であれば、平成 26年10月1日から平成28年9月30日までの間。以下、「対象期間」という。)において、保 護観察対象者等(更生保護法(平成19年法律第88号)第48条に規定する保護観察対象者、 婦人補導院仮退院者および同法第85条および第86条に規定する更生緊急保護の対象者とす る。)を3か月以上雇用し、大津保護観察所がその実績を証明した「別記様式第10号保護 観察対象者等の雇用に関する証明書」を県に提出した場合 (必要書類) ・大津保護観察所がその実績を証明した「別記様式第10号 保護観察対象者等の雇用に関 する証明書」 間接雇用 イ 対象期間に実施した工事請負契約(民間工事を含む)において、元請企業として50万円以 上の下請負契約を、保護観察対象者等を3か月以上雇用した者(一次、二次等の層次を問 わず)と締結し、その実績を証明した関係書類を県に提出した場合 (必要書類) ・大津保護観察所がその実績を証明した「別記様式第10号 保護観察対象者等の雇用に関 する証明書」 ・元請にかかる工事請負契約書の写し(工事名、請負金額、契約者および工期が確認でき る部分) ・下請負契約書の写し(工事名、請負金額、契約者および工期が確認できる部分) ・施工体系図(作成が義務付けられていない工事であっても作成してください。) 1 制度イメージ 元 請 (入札参加申請者) 3か月 以上雇用 請負契約 50万円以上 下 3か月 請 以上雇用 請負契約 50万円以上 孫 3か月 請 以上雇用 保護観察対象者等 (過去対象であった者(雇用 日から1年前まで)を含む) 保護観察対象者等 (過去対象であった者(雇用 日から1年前まで)を含む) 保護観察対象者等 (過去対象であった者(雇用 日から1年前まで)を含む) 直接雇用 間接雇用 間接雇用 -1- 2 加点要件 直接雇用 ①対象期間に保護観察対象者等を3か月以上雇用していること。 ②保護観察対象者等には、保護観察対象者等であった者(雇用日から1年前まで)を含む。 H27.10 H28.9 雇用① 雇用② ・・・・○(3か月以上の雇用が 対象期間内にある。) (注) 雇用期間①と雇用期間②で雇用している保護観察対象者等が同一でなくても可とします。 間接雇用 ①下請企業(一次、二次等の層次を問わず)が対象期間に保護観察対象者等を3か月 以上雇用していること。 ②保護観察対象者等には、保護観察対象者等であった者(雇用日から1年前まで)を含む。 ③下請の工期が①の雇用期間を3か月以上含んでいること。 ④下請負金額が50万円以上(元請が複数の下請工事を発注した場合、または同じ元請 の工事を2回以上の工期に分けて発注した場合、はその下請金額の合計)であるこ と。 H27.10 H28.9 元請工事①の工期 ① 下請工期① 元請工事②の工期 下請工期② ・・・・○(下請工期が3か月以上の 雇用② 雇用期間を含んでいる。) 雇用① H27.10 H28.9 元請工事の工期 ② 下請工期 雇用① ・・・・×(下請工期と雇用期間の重なりが 雇用② (注) 雇用期間①と雇用期間②で雇用している保護観察対象者等が同一でなくても可とします。 -2- 2か月(3か月未満)である。) 3 Q&A (1)保護観察対象者等は、下請契約する工事や業務そのものに従事していなければなら ないのか。 →下請契約する工事や業務そのものに従事している必要はありません。 (2)保護観察対象者等を雇用している下請企業が複数の元請企業(県入札参加有資格者) と下請契約を締結している場合、すべての元請企業が加点対象となるか。 →上記の加点要件を満たしていれば、すべての元請企業が加点の対象となります。 (3)下請企業(保護観察対象者等を雇用)が滋賀県外の者である場合、加点対象となる か。 →大津保護観察所において、保護観察対象者等が下請企業に雇用されたことが証明さ れれば、加点対象となります。 -3-
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