東京都北区子どもの貧困対策に関する支援計画策定に伴う 業務委託プロポーザル実施説明書(公募要項) 1 業務の概要 (1)件 名 東京都北区子どもの貧困対策に関する支援計画策定に伴う業務委託プロポーザル (2)業務目的 北区における子どもの貧困対策を推進するため、 「子どもの貧困対策の推進に関する 法律」(平成25年法律第64号)及び同法8条に基づき策定された「子供の貧困対策 に関する大綱」を踏まえ、北区の地域の状況に応じた施策を策定し、実施するため、 北区の子どもの貧困に関する実態調査・分析及び北区子どもの貧困対策に関する支援 計画(以下、 「支援計画」という。 )策定の全般的な支援をすることを目的とする。 国の動向、北区の特性などを踏まえた計画の策定が求められるため、行政計画策定 支援等の実績を備え、専門的見地から計画策定に関わることが可能な事業者を募集す る。 (3)業務内容 支援計画の策定に係る下記事項に関する業務を行う。 ①北区の子どもの貧困に関する実態把握のための調査等 ※(ア)、(イ)の調査を予定するが、より効果的・効率的に実態を把握するための 調査として過不足があれば提案すること。 (ア)区民アンケート 北区における、計画を策定するための基礎となる、子どもの貧困率等の数値的 な把握や支援が必要な子どもや家庭の実態把握と支援ニーズの調査及び、支援ニ ーズに応える資源量の把握を行うため、区民アンケートを実施する。 ア イ 調査対象者 ・0~18歳未満の子ども・若者がいる世帯 4,000件 ・児童育成手当受給者世帯 2,000件 ・区立小学校の一学年の全保護者と児童(対象学年未定) ・支援施設、サービス等利用者 3,800件 500件 調査項目 子どもの貧困率等の数値的な把握や支援が必要な子どもや家庭の実態把握 が可能となるよう、他自治体の調査方針・調査票様式等を参考に調査票の設 問を設定し、北区の確認を経て作成する。 ウ 印刷物準備 ・調査票のほか、発送封筒、返信封筒、督促はがきの作成と印刷 ・調査票等の封入・封緘・投函作業及び宛名ラベルの貼付作業(宛名ラベ 1 エ ルの作成は北区が行う) 結果の集計及び分析(概要資料の提出含む) ・調査結果のデータ入力による集計 ・全質問の単純集計の他、クロス集計を交えた分析 ・必要に応じて、集計結果の概要資料を随時提出すること。 オ 報告書・報告書概要版の作成及び印刷【データ納期:9月末、成果品納期: 3月末】 ・調査結果を取りまとめた調査報告書、報告書概要版の作成及び印刷 ・グラフ等を活用し、見やすさに配慮すること。 (イ)貧困状態の子どもや家庭の状況、生活像等の把握のための調査(関係機関や支 援者へのヒアリング) 委託者が行う関係団体へのヒアリング(グループインタビュー、面談等)に同 席し、内容を記録し、概要資料を提出し、報告書を作成する。 ※本調査については、調査目的に沿って、対象、調査件数、質問事項、実施方 法等を提案してください。 ア ヒアリング対象 20団体程度(学校、福祉関連団体、NPO 法人、児童養護施設等) イ 実施方法及び内容 団体先でのインタビューまたは一同集めたグループインタビューを行い、 現状や課題を聞き取り、内容を記録する。 ウ 結果の集計及び分析(概要資料の提出含む) ・ヒアリング結果の集計及び分析 ・必要に応じて、集計結果の概要資料を随時提出すること。 エ 報告書・報告書概要版の作成及び印刷【データ納期:8月末、成果品納期: 3月末】 ・調査結果を取りまとめた調査報告書、報告書概要版の作成及び印刷 ・グラフ等を活用し、見やすさに配慮すること。 ② 支援計画作成の支援 (ア)北区の施策検討のための本区の事業データ整理、他都市等資料収集・比較分析 等の実施【データ納期:6月末】 北区が提供する、子どもの貧困対策に関連する区の施策の取組内容及び実績等 過去10年程度の経年変化、関連調査の再分析を含めた相互分析を行い、結果に ついて整理する。また、他自治体や国の情報収集を行い、整理及び北区との比較 分析を行い、まとめの資料を作成する。 (イ)支援計画骨子案の作成【データ納期:9月末】 区民実態調査の結果及び支援計画の検討経過をもとに、 「支援計画骨子案」を作 成すること。 (ウ)支援計画素案及び概要版の作成【データ納期:10月中旬】 2 支援計画骨子案の検討経過をもとに、 「支援計画素案」及び概要版を作成するこ と。 (エ)支援計画案及び概要版の作成【データ納期:11月中旬】 支援計画素案の検討経過をもとに、「支援計画案」及び概要版を作成すること。 (オ)支援計画及び概要版の作成と印刷【データ納期:3月上旬、成果品納期: 3月末】 パブリックコメントで寄せられた意見等を踏まえ、支援計画案の検討経過をも とに「支援計画」及び概要版を作成し印刷すること。 ③ 検討委員会の運営支援【会議要旨提出:会議の翌日から10日以内】 会議の運営にあたり、進め方の提案及び資料作成を行うこと。また、会議の議事 要旨を作成すること。なお、会議は、1か月に1~2回程度、計10回程度を予定 している。 ④ パブリックコメントの実施支援 北区が実施するパブリックコメントについて、意見集約や意見に対する対応策の 助言等の支援を行うこと。 ⑤ 成果品及び成果品に関するデータの納品 (4)履行期限 平成 29 年 3 月 31 日(金) (5)成果品 下記成果物を提出する(データは、標準的に印刷所に出稿できるデータ形式及び北区 ホームページ公開用の PDF 形式で CD-R を 1 枚納入すること)。納期はそれぞれ、 「(3) 業務内容」の中で記載した納期による。 ① 区民実態調査関係 (ア)実態調査報告書 600部 (A4版、1色、300ページ程度、くるみ製本) (イ)実態調査報告書 概要版 600部 (A4版、1色、20ページ程度、くるみ製本) (ウ)実態調査の結果概要資料(データのみ) ② 支援計画関係 (ア)支援計画 600部 (A4版、表紙のみカラー、100ページ程度、くるみ製本) (イ)支援計画 概要版 600部 (A4版、表紙・写真・グラフはカラー、10ページ程度、くるみ製本) (ウ)施策検討のための資料収集及び整理資料(データのみ) (エ)支援計画骨子案 (データのみ) (オ)支援計画素案 (カ)支援計画素案 (データのみ) (データのみ) (キ)支援計画案 概要版 (データのみ) 3 (ク)支援計画案 概要版 (データのみ) (6)予定価格公表と最低制限価格の設置の有無 10,000,000 円以内(税込み) 最低制限価格 設定しない (7)想定される主なスケジュール 契約締結 現状分析・区民実態調査の企画 平成 28 年 6 月 平成 28 年 6 月 区民実態調査の実施・分析 平成 28 年 7 月~8 月 区民実態調査の結果及び支援計画骨子 平成 28 年 9 月末 案の取りまとめ 2 支援計画素案及び概要版の取りまとめ 平成 28 年 10 月中旬 支援計画案及び概要版の取りまとめ パブリックコメント実施 平成 28 年 11 月中旬 平成 28 年 12 月~平成 29 年 1 月 支援計画及び概要版の取りまとめ 平成 29 年 3 月上旬 支援計画及び概要版の納品 平成 29 年 3 月末 プロポーザル参加者に要求される資格 プロポーザルの参加資格は、参加表明書の提出期限である平成 28 年 5 月 11 日現在 において、次に掲げる要件を満たすこと。 (1)北区での競争入札参加資格を有していること。 (2)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第 167 条の4第1項(同令第 167 条の11第1項において準用する場合を含む。 )の規定に該当しないこと。 (3)東京都北区競争入札参加資格有資格者指名停止基準(14北総契第 360 号平成 15 年 3 月 28 日区長決裁)による指名停止期間中でないこと。 なお、プロポーザル参加者が、契約締結までの間に参加資格を有しなくなった場合 又は提出された書類の記載事項が虚偽であることが判明した場合は、その時点で失格 とする。 (4)東京23区、または概ね20万人以上の人口を有する他自治体において、行政計画の 策定に関する支援業務の受託実績があること。 3 審査基準および審査方法 本プロポーザルの審査は、公募型プロポーザルとし、第一次審査(書類審査)と第二 次審査(プレゼンテーション審査)の二段階審査方式により行う。 それぞれの審査結果を合わせた総合的な評価を行い、支援計画策定に伴う業務委託契 約交渉順位の第 1 位及び第 2 位を決定する。 なお、プロポーザルの審査項目は次に掲げるものとし、東京都北区子どもの貧困対策 に関する支援計画策定に伴う業務委託プロポーザル審査委員会設置要綱(平成 28 年 4 月26日決裁)に規定する審査委員会(以下、 「審査委員会」という。)が審査し、決定 4 する。 (1)第一次審査(書類審査) 第一次審査は、提出された提案書等について審査を行い、第二次審査対象者を3社 程度に選定する。 ① 関係法令等の理解 ② ③ 課題に則した提案、わかりやすい記述及び創意工夫等 企業・担当者の経験・実績 ④ 本業務や区政に対する意欲 (2)第二次審査(プレゼンテーション審査) 第二次審査は、提案者による提案内容のプレゼンテーション(15 分以内)及びヒ アリング(10 分程度)を実施する。 なお、プレゼンテーション審査においては、パワーポイントの使用及びその他のプ レゼンテーション用資料の提出を認める。 4 ① 北区の作業に対するフォローなどの支援体制と業務遂行にかかる熱意 ② 北区の求めるものと提案内容との整合性 ③ 説明のわかりやすさ・説得力 プロポーザル実施説明書(公募要項)の交付期間、場所及び方法 (1)交付期間 平成28年4月28日(木)~平成28年5月10日(火) (2)交付場所 子ども未来課次世代育成係(滝野川分庁舎1階3番)、ホームページ (3)交付方法 子ども未来課次世代育成係での交付及びホームページからのダウン ロード 5 説明会の開催の有無及び内容 説明会は開催しない 6 参加表明書の作成様式及び問い合わせ先 (1)参加表明書の作成様式 別紙「参加表明書」のとおり なお、「東京電子自治体共同運営サービスの競争入札参加資格審査受付票」の写し (裏面印鑑証明部分もコピー)を合わせて提出すること。 (2)問い合わせ先 〒114-8546 北区滝野川 2-52-10 子ども未来部子ども未来課次世代育成係(滝野川分庁舎 1 階 3 番) 電話 03-3908-8143(直通) FAX 03-3908-1341 電子メール 担当 松下 [email protected] 5 7 参加表明書の提出期限、提出場所及び方法 (1)提出期限 平成 28 年 5 月 11 日(水)午後 5 時まで (2)提出場所 6(2)の問い合わせ先に同じ (3)提出方法 持参または郵送(必着) 8 提案書等の作成様式、記載上の留意事項及び問い合わせ先 (1)提案書の作成様式 「東京都北区子どもの貧困対策に関する支援計画」策定に伴う提案書 提出部数 A4版 8部 左綴じ 20 ページ程度(字数は問わない) 提案書には次に掲げる項目について、作成すること。 (2)提案書に記載する内容 ① 貴社の考える支援計画策定の背景と目的 ② 貴社の考える支援計画策定に求められていること ③ 貴社の考える支援計画策定にあたっての基本的な考え方 ④ 貴社の考える支援計画策定の構成及び内容 ⑤ 貴社の考える実態調査に関する下記事項 (ア)調査対象者と調査種類 (イ)調査項目(設問)の具体的な例示 (ウ)調査結果分析にあたっての留意点 (エ)調査結果の具体的な活用方法 ⑥ 本業務実施における作業項目及びスケジュール ⑦ 本業務実施における貴社の実施体制(人数、役割など) ⑧ ⑨ 貴社の関連業務実績(最近5年間) 貴社の概要 (3)その他提出書類 ① 見積書 8部 業務ごとの事業費及び人件費を明記した見積書を作成すること。 ② 会社の概要がわかるパンフレット等 8部 (4)記載上の留意事項 社名は記入しないこと。 (5)問い合わせ先 6 の(2)と同じ 9 提案書の提出期限、場所及び方法 (1)提出期限 (2)提出場所 平成 28 年 5 月 23 日(月)午後 5 時まで 6の(2)と同じ (3)提出方法 持参に限る 6 10 審査結果の通知 (1)第一次審査 第一次審査の結果は、平成 28 年 5 月 27 日(金)に、提案書の提出者すべてに所 管課長が書面により通知するとともに、電子メールでお知らせする。 第二次審査対象者に対しては、第二次審査に関する詳細な案内を合わせて通知する。 (2)第二次審査 第二次審査の結果は、第二次審査対象者すべてに所管課長が書面により平成 28 年 6 月3日(金)までに通知する。 11 募集から随意契約交渉順位決定までのスケジュール 公募、参加表明書受付開始 平成 28 年 4 月 28 日(木) 参加表明書提出期限 質問提出期限 平成 28 年 5 月 11 日(水)午後 5 時まで 平成 28 年 5 月 11 日(水)午後 5 時まで 質問回答 平成 28 年 5 月 13 日(金) 提案書、提出書類提出期限 平成 28 年 5 月 23 日(月)午後 5 時まで 第1次審査 平成 28 年 5 月 24 日(火)~26 日(木)までの間 第1次審査結果通知 平成 28 年 5 月 27 日(金) 第2次審査 (プレゼンテーション審査会) 平成 28 年 6 月 1 日(水) 会場:北区役所内会議室 第2次審査結果(交渉順位決定)通知 平成 28 年 6 月 12 3 日(金)まで その他の留意事項 (1)参加表明書が提出期限までに到達しなかった場合は、提案書を提出することができ ない。 (2)参加表明書及び提案書の作成及び提出に係る費用は、提出者の負担とする。 (3)提出された参加表明書及び提案書は返却しない。 (4)提出された参加表明書及び提案書は、当該プロポーザル審査以外に提出者に無断で 使用しない。 (5)提出期限以降における参加表明書または提案書の差し替え及び再提出は認めない。 ただし、子ども未来課より再提出の指示があった場合は除く。 (6)提案書中には参加者名を記入しない。 (7)参加表明書または提案書に虚偽の記載をした場合は、参加表明書及び提案書を無効 とするとともに、虚偽の記載をしたものに対して指名停止を行うことがある。 (8)電子メール等の通信事故については、北区はいかなる責任も負わない。 (9)この要項に定めるもののほか、必要な事項については審査委員会が別に定める。 13 本プロポーザルにおける契約の範囲 (1)東京都北区子どもの貧困対策に関する支援計画策定に伴う業務委託契約は、単年度 7 契約とし、本プロポーザルにより決定する契約交渉順位の第1位又は第2位へ、平成 28 年度に実施する業務を委託する。 14 プロポーザル実施説明書(公募要項)に対する質問の提出期間、提出場所、提出方法 及びその回答方法 (1)提出期間 平成 28 年 4 月 28 日(木)午前 9 時から 平成 28 年 5 月 11 日(水)午後 5 時まで (2)提出場所 6(2)の問い合わせ先に同じ (3)提出方法 ① 電子メールで受け付ける。 ② 件名は【北区子どもの貧困対策に関する支援計画質問書】とする。 ③ ④ 質問書の形式は問わない。 添付ファイルを使用する場合は、MS-Word、MS-Excel 形式とすること。 ⑤ 電子メールは、開封確認を要求し、送付後 24 時間以内に開封確認が届かない場 合は、6(2)の問い合わせ先まで電話で確認すること(ただし、土、日曜日は除 く)。 (4)回答方法 期限までに到達した全質問事項に対し、平成 28 年 5 月 13 日(金)までに回答す る。ただし、質問状況によっては、前述した期限前に順次回答する。 回答は、質問者名を伏せた上で、参加表明した全社に対し、電子メールにて行う。 なお、質問への回答は、本説明書の追加または訂正とみなす場合がある。 8
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