平成 28年度 ロシア市場 訪日プロモーション方針

平成28年度 ロシア市場プロモーション方針
<訪日者数>
・2015年:5.44万人(前年対比15.1%減)
※2015年訪日数1,974万人のうち0.3%(訪日数第21位の市場)
<市場特性>
・主な国外旅行シーズン:6月-8月
※ただし、訪日シーズンは(中央ロシア):①3月末~4月(桜)、②10月~11月(紅葉)
(極東ロシア):①7月~8月(夏)
・人気の訪問国・地域(2014年):1位トルコ、2位エジプト、3位ギリシャ、4位スペイン、5位タイ(※日本は44位)
・人気の日本の訪問地:ゴールデンルート
<28年度プロモーション基本方針>
2014年のウクライナ情勢をめぐる経済制裁、為替レートの影響により、外国旅行者数が伸び悩んでいる市場。
中央ロシアにおいては、景気の影響を受けにくい富裕層に対して、3月末~4月(桜)や10月~11月(紅葉)をターゲットと
した訪日旅行商品の販売促進を図る。また、極東ロシアにおいては、 7月~8月(夏) のチャーターのハイシーズンを狙った
プロモーションを行う。
<28年度の主な旅行博等(予定)>
5月:PITE博(ウラジオストク)、3月下旬:MITT(モスクワ)
<主要ターゲット>
①中央ロシア(モスクワ、サンクトペテルブルグ)在住
20~40歳代富裕層
【最大ボリューム層】
②極東ロシア(ウラジオストク、ハバロフスク)在住
20~40歳代富裕層
【準ボリューム層】
訴求テーマ:
伝統(歴史建築、日本庭園、神社仏閣等)と現代の融
合/コントラスト、自然や四季(桜、紅葉)、日本食
訴求テーマ:
伝統(歴史建築、日本庭園、神社仏閣等)と現代の
融合/コントラスト
平成28年度 ロシア市場 訪日プロモーション方針
○訪日ハイシーズンである春(3月末~4月)と秋(10月~11月)に向けて、中央ロシア富裕層に対し共同広告や商談会等の
プロモーションを行う。
○夏(7月~8月)のチャーターシーズンを狙い、極東ロシア富裕層に向けて、旅行博出展やTVCM等を展開する。
〈事業概要〉
…BtoB(事業者向け)
4月
<主要ターゲット層>
①中央ロシア(モスクワ、サンクトペテルブルク)在住 20~40歳代富裕層
②極東ロシア(ウラジオストク、ハバロフスク)在住 20~40歳代富裕層
…BtoC(一般消費者向け)
7月
1月
10月
3月
<中央ロシア富裕層に向けたプロモーション>
メ
デ
ィ
ア
招
請
①
秋の
ハイシーズン
(10月~11月)
訪
日
セ
ミ
ナ
ー
①
<極東ロシア富裕層に向けたプロモーション>
PITE
出
展
②
広告宣伝(TVCM)②
<その他>
旅行会社向けEラーニング ①②
WEBサイト、SNSを活用した情報発信 ①②
メ
デ
チャーター ィ
ア
シーズン
招
(7月~8月) 請
②
訪
日
セ
ミ
ナ
ー
②
MITT
春の
共同広告(航空会社等)①
ハイシーズン
(3月末~4月)
ラ
商グ
談ジ
会ュ
ア
①リ
ー
出
展
①
ロシア市場の市場特性
・観光目的/業務目的割合:観光32.6%、商用・その他67.4%
※欧州・ロシア平均(観光50.8%、商用・その他49.2%)、全市場平均(観光69.5%、商用・その他30.5% )
(以下は観光目的のみの数値)
・個人/団体割合:個人92.6%、団体7.4%
※欧州・ロシア平均(個人90.6%、団体9.4%)、全市場平均(個人66.5%、団体33.5%)
・リピーター率 :45.6% ※欧州・ロシア平均26.1%、全市場平均53.6%
・平均宿泊数 :12.0泊 ※欧州・ロシア平均12.8泊、全市場平均5.9泊
※出典:2015訪日外国人消費動向調査(平均値は各市場数値を単純平均したもの)
ブロック別外国人宿泊統計割合
性別年代割合
ロシア
70%
全市場
63.4%
ロシア
60%
全市場
50%
38.8%
40%
30%
24.7%
20%
10% 7.9%
12.9%
7.9%
3.9%
3.2%
2.5%
8.7%
1.8% 0.8%
0%
北海道
出典:2014年法務省出入国管理統計
直行便の就航路線
<2016年夏期>
成田=モスクワ(週11便)
成田=ハバロフスク(週2便)
成田=ウラジオストク(週3便)
新千歳=ユジノサハリンスク(週2便)
※2016年夏期期首ダイヤに基づい
て観光庁集計
(2016年3月27日時点)
東北
関東
北陸信越
中部
近畿
8.4%
5.9%
0.6%2.1%
2.2%
2.1% 1.6% 0.5%
中国
四国
九州
沖縄
出展:2015年宿泊旅行統計調査
月別訪日数の推移
2016 年の主な休暇
万人
1.0
・新年休暇(1月1日(金)~10日(日))
・降誕祭(1月7日(木))
・祖国防衛の日(2月23日(火))
・国際婦人デー(3月8日(火))
・春と労働の祝日(5月1日(日))
・勝利の日(5月9日(月))
・ロシアの日(6月12日(日))
・民族統一の日(11月4日(金))
0.5
0.0
前年
12月
1月
2月
3月
4月
5月
2013年
6月
7月
2014年
8月
9月
2015年
10月
11月
12月
翌年
1月
・一般的な学校休暇
春期:3月下旬(約1週間)
夏期:6月~8月(約3カ月)
秋期:11月上旬(約1週間)
冬期:12月末~(約2週間)