質問及び回答(PDF文書)

Ⅰ 介護報酬及び運営基準に関する質問
医療機関連携加算
Q 利用者の同意について、当該加算の同意書が必要になるのか。それとも重要事項説
明書で説明した際の同意でもよいのか。
A 当該加算における同意の趣旨としては、協力医療機関(指定居宅サービス基準第 191
条第1項に規定する協力医療機関をいう。)又は当該利用者の主治の医師に対して、
看護職員が継続的に記録した利用者の健康の状況の情報を提供することについて同
意を得るものとなっている。
当該加算を算定するにあたっては、当該利用者から書面により同意を得ることまで
は求められていないが、事業者が保険者等に対して加算要件を満たしていることを証
するものとして、当該利用者から書面により同意を得る、又は同意を得たことを記録
する等、同意を得たことを明確すること。
なお、同意を得たことが確認できない場合は、過誤調整の対象になる場合があるの
で留意すること。
居宅サービス計画の交付
Q 担当の介護支援専門員によっては居宅サービス計画の第2表のみ、または第2表と
第3表のみ交付されることがあるが、居宅サービス計画書を事業所に配布する際、基
準はあるのか。
A 「居宅サービス計画を作成した際には、遅滞なく利用者及び居宅サービス計画の原
案に位置付けた指定居宅サービス等の担当者(以下「担当者」という。)に交付しな
ければならない。
また、介護支援専門員は、担当者に対して居宅サービス計画を交付する際には、当
該計画の趣旨及び内容等について十分に説明し、担当者との共有、連携を図った上で
各担当者が自ら提供する居宅サービス等の当該計画における位置付けを理解できる
ように配慮する必要がある。」
(指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基
準について(平成 11 年老企第 22 号)
)
よって、標準様式で作成される居宅サービス計画の第1表、第2表、第3表とも交
付する必要がある。
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Ⅱ 地域密着型通所介護の創設等について
定款・登記事項の変更
Q 定款・登記事項の変更について、
「地域密着型サービス事業」や「通所介護事業」と
いった記載でもよいか。
A 「地域密着型サービス事業」であれば問題ない。通所介護事業は指定通所介護・指
定介護予防通所介護・指定地域密着型通所介護であるか判別できないため適当ではな
い。
しかしながら、社会福祉法人で通所介護事業を定款上、老人福祉法に規定する老人デ
イサービス事業と位置付けている場合は、定款等を変更する必要はない。
利用者との契約について
Q 地域密着型通所介護への移行に伴い、新たに契約を結ぶ必要はあるのか。
A 料金改定等の大幅な変更は発生しないため、契約書の締結や重要事項説明書等で同
意を得る必要はないが、地域密着型通所介護への移行について利用者や家族に対し口
頭や文書で通知する必要はある。
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