安居論題提要PDF

そ
の
他
の
出
拠
に
つ
い
て
は
必
要
に
応
じ
て
挙
げ
る
。
〔
『 出
末 拠
灯 〕
鈔
』
第
一
通
往
生
が
決
定
す
る
の
で
は
な
い
こ
と
を
明
ら
か
に
す
る
。
〔
題
浄 意
土 〕
真
宗
で
は
信
一
念
に
往
生
が
決
定
す
る
の
で
あ
り
、
臨
終
に
仏
・
聖
衆
の
来
迎
を
待
っ
て
は
じ
め
て
不
来
迎
義
②
信
心
正
因
と
念
仏
為
本
の
関
係
①
「
念
仏
為
本
」
の
継
承
5
.
宗
祖
に
お
け
る
信
心
と
念
仏
・
信
疑
決
判
、
念
仏
為
本
と
標
す
る
意
義
4
.
法
然
に
お
け
る
念
仏
と
信
心
③
為
本
と
為
先
②
三
選
の
文
・
善
導
の
称
名
正
定
業
の
意
義
①
偏
依
善
導
3
.
『
選
択
集
』
に
お
け
る
「
往
生
之
業
念
仏
為
本
」
の
意
義
2
.
『
往
生
要
集
』
に
お
け
る
「
往
生
之
業
念
仏
為
本
」
の
意
義
〔
1 義
. 相
標 〕
宗
の
意
義
〔
「 釈
念 名
仏 〕
」
「
為
本
」
そ
の
他
の
出
拠
に
つ
い
て
は
必
要
に
応
じ
て
挙
げ
る
。
〔
『 出
選 拠
択 〕
集
』
標
宗
の
文
心
正
因
と
矛
盾
す
る
も
の
で
は
な
い
こ
と
、
ま
た
称
名
正
因
と
も
異
な
る
こ
と
を
明
ら
か
に
す
る
。
〔
題
念 意
仏 〕
為
本
と
い
う
言
葉
は
法
然
の
『
選
択
集
』
冒
頭
の
標
宗
の
文
に
あ
る
。
こ
れ
は
宗
祖
が
示
さ
れ
た
信
念
仏
為
本
会
読
論
題
(
「
宗
報
」
一
~
六
月
号
掲
載
)
二
〇
一
六
(
平
成
二
十
八
)
年
度
安
居
論
題
提
要
4
.
宗
祖
に
お
け
る
聖
道
法
の
意
義
3
.
聖
道
法
を
権
教
と
み
る
説
の
内
容
2
.
聖
道
法
を
実
教
と
み
る
説
の
内
容
〔
1 義
. 相
宗 〕
祖
に
お
け
る
聖
道
実
教
と
聖
道
権
教
の
説
示
〔
「 釈
聖 名
道 〕
」
「
権
」
「
実
」
そ
の
他
の
出
拠
に
つ
い
て
は
必
要
に
応
じ
て
挙
げ
る
。
〔
『 出
愚 拠
禿 〕
鈔
』
、
「
浄
土
和
讃
」
大
経
讃
て
廃
捨
さ
れ
た
意
図
を
明
ら
か
に
す
る
。
〔
題
宗 意
祖 〕
は
聖
道
門
に
実
教
と
権
教
が
あ
る
こ
と
を
認
め
な
が
ら
も
、
一
方
で
は
聖
道
門
を
す
べ
て
権
教
と
し
聖
道
権
実
・
宗
祖
義
の
顕
彰
と
し
て
の
意
義
4
.
歴
代
に
お
け
る
来
迎
の
意
義
・
来
迎
の
種
々
相
②
肯
定
的
表
現
と
そ
の
意
義
・
源
空
の
来
迎
理
解
と
の
異
同
①
否
定
的
表
現
と
そ
の
意
義
3
.
宗
祖
に
お
け
る
来
迎
の
意
義
・
源
信
の
来
迎
理
解
と
の
異
同
2
.
源
空
に
お
け
る
来
迎
の
意
義
・
特
に
源
信
の
来
迎
の
意
義
〔
1 義
. 相
浄 〕
土
教
に
お
け
る
来
迎
の
意
義
〔
「 釈
不 名
」
「 〕
来
迎
」
ま
ず
二
〇
一
五
年
二
月
四
日
時
点
で
の
国
内
の
商
業
用
原
子
炉
は
四
十
八
基
あ
り
、
新
規
制
基
準
へ
の
子
力
の
エ
ネ
ル
ギ
ー
に
占
め
る
割
合
は
十
一
%
と
な
っ
て
い
た
。
ら
原
子
力
が
日
本
の
エ
ネ
ル
ギ
ー
と
し
て
一
定
の
役
割
を
果
た
す
よ
う
に
な
っ
た
。
二
〇
一
〇
年
に
は
原
ル
ギ
ー
で
需
要
を
カ
バ
ー
す
る
構
造
に
変
換
し
て
い
っ
た
の
が
、
一
九
八
〇
年
以
降
で
あ
る
。
そ
の
頃
か
一
九
七
〇
年
代
に
二
度
の
石
油
危
機
が
あ
っ
て
、
そ
の
た
め
石
油
一
辺
倒
の
状
況
か
ら
、
複
数
の
エ
ネ
所
」
が
臨
界
に
達
し
、
日
本
初
の
商
業
用
原
子
炉
と
な
っ
た
。
に
建
設
さ
れ
た
実
験
炉
・
JPDR
適
合
性
確
認
は
十
四
原
発
二
十
一
基
が
申
請
中
で
あ
る
。
●
現
時
点
で
の
稼
働
状
況
で
初
め
て
発
電
が
行
わ
れ
、
一
九
六
五
年
五
月
に
「
東
海
原
子
力
発
電
子
力
研
究
開
発
機
構
)
が
茨
城
県
東
海
村
に
設
立
さ
れ
た
。
一
九
六
三
年
十
月
二
十
六
日
に
は
、
東
海
村
け
て
原
子
力
委
員
会
が
設
置
さ
れ
、
同
年
六
月
に
は
日
本
原
子
力
研
究
所
(
現
・
独
立
行
政
法
人
日
本
原
公
開
」
の
「
原
子
力
三
原
則
」
が
方
針
と
し
て
定
め
ら
れ
た
。
そ
の
翌
年
の
一
月
に
基
本
法
の
成
立
を
う
が
国
会
に
提
出
さ
れ
た
こ
と
に
始
ま
る
。
翌
年
十
二
月
に
原
子
力
基
本
法
が
定
め
ら
れ
、
「
民
主
・
自
主
・
日
本
に
お
け
る
原
子
力
発
電
は
、
一
九
五
四
年
三
月
に
原
子
力
研
究
開
発
予
算
(
二
億
三
五
〇
〇
万
円
)
●
原
子
力
発
電
の
歴
史
一
、
自
由
討
議
に
あ
た
っ
て
の
確
認
事
項
【
論
点
】
つ
い
て
、
宗
教
的
視
点
か
ら
考
え
て
い
き
た
い
。
こ
の
問
題
を
い
か
に
捉
え
、
い
か
に
社
会
に
対
し
て
発
信
し
て
い
く
か
、
検
討
す
る
必
要
が
あ
る
。
こ
れ
に
臣
宛
に
提
出
し
て
い
る
。
二
十
九
日
に
脱
原
発
に
向
け
た
宣
言
が
発
表
さ
れ
、
真
宗
大
谷
派
は
脱
原
発
社
会
へ
の
要
望
書
を
内
閣
総
理
大
き
方
を
求
め
て
」
と
題
し
た
宣
言
文
が
出
さ
れ
て
い
る
。
ま
た
、
臨
済
宗
妙
心
寺
派
か
ら
は
二
〇
一
一
年
九
月
そ
れ
に
対
し
て
仏
教
界
で
は
、
全
日
本
仏
教
会
よ
り
二
〇
一
一
年
十
二
月
に
「
原
子
力
発
電
に
よ
ら
な
い
生
べ
て
い
る
。
に
危
険
を
及
ぼ
さ
な
い
エ
ネ
ル
ギ
ー
の
研
究
を
開
発
す
る
こ
と
が
政
治
と
経
済
の
最
優
先
事
項
で
あ
る
」
と
述
マ
法
王
ベ
ネ
デ
ィ
ク
ト
十
六
世
は
、
二
〇
一
一
年
六
月
九
日
に
「
環
境
に
配
慮
し
た
生
活
様
式
を
選
び
、
人
類
原
発
問
題
に
対
し
て
、
キ
リ
ス
ト
教
界
で
は
多
く
の
団
体
が
す
で
に
反
原
発
の
声
明
を
出
し
て
い
る
。
ロ
ー
【
目
的
】
「
原
発
と
未
来
へ
の
責
務
」
特
別
論
題
に
基
づ
く
自
由
討
議
(
「
宗
報
」
四
~
六
月
号
掲
載
)
④
原
子
力
エ
ネ
ル
ギ
ー
に
変
わ
る
自
然
再
生
エ
ネ
ル
ギ
ー
に
消
極
的
な
の
は
何
故
か
。
③
日
本
は
火
山
国
で
あ
り
地
震
国
で
あ
る
に
も
関
わ
ら
ず
、
原
子
力
発
電
を
安
全
と
す
る
根
拠
は
何
か
。
あ
る
に
も
関
わ
ら
ず
、
原
子
力
発
電
に
頼
ろ
う
と
す
る
の
は
何
故
か
。
②
核
廃
棄
物
の
処
理
を
先
送
り
す
る
こ
と
は
、
未
来
の
人
々
に
負
の
遺
産
を
押
し
つ
け
る
こ
と
は
自
明
で
状
況
を
目
の
当
た
り
に
し
て
も
猶
原
子
力
発
電
を
手
放
す
こ
と
が
で
き
な
い
の
は
何
故
か
。
①
二
〇
一
一
年
三
月
十
一
日
に
福
島
第
一
原
子
力
発
電
所
の
事
故
を
経
験
し
、
多
く
の
人
が
そ
の
悲
惨
な
●
原
発
推
進
者
に
対
し
て
二
、
具
体
的
論
点
じ
る
こ
と
、
さ
ら
に
原
発
は
核
兵
器
に
も
転
用
で
き
る
。
未
解
決
の
核
廃
棄
物
処
理
の
問
題
、
事
故
が
起
こ
っ
た
際
に
は
放
射
性
物
質
に
よ
る
甚
大
な
被
害
が
生
●
脱
原
発
者
側
の
主
張
球
環
境
に
や
さ
し
い
ク
リ
ー
ン
エ
ネ
ル
ギ
ー
で
あ
る
。
大
量
の
電
気
を
安
定
的
か
つ
低
コ
ス
ト
で
供
給
で
き
る
こ
と
。
し
か
も
二
酸
化
炭
素
を
排
出
し
な
い
地
●
原
発
推
進
者
側
の
主
張
費
は
今
後
益
々
減
少
し
て
い
く
こ
と
が
確
実
視
さ
れ
て
い
る
。
高
齢
化
、
人
口
減
少
、
労
働
力
人
口
の
減
少
、
製
造
業
の
相
対
的
な
地
盤
沈
下
に
よ
っ
て
エ
ネ
ル
ギ
ー
消
ク
で
エ
ネ
ル
ギ
ー
消
費
も
一
割
ほ
ど
減
少
し
、
現
在
で
は
ピ
ー
ク
を
過
ぎ
て
か
な
り
減
っ
て
い
る
。
少
子
日
本
の
エ
ネ
ル
ギ
ー
消
費
の
ピ
ー
ク
は
二
〇
〇
〇
年
代
半
ば
で
、
二
〇
〇
八
年
の
リ
ー
マ
ン
・
シ
ョ
ッ
●
エ
ネ
ル
ギ
ー
消
費
の
現
状
か
ら
七
十
キ
ロ
メ
ー
ト
ル
圏
内
に
住
む
滋
賀
県
の
住
民
の
主
張
を
認
め
る
決
定
を
出
し
て
い
る
。
本
年
三
月
九
日
に
高
浜
原
発
三
、
四
号
機
の
運
転
差
し
止
め
を
求
め
る
仮
処
分
申
し
立
て
に
対
し
、
原
発
関
西
電
力
は
本
年
一
月
二
十
九
日
に
高
浜
原
発
三
号
機
を
再
稼
働
し
た
。
と
こ
ろ
が
大
津
地
方
裁
判
所
は
、
二
〇
一
五
年
十
二
月
二
十
四
日
、
再
稼
働
を
即
時
差
し
止
め
た
四
月
の
仮
処
分
決
定
を
取
り
消
し
て
い
る
。
福
井
県
高
浜
町
に
あ
る
関
西
電
力
高
浜
原
発
三
、
四
号
機
の
再
稼
働
を
め
ぐ
り
、
福
井
地
方
裁
判
所
は
稼
働
さ
せ
る
こ
と
に
同
意
し
て
い
る
。
さ
ら
に
愛
媛
県
知
事
は
、
二
〇
一
五
年
十
月
二
十
六
日
に
四
国
電
力
伊
方
原
子
力
発
電
所
三
号
機
を
再
起
動
さ
せ
た
。
十
月
二
十
一
日
に
発
送
電
を
始
め
、
十
一
月
十
七
日
に
営
業
運
転
を
再
開
し
て
い
る
。
の
第
一
号
で
あ
る
。
続
い
て
九
州
電
力
は
同
年
十
月
十
五
日
に
川
内
原
子
力
発
電
所
二
号
機
の
原
子
炉
を
制
委
員
会
が
二
〇
一
三
年
七
月
に
施
行
し
た
新
規
制
基
準
に
基
づ
く
審
査
を
ク
リ
ア
し
た
原
発
運
転
再
開
し
再
稼
働
し
て
い
る
。
川
内
原
発
の
再
稼
働
は
、
福
島
第
一
原
発
の
事
故
を
受
け
て
発
足
し
た
原
子
力
規
二
〇
一
五
年
八
月
十
一
日
、
鹿
児
島
県
に
あ
る
九
州
電
力
の
川
内
原
子
力
発
電
所
一
号
機
が
臨
界
に
達
・
『
本
願
寺
白
熱
教
室
』
小
林
正
弥
監
修
、
藤
丸
智
雄
編
法
蔵
館
、
二
〇
一
五
年
六
月
刊
行
・
『
い
ま
を
生
か
さ
れ
て
』
大
谷
光
真
著
脱
原
発
の
思
想
と
宗
教
対
談
島
薗
文 進
藝
春 中
秋 島
社 岳
、 志
二
〇
一
四
年
三
月
刊
行
×
『
原
発
ゼ
ロ
社
会
へ
の
道
』
を
示
す
―
―
原
子
力
市
民
委
員
会
『
脱
原
子
力
政
策
大
綱
』
島
薗
進
・
「
中
外
日
報
」
一
〇
一
四
年
六
月
四
日
号
・
『
宗
教
と
現
代
が
わ
か
る
本
』
平
凡
社
刊
、
二
〇
一
二
年
二
月
二
十
四
日
発
行
浄
土
真
宗
本
願
寺
派
総
合
研
究
所
公
開
講
座
「
い
ま
、
原
子
力
発
電
と
ど
の
よ
う
に
向
き
合
う
か
」
・
「
宗
報
」
二
〇
一
五
年
四
月
号
【
参
考
文
献
】
度
が
質
問
す
る
パ
ネ
ル
デ
ィ
ス
カ
ッ
シ
ョ
ン
の
形
式
で
進
め
る
。
具
体
的
論
点
に
つ
い
て
、
発
言
者
四
名
程
度
が
各
自
の
見
解
を
述
べ
、
そ
の
発
言
に
対
し
て
質
問
者
四
名
程
【
討
議
の
進
め
方
】
③
中
立
的
立
場
に
立
つ
と
す
れ
ば
何
故
か
。
②
賛
成
の
立
場
に
立
つ
時
、
何
を
根
拠
と
す
る
の
か
。
①
反
対
の
立
場
に
立
つ
時
、
何
を
根
拠
と
す
る
の
か
。
な
る
の
か
。
も
し
浄
土
真
宗
本
願
寺
派
か
ら
原
発
問
題
に
関
し
て
声
明
を
出
す
と
す
れ
ば
、
ど
う
い
う
立
ち
位
置
に
●
教
団
の
立
場
に
対
し
て
原
発
は
人
間
の
欲
望
を
際
限
な
く
充
足
す
る
も
の
と
捉
え
た
場
合
、
仏
教
徒
と
し
て
ど
う
考
え
る
の
か
。
●
僧
侶
に
対
し
て
③
今
の
エ
ネ
ル
ギ
ー
に
依
存
し
た
生
活
を
変
え
て
い
く
こ
と
が
本
当
に
で
き
る
の
か
。
②
エ
ネ
ル
ギ
ー
の
問
題
を
ど
の
よ
う
に
考
え
て
い
る
の
か
。
①
地
球
温
暖
化
の
問
題
を
ど
の
よ
う
に
考
え
て
い
る
の
か
。
●
脱
原
発
者
に
対
し
て