地方公会計標準システム日々仕訳導入調査研究事業の実施団体 公 募

地方公会計標準システム日々仕訳導入調査研究事業の実施団体
公 募 要 領
平成28年4月27日
地方公共団体情報システム機構
地方公共団体情報システム機構(以下「機構」という。)では、地方公会計の整
備における日々仕訳の導入を促進するため、市区町村(政令指定都市を除く。)
を対象に、
「地方公会計標準システム日々仕訳導入調査研究事業」
(以下「本事業」
という。)の実施を希望する団体(以下「団体」という。)を公募します。
1 公募の背景・目的
現在、地方財政を取り巻く環境が厳しさを増す中で、財政の透明性を高めるこ
とにより、住民に対する説明責任をより適切に果たし、財政の効率化・適正化を
図るため、地方公会計の整備が進められています。総務省は、
「統一的な基準に
よる地方公会計の整備促進について」
(平成 27年1月 23 日付け総務大臣通知
(総財務第14号))により、統一的な基準による財務書類等を原則として平成
27 年度から平成 29 年度までの3年間で全ての地方公共団体において作成す
るよう要請しています。
また、統一的な基準による財務書類等を作成するに当たって、地方公共団体に
おける事務負担等を軽減するため、機構から地方公会計に係る標準的なソフト
ウェア(以下「標準ソフトウェア」という。)を地方公共団体に対して無償で提
供しております。
地方公会計による財務書類の作成に当たっては、仕訳の検証精度の向上によ
る内部統制への寄与や、財務書類の早期作成及び開示が可能となる等の理由か
ら、取引の都度、伝票単位ごとに仕訳を行う、いわゆる日々仕訳によることが望
ましいとされております。標準ソフトウェアは、この日々仕訳にも対応するもの
となっております。
本事業では、標準ソフトウェアを導入して日々仕訳を導入するモニター団体
を選定し、導入の効果や諸課題に対する解決手段等について調査・研究を行うこ
とにより、日々仕訳の普及促進に資することを目的としています。
2 事業名
「地方公会計標準システム日々仕訳導入調査研究事業」
3 提案者
提案者は、標準ソフトウェアを導入して日々仕訳によって統一的な基準によ
る財務書類を作成する予定の市区町村(政令指定都市を除く。)です。
1
4 助成予定額と助成団体数
上限を500万円とし、1団体に助成を行います。
※助成金額は、500万円又は「7 助成の対象」で示す対象経費の合計金額
のうち、いずれか低額の金額となります。
※助成金額上限を上回った事業費は自己財源にて負担願います。
5 助成事業の概要
本事業は、
「12 助成金交付要綱」に基づき、
「3 提案者」に対して、助成
します。ただし、助成金額は提案内容、予算状況等により、変更することがあり
ます。
6 助成の要件
提案に当たっては、次の要件を全て満たしている必要があります。
(1)「3 提案者」の要件を満たしていること
(2)以下の①~③の事業を全て実施すること
① 標準ソフトウェアを活用した日々仕訳の導入に必要な財務会計シス
テム等の改修
② 標準ソフトウェアを活用した日々仕訳の導入に必要な機器の調達な
どの稼働環境構築
③ 日々仕訳の導入に際して必要な推進体制の整備や研修の実施などの
運用体制構築
7 助成の対象
助成の対象は以下の経費とします。
(1)日々仕訳を導入するために必要な、財務会計システム等の改修に要する経費
(2)日々仕訳を導入するために必要な機器(サーバ機器、端末機器、ソフトウェ
ア等)の購入経費
(3)日々仕訳を導入するために必要なSI経費
(4)日々仕訳を導入するために必要なコンサルティング等に要する経費
(5)本事業の成果の取りまとめに要する経費
8 本事業に係る書類
本事業に係る書類は、以下の6点です。
(1)公募要領 (*本書類です。)
(2)別紙1 「地方公会計標準システム日々仕訳導入調査研究事業」提案公募提
出用紙
(3)別紙2 (記入要領)提案公募提出用紙
2
(4)別紙3 審査基準
(5)別紙4 地方公会計標準システム日々仕訳導入調査研究事業に係る助成金
交付要綱
(6)別紙5 質問用紙
9 提案の内容等
(1) 提案時の提出書類等
提案に当たっては、以下に示す書類等を提出願います。なお、提出され
た書類等は、返却いたしません。
ア 鑑文書(団体の長の押印があるもの)
: 1部
イ 「地方公会計標準システム日々仕訳導入調査研究事業」
提案公募提出用紙
: 6部
ウ 提案内容を補足する参考資料(該当資料がある場合のみ) : 6部
エ 上記イ、ウの電子データを記録した媒体
: 1部
※記録媒体は CD-R 又は DVD-R に限る
(2)提案公募提出用紙記載時の注意点
提案公募提出用紙の記載に当たっては、以下の点に注意して作成してく
ださい。
ア 提案公募提出用紙は、別紙2(記入要領)提案公募提出用紙に則って
記載すること
イ 提案公募提出用紙は、簡潔に記載すること
ウ 提案内容を補足する資料がある場合は、参考資料として添付し、その
旨を該当する欄に記載しておくこと
エ 提案公募提出用紙は、表紙及び参考資料を含めて20ページ以内とす
ること
オ 提案公募提出用紙は、A4判縦、横書きで記載すること
ただし、参考資料は見やすいサイズ(A3判やA4判横等)とする
カ 提案公募提出用紙及び参考資料は、ページが容易に離散しないように
綴じておくこと
10 提案書の提出期限、提出先等
(1)提出方法
書留郵便又は宅配便に限ります。持参、電子メール及びファクシミリによ
る提出は受け付けません。
(2)提出期限
平成28年5月31日(火)17:00到着分まで
(3)提出先
「17
担当連絡先」宛
3
11 提案の審査
(1)審査方法
審査は、本事業の目的を踏まえ、各提案者からの提案を「6 助成の要件」
に記載されている助成の要件及び別紙3の審査基準に記載されている項目
について採点し、合計で評価します。
なお、審査に当たって、ヒアリングを行う場合があります。その際の会場
は機構とし、それに係る旅費等は、提案者が負担するものとします。
(2)審査結果の通知
審査結果は、平成28年6月中旬に提案者に通知します。その際、モニタ
ー団体に採択された提案者への通知には、事業の実施内容等に対して一部条
件を付すことがあります。
なお、審査結果についての問い合わせは受け付けません。
(3)審査基準
審査基準は、別紙3のとおりです。
12 助成金交付要綱
助成金交付要綱は、別紙4のとおりです。モニター団体に採択された団体には、
助成金交付要綱に基づき助成します。助成金交付要綱には、採択された団体の助
成金申請に必要な書類(様式)や各種手続きの流れを記載しておりますので、提
案者は必ず内容を確認願います。
13 スケジュール
本事業のスケジュールは、次のとおりです。
イベント
5月
6月
7月
8月~1月
2月
3月
上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬
公募期間
提案書の受領及び審査
モデル団体選定通知
事業説明会開催
★
★
交付申請書・実施計画書の受領及び審
機
査
構 助成金決定通知書の送付
★
実績報告書兼助成金支払請求書の受
領及び審査
助成金確定通知書の送付
★
事業成果報告会
★
助成金の支払い
★
提案書の作成及び提出
事業説明会出席
モ
交付申請書・実施計画書の作成及び提
ニ
出
タ
ー 事業の実施(実績報告書作成)
★
★
団 実績報告書兼助成金支払請求書提出
体
助成金確定通知書の受領
★
★
助成金の支払い受領
★
4
14 本事業に関する質問
(1)質問方法
本事業に関して不明な点がある場合には、別紙5の質問用紙に、団体名、
担当者の所属、氏名、電話番号、質問内容及び質問内容を端的に表す標題を
明記のうえ、担当宛にファックス(別紙5質問用紙を必ず添付)を送付して
ください。その後、17 担当連絡先までファックスを送信した旨の電話連
絡をお願いします。また、質問事項は、具体的にできるだけ分かりやすく記
載してください。
(2)質問用紙送付先
FAX:03-5214-8080
(3)質問受付期間
平成28年5月23日(月)17:00受信分まで
15 採択された団体が提出するアウトプット
(1)事業実施計画書
(2)事業実施報告書
16 その他
(1)日々仕訳の検証
平成29年度までに日々仕訳の導入に関するメリット等を検証し、検証
結果を取りまとめて公表していただきます。
(2)導入事例及び活用事例作成、講師派遣への協力
採択された団体は、機構及び総務省等が講演会等を開催する際の講師派
遣を依頼する場合がありますので、依頼の際には、御協力願います。
(3)旅費等の負担
事業実施の前後に、事業説明会及び事業成果報告会を実施します。その際
の会場は機構とし、それに係る旅費等は、採択された団体が負担するものと
します。
17 担当連絡先
地方公共団体情報システム機構 研究開発部 藤田、熊谷
〒102‐8419 東京都千代田区一番町25番地
Tel:03-5214-8002
以上
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