平成28年度 明星大学 研究活動における不正行為等及び研究費の不正

平成25年4月1日
平成26年4月1日改正
平成27年4月1日改正
平成28年4月1日改正
平成28年度 明星大学 研究活動における不正行為等及び研究費の不正使用等の
防止・対策に関する基本方針に基づく防止計画
明星大学では、研究活動における不正行為等及び研究費の不正使用等の防止・対策に関する規程(以下
「規程」という。)に基づき、研究活動及び研究費の適正な管理・運営(以下「研究活動等の管理・運
営」という。)を行うための防止計画を以下のように定める。
大項目
1 責任体系の明確化
研究活動等の管
2 理・運営の基礎と
なる環境の整備
中項目
不正等の発生する要因
防止計画
機関内の責任体系
規程に定める組織体制の役割
及び責任と権限が形骸化して
いる。
防止計画実施部署は、規程に定め
る組織体制として、研究活動等の
管理・運営における各責任者の役
割及び責任と権限を周知する。
関係者の意識の向上
防止計画実施部署の役割が不
明確で、理解されていない可
能性がある。
防止計画実施部署は、規程に定め
る部署の役割を明確化し、研究活
動等の管理・運営に関する体制等
について周知する。
過去の慣例に基づく執行手続
ルールの明確化・統一 き等が明文化されていないた
化
め、例外処理が増えてしま
う。
防止計画実施部署は、慣例による
手続き等について、整理・体系化
して学内におけるルールとして明
確化する。
不正等を発生させ
る要因の把握と防
3
止計画の策定・実
施
防止計画の策定・実施
防止計画を見直しておらず、
形骸化している。
防止計画実施部署は、防止計画の
実施状況を検証し、不正等を発生
させる要因を把握の上、必要に応
じて防止計画の見直しを適宜行
う。
適正な研究倫理の
4
維持
研究倫理について理解されて
研究倫理の意識の向上
いない可能性がある。
研究者は、適正な研究活動を実施
するにあたり、学内の研究倫理教
育を受講し、意識の向上に努め
る。
5 公正な研究活動
公正な研究活動の確
立・維持
研究者は、ねつ造、改ざん、盗用
などの不正行為等抑止の教育啓発
を継続的に取り組むよう努める。
研究活動に関する責任を怠
り、形骸化している。
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大項目
中項目
不正等の発生する要因
防止計画
研究費の執行期限直前に執行
手続きが集中することによ
り、不正等の温床となる可能
性がある。
研究者は、防止計画実施部署と共
に執行状況を収支簿等で把握し、
計画的な執行をするよう努める。
研究費の不適切な執行手続き
が、不正等の温床となる可能
性がある。
防止計画実施部署は、研究費の適
切な執行手続きが為されているか
確認する。
特殊な役務に関する検収ルー
ル等について、周知されてい
ない可能性がある。
防止計画実施部署は、特殊な役務
に関する検収ルール等について周
知する。
物品等について、自己手配、
立替購入することが可とされ
ている自己調達限度額を把握
していない可能性がある。
部局責任者は、研究者に、物品等
を自己手配、立替購入する場合の
自己調達限度額を把握し、適正な
手続きを行うよう周知徹底する。
国内出張において、出張願及
び出張報告書の決裁ルール等
について、把握していない可
能性がある。
部局責任者は、研究者に、出張の
決裁ルール等について把握し、事
前・事後の手続きを遅延なく行う
よう周知徹底する。
領収書の提出及び宛名、金額
出張計画の実行状況の 等の記載内容等について徹底
把握
されていない。(特急・新幹
線利用の場合も含む)
防止計画実施部署は、出張計画及
び報告の書類と、証憑となる領収
書の記載内容等との整合性を確認
する。
不正等の温床となる不適切な
関係が生じるリスクがある。
防止計画実施部署は、採用時に面
談を行い不正等の要因等を伝える
とともに、適宜実態の把握に努め
る。
予算執行状況の検証
物品検収
6 研究費の管理体制
関係者の意識の向上
リサーチ・アシスタン
ト、研究補助員の実態
の把握
採用時の契約書に基づいた勤
務計画、業務内容等に沿って
いるかを把握しておらず、形
骸化している可能性がある。
7
情報の伝達を確保
する体制の確立
モニタリングの実
8
施体制
研究者は、リサーチ・アシスタン
ト、研究補助員の勤務計画及び業
務内容、規程に定める勤務形態を
遵守するよう管理する。
相談窓口やその役割が不明確
であり、相談窓口が機能して
いない可能性がある。
規程に定める相談窓口の役割及び
相談内容による担当部署を明確化
し、周知する。
監査部門による研究費の管理
モニタリング体制の実
体制のモニタリング実施状況
施状況
について共有されていない。
監査部門は、研究費の管理体制に
ついてモニタリングするととも
に、防止計画実施部署と連携して
内部監査結果を周知する。
相談窓口の設置
【注】防止計画実施部署:(明星大学研究活動における不正行為等及び研究費の不正使用等の防止・対策に関する規程第10条第2項より)
(1)調達センター (2)連携研究センター事務室 (3)図書館事務室 (4)各学部支援室及び部局等の事務室 (5)学校法人明星学苑財務部経理課
以上
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