岡山大学セキュリティ研究グループ ワークショップ

岡山大学フューチャー・セッション
岡山大学セキュリティ研究グループ ワークショップ
岡山大学ではセキュリティ研究グループを組織し、情報セキュリティに関連
する研究開発や教育活動を精力的に推進しています。今回、その一部の研究
成果を紹介する学内ワークショップを下記の通り開催いたします。
また本ワークショップでは、情報通信研究機構(NICT)の「海外研究者招聘
支援制度」により来日するレンヌ第一大学の Sylvain Duquesne 教授(楕円
曲線暗号などが専門)にも特別講演を行なっていただきます。
皆様、奮ってご参加ください。
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日時:平成 28 年 4 月 27 日(水)13:00 - 17:00
場所:岡山大学津島キャンパス 工学部 3 号館 4 階 E402 室
〒700-8530 岡山市津島中3-1-1
後援:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
[特別講演]
13:00-14:00
Residue Number System representation of numbers and applications to
elliptic curve cryptography and pairing based cryptography
Prof. Sylvain Duquesne (Universite Rennes I)
概略:楕円ペアリング暗号のための大きな整数計算を効率化する手法について講演いただきます。
[岡山大学セキュリティ研究グループ
ワークショップ(第 1 部)]
14:20-15:50
(1) Efficiently Performing Arithmetic Operation over
Fq18 Extension Field
Md. Al-Amin Khandaker(Okayama university)
概要:ペアリング暗号に用いられるベクトル空間における計算の効率化について紹介する。
(2) A New Approach for Generating Well Balanced Pseudo-random
Signed Binary Sequence
Md. Arshad Ali(Okayama university)
概要:セキュリティ応用のための擬似符号付き二値乱数の生成法について紹介します。
(3) Fingerprinting for broadcasting content distribution system
Minoru Kuribayashi(Okayama university)
概要:放送型のコンテンツ配信システムにおいて、不正コピーを作成して流通させた場合に、
その不正者を特定できる手法を紹介する。
岡山大学フューチャー・セッション
岡山大学セキュリティ研究グループ ワークショップ
[岡山大学セキュリティ研究グループ
ワークショップ(第2部)]
16:00-17:00
(4) Optimal tracing algorithm for fingerprinting code
Minoru Kuribayashi(Okayama university)
概要:不正コピー作成に供与したユーザを特定するための電子指紋符号を紹介し、
なるべく多く検挙するための検出方法ついて紹介する。
(5) 暗号機器の電磁的情報漏洩のモデル化と安全性予測法
五百旗頭 健吾(Okayama university)
概要:暗号機器へのサイドチャネル攻撃を概説するとともに、
電磁的情報漏洩挙動のモデリング&シミュレーション技術を紹介します。
<お問い合わせ>
岡山大学 工学部 電気通信系学科
岡山大学セキュリティ研究グループ
(電話・FAX)086-251-8136
(メール)[email protected]
五百旗頭
健吾