平成28年4月11日∼平成28年4月17日

平成 28 年 4 月 20 日
彩の国埼玉県
埼玉県感染症発生動向調査事業
感染症患者発生情報（週報）
埼玉県内情報平成 28 年第 15 週（平成28年4月11日∼平成28年4月17日）
今週の注目される疾患
全数把握対象疾患では、一類から二類感染症(結核を除く)、三類感染症の届出はなかった。四類感染症
は、レジオネラ症 1 人の届出があった。五類感染症は、アメーバ赤痢 1 人、急性脳炎 1 人、クロイツフェル
ト・ヤコブ病 1 人、侵襲性肺炎球菌感染症 1 人、梅毒 1 人の届出があった。
定点報告対象疾患では、流行性耳下腺炎(0.97→0.83：図 1)の定点当たり報告数は、前週と比較し減少し
たが、非流行期であった 2012∼2014 年に比べ多い状況が依然続いている。保健所別では、秩父、本庄保健
所を除く県内 14 保健所管内から報告があり、草加(1.91)、幸手(1.78)保健所管内からの報告が多い。Ａ群
溶血性レンサ球菌咽頭炎(2.05→2.21：図 2)の定点当たり報告数は、前週と比べ微増した。保健所別では、
東松山(2.00→3.80)保健所管内で大きく増加し、熊谷(4.00)、川越市(3.75)保健所管内からの報告が多い。
年齢階級別では、4∼7 歳で全体の 53.1％を占め、4 歳の 50 人が最も多い。インフルエンザ(4.84→3.09：図
3)の定点当たり報告数は、前週よりわずかに減少した。保健所別では、未だ全保健所からの報告があり、鴻
巣(7.00)、越谷市(5.46)、東松山(4.25)保健所管内からの報告が多い。咽頭結膜熱(0.19→0.27)の定点当た
り報告数は、前週より増加した。保健所別では、春日部(0.00→1.00)保健所管内で大きく増加し、草加
(0.64)、越谷市(0.63)、鴻巣(0.58)保健所管内からの報告が多い。眼科定点報告対象疾患では、急性出血性
結膜炎 1 人、流行性角結膜炎 14 人の報告があり、流行性角結膜炎は前週(22 人)より減少した。基幹定点報
告対象疾患では、マイコプラズマ肺炎 4 人、感染性胃腸炎(ロタウイルス)4 人、インフルエンザ(入院)5 人
の報告があった。
＜全数把握対象疾患の患者情報＞
一類感染症報告なし
二類感染症報告なし（結核を除く）
三類感染症報告なし
四類感染症レジオネラ症
五類感染症アメーバ赤痢
急性脳炎
クロイツフェルト・ヤコブ病
侵襲性肺炎球菌感染症
梅毒
1人
1人
1人
1人
1人
1人
(病型肺炎型)
(病型腸管アメーバ症)
(病原体不明)
(病型孤発性)
(病型早期顕症Ⅰ期)
※１この情報に関する御質問・御意見等がございましたら、下記まで御連絡ください。
衛生研究所感染症情報担当者会議(感染症疫学情報担当) TEL: 0493-59-9325 FAX: 0493-59-9613
e-mail: [email protected] URL: http://www.pref.saitama.lg.jp/b0714/surveillance/index.html
※２全国の感染症発生動向に関する情報は、国立感染症研究所の感染症疫学センターホームページ（URL:
http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-idsc.html ）で御覧になれます。
＜今週の注目される定点把握対象疾患の推移＞
図 1 流行性耳下腺炎
流行性耳下腺炎（埼玉県）
定点当たり報告数
3.00
2.50
2.00
1.50
1.00
0.50
0.00
1
2
3
4
5
2012年
図2
6
2013年
7
8
2014年
9
10
2015年
11
12
2016年
Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（埼玉県）
定点当たり報告数
7.00
6.00
5.00
4.00
3.00
2.00
1.00
0.00
1
2
3
4
5
6
2012年
図3
7
2013年
8
2014年
9
10
2015年
11
12
11
12
2016年
インフルエンザ
インフルエンザ（埼玉県）
60.00
定点当たり報告数
50.00
40.00
30.00
20.00
10.00
0.00
1
2
3
4
2012年
5
6
2013年
7
2014年
8
9
10
2015年
2016年
―インフルエンザウイルス検出状況―
川口(10 人)、越谷市 (3 人)、草加 (2 人)、狭山 (2 人 )、東松山(1 人 )、秩父(1 人 )、本庄
(1 人 )、加須(1 人 )、幸手(1 人)保健所管内で採取された検体から、今週新たに AH1pdm09 が
3 件、A 香港が 1 件、B 型が 18 件検出された。9 月(36 週)以降の検出は、 AH1pdm09 が 127
件、 A 香港が 13 件、 B 型が 97 件の計 237 件となった。
年齢階級別インフルエンザウイルス検出状況
年齢階級
2015年36週から
0∼9
10∼19
20∼29
30∼39
AH1pdm09 今週検出分
1
2
累積
77 (4)
7 (1)
2 (1)
13 (2)
AH3(A香港) 今週検出分
1
累積
6 (0)
6 (1)
B型
今週検出分
9
1
5
累積
47 (11)
23 (1)
9 (5)
4 (0)
( ) ： 4月以降に採取された検体からの検出数を再掲
40∼49
12 (1)
2
5 (2)
50∼59
6 (1)
2 (0)
60∼69
6 (0)
1
4 (3)
70歳
以上
4 (0)
1 (0)
3 (0)
計
3
127 (10)
1
13 (1)
18
97 (22)
感染症発生状況(全数把握対象疾患)
(第15週)
今週
届出
一類感染症
エボラ出血熱
クリミア・コンゴ出血熱
痘そう
南米出血熱
二類感染症
急性灰白髄炎
結核＊
ジフテリア
重症急性呼吸器症候群(SARS)
三類感染症
コレラ
細菌性赤痢
腸管出血性大腸菌感染症
四類感染症
E型肝炎
ウエストナイル熱
A型肝炎
エキノコックス症
黄熱
オウム病
オムスク出血熱
回帰熱
キャサヌル森林病
Q熱
狂犬病
コクシジオイデス症
サル痘
ジカウイルス感染症
重症熱性血小板減少症候群
腎症候性出血熱
西部ウマ脳炎
ダニ媒介脳炎
炭疽
チクングニア熱
つつが虫病
デング熱
五類感染症
アメーバ赤痢
ｳｲﾙｽ性肝炎(E型・A型を除く)
(2016年4月19日 15:00集計)
今週累
届出計
累
計
ペスト
マールブルグ病
ラッサ熱
-
中東呼吸器症候群(MERS)
- 鳥インフルエンザ(H5N1)
鳥インフルエンザ(H7N9)
腸チフス
2 パラチフス
7
1
8 東部ウマ脳炎
鳥インフルエンザ(H5N1を除く)
2 ニパウイルス感染症
日本紅斑熱
日本脳炎
ハンタウイルス肺症候群
Bウイルス病
鼻疽
ブルセラ症
ベネズエラウマ脳炎
ヘンドラウイルス感染症
発しんチフス
ボツリヌス症
マラリア
野兎病
ライム病
リッサウイルス感染症
リフトバレー熱
類鼻疽
レジオネラ症
レプトスピラ症
5 ロッキー山紅斑熱
侵襲性肺炎球菌感染症
水痘★
先天性風しん症候群
ｶﾙﾊﾞﾍﾟﾈﾑ耐性腸内細菌科細菌感染症
梅毒
急性脳炎
1
播種性クリプトコックス症
クリプトスポリジウム症
クロイツフェルト・ヤコブ病
1
2 破傷風
劇症型溶血性ﾚﾝｻ球菌感染症
8 ﾊﾞﾝｺﾏｲｼﾝ耐性黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌感染症
後天性免疫不全症候群
10 ﾊﾞﾝｺﾏｲｼﾝ耐性腸球菌感染症
風しん
ジアルジア症
侵襲性ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ菌感染症
2 麻しん
薬剤耐性アシネトバクタ−感染症
侵襲性髄膜炎菌感染症
指定感染症
該当疾患は無し
1
15
3
7
20
1
18
1
36
2
1
35
2
1
3
1
2
水痘★ ：患者が入院を要すると認められるものに限る。
ｳｲﾙｽ性肝炎(A型・E型を除く)再掲Ｂ型
累計 2
Ｃ型
1
Ｄ型
その他
累計は診断日で集計
＊結核は月単位で集計、別に掲載しま
す。
結核届出状況（3月分）
3月の届出数は、患者72人、無症状病原体保有者29人の計101人で、前月の115人より減少し、前年同月の118人より少
なかった。
表1 診断月別の届出数の推移（2015年3月∼2016年3月）
2015年*
3月 4月 5月 6月 7月 8月
総計 118
96
99 134 116 124
年齢階級
10歳未満
3
5
1
2
6
0
10歳代
2
2
3
4
1
10
20歳代
9
5
11
15
9
6
30歳代
12
11
5
14
11
9
40歳代
12
18
9
19
11
15
50歳代
10
5
6
8
10
23
60歳代
22
17
21
13
17
13
70歳代
29
11
20
26
26
17
80歳以上
19
22
23
33
25
31
性
男
76
52
60
84
68
68
女
42
44
39
50
48
56
類型
患者
82
63
76
98
81
85
感染症死亡者の死体
0
0
0
0
0
0
疑似症患者
0
2
3
2
1
0
無症状病原体保有者
36
31
20
34
34
39
病型
肺結核
53
41
55
74
65
66
肺結核及びその他の結核
4
9
5
3
2
3
その他の結核
25
13
16
21
14
16
疑似症患者
0
2
3
2
1
0
無症状病原体保有者
36
31
20
34
34
39
9月 10月 11月 12月
99 111
80 116
2016年
1月 2月
127 115
3月累計**
101
343
1
0
10
9
11
11
21
23
13
3
1
13
11
8
9
16
18
32
1
0
4
5
11
13
13
15
18
7
1
8
16
6
13
16
27
22
2
1
3
7
13
14
25
32
30
2
5
12
8
22
8
16
16
26
1
0
8
7
15
5
15
25
25
5
6
23
22
50
27
56
73
81
64
35
73
38
43
37
61
55
70
57
71
44
63
38
204
139
57
1
2
39
85
0
0
26
63
0
0
17
83
0
0
33
68
1
2
56
77
0
0
38
72
0
0
29
217
1
2
123
44
3
11
2
39
63
7
15
0
26
48
4
11
0
17
55
5
23
0
33
42
6
21
2
56
58
7
12
0
38
51
7
14
0
29
151
20
47
2
123
*：2015年の届出数は暫定値
**：2016年1月からの累積届出数
3月に診断された101人を病型別にみると、肺結核では10歳未満及び10歳代を除く年齢階級から届出があり、70歳代及び
80歳以上の各15人が最も多く、無症状病原体保有者では10歳代を除く年齢階級から届出があった。
表2 年齢階級別病型別の届出数（2016年3月分）
病型
肺結核及び
肺結核その他の結核
その他の結
無症状病原
疑似症患者
核
体保有者
総計
総計
51
7
14
0
29
101
10歳未満
10歳代
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代
70歳代
80歳以上
0
0
1
5
6
2
7
15
15
0
0
1
0
1
1
2
1
1
0
0
2
0
4
0
2
2
4
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
4
2
4
2
4
7
5
1
0
8
7
15
5
15
25
25
年齢階級
口
霞
巣
川
朝
鴻
庄
谷
須
本
熊
加
戸
加
山
坂
草
狭
（ − ：
さいたま市
越谷市
川越市
手
幸
春日部
父
秩
東松山
県
全
保
所
＃
１
R
S
ウ
イ
ル
ス
感
染
症
咽
頭
結
膜
熱
咽Ａ
頭群
炎溶
血
性
レ
ン
サ
球
菌
報告数
779
11
43
354
定点当たり
3.09
0.07
0.27
2.21
報告数
64
3
34
定点当たり
2.56
0.19
2.13
報告数
71
2
25
定点当たり
3.38
0.14
1.79
報告数
133
2
7
35
定点当たり
7.00
0.17
0.58
2.92
報告数
34
19
定点当たり
4.25
3.80
報告数
2
1
定点当たり
0.40
0.33
報告数
12
5
定点当たり
1.71
1.25
報告数
42
1
36
定点当たり
3.00
0.11
4.00
報告数
27
1
定点当たり
2.70
0.17
報告数
19
5
9
定点当たり
2.11
1.00
1.80
報告数
27
1
10
定点当たり
1.93
0.11
1.11
報告数
13
1
8
定点当たり
1.30
0.17
1.33
報告数
61
3
7
32
定点当たり
3.59
0.27
0.64
2.91
報告数
79
1
8
33
定点当たり
3.04
0.06
0.47
1.94
報告数
25
1
1
30
定点当たり
1.92
0.13
0.13
3.75
報告数
71
5
17
定点当たり
5.46
0.63
2.13
報告数
99
3
2
60
定点当たり
2.41
0.11
0.07
2.22
0.00 ）
＃１鳥インフルエンザを除く
健
イ
ン
フ
ル
エ
ン
ザ
694
4.34
92
5.75
83
5.93
47
3.92
30
6.00
1
0.33
5
1.25
59
6.56
4
0.67
15
3.00
23
2.56
24
4.00
42
3.82
73
4.29
49
6.13
9
1.13
138
5.11
感
染
性
胃
腸
炎
58
0.36
2
0.13
6
0.43
11
0.92
2
0.40
1
0.25
3
0.33
1
0.17
5
1.00
3
0.33
3
0.50
4
0.36
4
0.24
3
0.38
10
0.37
5
0.03
1
0.17
1
0.09
3
0.18
-
33
0.21
3
0.19
1
0.07
3
0.25
4
0.80
1
0.17
4
0.36
8
0.47
2
0.25
1
0.13
6
0.22
報告患者数
水
手
伝
痘
足
染
口
性
病
紅
斑
90
0.56
5
0.31
13
0.93
7
0.58
4
0.80
1
0.33
3
0.75
4
0.44
6
1.00
4
0.80
3
0.33
2
0.33
8
0.73
9
0.53
4
0.50
3
0.38
14
0.52
2
0.01
1
0.09
1
0.13
-
保健所別
突
百
発
日
性
咳
発
し
ん
流
行
性
耳
下
腺
炎
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
-
13:00集計
4
0.40
*
*
*
*
1
1.00
*
*
*
*
2
2.00
*
*
*
*
1
1.00
平成28年4月11日∼平成28年4月17日)
無
マ
急
流
細
菌
イ
性
行
菌
性
コ
出
性
性
髄
プ
血
角
髄
膜
ラ
性
結
膜
炎
ズ
結
膜
炎
マ
膜
炎
＃
肺
炎
２
炎
4
132
1
14
0.03
0.83
0.02
0.34
9
*
0.56
*
2
6
3
0.14
0.43
0.75
9
*
0.75
*
6
1
1.20
1.00
*
*
*
*
1
4
3
0.11
0.44
1.50
3
*
0.50
*
6
*
1.20
*
16
1
1.78
0.50
8
1.33
21
1
*
1.91
0.33
*
7
1
1
0.41
0.20
0.20
2
*
0.25
*
6
0.75
1
29
4
0.04
1.07
0.50
＃２真菌性を含む
＃３オウム病を除く
4月
19 日
ナ
(第15週
ヘ
ル
パ
ン
ギ
＃
３
ク
ラ
ミ
ジ
ア
肺
炎
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
-
感
染ロ
性タ
胃ウ
腸イ
炎ル
ス
4
0.40
*
*
2
2.00
*
*
*
*
*
*
*
*
2
2.00
*
*
-
)
(
感染症発生動向調査週情報
イ
ン
フ入
ル院
エ
ン
ザ
5
0.50
*
*
*
*
1
1.00
*
*
*
*
1
1.00
*
*
*
*
1
1.00
2
2.00
)
(
ー
33
90
2
4
132
伝染性紅斑
突発性発しん
百日咳
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
14
流行性角結膜炎
-
4
-
4
5
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎＃３
感染性胃腸炎(ロタウイルス)
(入院)インフルエンザ
10
＃１鳥インフルエンザを除く
41
-
-
-
26
-
1
2
51
1
2
2
6
1
-
52
5
2
5
117
7
13
5
1
1
-
-
-
-
0歳
-
-
2
1
-
2
-
-
1-4
-
-
-
1
-
1
-
-
5-9
1
-
ｰ6ヵ月 12ヵ月１歳
-
-
-
3
-
-
-
4
-
-
1
ｰ6ヵ月 12ヵ月１歳
5
-
-
３歳
17
2
-
2
-
-
6
64
39
6
2
３歳
47
３歳
-
-
４歳
13
-
1
-
1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
＃２真菌性を含む
-
-
-
-
-
-
25-29
-
-
５歳
17
1
-
-
7
4
1
-
9
45
43
2
-
５歳
33
５歳
-
-
-
-
-
-
30-34
1
-
６歳
9
-
-
-
3
-
10
46
49
1
-
６歳
52
６歳
年齢別
1
7
67
50
4
-
４歳
48
４歳
10-14 15-19 20-24
-
-
２歳
5
-
-
6
1
-
4
70
25
9
1
２歳
31
２歳
報告患者数
ｰ6ヵ月 12ヵ月１歳
※ 表中の数値は各定点からの報告数（ − ： 0 ）
-
細菌性髄膜炎＃２
合計
1
急性出血性結膜炎
合計
5
694
感染性胃腸炎
手足口病
354
Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎
58
43
咽頭結膜熱
水痘
11
合計
779
RSウイルス感染症
インフルエンザ＃１
合計
感染症発生動向調査週情報
-
-
８歳
16
-
-
-
-
-
3
37
31
1
-
８歳
28
８歳
-
-
９歳
5
-
-
-
6
-
2
24
18
-
-
９歳
28
９歳
37
49
1
-
-
-
-
-
-
13
1
-
-
2
-
1
-
-
-
-
65
12
-
-
78
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
66
49
27
9
2
-
-
-
5
-
-
-
-
-
1
-
-
1
-
-
＃３オウム病を除く
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1
-
-
-
-
-
70∼
2
-
-
1
2
-
1
-
10-14 15-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70∼
21
-
-
-
5
-
4
51
32
3
-
10-14 15-19 20∼
81
8
10-14 15-19 20-29 30-39 40-49 50-59 60-69 70-79 80∼
平成28年4月11日∼平成28年4月17日)
35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69
-
-
７歳
20
-
-
-
2
1
6
40
46
2
-
７歳
52
７歳
(第15週
全国・関東情報
第 13週
(
3月28日∼4月3日
)
平成28年4月20日
インフルエンザの定点当たり報告数は第7週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は福井県
（23.34）、新潟県（23.20）、高知県（20.33）である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける
報告数は482例と前週と比較して減少した。都道府県別では46都道府県から報告があり、年齢別では0歳（20
例）、1∼9歳（124例）、10代（30例）、20代（8例）、30代（14例）、40代（14例）、50代（24例）、60代（38例）、70代
（77例）、80歳以上（133例）であった。
RSウイルス感染症の報告数は573例と第2週以降減少が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体
の約82%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は島根県
（0.96）、鳥取県（0.74）、佐賀県（0.61）である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第6週以降
減少が続いている。都道府県別の上位3位は鳥取県（5.00）、北海道（4.09）、岩手県（3.68）である。感染性胃
腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県（11.78）、島根県（10.70）、宮崎県
（10.31）である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県（1.08）、新潟県
（0.88）、鹿児島県（0.69）である。手足口病の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮崎県
（0.19）、鳥取県（0.16）、熊本県（0.10）である。伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上
位3位は秋田県（1.60）、山形県（1.23）、鳥取県（1.16）である。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続
で増加し、過去5年間の同時期（前週、当該週、後週）と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は宮崎県
（2.83）、奈良県（2.74）、山形県（2.50）である。
マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は岐阜県（1.80）、富山県
（1.40）、沖縄県（1.29）である。感染性胃腸炎（ロタウイルスに限る）の定点当たり報告数は増加した。40都道
府県から321例報告があり、年齢別では0歳（29例）、1∼4歳（212例）、5∼9歳（62例）、10代（6例）、20代（1
例）、30代（2例）、50代（3例）、70歳以上（6例）であった。
＜関東情報＞
流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は、千葉県(1.13)、埼玉県(1.01)からの報告が多い。
全国
インフルエンザ＃１ＲＳウイルス感染症
咽頭結膜熱
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
感染性胃腸炎
水痘
手足口病
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
伝染性紅斑
報告数
定点当たり
突発性発しん
報告数
定点当たり
百日咳
報告数
流行性角結膜炎
定点当たり
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
報告数
定点当たり
報告数
細菌性髄膜炎＃２
定点当たり
報告数
ヘルパンギーナ
流行性耳下腺炎
急性出血性結膜炎
定点当たり
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
報告数
定点当たり
報告数
クラミジア肺炎＃３
定点当たり
報告数
定点当たり
感染性胃腸炎（ロタウイルス）
報告数
定点当たり
関東地域茨城県
55,341
11.20
573
0.18
707
0.22
6,214
1.97
17,386
5.51
1,163
0.37
61
0.02
1,041
0.33
1,256
0.40
44
0.01
36
0.01 2,827
0.90
9
0.01
352
0.51
7
0.01
14
0.03
190
0.40
6
0.01
321
0.68
＃１鳥インフルエンザを除く
11,349
7.55
50
0.05
131
0.14
1,845
1.95
4,290
4.54
370
0.39
20
0.02
218
0.23
413
0.44
15
0.02
4
673
0.71
2
0.01
134
0.66
1
0.01
4
0.05
27
0.33
1
0.01
12
0.15
860
7.17
3
0.04
11
0.15
109
1.45
345
4.60
11
0.15
3
0.04
15
0.20
25
0.33
2
0.03
1
0.01
71
0.95
栃木県
552
7.26
2
0.04
2
0.04
83
1.73
77
1.60
12
0.25
20
0.42
31
0.65
2
0.04
-
7
0.41
3
0.23
-
2 0.15 -
＃２真菌性を含む
埼玉県
721
7.59
1
0.02
16
0.28
138
2.38
258
4.45
29
0.50
2
0.03
28
0.48
20
0.34
4
0.07
-
-
-
群馬県
2,069
8.28
6
0.04
20
0.13
340
2.15
660
4.18
95
0.60
6
0.04
42
0.27
90
0.57
1
0.01
1
0.01
159
1.01
1
0.03
13
0.33
22
0.46
1 0.08 4
0.33
2
0.29
-
27
0.47
12
0.86
5
0.63
4
0.50
千葉県
平成28年 13週
東京都神奈川県
1,756
8.24
8
0.06
18
0.13
340
2.54
620
4.63
43
0.32
55
0.41
50
0.37
1
0.01
151
1.13
-
19
0.56
4 0.44 7
0.70
1
0.10
2
0.20
＃３オウム病を除く
-
1
0.11
3,087
7.46
13
0.05
34
0.13
506
1.95
1,329
5.11
92
0.35
6
0.02
29
0.11
107
0.41
5
0.02
1 0.00 112
0.43
14
0.36
1 0.04 10 0.40 1
0.04
2,304
6.88
17
0.08
30
0.14
329
1.56
1,001
4.74
88
0.42
3
0.01
29
0.14
90
0.43
1
0.00
(-:0.00)
131
0.62
65
1.35
2
0.20
2016
15
-
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2016/04/19

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