平成28年熊本地震

平成28年4月18日
「平成28年熊本地震」への支援に関する市長指示事項について
平成28年4月14日に発生した「平成28年熊本地震」に対する本市の支援体制に
ついて,本日,藤田副市長を本部長とした「平成28年熊本地震京都市支援本部」を設
置し,京都市として全庁を挙げて被災地の更なる支援に取り組んでいくこととした。
同時に,市民の皆様にご協力いただき,市民ぐるみの被災地支援,復旧・復興への取
組を加速させていく。今後の支援については,以下の方針で臨むこととする。
1
人的・物的支援
□ 国や被災地から応援要請を受けた時に迅速に対応することが何よりも重要であ
る。
□ 京都市の代表として現地に派遣された職員の後方支援をしっかりと行うこと。
□ 被災地に負担をかけない自立型の支援活動を展開すること。
□ 先発隊と連携し,現地では何を必要としているのか,的確に把握すること。
2
経験の活用
□ 過去の支援では,国の指示や政令指定都市全体の連携を待つだけではなく,被災
地との直接の情報共有が重要であったため,この度の支援でも熊本市をはじめと
する被災地との情報共有をしっかりと行うこと。
□ 京都市にはあらゆる専門職の職員や東日本大震災時に支援のため現地に入った
職員が大勢在職しているため,こうした経験を活用し,あらゆる支援の取組を行
うこと。
3
ボランティアの活動
□ 現地の受け入れ態勢が整った段階で,市民の皆様によるボランティアが活動でき
る場の準備を行うこと。
□ 京都市職員もボランティア休暇を活用し,積極的に現地でのボランティア活動に
従事してもらいたい。
4
義援金募集活動
□ 現在,市内76箇所で義援金募集活動を行っているが,市民の皆様の善意が確実
に被災地までに届くよう,今後も積極的な義援金募集活動に取り組むこと。
上記のほか,全所属の職員が自分ごととして「この事態に何ができるのか」を考え,
「チーム京都市」として取り組み,あらゆる支援活動に万全を期すこと。