各論8.中小企業対策

各論8.中小企業対策
中小企業対策費については、厳しい財政事情のもと、地域の経済・雇用を支える中小企業・小
規模事業者の生産性向上に真につながる施策に重点化・効率化を図っていく必要があります。
① 中小企業対策費の内訳
その他
202 (11.1%)
独立行政法人中小企業基盤整備機構
運営費交付金
(販路開拓支援、人材育成等)
184 (10.1%)
中小企業の取引適正化推進
(下請取引対策、消費税転嫁対策等)
44 (2.4%)
中小企業の資金繰り支援
平成28年度
(当初予算)
1,825億円
中小企業の事業環境整備
(海外展開支援等)
986 (54.0%)
内訳
・公庫融資等 340
・信用補完
646
32 (1.8%)
中小企業の経営革新・創業支援
(革新的なものづくり・サービス開発等支
援、ワンストップ総合相談窓口等)
(注) 計数は各々四捨五入で整理しているため合計に不一致あり。
376 (20.6%)
② 中小企業対策費の推移
(億円)
30,000
29,671
補正(予備費使用額を含む)
25,000
当初
23,239
20,000
15,000
10,855
10,000
5,000
0
8,297
7,415
4,305
5,090
4,877
4,458
1,811
1,853
1,856
H26
H27
2,517
1,616
1,625
1,761
1,890
1,969
1,911
1,802
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
(注) 東日本大震災復興特別会計に計上している中小企業対策費は含まない。
1,825
H28
(年度)
<財政制度等審議会「平成28年度予算の編成等に関する建議(平成27年11月24日)」>
中小企業の資金繰りに与える影響に留意しつつ、金融機関に対して経営支援機能の発揮を促
し、持続可能な制度とする観点から、現在80%保証とされている一般保証について保証割合の
見直しを行うとともに、100%保証についても金融機関がモラルハザードに陥ることのないよ
う、大規模な金融危機の発生時のようなやむを得ない場合を除き見直しを行う必要がある。
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