安全性情報

別紙様式(Ⅱ)
商品名:ナチュラルケア
粉末スティック<ヒハツ>
安全性評価シート
食経験の評価
①喫食実績 喫食実績の有無:
☐あり
☑なし
による食経 (「あり」の場合に実績に基づく安全性の評価を記載)
験の評価
※☐評価が十分→⑧へ、☐喫食実績なし又は評価が不十分→②へ
既存情報を ②2次情報
用いた評価
公的機関のデータ
ベースの情報
(なしの場合)
民間や研究者等が調
査・作成したデータ
ベースの情報
☐あり
☑なし
☐あり
☑なし
※「なし」の場合→③へ
(データベースに情報が「あり」の場合:食経験に関する安
全性の評価の詳細を記載すること)
※☐評価が十分→⑧へ、☐評価が不十分→③へ
(データベース名)
1.
③1次情報
1次情報の有無: ☐あり
☑なし
※「なし」の場合→④へ
(1次情報が「あり」の場合:食経験に関する安全性の評価
の詳細を記載すること)
※☐評価が十分→⑧へ、☐評価が不十分→④へ
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別紙様式(Ⅱ)
(参考文献一覧)
(その他)
安全性試験に関する評価
既 存 情 報 に ④2次情報
よる安全性
試験の評価
公的機関のデータベース ☐あり
の情報
☑なし
(なしの場合)
民間や研究者等が調査・作 ☐あり
☑なし
成したデータベースの情
※「なし」の場合→⑤へ
報
(データベースに情報が「あり」の場合:安全性に関する評価
の詳細を記載すること)
※☐評価が十分→⑧へ、☐評価が不十分→⑤へ
(データベース名)
⑤1次情報
1次情報の有無:
(各項目は
「あり」の場 (調査時期)
合に詳細を記
載)
(検索条件)
☐あり
☑なし
※「なし」の場合→⑥へ
(検索した件数)
(最終的に評価に用いた件数と除外理由)
(安全性の評価)
※☐評価が十分→⑧へ、☐評価が不十分→⑥へ
2/7
別紙様式(Ⅱ)
(参考文献一覧)
1.
(その他)
安 全 性 試 験 ⑥in vitro 試
本品で使用する原材料はヒハツ抽出物であり、こ
の 実 施 に よ 験 及 び in れに含まれる機能性関与成分はヒハツ由来ピペリン
る評価
vivo 試験
である。以下、原材料であるヒハツ抽出物を用いて
安全性試験を実施し、ヒハツ由来ピペリンの安全性
※安全性が評
を評価した。
価された場合
→⑧へ
1.細菌を用いる復帰突然変異試験 1)
ネズミチフス菌株 TA100、TA1535、TA98 及び TA1537
並びに大腸菌株 WP2uvrA の 5 菌株を用いる復帰突然
変異試験を、S9 mix 非存在下及び存在下でプレイン
キュベーション法により実施した。ヒハツ由来ピペ
リンとして 120.5、241.8、482.9、965.8、1932 及び
3863 ng/プレートの用量で試験を実施した結果、S9
mix の有無にかかわらず、いずれの試験菌株において
も生育阻害は認められず、復帰変異コロニー数は陰
性(溶媒)対照値の 2 倍未満であった。また、S9 mix
の有無にかかわらず、プレート上に沈殿は認められ
なかった。当該試験の陰性(溶媒)対照値及び陽性
対照値は、試験施設の適正範囲内であった。また、
陽性対照物質により誘発された復帰変異コロニー数
は、S9 mix 非存在下及び存在下のいずれの試験菌株
においても陰性(溶媒)対照値の 2 倍を超えて増加
し、明らかな陽性結果を示した。
以上の結果から、ヒハツ由来ピペリンを含むヒハ
ツ抽出物は本試験条件下において陰性であり、ヒハ
ツ由来ピペリンは変異原性を有さないと考えられ
た。
2.ラットにおける 90 日間反復経口投与毒性試験及び
14 日間回復性試験 2)
3/7
別紙様式(Ⅱ)
ヒハツ由来ピペリンを含むヒハツ抽出物を雌雄の
SD 系ラットに、ヒハツ由来ピペリンとして 154.5、
772.6 及び 3863 μg/kg の投与量で 90 日間反復経口
投与し、その毒性について検討した。1 群の使用匹数
は雌雄各 6 匹とし、対照群及び 3863 μg/kg 群の動
物については雌雄各 4 匹を追加し、投与期間終了後
に 14 日間の回復期間を設け回復性について検討し
た。投与容量は 20 mL/kg とし、対照群の動物には 0.5
w/v%メチルセルロース溶液を同容量投与した。検査
項目として、一般状態観察、体重、摂餌量及び飲水
量測定、眼科的検査、尿検査、血液学的検査、血液
生化学的検査、剖検、器官重量測定、病理組織学的
検査並びにトキシコキネティクス(TK)測定を実施
した。その結果、死亡の発生はなく、各種検査にお
いて毒性変化は認められなかった。TK 測定(測定対
象:ヒハツ由来ピペリン)では、投与期間を通じて
最高血漿中濃度(Cmax)及び血漿中濃度時間曲線下面
積(AUC0-24h)は投与量の増加に伴い雌雄ともに上昇
し、曝露量に明らかな雌雄差は認められなかった。
また、雌雄ともに反復投与による曝露量の上昇が認
められた。
以上の結果から、本試験条件下におけるヒハツ由
来ピペリンの無毒性量(NOAEL)は、雌雄とも 3863 μ
g/kg と推定された。
従って、ヒト 1 日摂取量(ヒハツ由来ピペリン 90
μg、体重 60kg 換算)に対して約 2575 倍の安全域が
確保されていることから、ヒハツ由来ピペリンの安
全性に問題はないと考えられた。
(報告資料一覧)
1.社内資料 最終報告書(試験番号:B140107)
2.社内資料 最終報告書(試験番号:P140090)
⑦臨床試験
本品の安全性を評価した。
1.ヒト過剰摂取試験 1)
ヒハツ由来ピペリン含有粉末緑茶(本品)の 1 日
摂取目安量の過剰摂取時(3 倍量)における安全性を
4/7
別紙様式(Ⅱ)
検討することを目的として、正常血圧者、正常高値
血圧者及びⅠ度高血圧者のうち、医師の管理下での
治療が必須ではないと考えられる被験者(計 30 例、
22∼63 歳)を対象に、1 袋中にヒハツ由来ピペリン
90μg を含有した粉末緑茶(本品)を 1 日 1 回 3 袋、
4 週間摂取させた(摂取期間:2014 年 11 月∼2014
年 12 月、試験デザイン:非盲検、非対照)。なお、
本品の過剰摂取時の安全性を検討することが可能な
例数として目標症例数は 30 例とした。安全性評価項
目は、血圧、副作用、有害事象、臨床検査、体重及
び脈拍数とし、各測定(評価)時期は下記の通りと
した。
・血圧、体重及び脈拍数:スクリーニング時、摂取
開始時、1 週後、2 週後、4
週後及び 6 週後(後観察終了
後)
・臨床検査:スクリーニング時、摂取開始時、4 週後
及び 6 週後(後観察終了後)
・副作用、有害事象:本品摂取以降の試験期間中
その結果、安全性解析対象者 30 例において、臨床
上問題となる検査値等の変動は認められず、本品と
因果関係が否定できない有害事象(副作用)の発現
は認められなかった。
以上より、本品を 4 週間過剰摂取した場合におい
て、安全性に問題はないと考えられた。
2.ヒト長期摂取試験2)
本品の長期摂取時における血圧降下作用及び安全
性を検証することを目的として、正常高値血圧者及
びⅠ度高血圧者のうち、医師の管理下での治療が必
須ではないと考えられる被験者(計120例、26∼64歳)
を対象に、本品あるいはプラセボ(ヒハツ由来ピペ
リンを含まない粉末緑茶)を1日1回1袋、12週間摂取
させる二重盲検比較試験を実施した(摂取期間:2014
年9月∼2014年12月、試験デザイン:無作為化、二重
盲検、プラセボ対照、並行群間比較)。なお、先に実
施した用量設定試験の結果を基に、必要な被験者数
5/7
別紙様式(Ⅱ)
の設計を行い、目標症例数は各群60例、計120例とし
た。安全性評価項目は、副作用、有害事象、臨床検
査、体重及び脈拍数とし、各測定(評価)時期は下
記の通りとした。
・体重、脈拍数:スクリーニング時、摂取開始時、1
週後、2週後、4週後、6週後、8週後、
10週後、12週後及び16週後(後観察
終了後)
・臨床検査:スクリーニング時、摂取開始時、4週後、
8週後、12週後及び16週後(後観察終了
後)
・副作用、有害事象:本品摂取以降の試験期間中
その結果、安全性解析対象者のうち、本品を摂取
した 60 例において、臨床上問題となる検査値等の変
動は認められず、本品と因果関係が否定できない有
害事象(副作用)の発現は認められなかった。
以上より、本品を12週間長期摂取した場合におい
て、安全性に問題はないと考えられた。
(参考文献一覧)
1.小池田 崇史ほか,ヒハツ抽出物含有粉末緑茶の
過剰摂取時の安全性の検討,薬理と治療,
2015;43(8):1141-1148
2.小池田 崇史ほか,無作為化二重盲検比較法によ
るヒハツ抽出物含有粉末緑茶の正常高値血圧者な
らびにⅠ度高血圧者に対する長期摂取時の血圧降
下 作用および安全性の検証試験,薬理と治療 ,
2015;43(8):1127-1139
(安全性試験を実施した場合、当該試験の報告資料を添付すること。ただし、文献と
して公表されている場合には参考文献名を記載すれば、添付する必要はない。)
6/7
別紙様式(Ⅱ)
機能性関与成分の相互作用に関する評価
⑧ 医 薬 品 と (参考にしたデータベース名又は出典)
の 相 互 作 用 1. ナチュラルメディシン・データベース −健康食品・サプリメン
ト[成分]のすべて−,第一版
に関する評
2. 国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報
価
相互作用の有無:
□あり
☑なし
(「あり」の場合:機能性表示食品を販売することの適切性を詳細に記載すること)
⑨ 機 能 性 関 (参考にしたデータベース名又は出典)
与 成 分 同 士 1.
の相互作用
(複数の機能
相互作用の有無:
□あり
性関与成分に
(「あり」の場合:機能性表示食品を販売することの適切性を詳細に記載すること)
ついて機能性
を表示する食
品のみ記載)
7/7
□なし
別紙様式(Ⅲ)-1
商品名:ナチュラルケア
粉末スティック<ヒハツ>
製造及び品質の管理に関する情報
(サプリメント形状の加工食品、その他加工食品)
製造者氏名又は製造所
株式会社AFC−HDア
名
ムスライフサイエンス
本社工場
(1)製造者氏名、製造所所在地等 製造所所在地
静岡県静岡市駿河区豊田
情報
3丁目6番36号
届出者か否か
製造所固有記号で表示
される場合はその記号
☐届出者
☑届出者以外
AL
(2)製造施設・従業員の衛生管理等の体制(以下の項目をチェック又は記載。重複可)
☑国内GMP
☐米国GMP
(☐認証を受けている)
①
GMP、HACCP、ISO 22000、FSSC 22000
☐総合衛生管理製造過程
種類
☐都道府県等 HACCP
に基づき、届出食品が製造されてい
☐ISO 22000
るか。
☑はい
☐いいえ
☐FSSC 22000
承認書等発行者
公益財団法人日本健康・栄
養食品協会
承認書等番号
111−B−04
☐GMP
②
国外で製造される場合において、当該外国内で販売する食品 ☐HACCP
に対し、GMP 又は HACCP の基準に従い製造することを義務付け 国名又は地域名
ている場合であって、届出食品も当該基準により製造されて
いるか。
☐はい
☐いいえ
③
☐
①及び②以外の場合
製造施設・従業員の衛生管理等の体
制について具体的に右欄に記載す
る。
☐
①又は②に該当し、さらに特に
記載したい事がある場合
右欄に記載する。
1/2
別紙様式(Ⅲ)-1
(3)規格外の製品の流通を防止す
以下のいずれかにチェック
るための体制等
☑(2)①の認証等に従い実施している。
☐(2)②の基準に従い実施している。
☐それ以外(取組状況について下記に記載する。
)
(4)その他特記すべき事項
2/2
別紙様式(Ⅲ)-1
商品名:ナチュラルケア
粉末スティック<ヒハツ>
製造及び品質の管理に関する情報
(サプリメント形状の加工食品、その他加工食品)
製造者氏名又は製造所
株式会社AFC−HDア
名
ムスライフサイエンス
国吉田工場
(1)製造者氏名、製造所所在地等 製造所所在地
静岡県静岡市駿河区国吉
情報
田2丁目6番7号
届出者か否か
製造所固有記号で表示
される場合はその記号
☐届出者
☑届出者以外
TH
(2)製造施設・従業員の衛生管理等の体制(以下の項目をチェック又は記載。重複可)
☑国内GMP
☐米国GMP
(☐認証を受けている)
①
GMP、HACCP、ISO 22000、FSSC 22000
☐総合衛生管理製造過程
種類
☐都道府県等 HACCP
に基づき、届出食品が製造されてい
☐ISO 22000
るか。
☑はい
☐いいえ
☐FSSC 22000
承認書等発行者
公益財団法人日本健康・栄
養食品協会
承認書等番号
202−B−02
☐GMP
②
国外で製造される場合において、当該外国内で販売する食品 ☐HACCP
に対し、GMP 又は HACCP の基準に従い製造することを義務付け 国名又は地域名
ている場合であって、届出食品も当該基準により製造されて
いるか。
☐はい
☐いいえ
③
☐
①及び②以外の場合
製造施設・従業員の衛生管理等の体
制について具体的に右欄に記載す
る。
☐
①又は②に該当し、さらに特に
記載したい事がある場合
右欄に記載する。
1/2
別紙様式(Ⅲ)-1
(3)規格外の製品の流通を防止す
以下のいずれかにチェック
るための体制等
☑(2)①の認証等に従い実施している。
☐(2)②の基準に従い実施している。
☐それ以外(取組状況について下記に記載する。
)
(4)その他特記すべき事項
2/2
別紙様式(Ⅲ)-3
商品名:ナチュラルケア
粉末スティック<ヒハツ>
原材料及び分析に関する情報
第1 生産・製造及び品質管理の体制
(1)機能性関与成分を含 ヒハツ抽出物(デキストリン、ヒハツエキス)
む原材料名(届出食品が生
鮮食品の場合は除く)
第2 食品の分析
試験機関の名称
一般財団法人日本食品分析セン
ター
☑登録試験機関又は登録検査機関
☐農業試験場等(生鮮食品に限る)
試験機関の種類
☐その他の第三者機関
☐届出者又は利害関係者
(2)機能性関与成分の定
☐標準作業手順書
量試験
分析方法を示す資料
☑操作手順、測定条件等できる限
り試験方法について具体的に記載
した資料
届出者又は利害関係者で
−
分析を実施する場合、そ
の合理的理由
試験機関の名称
−
☐登録試験機関又は登録検査機関
☐農業試験場等(生鮮食品に限る)
試験機関の種類
☐その他の第三者機関
(3)安全性を担保する必
☐届出者又は利害関係者
要がある成分の定量試験
☐標準作業手順書
☐あり
(成分名:
) 分析方法を示す資料
☑なし
☐操作手順、測定条件等できる限
り試験方法について具体的に記載
した資料
届出者又は利害関係者で
分析を実施する場合、そ
の合理的理由
機能性関与成分
(4)届出後における分析
の実施に関する資料(機能
性関与成分及び安全性を
分析方法、代替指標の場
合はその成分名を併記
試験機関の名称(あらかじめ規定
されている場合のみ)及び分析機
関の種類
担保する必要がある成分) 液体クロマトグラフィー 株式会社佐藤園食薬研究所(利害
(ヒハツ由来ピペリン) 関係者)
1/2
別紙様式(Ⅲ)-3
安全性を担保する必要がある成分
試験機関の名称(あらかじめ規定
分析方法、代替指標の場
されている場合のみ)及び分析機
合はその成分名を併記
関の種類
確 認 す る 項 目 試験機関の名
(基原等)及び
確認の頻度
称及び種類
試験方法
(5)届出後における分析
原料の基原
株式会社佐藤 原料受け入れ
の実施に関する資料(原料
(原料規格書と 園食薬研究所 ロット毎
の基原の確認方法及び製
原料試験成績書 (利害関係者)
品の崩壊性試験等を実施
の確認)
する必要がある場合、その
その他
方法及び頻度)
☑あり
☐なし
機能性関与成分を含む原材料である「ヒハツ抽出物(デ
キストリン、ヒハツエキス)」の基原については、原料メー
カーにてロット毎に、加工前の原料を目視(色、形状)
(6)その他特記すべき事 にてヒハツ(果穂)であることを確認している。また、
項
加工後の原料について、性状確認(色、形状、におい、
味)および液体クロマトグラフィーによる機能性関与成
分の分析を行い、ヒハツ由来ピペリンに該当するピーク
の保持時間による定性評価を行っている。
注)機能性関与成分が複数ある等、本様式に記載しきれない場合は、適宜記入欄を追加し、
必要な事項を記載すること。
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