東京都介護職員キャリアパス導入促進事業

東京都介護職員キャリアパス導入促進事業
国の「介護プロフェッショナルキャリア段位制度」を活用し、キャリアパスの導入
を実施した介護事業者に対し、キャリアパスの導入に係る経費を支援します。また、
事業所におけるキャリアパスの導入を効果的に行うため、事業所の管理者等を対象と
した、セミナー及び個別相談会を開催します。
介護保険施設・事業所 ※人員配置基準に介護職員の配置がない事業所等は除く。
サービスの種類
(介護予防)訪問介護
(介護予防)訪問入浴介護
(介護予防)通所介護
(介護予防)短期入所生活介護
(介護予防)短期入所療養介護
(介護予防)通所リハビリテーション
(介護予防)特定施設入居者生活介護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
夜間対応型訪問介護
(介護予防)小規模多機能型居宅介護
サービスの種類
看護小規模多機能型居宅介護
(介護予防)認知症対応型共同生活介護
(介護予防)認知症対応型通所介護
地域密着型特定施設入居者生活介護
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
地域密着型通所介護
介護老人福祉施設
介護老人保健施設
介護療養型医療施設
① 年間補助額
○レベル認定者1人当たり年50万円まで
○上限額 1事業所当たり年200万円まで(レベル認定者4名まで:年50万円×4名)
② 補助期間
原則として、レベル認定者を初めて輩出した年度から起算して3年間
③ 補助に当たっての要件
○レベル認定者及びアセッサーへの手当相当額の支給
○都が実施する職場の人事管理・経営改善に関するセミナーの受講 等
【制度についての問合わせ先】
東京都福祉保健局 高齢社会対策部 介護保険課 介護人材担当 電話 03(5320)4267
【説明会についての問合わせ先】
公益財団法人東京都福祉保健財団 人材養成部 福祉人材養成室 介護キャリアアップ担当
電話 03(3344)8532
概要
○ 事業所ごとにバラバラに行われている職業能力評価に、「キャリア段位制度」という共通のものさしを導入
することで、介護分野における人材育成を目指します。
○ これまでの資格制度で不足していた「実際にその現場で何ができるのか」という部分を補うため、「わかる
(知識)」と「できる(実践的スキル)」の両面を評価します。
評価手順
○ 職員の評価を行うため、施設・事業所内でアセッサー(評価者)を選び、アセッサー講習を受講します。
○ アセッサーは、業務を通じて職員の実践的スキルを評価します。
○ 評価を受けた職員はレベル認定委員会にレベル認定を申請し、認定を受けます。
<「介護プロフェッショナル」のキャリア段位の概要>
レベル
7
6
プ
ロ
レ
ベ
ル
5
4
分野共通
介護プロフェッショナルのレベル
トップ・プロフェッショナル
・プロレベルのスキル
・高度な専門性、オリジナリティ
・多様な生活障害をもつ利用者に質の高い介護を実践
・介護技術の指導や職種間連携のキーパーソンとなり、チームケアの質を
改善
・一人前の仕事ができる
・チーム内でリーダーシップ
・チーム内でのリーダーシップ(例:サービス提供責任者、主任等)
・部下に対する指示・指導
・本レベル以上が「アセッサー」になれる
3
指示等がなくとも、一人前の仕事がで ・利用者の状態像に応じた介護や多職種の連携等を行うための幅広い領
きる
域の知識・技術を習得し、的確な介護を実践
2
・一定の範囲で、利用者ニーズや、状況の変化を把握・判断し、それに応じ
・一定の指示のもと、ある程度の仕事 た介護を実施
ができる
・基本的な知識・技術を活用し、決められた手順等に従って、基本的な介護
を実践
1
エントリーレベル
職業準備教育を受けた段階
・初任者研修により、在宅・施設で働く上で必要となる基本的な知識・技術
を習得
※「介護プロフェッショナル」では、当面レベル1からレベル4について、レベル認定を行います。
<キャリア段位制度の仕組み>
実施機関
介護事業所・施設
( シ ルバーサービス振興会)
評価者(アセッサー)講習受講
評価者
( アセッサー)
内部評価
外部評価
外
部
評
価
機
関
契約
事務局
○評価者(アセッサー)講習開催
○申請審査
○データ管理等
申請(手数料あり)
介護職員等
認
定
レ ベル認定委員会
○レベル認定の審査等
*評価期間:6か月程度
【介護プロフェッショナルキャリア段位制度専用ホームページ】
一般社団法人 シルバーサービス振興会 http://careprofessional.org