生活支援ハウス設置条例 [PDFファイル/184KB]

○小布施町生活支援ハウスの設置及び管理に関する条例
(趣旨)
第1条 この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「地自法」という。)第244条の2第
1項の規定により、小布施町生活支援ハウスの設置及び管理に関し必要な事項を定めるものとす
る。
(設置)
第2条
高齢者等に対し介護サービス、介護支援機能、住居機能及び交流機能を総合的に提供する
ことにより、高齢者等が安心して健康で生き生きとした生活を送ることができるよう支援するた
め、小布施町生活支援ハウス(以下「生活支援ハウス」という。)を小布施町大字小布施字伊勢
裏1379番地1に設置する。
(定義)
第3条 この条例において生活支援ハウスとは、介護保険法(平成9年法律第123号。以下「法」と
いう。)に規定する指定通所介護事業所(以下「デイサービスセンター」という。)に居住部門
を合わせた小規模多機能施設をいう。
(指定管理者による管理)
第4条 生活支援ハウスの管理は、地自法第244条の2第3項に規定する指定管理者(以下「指定管
理者」という。)に行わせるものとする。
(管理業務)
第5条 指定管理者は、次に掲げる業務を行う。
(1)
施設の維持管理に関する業務
(2)
デイサービスセンター
ア
居宅要介護者等に対し、通所により入浴及び食事の提供(これらに伴う介護を含む。)、
その他の日常生活上の世話並びに機能訓練を行うこと。
イ
介護者の負担軽減のための指導・相談・交流等を行うこと。
(3)
ア
居住部門
高齢等のため居宅において生活することに不安のある者に対し、必要に応じ一定の期間住
居を提供すること。
イ
居住部門利用者に対する各種相談、助言を行うとともに緊急時の対応を行うこと。
ウ
居住部門の利用者が虚弱化等に伴い、通所介護、訪問介護等介護サービス又は保健福祉サ
ービスを必要とする場合は、必要に応じ、利用手続きの援助等を行うこと。
エ
利用者と地域住民との交流を図るための各種事業及び交流のための場の提供等を行うこと。
(協定の締結)
第6条 町長及び指定管理者は、次に掲げる事項について、協定を締結するものとする。
(1)
地自法第244条の2第7項に規定する事業報告書に関する事項
(2)
個人情報の取扱いに関し必要な事項
(3)
前2号に掲げるもののほか、生活支援ハウスの管理に関し必要な事項
(利用時間)
第7条
デイサービスセンターの利用時間は午前7時から午後7時までとする。ただし、指定管理
者は必要があると認めるときは町長の承認を得てこれを変更することができる。
(休館日)
第8条 居住部門については休館日を設けない。
2
デイサービスセンターの休館日は、12月29日から翌年の1月3日までとする。ただし、指定管
理者は必要があると認めるときは町長の承認を得てこれを変更し、又は臨時に休館日を設けるこ
とができる。
(利用定員)
第9条 居住部門の利用定員は7人とする。
2
デイサービスセンターの定員は指定管理者が定める指定通所介護事業所運営規程によるものと
する。
(利用者の範囲)
第10条 生活支援ハウスを利用することができる者は、次に掲げる者とする。
(1)
ア
デイサービスセンター
法の規定に基づく通所介護に係る居宅介護サービス費又は介護予防通所介護に係る介護予
防サービス費の支給に係る者
イ
ア以外の者で、身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第15条の規定により身体障害者
手帳の交付を受けている者で、法第7条第1項の規定による要介護状態等に準じる状態にあ
ると町長が認めるもの。ただし、アに規定する者のデイサービスセンターの利用に支障がな
い限りの範囲とする。
(2)
居住部門
小布施町に住所を有するおおむね60歳以上のひとり暮しの者又は夫婦のみの世帯に属する者
及び家族による援助を受けることが困難な者であって、高齢等のため、独立して生活すること
に不安のあるもの
(3)
その他町長が必要と認める者
(利用の許可)
第11条
生活支援ハウスを利用しようとする者は、あらかじめ町長の許可又は承認を受けなければ
ならない。ただし、法の規定に基づく通所介護に係る居宅介護サービス費又は介護予防通所介護
に係る介護予防サービス費の支給に係る者においてはこの限りでない。
(利用料金)
第12条
前条の規定により、許可又は承認を受けて生活支援ハウスを利用する者は、別表に定める
利用料金を納付しなければならない。ただし、町長が特別な理由があると認めたときは、利用料
金を減額又は免除することができる。
(利用料金の収入)
第13条 町長は、前条の利用料金を地自法第244条の2第8項の規定により指定管理者の収入として
収受させることができる。
(利用料金の還付)
第14条
既に納付された利用料金は還付しないものとする。ただし、利用者の責によらない事由に
より利用することができないと町長が認めるときは、この限りでない。
(利用の制限)
第15条
町長は、管理運営上支障があると認めたときは、生活支援ハウスの利用を制限することが
できる。
(賠償責任)
第16条
利用者は、故意又は重大な過失により施設等を破損し又は滅失したときは、その損害を賠
償しなければならない。
2
前項の規定にかかわらず、指定管理者が特別の事情があると認めるときは、その全部又は一部
を免除することができる。
(補則)
第17条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、町長が定める。
附 則
別表(第12条関係)
利用料金
1
居住部門利用者負担基準
対象収入による階層区分
2
利用料金(月額)
A
1,200,000円以下
0円
B
1,200,001円~1,300,000円
4,000円
C
1,300,001円~1,400,000円
7,000円
D
1,400,001円~1,500,000円
10,000円
E
1,500,001円~1,600,000円
13,000円
F
1,600,001円~1,700,000円
16,000円
G
1,700,001円~1,800,000円
19,000円
H
1,800,001円~1,900,000円
22,000円
I
1,900,001円~2,000,000円
25,000円
J
2,000,001円~2,100,000円
30,000円
K
2,100,001円~2,200,000円
35,000円
L
2,200,001円~2,300,000円
40,000円
M
2,300,001円~2,400,000円
45,000円
N
2,400,001円以上
50,000円
光熱水費の実費負担
居住部門の利用に伴う光熱水費の実費については、利用者が負担するものとする。
3
デイサービスセンターの利用料金
(1) 条例第10条第1号アに掲げるものの利用料の額は、指定居宅サービスに要する費用の額
の算定に関する基準(平成12年厚生省告示第19号)別表指定居宅サービス介護給付費単位数
表により算定して得た額及び指定管理者が定める指定通所介護事業所運営規程に定める額と
する。
(2) 条例第10条第1号イに掲げるものの利用料の額は、小布施町居宅生活支援、施設生活支
援に係る支援費基準及び利用者負担基準を定める規則別表6に掲げる額及び指定管理者が定
める指定通所介護事業所運営規程に定める額とする。