事 務 連 絡 平成28年4月18日 公益社団法人 日 本

事
務
連
絡
平成2 8年4月1 8日
公益社団法人
日
本
医
師
会
御中
公益社団法人
日 本 産 婦 人 科 医 会
御中
公益社団法人
日 本 小 児 科 医 会
御中
公益社団法人
日本産科婦人科学会
御中
公益社団法人
日 本 小 児 科 学 会
御中
公益社団法人
日 本 看 護 協 会
御中
公益社団法人
日 本 助 産 師 会
御中
公益社団法人
日 本 栄 養 士 会
御中
厚生労働省雇用均 等・児童家庭局母子 保健課
平成 28 年熊本地 震の被災者に係る妊婦 健康診査 等の
各種母子 保健 サービ スの取扱いについて
母 子 保 健 行 政 の 推 進に つ い ては 、 か ね て よ り 特 段の ご 配 慮 をい た だ いて いる
ところであり 、深く感謝申し上げます。
標記につき まして、別添のとおり各都道府県、保健所設置市、特別区あ てに
送付し、被災 者に係る妊婦健康診査等の各種母子保健サービスの取扱いに つい
て、特段の配 慮をお願いしているところです。
該当する妊婦 が受診 等した場合には、別紙を参考に適 切に対応いただきます
ようお願いい たします。なお、集団ではなく、医療機関において個別に乳 幼児
健康診査を実 施している場合にも、別紙の取扱いに準じてご対応ください 。
あわせて、貴 会会員 に対し周知いただきますよう、よ ろしくお願いいたしま
す。
別 紙
医 療 機 関 の 皆 様 へ
熊本地震により被災された妊婦さんの
健康診査の取扱いについてのお知らせ
熊本地震により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。今般
の震災に係る妊婦健康診査の取扱いについては、下記のとおりとなりま
す。
①
健康診査の受診券を持っている場合、通常は、医療機関と契約又は
償還払い等の対応となります。
②
受診券を持っていない場合は、避難先自治体の健康診査として、受
診券を交付いただくよう、避難先自治体に対し特段のご配慮をお願い
しているので、妊婦さんに対し、避難先自治体の母子保健担当窓口に
相談するよう、ご案内ください。
厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課
事
務
連
絡
平成28年4月18日
都 道 府 県
各
保健所設置市
特
別
母子保健主管部(局)御中
区
厚生労働省雇用均等・児童家庭局
母子保健課
平成28年熊本地震の被災者に係る妊婦健康診査等の
各種母子保健サービスの取扱いについて
母子保健行政につきましては、かねてより特段の御配慮をいただいているとこ
ろであり、深く感謝申し上げます。
今般の平成28年熊本地震により、避難所等での生活を余儀なくされた被災者の
方々については、身体的・精神的にも厳しい状況に置かれているものと思われま
す。特に妊産婦、乳幼児に対しては、健康管理に配慮した早急な対応が必要であ
りますが、今後、避難所等の生活が長期化することも予想されることから、必要
な継続的な支援についても十分配慮する必要があります。
ついては、母子健康手帳の交付及び妊産婦、乳幼児に対する健康診査等の各種
母子保健サービスの取扱いについて、当該被災者から申し出があった場合には、
住民票の異動の有無にかかわらず、避難先である自治体において被災者の罹災状
況等を勘案し、適切にサービスが受けられるよう特段のご配慮をお願いいたしま
す。
また、妊婦健康診査の取扱いについては、別紙のとおりとなりますので、ご承
知置きください。なお、乳幼児健康診査について、集団健診ではなく医療機関に
委託して健診を実施している場合にも、別紙の取扱いに準じてご対応ください。
都道府県におかれては、貴管内の市町村に対しても、周知いただきますようお
願いいたします。なお、別添のとおり、関係団体あてに事務連絡を送付している
ことを申し添えます。
別 紙
妊婦健康診査の取扱いについて
1
対象者
地震の被災により災害救助法の適用を受けた地域の妊婦
2
適用に係る取り扱いについて
(1)避難先自治体へ被災地である前居住地の自治体の妊婦健康診査受診券を持
たずに避難してきた妊婦については、妊婦からの申し出があった場合には、
妊婦健康診査が受診できるよう避難先自治体の妊婦健康診査受診券を交付い
ただくよう特段のご配慮をいただきたいこと。
(2)避難先自治体へ被災地である前居住地の自治体の妊婦健康診査受診券を持
って避難してきた妊婦が、避難先自治体の医療機関に前居住地自治体の妊婦
健康診査受診券を提出して妊婦健診を受診した場合は、通常どおり、妊婦の
住所地以外の病院、診療所、助産所での妊婦健康診査として取り扱うことと
なり、受診券発行元である前居住地被災地自治体における対応となること。
(3)災害救助法の適用を受けていない地域の妊婦が他の自治体へ移動した場合
は、上記(1)の取扱いにはならないこと。
以上