沖縄観光推進ロードマップ実施事業 委託業務仕様書【企画提案

沖縄観光推進ロードマップ実施事業
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委託業務仕様書【企画提案用】
委託業務名
沖縄観光推進ロードマップ実施事業
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目的
沖縄県は、第5次沖縄県観光振興基本計画(平成 24 年 5 月策定。「以下、「計画」という。)において、
計画の目標を、「「世界水準の観光リゾート地」の実現に向けて、沖縄観光が国内外に広く認知される基
盤を構築すること。」と定めるとともに、平成 33 年度に達成を目指す目標値として、観光収入1兆円、入
域観光客数 1,000 万人などを掲げている。
これらの計画目標の達成のため、平成 26 年度に策定し、27 年度に改訂した「沖縄観光推進ロードマ
ップ」(以下、「ロードマップ」という。)において取り組むこととしている各種施策(新たな客層の獲得を含
む誘客活動、航空座席の必要数確保、空港・港湾・道路等の基本インフラの整備、ホテル・観光施設等
の充実、観光人材の育成・確保等)について、民間及び行政の関係機関が緊密に連携し、その着実な
実施を確保する必要がある。
また、ロードマップに記載している施策等の取組状況を関係者間で共有し、個別施策毎の改善や施
策全体の最適化を図るとともに、沖縄の観光を取り巻く状況に応じて、今後も毎年度、ロードマップの内
容を見直し、より良いものに更新していく必要がある。
さらに、今後、観光に関する各種施策を拡大することの意義等について、県民、県内事業者、県内行
政機関等、県内の幅広い主体の理解を得る必要がある。
そのため、本事業では、ロードマップの施策の推進に当たり必要な関係機関の連携に関する会議等
の運営及び個別課題の解決策の検討に関する関係機関との連絡調整、ロードマップの趣旨及び内容
等の県内各主体向け理解促進活動等について、効果的・効率的な手法を用いて着実に実施する。
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委託期間
契約の日から平成 29 年3月 31 日
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委託業務の項目
(1) 「沖縄観光戦略実行会議(仮称)」の運営
(2) 関係機関等との個別協議に関する連絡調整
(3) 県内各主体向け理解促進活動
(4) ロードマップの推進に関連する各種情報等の収集及び分析
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委託業務の内容
(1) 「沖縄観光戦略実行会議(仮称)」の運営
ロードマップに記載されている施策等の進捗等の確認と共有及び重要な個別課題の検討・調
整を行うため、国、県、観光関連団体や有識者等からなる「沖縄観光戦略実行会議(仮称)(「以下、
「実行会議」という。)を運営する。
実行会議は、観光関係行政機関に必要に応じて主な関係機関を加えて構成(15 人以内を想
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定)し、年間2~3回程度の開催を想定する。
受託者は沖縄県との協議及び指示等を踏まえ、要綱の策定、委員への就任依頼及び開催通
知等諸連絡、会場の確保、会議資料等の作成、会議の場における説明、議事録の作成等、会議
の運営全般に必要な作業を行う。
(2) 関係機関等との個別協議に関する連絡調整
ロードマップに記載されている取組事項のうち、個別具体的な協議が必要な事項について、当該
事項に直接関係する機関等による連絡調整会議等を開催し、有効な協議の進展を図る。
受託者は沖縄県との協議及び指示等を踏まえ、関係機関への通知等諸連絡、会場の確保、会
議資料等の作成、協議の場における説明、議事録の作成等、協議全般に必要な作業を行う。
(3) 県内各主体向け理解促進活動
ロードマップへの趣旨、内容等について、県民、県内事業者、県内行政機関等、県内の幅広い
主体の理解を促進するため、説明会、セミナー、シンポジウム等の周知活動を行う。
周知活動の実施箇所は、沖縄本島及び主要離島において、年間6回程度を想定する。
(4) ロードマップの推進に関連する各種情報等の収集及び分析
国内外の旅行市場の状況等誘客戦略に必要な各種情報、県内のハード、ソフト両面における受
入体制の構築戦略に必要な各種情報等の収集及び分析について、沖縄県と調整のうえ実施し、沖
縄県に報告する。
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成果物
上記5においてとりまとめた結果等について、下記のとおり成果物として提出する。
「沖縄観光推進ロードマップ(概要版)」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300 冊
「沖縄観光推進ロードマップ(概要版)」の電子データ(ワード及びPDF)・・・・・・・・・・・各 1 ファイル
「沖縄観光推進ロードマップ(改訂版)」の電子データ(ワード及びPDF)・・・・・・・・・・・各 1 ファイル
「沖縄観光推進ロードマップ実施事業 実施報告書」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 冊
「沖縄観光推進ロードマップ実施事業 実施報告書」電子データ(ワード及びPDF)・・各 1 ファイル
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業務の進め方
(1) 事業の実施にあたっては、沖縄県との調整を十分に行うこと。
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業務の推進体制
(1) 責任者及び沖縄県内に勤務する職員等から正副2名以上の担当者を配置すること。
(2) 共同企業体で本事業を受託する際には、共同企業体を構成する事業者間で協定書を締結し、実
施体制と役割分担を明確にするとともに、当該協定書で規定する代表者が中心となり、沖縄県との
綿密な連携の元に業務の遂行にあたること。
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9.再委託の制限等
(1) 一括再委託の禁止等
受託者は、契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委託し、又は請負わせることができ
ない。
また、以下の業務(以下、「契約の主たる部分」という。)については、その履行を第三者に委任し、
又は請け負わせることができない。
ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める場合は、これと
異なる取扱いをすることがある。
○契約の主たる部分
契約金額の 50%を超える業務
企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務
履行にあたり特殊な技術能力等を必要とする業務
(2) 再委託の相手方の制限
本契約の企画提案参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはできない。
また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を 有する者に契約の履行
を委任し、又は請負わせることはできない。
(3) 再委託の範囲及び再委託の承認
本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることのできる業務等の
範囲は以下のとおりとする。
契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面による県の承認を
得なければならない。
ただし、「うち、その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又は請負わせるときはこの限りでない。
○再委託により履行する部分
(うち、その他、簡易な業務)
資料の収集・整理
複写・印刷・製本
原稿・データの入力及び集計
その他アンケート配布業務等、単純作業的な業務であって、容易かつ簡易もの
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その他留意事項等
(1) 本仕様書記載の委託業務の内容については、実施段階において、予算や諸事情により変更する
ことがある。
(2) 業務着手に先立ち、実施計画書(実施内容、スケジュール、推進体制等)、責任者及び担当者の
名簿(氏名、役職、連絡先)を県に提出することとする。
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(3) 成果物はすべて沖縄県の所有とし、沖縄県の承諾を受けずに公表、貸与、使用してはならない。
(4) その他委託業務の実施にあたり、疑義が生じた場合は、沖縄県及び受託者で協議の上決定す
る。
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