平成28年度 建設資材価格調査業務委託

特
1.業 務 名 称
記
仕
様
書
平成28年度
建設資材価格調査業務委託
2.履 行 場 所
佐賀県内一円
3.履 行 期 間
契約の日から平成 29 年 3 月 24 日まで
4.契 約 年 月 日
平成 28 年 5 月
5.業 務 概 要
建設資材価格調査(平成 28 年度及び平成 29 年度使用分)
日
Ⅰ.総則
1. 適用範囲
本特記仕様書は、佐賀県が施行する「平成28年度
建設資材価格調査業務(以下、本
業務という)
」の委託に適用する。
2. 通 則
本業務の遂行にあたっては、本特記仕様書によるものとする。
3. 業務上の疑義
受託者(以下、
「乙」という)は、本業務の実施に当たり業務内容に疑義を生じた場合は
速やかに委託者(以下、
「甲」という)と協議し、その指示を受けなければならない。
4. 守秘義務
乙は、本業務の遂行上知り得た事項を甲の許可なく、公表または他に引用してはならな
い。
5. 調査員
1)乙は、本業務の遂行にあたる調査員を定め、甲に提出するものとする。
また、乙は調査員の中から本業務の遂行上の管理を行う主任調査員を定め、甲に通知し
なければならない。
2)甲が、調査員を不適当と認めた場合は、乙に対して、その変更を求めることができる。
6.その他
1)本業務の成果は甲が発注する公共事業にて使用するものであり、調査結果である単価は
公表を前提としている。ただし、著作権・個人情報を含むものは除く。
また、関係する自治体で発注する事業で使用する場合があるので、使用にあたっての注
意事項を明記すること。
2)乙は調査にあたって調査結果の信頼性、妥当性を確保するため、調査に係わる監視体制
を設けることとし、その体制を甲に報告及び確認を得ること。
7.管理技術者
管理技術者は、本業務と同種業務の経験を有すること。
ただし、管理技術者と照査技術者を同一人物が兼務することはできない。
8.照査技術者
照査技術者は、本業務と同種業務の経験を有すること。
Ⅱ.建設資材価格調査
1.業務の目的
本業務は、佐賀県が発注する工事等の資材価格を決定する基礎資料として、平成 28 年 7 月
(予定)以降に適用する市場単価等、平成 28 年 10 月(予定)以降に適用する資材等単価及
び平成 29 年度(平成 29 年 4 月)に適用する資材等単価を得るための調査である。
また、佐賀県では、平成 26 年 7 月より、
「施工パッケージ型積算方式」を導入しており、
これに使用する、基礎材料単価(東京単価)についても調査を行う。
2.業務の内容
業務の内容は以下のとおりとする。
(1)調査件数
調査件数については、別表-1-1~1-4 のとおりとする。
(昨年度の実績を基としているため、調査数に変更が生じる場合は協議により変更の対象
とする。
)
(2)調査地区
佐賀県内一円。区分は別表-2 及び別図-1 のとおりとする。
(3)調査方法
①市況実勢価格調査については、販売業者ならびに購入業者を直接訪問し、実勢価格の
調査を行う。
なお、本調査は公共事業の基礎単価となる事から、適正・公平なものであるよう心が
け、遺漏の無いよう作業を行うものとする。
②調査対象品目で「積算資料」
「建設物価」等(web 版含む)に掲載単価としてあるもの
については、両方に掲載されてあるものはその価格の平均とし、片方しか掲載されて
いないものはその価格とする。
・
「積算資料」及び「建設物価」の掲載単価は、平成 28 年 9 月号及び平成 29 年 3 月号
に掲載する単価。
・「土木施工単価」及び「土木コスト情報」の掲載単価は、平成 28 年夏号、秋号及び
平成 29 年冬号に掲載する単価
・単価決定の考え方については、原則、
「佐賀県県土づくり本部設計単価決定要領」に
よるものとし、事前に協議する。
③調査対象項目が前回と同様の方法で調査が出来ない項目が判明した場合は、速やかに
監督員に報告し調査方法について協議すること。
(市況調査→市販本価格平均、市販本価格平均→片方の掲載価格、市販本→市況調査等)
④施工パッケージ型積算方式で使用する、基礎材料単価(東京単価)については、国土
交通省ホームページに出される「施工パッケージ型積算方式標準単価表(H28.4 適用)」
に対応した単価について調査を行こと。
・7 月の土木工事標準積算基準書の改定に合わせ、この調査結果を適用する。
・単価の決定方法は、国で示された方法とするが、端数処理(有効桁数)については、
「佐賀県県土づくり本部設計単価決定要領」によるものとする。
(4)調査期間
市況調査期間は平成 28 年 5~6 月、平成 28 年 8~9 月及び平成 29 年 2 月中とする。(刊
行物は平成 28 年夏号、平成 28 年秋号、平成 29 年冬号及び平成 28 年 9 月号及び平成
29 年 3 月号を参照すること)
(5)調書作成及び提出
本省協議、積算システムデータの更新のため、報告書とは別に以下のものを建設・技術
課に提出するものとするのとする。また、積算システムデータの更新にあたっては、別
途指示する単価の更新を含むものとする。
なお、調書様式データの提出は、下記期限までとし、CD-R 等記録媒体による他、電子メ
ールでの送信も可能とする。
[調書様式]
① 実施設計用単価調書(指定様式 A-4 版)1 式
② 施工パッケージ型積算方式
基礎材料単価(東京単価)調書(指定様式 A-4 版)1 式
[提出期限]
① 施工パッケージ型積算方式 基礎材料単価(東京単価)は、平成 28 年 6 月中旬
② 実施設計用単価のうち、平成 28 年 7 月適用単価は、平成 28 年 7 月初旬
③ 実施設計用単価のうち、平成 28 年 10 月適用単価は、平成 28 年 10 月初旬
④ 実施設計用単価のうち、平成 29 年度適用単価は、平成 29 年 3 月初旬
なお、調査結果の製本資料は、納品時に提出。
(6)報告書等作成及び提出
①報告書
各3部
1)調査実績内訳表を添付すること。
2)取引量の範囲、対象資材の規格等適用に注意を要するものは明記すること。
3)資材単価で平成 28 年度使用単価(平成 27 年度調査)と特に変動が大きいもの(±10%)
については、その理由を品目毎に報告する。また、平成 28 年 7 月適用単価、平成 28
年 10 月適用単価及び平成 29 年 4 月適用単価それぞれについても前回調査と比較し変
動が大きいものは同様に報告すること。
4)算出根拠の変わったもの(市況調査→市販本の平均価格、市販本の平均価格→どちら
か片方の掲載価格、市販本の平均価格→市況調査)はその理由を品目毎に取り纏め、
理由を報告する。
5)資材単価一覧表(各課別)を印刷し添付すること。
6)業務完了後において、調査した資材及び単価に関する質疑があった場合には、決定の
根拠等を速やかに回答するものとする。
②電子媒体
正・副各一式
1)資材単価一覧表(各課別)を CD-R で提出すること。
③報告書の提出期限は、平成 29 年 3 月 24 日とする。
(7)その他
①臨時調査
乙は、主要な資材の価格変動状況の把握に努め、大きな変動があった場合は、甲に
情報の提供を行うこと。
また甲は、資材価格に大きな変動が見られる場合、乙に対し臨時の資材価格調査を
指示することができる。
(※設計変更の対象とする。)
②今回の調査に疑義が生じた場合は、発注者、受注者双方協議のうえ決定する。
別記2(情報セキュリティ対策)
情報セキュリティ対策特記事項
(基本的事項)
第1 受託者(以下「乙」という。)は、委託者(以下「甲」という。)の情報資産(ネットワー
ク 及 び 情 報 シ ス テ ム 、並 び に ネ ッ ト ワ ー ク 及 び 情 報 シ ス テ ム の 開 発 、運 用 及 び 取 扱 い に 関 す る 情
報(以下「情報」という。)であって、電磁的記録及び紙等の有体物に出力された情報をいう。
以 下 同 じ 。)の 重 要 性 を 認 識 し 、こ の 契 約 に よ る 業 務 の 実 施 に 当 た っ て は 、佐 賀 県 情 報 セ キ ュ リ
テ ィ 基 本 方 針 及 び 佐 賀 県 情 報 セ キ ュ リ テ ィ 対 策 基 準( 以 下「 情 報 セ キ ュ リ テ ィ ポ リ シ ー 」と い う 。)、
並 び に 佐 賀 県 情 報 セ キ ュ リ テ ィ 実 施 手 順 を 遵 守 し 、適 正 な 情 報 セ キ ュ リ テ ィ 対 策 を 実 施 し な け れ
ばならない。
2 乙は、情 報 セ キ ュ リ テ ィ ポ リ シ ー を 遵 守 す る た め に 必 要 な 体 制 を 整 備 し 、 情 報 管 理 に 関 す る 責
任者及び担当者を置かなければならない。
(守秘義務)
第2 乙は、この契約による業務に関して知り得た情報(以下「業務上知り得た情報」という。)
を他に漏らしてはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても、同様とする。
(目的外利用・提供の禁止)
第 3 乙 は 、業 務 上 知 り 得 た 情 報 及 び こ の 契 約 に よ る 業 務 を 処 理 す る た め に 甲 か ら 提 供 さ れ た 情 報
( 以 下「 提 供 情 報 」と い う 。)を 当 該 業 務 の 目 的 以 外 の 目 的 の た め に 利 用 し 、又 は 第 三 者 に 提 供
してはならない。
(適正管理)
第 4 乙 は 、業 務 上 知 り 得 た 情 報 及 び 提 供 情 報 に つ い て 、漏 え い 、滅 失 又 は き 損 の 防 止 、そ の 他 の
情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
2 前項の場合のほか、乙は、データバックアップのための外部施設等への搬送時においても、盗難及び不正コピ
ー等の防止措置を厳重に実施しなければならない。
(複写又は複製の禁止)
第 5 乙 は 、甲 の 承 諾 が あ る と き を 除 き 、提 供 情 報 が 記 録 さ れ た 資 料 等 を 複 写 し 、又 は 複 製 し て は
ならない。
(資料等の返還等)
第 6 乙 は 、こ の 契 約 に よ る 業 務 を 処 理 す る た め に 、甲 か ら 提 供 を 受 け 、又 は 乙 自 ら が 収 集 し 、若
し く は 作 成 し た 情 報 が 記 録 さ れ た 資 料 等 は 、こ の 契 約 の 終 了 後 直 ち に 甲 に 返 還 し 、又 は 引 き 渡 す
ものとする。ただし、甲が別に指示したときは、その指示に従うものとする。
(事故発生時における報告義務)
第 7 乙 は 、こ の 契 約 に 違 反 す る 事 態 が 生 じ 、又 は 生 じ る お そ れ の あ る こ と を 知 っ た と き は 、速 や
かに甲に報告し、甲の指示に従うものとする。
(報告、監査及び検査)
第 8 甲 は 、乙 が こ の 契 約 に よ る 業 務 を 処 理 す る た め に 取 り 扱 っ て い る 情 報 に 対 す る 情 報 セ キ ュ リ
ティ対策の状況について、定期的に報告を徴し、監査又は検査を実施することができる。
(業務従事者への周知)
第 9 乙 は 、こ の 契 約 に よ る 業 務 に 従 事 し て い る 者 に 対 し て 、在 職 中 及 び 退 職 後 に お い て も 当 該 業
務 に 関 し て 知 り 得 た 情 報 を 他 人 に 漏 ら し 、又 は 不 当 な 目 的 に 使 用 し て は な ら な い こ と な ど 、情 報
セキュリティ対策のために必要な事項を周知し、また継続的に教育するものとする。
(業務の再委託)
第 1 0 乙 は 、あらかじめ書面により甲の承諾を得たときを除き、この契約による業務の全部又は一部を第三者に委
託し、又は請け負わせてはならない。
2 前項の場合、乙は、委託の範囲における情報セキュリティ対策について、乙から委託を受ける者自身に実施義
務があることを明示した書面を作成し、乙から委託を受ける者との連名で事前に甲に届け出なければならない。
(指示)
第 1 1 甲 は 、乙 が こ の 契 約 に よ る 業 務 を 処 理 す る た め に 取 り 扱 っ て い る 情 報 に つ い て 、そ の 取 扱
いが不適当と認められるときは、乙に対して必要な指示を行うものとする。
(契約解除及び損害賠償)
第 1 2 甲 は 、乙 が 本 特 記 事 項 の 内 容 に 反 し て い る と 認 め た と き は 、契 約 の 解 除 又 は 損 害 賠 償 の 請
求をすることができるものとする。