「水都大阪のまちづくり」が 日本都市計画学会「石川賞

参 考 配 布 資 料
平成28年4月21日
大阪経済記者クラブ会員各位
水と光のまちづくり推進会議
「水都大阪のまちづくり」が
日本都市計画学会「石川賞」の受賞決定!!
【お問合先】水と光のまちづくり推進会議 事務局
大阪商工会議所 地域振興部(担当:常深、小林)
TEL:06-6944-6323
FAX:06-6944-6330
2001 年からスタートした、かつての水都大阪を復活させる、官民連携の都市再生プロジェクト
「水都大阪のまちづくり」が、日本都市計画学会の「石川賞」を受賞することに決定した。
同賞は都市計画に関する独創的または啓発的な業績により、都市計画の進歩、発展に貢献した個
人または団体に贈られるもの。大阪都心を対象にした、まちづくりの実績としては初の受賞。
1.受賞内容
(1)題 目:水都大阪のまちづくり
(2)受賞者:○水と光のまちづくり推進会議(会長=尾崎裕・大阪商工会議所会頭)
○一般社団法人水都大阪パートナーズ
○水と光のまちづくり支援本部(水都大阪オーソリティ)
○橋爪 紳也(大阪府立大学 21 世紀科学研究機構教授、観光産業戦略研究所長)
○嘉名 光市(大阪市立大学大学院工学研究科 准教授)
※以上の3団体、2名による共同受賞
(3)授賞式:(日 時)2016年5月20日(金)16:30~
(会 場)東京大学 弥生講堂 一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1)
2.「水都大阪のまちづくり」について
①「水都大阪のまちづくり」の特徴
○行政主導のハード整備のみならず、民主導の水辺利活用の促進、都市ブランドの醸成といった
ソフトなまちづくり、中之島周辺の再開発といった中長期的な都市計画など、都市単位で最多
かつ最先端の水辺利活用に取り組んでいる。
○2013 年に発足した「水と光のまちづくり推進体制(別紙1)
」は、府市経済界トップで構成
される「水と光のまちづくり推進会議」(会長=尾崎裕・大阪商工会議所会頭)をはじめ、官
民の有機的連携が図られる、全国に類例のない推進組織。
1
②「水都大阪のまちづくり」の歩み
2001 年
「水都大阪の再生」内閣官房都市再生本部都市再生プロジェクト認定
2002 年
「水の都大阪再生協議会」
、
「花と緑・光と水懇話会」設立
2003 年
「水の都大阪再生構想」策定(水の都大阪再生協議会)
2003 年
「大阪花と緑・光と水まちづくり提言」
(花と緑・光と水懇話会)
とんぼりリバーウォーク供用開始(2004 年)
、ほたるまち建設(2008 年)
北浜テラス、八軒屋浜・川の駅はちけんや、中之島バンクス建設、中之島公園再整備完了(2009 年)
2009 年
「水都大阪 2009」開催
2010 年
「水都大阪推進委員会」設立
2011 年
「水都大阪水と光のまちづくり構想」策定(水都大阪推進委員会)
2013年
「水と光のまちづくり推進体制」発足
(水と光のまちづくり推進会議・水都大阪パートナーズ・水都大阪オーソリティ)
水辺のイベント(水都大阪2015)でにぎわう
道頓堀川の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」
2009 年に完成した
日本初の常設川床「北浜テラス」
3.日本都市計画学会と賞の概要
○日本都市計画学会(会長:東京工業大学大学院 中井検裕教授)は、都市計画に関する学術及び技術の研究
発展を図る組織で、昭和26年発足。会員は約 6,000 人。
○都市計画に関する学術及び技術の進歩に貢献したと認められる研究・調査・計画などに「日本都市計画学会
賞」を授与。石川賞・計画設計賞・論文賞があり、会員から推薦された候補について審査し決定される。
○石川賞は日本都市計画学会の「最高賞」であり、都市計画に関する独創的または啓発的な業績により、都市
計画の進歩、発展に貢献をした個人または団体を対象とするもの。
(参考)今年度(平成27年度)の石川賞受賞一覧
作品名
水都大阪のまちづくり
受賞者
水と光のまちづくり推進会議、一般社団法人水都大阪パートナーズ、水と
光のまちづくり支援本部(水都大阪オーソリティ)、橋爪紳也、嘉名光市
コミュニティを主体とする「回復力の高
宮城県岩沼市長 菊地哲夫、玉浦西地区まちづくり住民協議会会長 中川勝
い復興計画」の立案と復興まちづくりの
義、中央大学理工学部教授(元岩沼市震災復興会議議長)石川幹子
実現
福岡天神におけるまちづくりガイドライ
ンに基づくエリアマネジメント
We Love 天神協議会、一般社団法人 We Love 天神、西日本鉄道株式会社、
出口敦、後藤太一
以 上
2
水都大阪・水と光のまちづくり推進体制
別紙 1
大阪都市魅力創造戦略(平成24年12月策定)
重点取組み
水と光の首都大阪の実現
推進体制の概要(H25年度~)
水と光のまちづくり推進会議
【構成】
大阪府知事、大阪市長、大阪商工会議所会頭、
関西経済連合会会長、関西経済同友会代表幹事、有識者
【役割】
■水と光のまちづくりに関する取組み基本方針の一体的審議
■パートナーズの運営者の選定、支援、評価
【事務局】大阪商工会議所
決定機関
方針提示、資金提供
水都大阪パートナーズ
執行機関
■ 水辺の魅力向上や賑わい創出をさらにバージョンアップ
■ 公民連携による新たな推進体制を構築
評価 (PDCAの徹底)
民主導の水都事業推進組織
【構成】
プロ人材(まちづくり・プロモーション)と民間企業出向者等で構成
〔運営主体 :一般社団法人水都大阪パートナーズ〕
(事業推進計画提案と一体的に公募選定)
【活動目標】
■水辺、公共空間への民間投資促進
■シビックプライド高揚とイベント開催能力の向上
■世界からの集客、ブランド発信
【活動内容】
■民の投資を呼び込む活動
■水辺のにぎわい創出
支援
水と光のまちづくり支援本部
(水都大阪オーソリティ)
行政の一元的
窓口
【構成】
【活動内容】
大阪府、大阪市の合同事務局
■公共空間利活用に係る一体的な許認可支援
【役割】
■民主導の制度構築や規制緩和に関する検討・調整
水と光のまちづくりに関する行政の一元的な窓口