立川市第3次地域福祉計画<ガイド版>(PDF:1417KB)

地域のこと、
一緒に考えてみませんか
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立川市第3次地域福祉計画
(立川市地域しあわせ・支えあいプラン)
H27~H31 立川市
計画書はコチラ
●市は、すべての人が住み慣れた地域でその人らしく生活するため、
地域で活動するさまざまな団体などのネットワークづくりを進め、
地域におけるさまざまな課題を把握し、住民が主体となり、
生活の基盤となる地域のなかで、解決していくために取り組むべき
方向性をまとめました。
それが、立川市第3次地域福祉計画
(愛称 立川市地域しあわせ・支えあいプラン)です。
理
念
参加し、協働し、 自らつくるまちづくり
~すべての人がいきいき と暮らす地域をめざして~
“安心して、暮らし続けられるまちづくり”
“参加し、学び、活動が広がるまちづくり”
基
本
目
標
“支えあい、交流のあふれるまちづくり”
“住みやすく、心がかようまちづくり”
~地域福祉の考え方とめざす方向~
地域には福祉、保健、医療をはじめ、防犯・防災など多様なニーズをもつ
住民が暮らしており、見守りやちょっとした手伝いのように制度の狭間に
ある問題や、なかには相互に関連しあう複合的な課題への対応が求めら
れることも生じており、地域福祉の考え方は、サービスの利用を中心とした
福祉のイメージよりも幅の広いものともいえます。地域福祉は、予防、早
期発見、早期対応に視点を置きながら、住民の気づきの力を最大限に生
かして、個別的な支援につなげるだけでなく、さまざまな機会を活用して、
地域住民同士の支えあいや、主体的な福祉活動、地域活動に広がるよう、
地域のネットワークを築くことに重点があります。
こうした地域づくりを進めるにあたっては、地域福祉の推進役として位置
づけられている社会福祉協議会と積極的な連携を図り、住民活動を支援
していく必要があります。
地域資源や住民の力を発揮しながら、「自助」「互助」「共助」「公助」の
役割分担を図り、市と住民等が協働しながら支えあう地域づくりを進める
ことにより、地域課題を解決し、本計画の理念である「参加し、協働し、自
らつくるまちづくり」をめざしていきます。
自身やその家族で
気を付けること
自助
互助
地域住民同士でお互
い気にかけ、必要に
応じて簡単な助けあ
いを行うこと
適切に組み合わせ
補い合う
介護保険などの
相互扶助制度
共助
公助
税金を財源とする
社会福祉サービス
詳細は、計画書本書P28~
【第1章 総論 第3節 地域における「新たな支えあい」体制の充実に向けて】参照
●本計画では基本目標に沿って、15の「施策」を定めます。
各施策を実現するため、さらに関係各課及び立川市社会福祉協議会と
連携して取り組む84の取組があります。
- 15の施策 -
具体的取組の例
1 福祉課題の把握と早期発見体制の充実
総合的な見守りシステムの構築
2 サービスの質の向上
介護予防機能強化支援員による効
果的な介護予防事業の企画、運営
3 相談体制・権利擁護体制の充実
生活困窮者への自立相談支援、住
居確保給付金
4 情報共有のしくみづくり
誰もが「見やすく、使いやすく、分か
りやすい」ホームページづくり
5 多様な市民の交流
小学生を対象とした地域住民との交
流活動
6 ネットワークの拡充
地域ケア会議での情報共有
7 地域での支えあい
地域福祉コーディネーター※による
地域づくり
8 NPO・ボランティア・市民活動の活性化
市民活動センターによる各種活動支
援
9 社会参加の推進
たちかわ市民交流大学での市民企
画講座実施
10 人材の発掘・育成
子ども未来センターでの市民活動を
通じた人材発掘・育成
11 心のバリアフリーの推進
総合的な学習の時間でのボランティ
ア体験や施設訪問(小・中学校)
12 だれもが生活しやすいまちづくり
「東京都福祉のまちづくり条例」に基
づくバリアフリー化指導・助言
13 防犯・防災への取組
避難行動要支援者の把握、支援の
しくみづくり
14 地域資源を活用した拠点づくり
自治会の集会所などを利用した交
流の場づくり支援
15 快適な生活環境への取組
自治会やボランティア団体による地
域猫対策
詳細は、計画書本書P37~
【第2章 施策の展開】参照
※地域福祉コーディネーター: ふれあいと支えあいのある福祉
コミュニティづくりに向け、地域での福祉活動の推進や地域の団
体・住民等のネットワークを形成し課題解決に取り組む専門職。
地域福祉計画の実行に よる課題解決事例紹介
~例1~
取組
成果
地域福祉コーディネー
ターなどが住民から相談
を受け、自治会、民生委
員やNPOなどと連携し、解
決策を話すための住民懇
談会を一緒に開催します。
懇談会の話し合いの結果、一人暮ら
しの方に限らず、住民が気楽に集ま
れる場(茶話会、体操・趣味のサロン
など)をもうけます。住民同士の交流
が増え、困りごとを抱え込まない地域
の土壌ができます。
課題
ご近所にひきこもりがちで心配なお年寄
りがいる。気になるがどうしてよいか分か
らない。
~例2~
課題
ご近所のつながりがあまりなく、災害時
などにスムーズに助けあえるか不安であ
る。なんとかしたい。
成果
取組
自治会や住民グループ
で防災に関する専門家を
呼び勉強会を開き、その
地域にあった災害対策を
考えます。
~例3~
課題
仕事を失って生活が苦しい。頼れる親族
もなく、近所に顔見知りもいない。どうにか
したい。
住民一人ひとりが主体的に防災に
ついて考え、その地域ごとの問題を情
報共有できます。また、近所に顔見知
りが増えることにつながり、いざという
時に安心です。
成果
取組
総合福祉センターに設
置した「立川市くらし・しご
とサポートセンター
(℡503-4308)」の相談員
が抱えている問題につい
て一緒に考え、一人ひとり
に合った支援を行います。
センターの支援により、仕事が見つ
かるとともに、支援の過程でつながり
ができた住民グループとも交流ができ
ます。
地域全体として見れば
新たな活動の担い手が
増えることになります。
市民委員、関係団体等で構成する委員会を設置し、社会福
祉協議会の策定した「第4次立川あいあいプラン21」(地域
福祉市民活動計画)と調和させながら推進していきます。
計画の推進体制
~イメージ図~
地域福祉の推進
参加し、協働し、自らつくるまちづくり
誰もが ふつうに くらせる
しあわせなまち 立川
~すべての人がいきいきと暮らす地域をめざして~
※本計画理念
商店街
民
間
企
業
※第4次立川あいあいプラン21基本理念
地域活動
グループ
自治会
PTA
地域コミュニティ
NPO
老人クラブ
医
療
機
関
支えあい
サロン
子ども会
学校
ボランティア
団体
民生委員・
児童委員
消防団
公
的
機
関
協働
・
支援
市
社
会
福
祉
法
人
社会福祉協議会
連携
計画の推進・評価・進捗管理
合
同
会
議
立川市地域福祉推進委員会
第4次立川あいあいプラン21推進検討委員会
お問い合わせ先:
○本計画全般に関すること:
福祉総務課 地域福祉推進係
電話:042(528)4799(直通)
○第4次立川あいあいプラン21、
地域活動に関すること:
立川市社会福祉協議会
地域総務課 地域活動推進係
電話:042(529)8300(直通)
立川市 福祉保健部 福祉総務課
〒190-8666 東京都立川市泉町1156番地の9
電 話 042(523)2111(内線1491)
042(528)4799(直通)
FAX 042(529)8676
Eメール [email protected]