旅行業者に対する集中的な立入検査の結果について平成２８年４月２２日京都府商工労働観光部観光振興課 Tel：075－414－4843 Fax：075－414－4870 平成２８年１月１５日に長野県で発生した貸切バスの事故を受け、観光庁から都道府県に対し、集中的な立入検査を実施するよう依頼ありました。京都府においても、京都府知事登録の旅行業者のうち貸切バスを使用したスキーツアーを実施している又は貸切バスを使用した募集型企画旅行に係る取扱金額が大きいの５業者に対し、旅行業法第２６条第３項に基づく立入検査を実施しましたので、その結果ついてお知らせします。なお、観光庁においては、平成２８年４月１１日に第一種旅行業者に対する立入検査結果を公表しているところです。記１検査の概要 ○検査対象貸切バスによるスキーツアーを実施している又は貸切バスを使用した募集型企画旅行に係る取扱金額が大きい第２種、第３種旅行業者 ○実施日平成２８年２月１６日、１９日、２６日、２９日 ○実施した旅行業者数５業者（第 2 種旅行業者：3 業者第 3 種旅行業者：2 業者） ○行政指導件数延べ９件（うち行政指導対象旅行業者数４業者）～京都府報道発表資料～京都府広報監まゆまろ２行政指導の対象となった事例 ① 旅行業登録票非掲示１件 ② 旅行業務取扱料金表非掲示２件 ③ 旅行業約款非掲示１件 ④ 事故発生時の緊急連絡体制表未作成２件 ⑤ 旅行業務取扱管理者不選任１件 ⑥ 取引条件説明書面の不交付１件 ⑦ 契約書面の不交付１件３今後の対応 ① 行政指導の対象となった事業者からの文書による報告を受け、改善状況を確認します。 ② 全ての京都府知事登録旅行業者に対し、旅行業法の遵守について改めて通知します。 ③ 今後も随時事業者に対し、立入検査を実施いたします。＜参考＞京都府知事登録旅行業者数（平成２８年４月 1４日現在）第２種旅行業者：５７業者第３種旅行業者：１５８業者合計：２１５業者同法第２６条第３項（抜粋）観光庁長官は、第 1 条の目的を達成するため必要な限度において、その職員に旅行業者などの営業所若しくは事務所（中略）に立ち入り、帳簿書類その他の物件を検査し、又は関係者に質問させることができる。 →同法施行令第５条により、第２６条第３項に規定する観光庁長官の権限に属する事務は、これらの旅行業または旅行業代理業者を営む者の主たる営業所の所在地を管轄する都道府県知事が行うこととすると定められている。