平成 28 年度山形県子どもの生活・学習支援事業企画提案募集要領 1 事業の目的 ひとり親家庭の子どもは、親との離別・死別等により精神面や経済面で不安定な状況 に置かれるとともに、日頃から親と過ごす時間も限られ、家庭内でのしつけや教育等が 十分に行き届きにくい。 このため、このようなひとり親家庭の子どもが抱える特有の課題に対応し、貧困の連 鎖を防止する観点から、ひとり親家庭の子どもに対し、放課後児童クラブ等の終了後等 に、基本的な生活習慣の習得支援、学習支援や食事の提供等を行い、ひとり親家庭の子 どもの生活の向上を図るとともに、県内の市町村が事業を実施するためのモデルを提示 することで、ひとり親家庭の子どもを地域で支える仕組み作りの基礎とすることを目的 とする。 2 事業の内容 事業の内容は、別添「平成 28 年度山形県子どもの生活・学習支援事業業務委託仕 様書」のとおりとします。 3 提案上限額 年額 3,305,000 円(消費税及び地方消費税の額を含む)を上限とします。 4 応募資格要件 (1)応募資格 応募者は、次に掲げる要件をすべて満たす団体とします。 ① 県内に本社又は主たる事務所を有すること。 ② 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4第1項の規定に該当 しないこと。 ③ 山形県税(山形県税に附帯する税外収入を含む。 )又は消費税を滞納してい ないこと。 ④ 山形県競争入札参加資格者指名停止要綱(平成 15 年4月1日施行)に基づ く指名停止措置を受けていないこと。 ⑤ 次のいずれにも該当しないこと。 イ 役員等(入札参加者が個人である場合にはその者を、入札参加者が法人で ある場合にはその役員又はその支店若しくは契約を締結する事務所の代表 者をいう。以下同じ。)が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 (平成3年法律第 77 号)第2条第6号に規定する暴力団員(以下この号に おいて「暴力団員」という。)又は暴力団員でなくなった日から5年を経過 しない者(以下「暴力団員等」という。)であると認められる者。 ロ 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に 規定する暴力団をいう。以下同じ。 )又は暴力団員等が経営に実質的に関与 していると認められる者。 ハ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者 に損害を加える目的をもつて、暴力団又は暴力団員等を利用する等したと 認められる者。 ニ 役員等が、暴力団又は暴力団員等に対して資金等を供給し、又は便宜を供 与する等直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関 与していると認められる者。 ホ 役員等が暴力団又は暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有して いると認められる者。 (2)失格事項 提出された企画提案書が次のいずれかに該当する場合やその他不正な行為があった ときは失格とします。 ① この要領に定めた資格・要件が備わっていないとき ② 提出書類受付期限までに所定の書類が整わなかったとき ③ 提出書類に記載すべき内容が記載されていないなど企画提案書がこの要領等で 示した要件に適合しないとき ④ 提出書類に虚偽又は不正があったとき ⑤ 提案の内容が提案上限額を上回るとき 5 提出書類及び提案方法 (1)提出書類 ①参加申込書(様式第1号) ②企画提案書(様式第2号) ③提案事業者概要説明書(様式第3号) ④経費見積書(様式第4号) (2)提出方法 9の問い合わせ先まで郵送又は持参してください。 なお、郵送の場合は、簡易書留郵便等の確実な方法によるものとし、5月2日(火) の午後5時までに到着したものに限り、受け付けます。 (3)提案期間 平成 28 年4月 19 日(火) から5月2日(火)までとします。 ※ただし、土日及び祝日を除く。 (4)受付時間 受付時間は午前9時から午後5時まで(正午から午後1時までを除く)とします。 (5)その他 提案は1業者につき、1提案とします。なお、提出部数は4部とし、提案に係る 経費は提案者の負担とします。また、提出された企画提案書等は返却しません。 6 企画提案書の選定 (1)選定方法 県は提案のあった事業企画の内容について、県が設置する企画提案書審査委員会 において、応募者から提出のあった企画提案書の内容を、次の審査基準に基づき審 査した上で選定します。 なお、提案者が1者のみである場合であっても、審査員の評価結果(平均 50 点 以上)により、契約目的を十分に達成できるものであると判断できるときは、当該 者を最優秀提案者として選定します。 提案者がない場合には、一旦プロポーザルの実施を中止し、業務内容等について 再検討のうえ、改めて募集を行います。 (2)審査項目と審査の視点 項目 着眼点等 ○ 実施方針は、本事業の趣旨に合っているか。 ○ 事業内容に関する理解度はあるか。 ①実施方針 ○ 開催時期や開催場所は、対象とする子どものニ ーズに合ったものとなっているか。 ○ ひとり親家庭の子どもが抱える生活習慣上の ②生活指導 課題に応じた適切な指導を行うための工夫がさ れているか。 ○ 子どもの進捗状況等に合わせた効果的な支援 方法となっているか。 ③学習支援 ○ 学習支援に適した支援員を確保するなど、効果 を高めるための工夫がされているか。 ○ 子どもの状況に応じた提供の内容になってい るか。 ○ 地域の農家、食品会社及びフードバンク等から ④食事の提供 協力を得る体制が整っているか、また体制を整 えるよう努めているか。 ○ 衛生管理等に十分配慮しているか。 ○ 周知・広報は、利用者の拡大に向けて効果的な ⑤周知・広報、利 ものとなっているか。 用状況の把握等 ○ 利用者の満足度や要望等を定期的に把握し、事 業効果を高めるための工夫がされているか。 ○ 業務内容を実現できる実施体制があるか。 ○ 業務に有効な知識、ノウハウ等を有している ⑥実施体制 か。 ○ 業務に要する経費の積算は妥当か。 ○ 関係機関との適切な連携は図られているか。 配点 係数 10 点 1 10 点 2 10 点 2 10 点 2 10 点 1 10 点 2 7 質問・問い合わせ (1)質問・問い合わせ方法 ①質問・問い合わせは、9の担当部局あてFAXまたは郵送にて、問い合わせて ください。 ②質問の様式は任意としますが、事業者名、担当者の氏名、及び電話/FAX番 号を必ず明記してください。 (2)質問・問い合わせへの回答 質問への回答は、当該質問をした提案者に対して文書で回答します。 8 委託契約の締結 6により選定した団体と県で、事業の委託契約を締結します。 9 担当部局・問い合わせ先 〒990-8570 山形市松波二丁目 8 番 1 号 山形県 子育て推進部 子ども家庭課 母子父子福祉担当 ℡ ; 023-630-2263 Fax ; 023-632-8238
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